お疲れさまです!第一鉄道です🚃
以前の記事で “重機アタッチメントの進化” を取り上げましたが、今回は 仕事道具そのものの進化 にフォーカスします!
その名も… 犬釘抜き機 です!
■ 犬釘って何?
まず、ほとんどの方が「犬釘って何?」と疑問を持つと思います。
犬釘とは、レールを枕木に固定する、ずんぐりした大きな釘のこと。
犬の形に似ていることからそう呼ばれています。
交換やメンテナンス時には古い犬釘を抜き、新しい締結装置へ取り替えます。
■ これまではバール+てこの原理
1本およそ10秒。
バールを犬釘に掛けて体重をかけ、てこの原理で「グイッ、ギシッ…」と抜き上げる。
固く食い込んでいると何十秒も格闘することもあり、腰や腕への負担は相当でした。
それらを解決するために登場したのが犬釘抜き機です!
↑バールで犬釘を抜いているところです🐶🔧
■ 犬釘抜き機が変えたこと
✨レバーを押し込むだけで油圧がかかり、筋力に頼らず抜ける
✨固い釘でも同じ手順で抜ける
✨前かがみ姿勢が減り、腰・肩への負担を大幅カット
つまり、所要時間はほぼ同じでも “疲れ方” が桁違い。
そして、ベテランも若手も同じ効率で作業できることも大きなメリットです。
■道具が変われば、仕事も変わる
“きつい・危険” のイメージを持たれがちな保線の仕事ですが、 機械化・省力化 は着実に進んでいます。
身体への負担軽減 → 長く健康に働ける現場づくり
安全性の向上 → ヒューマンエラーの減少
私たちはこうした新しいツールを積極的に取り入れ、“働きやすさ” も “鉄道の安全” もどちらもアップデートしていきます🔥
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