コロナ禍によって、オンライン会議や商談、web面接、リモートワークなど時間的なコストや物理的な距離を短縮し利便性が特化した日常が溢れている。 いつでもどこでも気軽につながることができる関係性が勝って、これで充分!と満足することもある。出勤できないから仕方がないね、と不便だったことも、それが時代の流れとなって、当たり前になってきている。
高齢分野に従事する福祉職とて決して例外ではない。 白寿に近い伯母は、今夏に転倒、骨折し入院。老健(介護老人保健施設)で生活することになるも在宅復帰は難しく、ホスピスケアが適当と医師より説明がなされた。 伯母には会えず、医師の話の内容を一致させるために、彼女がどのような気持ちでいるのか、どんな日常なのか......顔を合わせて確かめたい。 大切な人と会うことが、こんなにも難しい世の中になったのかと改めて痛感した。 直接話すことが難しい日々が続いて、画面越しやマスク越しの対話。映像が途絶えたり、聞こえづらかったり...よくわからなかったり、お互い上手く伝わらないくて途中で諦めモードになったりする自分もいた。 自分自身、便利なことを受け入れるあまりに本当に「伝える」ことの意味を軽んじてはいまいかと自問自答を繰り返す日々が続く日々は今もなお続いている。
あなたは今、伝えたいと思う相手に伝えることができていますか?