当社の工場と横浜にある実寸大のガンダム。 テンションが上がってしまい、調子に乗ってちょっと画像をはめ込んでしまった。

製造業を営む者なら、きっと誰もがこのような画を夢想したことがあるかと。そして私は実現させてしまったのだ。小学生の頃からガンダムという作品に憧れ?信仰??な世代の私にとって、この第四工場の建設を決めた時から譲れない想いがあった。それは…絶対的に見かけだけでも【ガンダム】な配色をと。毎朝この第四工場を見るとンションはかなり上がるのは言うまでもない。

【第四工場、大地に立つ!!】参照

先日、一度は間近で見たかった横浜にあるGUNDAM FACTRYにお邪魔してきた。静岡からお台場に移設して今回は横浜。簡単に説明するとこの1/1のガンダムは動くのだ。このガンダムを動かしたいという子供が考えそうであり、壮大なプロジェクト。その経緯が、NHKのドキュメントで放送されてるのを見た。参画された企業の苦労と努力と達成という姿を見た時に何だろ?ジワリと胸を打たれてしまった。そして無性に羨ましかった。プロジェクトに携わった日本を代表する企業(9社が参画されている)の開発風景は大変そうではあるが、スタッフはどことなく誇り高く楽しそうでもあり。改めて働くってなんなんですかね?って思ったりもしたりして。

今さらながら機動戦士ガンダムという作品は、ヘタレな主人公のアムロが、周囲とぶつかりながらも、出会いや経験を積むことで変わり、才能が開花する事によって大嫌いだった職場(?)であるホワイトベースにおいて自分の居場所や役割を見つていく。そして終盤には仲間を思って死をも辞さず、守り闘いそして涙するにまでになるという物語。

その姿に私自身が大いに影響を受けた。役立たずだった彼は自分で居場所を作ったんだというところに。自分の才能(戦争でってのは悲しいけど)を見つけて、それを周囲に認めさせていく。その一連の行動によって主役のアムロは責任感が芽生え成長する。そして最後には唯一無二の存在になっていく。衝撃的だった。そんな主人公は今まで見たことなかったので。これまでは青春むき出しの激熱一本気な主人公しか見たことなかった私にとって、ある意味社会のリアルを見させられた気分だったのだ。 影響を受けた私はこう思うのに至る。結局、自分の居る場所を心地良くしたいと願うならば、他人から用意されては無理なんだ。それは自分でしか作れないんだと。逆を返せば楽しくも詰まらなくもするのも自分次第なんだなぁと。嫌なら逃げてもいいんだけどそれも自分次第。つまりは自己責任って言葉を覚えられたのはアムロのお陰だった。当時16歳のアムロは59歳か。感謝したいけど考えてみれば彼は未来の人だったね(笑)。

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