記事一覧

【転職体験談 #10】ITエンジニアとして成長できる企業と出会う。Uターン転職を実現したWさんの物語

こんにちは! プラスト編集部のOです。 第10回目となる「みんなの転職ストーリー」。 今回は株式会社クレスコ・ジェイキューブにITエンジニアとして入社したWさんにお話しを聞きました。 記事では”転職におけるさまざまな決断の瞬間”や”転職成功を実現するための手段”が語られています。 転職活動中の方はもちろん、これから始めようと考えている方にとっても、きっと参考いただける転職体験談になっていますので、ぜひご一読ください。 ——理想的な環境に出会う Wさんはクレスコ・ジェイキューブに入社してまだ5か月ほど。入社間もないWさんの目に、同社はどのように映っているのだろうか。 「入社してまず感じたのは風通しの良さですね。社歴や役職に関係なく”さん付け”で呼び合う風土や、常にサポートしてくれる上司・先輩たちの存在があって、入社後の緊張もすぐにほどけました」 「歓迎会も盛大に開いてもらえたし、仕事終わりに数人で飲みに行ったり、BBQ大会が開かれたり、オフで交流する機会があるのもありがたかった。人間関係を構築しやすい環境があるのも当社のお気に入りポイントです」 また、”意欲的な若手社員が多い”という点も、ポジティブにとらえている要素のひとつになっているようだ。 「入社時期が近い人たちと定期的にコミュニケーションを取る機会があるのですが、新言語を学んでいることや携わっているプロジェクトの進捗について、みんなうれしそうに語っているんです。私も感化されて、より意欲的に仕事に向き合えるようになりました」 現環境に満足していると語るWさん。理想的な環境に出会うまでにどんなキャリアを歩んできたのだろうか。Wさんのキャリアの軌跡を紹介します。 ——ネットワークエンジニアからキャリアをスタート 地元福島県の大学院で情報系分野を学んでいたWさん。ある出来事がきっかけで、目指すキャリアが固まったという。 「本格的に自身のキャリアについて考えるようになったのは、東日本大震災がきっかけです。震災による影響で停電や通信障害が発生し、一時、まともな生活を送ることが困難な状況になりました」 「そのような経験から、人々の暮らしを支えるような仕事に携わりたいと思うようにったんです。通信インフラの整備・強化を担うネットワークエンジニアを目指すことに決めました」 就職のために上京したWさん。選んだのは、顧客のシステム開発や運用を一貫して担うSIerと呼ばれる業態の企業だった。そこでネットワークエンジニアとしてのキャリアを歩み始める。 ——居心地良い会社だったけれども… 1社目はとにかく人間関係に恵まれていたという。居心地も良く、10年以上も在籍していたようだ。そこまで働きやすさを感じていたのに、なぜ転職を考えだしたのだろうか。 「以前から、いずれは地元の福島県に戻りたいと考えていました。当時は子どもが1歳で、東京で子育てするのは大変だと実感していたんです。福島だと車移動で楽だし、それに両親に育児のサポートもお願いできる。子育てを含め、今後のことを考えると、今このタイミングで福島に戻るのがいいのではと思ったんです」 「もうひとつの理由は、ネットワークエンジニアの仕事をやりきったという感覚があったからです。10年の間に下流工程から上流工程まで一通り経験しました。ITエンジニアとして、違った分野で新たなスキル・知識を身に着けたい、成長できる環境に身を置きたいという思いが強まったのも、転職に踏み切った大きな理由です」 早速、働きながら転職活動を開始したWさん。転職エージェントから情報収集をしつつ、自身でも複数の転職サイトに登録し、企業探しを進めていたようだ。 「何社か気になる企業に応募し、半数ほどは面接まで進んだのを覚えています。そして、最終的に内定が出たのは、福島の企業と東京の企業の計2社でしたね」 「実は、妻はまだ東京にいたかったようで、一応東京の企業も受けていたんです。でも、私としては福島で働きたかったし、福島の企業の業務内容に大きく惹かれていました。なんとか妻を説得し、Uターン転職を実現させました」 ——入社後ギャップを感じる転職に 2社目は事業会社で、ITエンジニアとして会社のDX化を進めるポジションを任されることに。念願のUターン転職、そして新たなキャリアへの挑戦を実現し、意気揚々と入社日を迎えたWさんだが、そこには思いがけないギャップが待ち受けていた。 「率直に言うと、イメージしていた業務内容と違ったんです。会社のDX化を進めるにあたり、技術的な部分はすべて外注していて、私はイチ発注者といった立ち位置でした。