1. 「未経験OKなのに落ちた」と感じたあなたへ
「未経験OKって書いてあったのに、落ちた」
そう感じたことがある人は、少なくないと思います。
思わずこのタイトルを見てクリックしてくれた方、ありがとうございます。 株式会社フィネスの人事担当です。
採用の現場にいると、
「未経験OKって本当なんですか?」
「未経験歓迎って書いてあるのに、なぜ落ちたんでしょうか?」
という声を、よく耳にします。
2. 結論:「未経験OK」は嘘ではありません
結論から言います。
「未経験OK」は嘘ではありません。
ただし、 誰でも無条件に採用される、という意味でもありません。
この違いが分からないまま転職活動をすると、 「期待して応募したのに落ちた」という感覚が残ってしまいます。
今日は、人事の立場からその“本当の意味”を正直にお話しします。
3. 実は「未経験」には3種類あります
まず知っておいてほしいのは、
求人に書かれている「未経験」には、意味の違いがあるということです。
① 業界未経験
他の業界での社会人経験はあるけれど、その業界自体が初めての場合。
② 職種未経験
業界経験はあるものの、職種が初めての場合。
③ 完全未経験
業界も職種も初めて。 新卒入社や、働いたことがない方からの挑戦です。
求人に「未経験OK」と書かれていても、 どの未経験を想定しているかで、見られ方は大きく変わります。
4. 「未経験OK」=何も準備しなくていい、ではありません
業界未経験・職種未経験の場合、
企業が見ているのは「これまでの経験をどう活かせそうか」です。
- どんなスキルを身につけてきたのか
- それをこの仕事でどう活かそうとしているのか
ここを自分の言葉で説明できる人は、未経験でもしっかり評価されます。
一方で、業界・職種ともに完全未経験の場合、企業が見ているのは、意欲と準備の量です。
- 自分なりに業界や仕事を調べているか
- 入社後に学ぼうとしているか
- なぜこの仕事なのか考えているか
この差は、面接の中ですぐに伝わってきます。
5. 【実例】完全未経験でWebマーケターとして採用した話
実際に、完全未経験でWebマーケターとして入社した男性がいます。
20代・営業経験者。
「マーケターになりたくて転職活動をしていたけれど、完全未経験という理由で、なかなかご縁がなかった」と、面接で話していました。
正直に言うと、話を聞けば聞くほど、
「この人、すごく欲しい…」と思った人材でした。
理由はとてもシンプルです。
企業研究が、圧倒的に群を抜いていました。
フィネスに関する記事はすべて読んでいたそうです(笑)
それだけでなく、
かなり調べないと出てこないような記事まで読んでいて、その内容について具体的な質問がありました。
さらに、
フィネスの商品を実際に購入し、試した上での話もしてくれました。
そして何より印象に残ったのは、
「本当にマーケターになりたい」という強い意志と行動力です。
- オンラインでマーケティングのセミナーを受講
- マーケティングの本を片っ端から購入して読む
- オンラインコミュニティに参加して学ぶ
「未経験だから」と止まるのではなく、すでに行動している人でした。
結果として、
社内では満場一致でのスピード採用。
ちなみに彼は、入社2か月目からプロジェクトを任され、今ではWebマーケターとしてバリバリ活躍してくれています。
6. 人事が見ているのは「可能性の根拠」
未経験者を採用するとき、企業は「期待」で採用します。
ただしそれは、
根拠のない期待ではありません。
これまでの経験、考え方、行動から「この人は伸びそうだ」と思えるかどうか。
だからこそ、本当に未経験でも採用されている人がいます。
7. 最後に
「未経験OK」という言葉は、挑戦のチャンスがある、という意味です。
でも、何も考えなくていい、何も準備しなくていい、という意味ではありません。
もし、「未経験OKなのに落ちた」と感じたことがあるなら、それは能力不足ではなく、準備や伝え方の問題だった可能性もあります。
未経験でも、ちゃんと選ばれている人はいます。
その違いを少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
