こんにちは 福岡県の建設コンサルタント 株式会社オービット 設計部のOです。 今回は過去に関わった事業の紹介です。 先日に夏季休暇で遊びに出かけ、西鉄(西日本鉄道)天神大牟田線の駅の一つである下大利駅を通りかかった際に、ロータリーの工事を見かけました。 西鉄の事業について少し長い説明になりますが、天神大牟田線の春日原駅から下大利駅の約3.3kmの沿線地域は、春日市や大野城市の位置する福岡都市圏南部の交通・商業の拠点であり、両市の玄関口となっています。 (画像は福岡県のサイトより抜粋) 事業区間.png ですが、この区間には12箇所の踏切があり、踏切遮断時間が1日当たり概ね7~8時間、ピーク時は1時間当たり概ね35~40分間(2009年での福岡県による調査結果)でした。 このため、慢性的に交通渋滞が発生しやすい状況となっていました。 そこで、交通渋滞の改善を図るために、この区間を連続的に高架化する工事が2011年から進められていました。 なお、2022年には高架への切り替えが完了し、交通渋滞や踏切事故が解消されています。 (写真はグーグルマップのストリートビューより抜粋) 高架の状況-2.jpg オービットではこの高架化の事業の一つである下大利駅西口のロータリーの改良に関する設計を2018年~2019年に行い、発注者である大野城市にて開催された地元住民を対象としたワークショップ(参加者が主体的に関与する体験型の講座)に参加したりもしました。 現在の西口はこんな感じで、工事が着々と進んでおり、完成がとても楽しみです。 IMG_2025-08-16-16-30-02-627.jpg ちなみに工事前である去年はこんな感じでした。 (写真はグーグルマップのストリートビューより抜粋) 下大利駅の事業-2.jpg 今回は私が過去に関わった事業が、実際に形となり始めていることがとてもうれしかったので、紹介させていただきました。 地図に残る仕事ができるオービットでみなさんも元気に働くことをお待ちしています。