ITの開発スキルを磨きながら、DX化を主導するポジションだと思っていただけに、業務内容に大きなギャップを感じてしまいました」 違和感を抱えながらも、2社目には1年3ヵ月ほど在籍したWさん。しかし、自身が希望する業務内容とのマッチングを目指し、2回目の転職に踏み切ることとなる。 ——求人にはない情報を知り、志望度が上昇 以前と同様に、エージェントでの情報収集に加え、転職サイトを利用していたWさん。マイナビ転職でクレスコ・ジェイキューブの求人を発見したことが転機となる。 「テレワークなど、働き方に関するワードで検索をして発見したのがクレスコ・ジェイキューブの求人です。求人ページには、社員がブログを投稿しているプラストページへのリンクが付いていました」 Wさんはよくわからないままにリンクをクリック。そこには、求人には記載されていない社員の生の声が集められていた。 「プラストでは、郡山オフィスの社員インタビュー記事も複数投稿されていました。東京本社の情報だけではなく、自身が希望する勤務地のオフィス風景や社員の生の声を知ることができたことはうれしかった。応募判断に大きく役立ちました」 そして、まさにWさんが知りたかったことが紹介されていた。 「記事では、社員がどんな業務に携わっているかも紹介されていました。旅行会社や運送会社向けに、さまざまなシステムを開発していることがわかり、『ここならITエンジニアとして新たな挑戦ができる!』と実感しましたね」 ——面接で不安や懸念が払拭される 業務内容も勤務地も条件も申し分なかった。Wさんはすぐに応募し、一次面接に進むことに。面接時の対応も非常に好感が持てたという。 「2社目での失敗を繰り返さないために、私が携わりたい業務内容や将来のビジョンを詳細にお伝えしました。面接官の方からも、丁寧に私に求める役割を説明いただき、両者の思惑がマッチングしていることがわかった。視界が一気にクリアになったのを覚えています」 「最終面接では社長ともお話しできたのですが、とてもフランクに接していただいたのが印象に残っています。今思うとまさにクレスコ・ジェイキューブの雰囲気を体現しているなと。面接中に『内定を出そうと思っている』と告げられた時は、本当にうれしかったですね」 社長の宣言通り、すぐに内定の通知が届いたという。2社目の経験から慎重に転職活動を進めていたWさんだが、何の迷いもなく内定を承諾した。 ——わくわくしながら働ける環境 Wさんがクレスコ・ジェイキューブ社の転職に満足いっていることは冒頭で紹介した通り。Wさんに現況について伺ってみた。 「現在は入社後3ヵ月の研修を終え、とあるプロジェクトにアサインされています。上司や先輩のサポートのもと、OJTで業務にあたっています」 「プロジェクトによっては、東京の本社所属の人とチームになることもあります。そういった場合はWeb上でコミュニケーションを完結しなければならず、もう少し慣れが必要だと感じている部分ですね」 仕事だけでなく、その進め方まで初めてのことが多いと語るWさん。その表情には戸惑いではなく、よろこびが映って見えた。 「今はプログラマーとしてのスキルを磨いている段階。先輩や上司のサポートがなくとも仕事ができるまでに早くなりたいですね。当社は実にさまざまな業界向けにさまざまなシステムを提供しています。これからどんどん経験を積めると思うので、とてもわくわくしています」 《編集後記》 一度はうまくいかなかったものの、2回目の転職で理想的な環境を手に入れたWさん。ITエンジニアとして成長したいという思いは、取材中にもひしひしと伝わってきたのですが、その思いこそがクレスコ・ジェイキューブ社との出会いを引き寄せたんじゃないかと思える取材でした。 プラストに投稿されている株式会社クレスコ・ジェイキューブの投稿には、仕事場の雰囲気や人間関係の良さを感じられる記事が少なくありません。下記リンクより求人だけでは知り得ない魅力をぜひ感じてみてください。 ▶株式会社クレスコ・ジェイキューブの記事はコチラから! ▶株式会社クレスコ・ジェイキューブのHP 【バックナンバー】 ・Mさんが株式会社オールへの入社を決めた3つの理由 ・30代中盤からITエンジニアへの転身を実現したKさんの物語 ・業種・職種の先入観を捨てることができ、理想の環境を手に入れたMさんの物語 ・やりたいことを深堀りした結果、短期間で転職を実現したUさんの物語 ・経験も知識もゼロからの出発。専門性の高い理系仕事に挑戦したIさんの物語 ・2回目の転職で、希望通りの環境を手に入れたMさんの物語 ・「好きなことを仕事に」を実現したMさんの物語 ・100名以上の応募者の中から内定を勝ち取ったHさんの物語 ・後悔を恐れず決断し、希望通りのキャリアを築いたIさんの物語

