家庭での様子、「きらり」での様子、学校や園での様子… 子どもたちはいくつもの顔を持っています。
しかし、大人だっていろんな顔を使いまわしています。 けれど、どうしても 今ここにいるその子の様子だけを全てだと思ってしまう節があります。
我儘をいって困らせる子。 気に入らない事があると物に当たる子。 人の話を聞かずにそっぽを向く子。
なんでこんな簡単なことを理解できないんだろう? どうしてやってくれないんだろう? どうして?なんで?
大人の頭は「?」でいっぱいです。
さて、子どもの頭の中はどうでしょう? 人の話を聞かない子は心惹かれる何かに集中しているのかもしれません。 物に当たる子は気持ちを上手に表現が出来ないのかもしれません。 大人から見た「我儘」は子どもからするとどうしても譲れない部分かもしれません。
大人から見た「こんな簡単なこと」は その子からするととても難しいものかもしれません。 どうしたら出来るようになるかな?がまず第一歩。
私たちは保護者の視点をちょっとだけ変えてもらえるよう 手助けをしたりもします。