みなさん、こんにちは。
測量部のNです。
今回は、皆さんの身近にある測量技術について紹介します。
特に身近な「スマートフォン」に測量技術が活用されているのはご存じでしょうか?
日本人の6割が使用しているといわれている「iPhone」の機能についてスポットを当てて紹介します。
測距技術「LiDAR」とは?
「LiDAR(Light Detection and Ranging)」とは、レーザー光を使って物体までの距離を測る技術です。
この技術は、主に自動運転車やドローンのセンサーなどに使われていましたが、iPhoneにも搭載され、今では誰でも手軽に測定できるようになりました。
オービットでも保有している測量用のレーザースキャナと同じ技術がスマートフォンに採用されているのは驚きですね。
「LiDAR」で何ができるの?
本格的な測量用の「レーザースキャナ」ほど緻密な情報を得ることは難しいですが、ちょっとしたものを測量するのには非常に便利です。
みなさんの生活で使える場面を紹介します。
自宅の部屋の寸法を測る
引っ越しや模様替えの時、部屋のサイズが分からないことがありませんか?
そんな時に「LiDAR」を使って部屋の高さや長さ、幅を素早く計測することができます。
一人で、メジャーを使って計測するよりも簡単なので一人暮らしの方にとっては非常に頼もしい機能ですね。
AR「拡張現実」との組み合わせ
ゲームやアプリが「LiDAR」に対応していると、よりリアルな映像が見られます。
これは、ポケモンGOやAmazonでも採用されています。
例えば、自分の部屋にキャラクターを登場させたり、家具を配置したりすることができます。
iPhoneのカメラで撮影をしながら、「LiDAR」で部屋や机などを計測します。
すると、実際には存在しませんが画面上に実際のサイズで表現されます。
実際のサイズが表示されるので、キャラクターをリアルに感じられたり、家具を配置した時の状況を正確に確認したりすることができます。
まとめ ~実は使ってる?スマホの中の測量技術(LiDAR編)~
いかがだったでしょうか?
意外にも皆さんの身近に測量の技術が使用されているのは驚きでしたね。
生活の中でも、測量のように精度が高いものを表示することができれば、より便利になりますね。
オービットでは、このような測量技術「3次元測量」を得意としています。
生活空間だけでなく、市街地や自然を本格的に計測してみませんか?