【転職体験談 #9】後悔を恐れず決断し、希望通りのキャリアを築いたIさんの物語

こんにちは! プラスト編集部のOです。 第9回目となる「みんなの転職ストーリー」。 今回は株式会社パワーユニオンの製造課で、機械メンテナンスを担当しているIさんにお話しを聞きました。 記事では”転職における様々な決断の瞬間”や”転職成功を実現するための手段”が語られています。 転職活動中の方はもちろん、これから始めようと考えている方にとっても、きっと参考いただける転職体験談になっていますので、ぜひご一読ください。 ——はじめての転職を決断した瞬間 Iさんは右手の親指でコインをおもいっきり真上にはじいた。 空中に投げ出されたコインが、吸い込まれるように手もとに落ちてくる。 「考えても考えても、会社を続けるべきか辞めるべきかで悩んでしまう。最終的に、コイントスにゆだねることにしました。これだけ悩むってことは、どちらを選択しても後悔しないだろうと思ったんです」 落ちてきたコインを素早く左手の甲と右手の平で挟み込みんだIさん。 「コインの表が出ればこの会社で仕事を続ける。裏が出れば辞めて転職すると決めていました」 ゆっくりと右手を離して恐る恐る確かめてみると、コインは裏を向いていた——。 Iさんは、工業高校を卒業してから数年間勤めた繊維メーカーを退職し、はじめての転職へと踏み切る決心をした。 ——機械メンテナンスのキャリアを歩みたい 実は、1社目の繊維メーカーでの仕事はとても充実していたと語るIさん。なぜ、転職という選択肢を取ったのだろうか。 「1社目では工場内の機械メンテナンスを担当していました。オフの時間に急な呼び出しがあるなど、不満を感じることがなかったと言えば嘘になります。でもそれ以上に、大きな仕事を任せてくれる文化があって、やりがいを感じる瞬間が多かったんです」 「それでも転職を考え出したのは、会社の経営が傾いて大幅な配置換えがあったから。機械メンテナンスのキャリアを歩みたいと思っていたのに、ライン作業をする部署に異動となり、がっかりしました」 この先長く働くことも、希望のキャリアを歩むことも無理だと悟ったIさん。迷いに迷ってコイントスをした結果、新たな職場へと活躍の場を移すことになる。 ——うまくいかなかった2社目、成功した3社目 Iさんが2社目に選んだのは製菓業界向けの機械設備メーカー。しかし、想定した通りとはいかなかったようだ。 「主に機械メンテナンスを担当するサービスエンジニア職として入社しました。でも実際は、お客様に対して自社の製品を紹介するという営業職の側面が強い仕事だったんです」 希望の業務内容でないことに加え、営業には向いていないと感じていたIさん。さらに社内の人間関係も良くなかったようで、1年で退職することを決断した。 「また営業要素がある仕事だと長続きしない。工場内での仕事ならそんなことにはならないだろうと考えました。だから3社目に選んだのは、自社工場でリサイクルプラスチックを製造している企業。工場内だけで働く機械オペレーターとして入社しました」 3社目では仕事にやりがいを感じることは多くなかったようだが、人間関係が抜群に良かったという。 「同世代が多かったこともあってか、とにかく気が合う人が多かったんです。冗談を言い合ったり、からかいあったりと、毎日をとても楽しく過ごしていました。本当に居心地がよかったですね」 ——会社の雰囲気を知り、安心して応募に踏み切る 当時、まったく退職する気はなかったと語るIさん。だが3社目に入社して数年が経った後に転機が訪れる。 「親が体調を崩してしまい、だんだんと実家に戻りたいという想いが強まってきました。同じ県内ではあるんですが、実家から会社は距離があり、毎日通うとなるとすごく大変なんです。だから、転職という選択肢は自然と浮かんできました」 今までの転職活動で、Iさんはハローワークを活用してきた。3回目となる今回は、転職サイトを利用することに。パワーユニオンの求人はマイナビ転職で確認したという。 「働きながら転職活動をしていたので、いつでも面接に行けるというわけではありません。応募先は厳選に厳選を重ねていましたね。パワーユニオンは実家からの距離も近く、機械メンテナンスの職種で募集していることもまさに理想通りでした」 パワーユニオンがプラストで投稿していた記事も、応募の決め手のひとつになったようだ。 「社員の人柄が伝わるインタビュー記事や、社内の様子がわかる職場紹介記事が投稿されていました。2社目を退職した要因のひとつが人間関係だったので、社員や会社の雰囲気を事前に知ることができたのは、応募の判断材料としてとても大きかったですね。