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手に確実な職を身につける ~安心できる生活を作るために~

取締役営業部長兼採用担当 石井です。 転職をお考えの皆様、大変ご苦労様です。 実は私も2回転職し、今の会社におります。 最初は外航船の船員でした。 航海士です。 その後今の会社に転職し、9か月過ぎたころに 海上土木の会社に出向になりました。 現場で作業員と働きながらいろいろとやってきました。 3年後に造船所に戻り、現在に至ります。 30歳でした。 転職は大変です。 まず、自分の持っている技術がその

甲板の穴あき修復

錆の影響で船のデッキに穴が空いていました。 船にとって錆は天敵です。 錆を放置してしまうと、鉄板が薄くなり 最終的に穴が空いてしまいます。 穴の空いた部分の周りの錆を綺麗に落とし 新しい鉄板を溶接するのですが、薄くなってしまっている鉄板に溶接はできません。 溶接の熱で薄い鉄板が溶けてしまうからです。 なので、骨組みの上や板の厚い部分を見つけて溶接をします。 錆の腐食の強さは物凄いものだなと改めて実

船体 保護亜鉛の交換

船が上がったらまず亜鉛板を外します。 亜鉛板は、船が腐食してしまわないようにする為のものです。 これを付けておくことで、亜鉛板が身代わりになってくれます。 塗装屋さんが船体を綺麗に洗浄し、 船を塗装したら新しい亜鉛板を取り付けます。 普段は水面の下にあって、見ることができませんが船が上がってみると発見があります。

お昼ごはん(仕出し弁当)

朝、会社に来てから、仕出し弁当を頼むことができます。 おかずと白米で、1食350円、3ヶ月に1回業者さんが変わって380円です。 お味噌汁は会社のまかないさんが作ってくれます。 家からお弁当を持ってきて、味噌汁だけ飲んでもオッケー。 夏はらっきょうが出たり、メロンや梨がデザートに出たり、冬はみかんが置いてあったりして、ささやかな楽しみです。 写真は今日頼んだお弁当の中身。 当たりハズレは私の感覚で

船の姿~陸に上がると 船には個性がある

船は海に浮いてます。 つまり下半分は見えません。 陸に上がるとこんな姿です。 海水に鉄の船が浮いていますと 錆びます。 そして貝殻や海洋生物が付着します。 赤い船底塗料は、カキや海藻がつかないための塗料。 その下には錆止め塗料が塗装してあります。 年間150隻くらい修理しますが それぞれの形があって面白い。 それぞれ個性があるので飽きません。

バックホウ船建造中

港はいたるところにありますね。 港って結構泥で埋まります。 そのようなところを専門に掘る船が あります。 バックホウが台船に乗っていまして 船体から杭を海底に打ち込んで固定します。 私たちの会社の仕事はいろいろで こんな船の建造もやってます。 写真はおおよそ船体が鉄板で組み終わったので 溶接作業を行っているところ。 自分が携わった船が海に出ていくのは 働いた結果が形に残ります。 自分が会社を辞めた

OSV(オフショアサポ-トベッセル)建造中の火災消火装置テスト

 世間は洋上風力発電の設置が進み、造船関係も ちょっと忙しくなってきました。   弊社ではこれらの業務に従事する船を建造しています。 作業船を曳く、物資を運ぶ、消火活動を行う、 海底海洋調査を行うなど多数の仕事をこなす船です。  (普段は地味な船が多いですが)  この船は入社4年目過ぎの若い世代が主力となり、 引き渡しまで各部で頑張っていました。  もちろん鉄工、造機、電気、配管、

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