第11回目のおすすめの本をご紹介していただくのはエンジニアのJTさんです(入社1年目)
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当初はマーフィーの法則でも紹介しようかと思っていましたが、 絶版で近くの図書館にもありませんでしたので別の本を紹介します。
今回私がおすすめするのは北方謙三の「水滸伝」です。
水滸伝といえば、北宋末期、108星の英傑が梁山泊に集い、悪徳官吏い、最後に朝廷に帰順する物語ですが、本作では「替天行道」の志のため、宋を打倒する革命の物語として、大胆に再構築されています。
革命組織を作り上げるべく奮闘する好漢たちと、それを阻止せんとする朝廷側の秘密結社の謀略戦、ついに立ち上がった反乱軍と、それを討伐せんとする官軍との戦いを様々な登場人物の視点からハードボイルドに描かれています。
特に仕事で失敗した日の夜などに読むと、全体的に退廃的な雰囲気の中、屈託を抱えた好漢たちが悩みながらも進む様が心にスーっと効いて、これはいい… そして散り様に泣く。
全般的に男の子が好きなものがいっぱいある感じの作品ですが、登場人物同士の関係性を重視するお姉さま方にも読んでもらいたいなと個人的に思っています。
仕事終わりの街灯の下か、酒を準備しながら読むのがいいと思います。