自作キーボードというものをご存じでしょうか。 テレビで紹介されたり雑誌の連載始まったりと最近はそこそこ広まってる……ような気がしますが、読んで字のごとくPCなどで使用するキーボードを作っちゃうというものです。
トップの画像は私が職場で使用している自作キーボードです。 まだまだ見た目も造りも色々と微妙で直したいところがいっぱいあるんですが、それでも自分好みに設計しただけあって今ではこのキーボードじゃないと違和感がある程度には馴染んでいます。 (同じ趣味の方はピンときそうですが、 foostanさんの corne を参考に自分の好みに合わせて作りました。)
さてこのキーボードなんですが、自作キーボードをあまり見たことが無い人にとっては2つに分割された形状がとても奇妙に思えるのではないでしょうか。
これが結構良いんです。
左右分離したキーボードは手の位置を比較的自由に決めることができるため、肩が窮屈にならずに楽な体勢でキーを打つことができます。 今ではノートPCのキーボードを使うと、肩が少し窮屈さを感じるようになりました。
健康のために分割キーボードを使用しているという記事はネット上でちょこちょこ見かけます。 山口さんの記事によると、分割キーボードは人間工学の分野で研究されてて実際効果があるよーってことみたいです。 以下引用。詳細は元記事などを読んでいただければ。

探してみると分離型キーボードの利点を長年の多くの研究を踏まえてDevid Rampel [Rampel, 2008]が整理していました。詳細は論文に譲るとして、多くの実験から著者は分離型キーボードは生産性には大きく寄与しないが、その主な価値は健康状態(上肢の各筋の痛みや疲労)を改善することにあると結論付けています。またその効果は4ヶ月以上の使用でようやく観測されるともしています。
元記事: https://ymotongpoo.hatenablog.com/entry/2020/12/08/000000 論文: https://journals.sagepub.com/doi/10.1518/001872008X312215
そんなわけで、一日中キーボード触ってるような方は分割キーボードを使うとちょっぴり楽になるかもしれないのでオススメです!

……オススメなのですが困ったことにオススメできるキーボードがあまり市販されていません。 「日本語配列の分割キーボード」というものがあまり市販されていないのです。 (昔はあったみたいなんですけど)
「エルゴノミクス」をキーワードに追加して検索すれば、左右のキーをハの字に配置したキーボードを見つけることができます(2021年11月現在、Microsoft / Logicool / サンワサプライなどが出してるようです。) 自由な配置こそできませんが、このタイプでも肩を少し開いた感じでタイピングすることはできますので肩こりの軽減に効果がある、かもしれません。
↓こんなのです。 ロジクール: https://www.logicool.co.jp/ja-jp/collections/ergo-keyboard-mouse-headset-webcam-combo.html マイクロソフト: https://www.microsoft.com/ja-jp/d/microsoft-ergonomic-keyboard/93841ngdwr1h サンワサプライ: https://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=SKB-ERG6BK

――ほんとはこういう配置のキーボードが欲しいけど売ってないなぁって時こそ自作がオススメ!と言いたいところなんですが、正直対費用効果が高いとは思えないのでオススメしづらいんですよね。 一応、一般的な日本語配列の分割キーボードはいくつか制作キットが存在しているので、お金と時間をある程度使ってもいいから欲しい!ってなった人は、挑戦してみるのもありかも。 (予算は”こだわらなければ" 2~3万円くらい、時間は半田ごてが特別大嫌いとかでなければ半日~2日くらい)
この記事は Rakka v0 (自作) / Everglide Oreo で書かれました。