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福岡県の市町村に係る雑学

 こんにちは、福岡の建設コンサルタント、株式会社オービット 営業部のMです。  高校までを福岡で過ごし、関西で20年、福岡に帰ってきたのが2年前。  少なからぬ期間を福岡で過ごした私でも、知らない場所、読めない地名は数多く。勉強の日々です。  今回は我々が勤務している「福岡県」の「市町村」に係わる雑学を紹介します。 市町村の「数」は47都道府県中5位!  全国には1700を超える、いわゆる「基礎自治体」である市町村(東京の特別区含む)があります。福岡県は面積としては47都道府県中29位と小さいほうになるのですが、県内には60もの市町村があり、これは全国で5位の数になります。  1位は北海道の179市町村で、これは2位の2倍以上となります。2位はやはり広い面積の長野県で77市町村、その後首都圏の埼玉県、東京都と続いて福岡県になります。  ちなみに県内60市町村という数はかなり減った方で、1999年平成の大合併以前には97市町村があり、約4割減少しています。なおそのときも47都道府県中5位でした。 日本で初めて県内に複数の政令指定都市(神奈川県とともに)  県内には北九州市と福岡市という2つの政令指定都市があります。福岡市の政令指定都市への移行は1972年(昭和47年)4月1日ですが、この時神奈川県(川崎市)と一緒に県内に政令指定都市が複数存在する県となりました。  現在は神奈川が3市(横浜、川崎、相模原)、福岡県(北九州、福岡)、大阪府(大阪、堺)、静岡県(静岡、浜松)が2市となっている他、北海道(札幌)、宮城(仙台)、埼玉(さいたま)、千葉(千葉)、新潟(新潟)、愛知(名古屋)、京都(京都)、兵庫(神戸)、岡山(岡山)、広島(広島)、熊本(熊本)の、計15道府県に20市が位置しています。  なお福岡県は県庁所在地以外の市が先に政令市となった唯一の県でもあります。(北九州市:1963年(昭和38年)4月1日移行) 福岡県内市町村の「町」は、ほぼ「まち」と読む  県内に市町村の「町」は29ありますが、このうち遠賀町のみ「おんがちょう」と町の字を「ちょう」と読みますが、それ以外の町は「まち」と読みます。 お隣の佐賀県は逆に10ある町の中で江北町のみ「こうほくまち」と「まち」読みで、その他は「ちょう」読みとなります。  この「まち/ちょう」の読み方、過去に複数の新聞記事にも出ていましたが、原因は地方自治を統括する総務省でもわからないとのことでした。  大まかな傾向では、東日本に「まち」が多く、西日本は「ちょう」が多いとのことですが、北海道は「ちょう」が多く、九州でも福岡、熊本、大分は「まち」が多い…謎は深まるばかりです。  ともかく、市町村を訪れる際には、「まち」がえないように、しん「ちょう」に調べる必要がありますね・・・☺💦 (なお町に対して「村」は殆どで「むら」と読みますが、岡山や宮崎、沖縄など中国地方以西の一部の県で「そん」と呼ぶようです。)  以上、市町村に係る話ばかりでつらつらと書きましたが、改めて福岡県は都市も自然も豊かな、魅力的な地域と思い知らされます。  そんな福岡県の生活を支えるオービットで、一緒に働いてみませんか?  求人への応募お待ちしています。

かたちを変える御堂筋~歩行者天国化

こんにちは、福岡の建設コンサルタント、株式会社オービット 営業部のMです。 先日11月のはじめ、私用で関西に行ってきました。 寄ったついでに大阪のメインストリート、御堂筋へ。 御堂筋では、一部区間で車道スペースだった側道に、自転車道と歩行者空間を整備する社会実験を行っていました。(現在は終了しているようです。) 大阪市によると、車中心から人中心の空間整備を目指すための実験で、将来的には車道を廃し、歩行者空間にすることを目指す、とのことでした。 歩行者空間にはベンチや出店が立ち並び、視覚だけでなく嗅覚や味覚、全身を総動員して楽しさを感じることができる空間になっていました。 中々写真1枚の中には魅力を収めきれません…また機会があれば訪れてみたいですね。 このような空間整備は従来なら困難でしたが、国が令和2年に道路法を改正したことで、道路を単に通行のスペースだけでなく居心地の良い空間にすることが容易になったものです。 昨今ではこのように少子高齢化やSDGsに対応したまちに変えていくために官民が検討を進めています。 オービットも建設コンサルタントとしてインフラ整備に携わっています。まちを変えていくことに興味を持ったらこちらまで

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