安心して応募したことを覚えています」 ——理想の仕事であることを確信 Iさんは無事にパワーユニオンの面接に進むことになる。面接時には同社に対してどんな印象を抱いたのだろうか。 「まず、面接会場に入って目を引いたのは、面接官の方々がSDGsのバッジを付けていたことです。率直に『しっかりしている会社なんだな』と好感を持ちました」 「面接官の方々の誠実な姿勢も好印象でしたね。お客様が稼働している分、土日が出勤日になることもあるなど、マイナス面ととらわれかねない実態を丁寧に説明してくれたんです」 「私からは、2社目での経験を正直に話し、営業的な仕事に向いていないことを告げました。仕事に対する認識合わせができ、入社意欲が上がったことを覚えています」 最終的にパワーユニオン含め2社から内定が出たIさん。もともとの希望である機械メンテナンスの仕事であること。そして、面接での印象が良かったことからパワーユニオンに入社することを決める。 ——スパッと決断し、行動することが大切に パワーユニオンへの転職で、希望通りのキャリアを歩めるようになったIさん。しかし、新天地でのスタートは期待ばかりというわけではなかったようだ。 「経験がある分、メンテナンス業務に関して不安はありませんでした。ただ、パワーユニオンでの業務では溶接も担当すると聞いていました。溶接は初めてになるのでそこは心配でしたね」 しかし、その不安もすぐになくなったという。 「先輩方がしっかり教えてくれましたし、こちらの質問に対しても快く答えてくれます。先輩たちのサポートのもとで実務をこなしているうちに、そんな心配はいつの間にか消え去っていました(笑)」 「1人ひとりの裁量が大きいのもパワーユニオンの魅力です。もう慣れてきて自分ひとりで動くことも多くなってきたのですが、それが私の性に合っていて、働きやすさを感じています」 Iさんは人間関係においても満足していると語る。 「今のところ、仲良くわいわいって感じでもないのですが、同僚とは良い距離感をもって接することができています」 「ゲームをはじめ、共通の趣味でつながっている社員が多いのも当社の特徴です。私はバイクでのツーリングが趣味なんですが、ひそかに誘いたいと思っている人がいるんですよ。その人は新婚さんなので、ちょっと先になりそうですが(笑)」 最後に、これから転職活動を控えている人にエールを送ってもらった。 「最初にコイントスで転職することを決めた時から、転職においてはスパッと決断することをモットーにしてきました。今は転職サイトを利用すれば転職活動も手軽にできますし、自身のキャリアに不満がある人は勇気をもって一歩踏み出してみるのはどうでしょうか」 《編集後記》 転職において失敗も成功も経験してきたIさん。コイントスで転職する・しないを決めたエピソードが印象的ですが、経験から学び、しっかりとキャリア課題を解決するために転職活動をしているところは、多くの方の参考になるはずです。私自身、行動することの大切さを学んだ取材となりました。 プラストに投稿されている株式会社パワーユニオンの投稿には、仕事場の雰囲気や人間関係の良さを感じられる記事が少なくありません。下記リンクより求人だけでは知り得ない魅力をぜひ感じてみてください。 ▶現在は関連会社・株式会社パワーユニオン金津で記事を投稿中! ▶株式会社パワーユニオンのHP 【バックナンバー】 ・Mさんが株式会社オールへの入社を決めた3つの理由 ・30代中盤からITエンジニアへの転身を実現したKさんの物語 ・業種・職種の先入観を捨てることができ、理想の環境を手に入れたMさんの物語 ・やりたいことを深堀りした結果、短期間で転職を実現したUさんの物語 ・経験も知識もゼロからの出発。専門性の高い理系仕事に挑戦したIさんの物語 ・2回目の転職で、希望通りの環境を手に入れたMさんの物語 ・「好きなことを仕事に」を実現したMさんの物語 ・100名以上の応募者の中から内定を勝ち取ったHさんの物語

【転職体験談 #8】100名以上の応募者の中から内定を勝ち取ったHさんの物語

こんにちは! プラスト編集部のOです。 第8回目となる「みんなの転職ストーリー」。 今回は株式会社マルソクのHさんにお話しを聞きました。 記事では”転職における様々な決断の瞬間”や”転職成功を実現するための手段”が語られています。 転職活動中の方はもちろん、これから始めようと考えている方にとっても、きっと参考いただける転職体験談になっていますので、ぜひご一読ください。 ——営業職として社会人をスタート 株式会社マルソクの総務課で、給与計算や勤怠管理などの業務を担当しているHさん。社会人経験を重ねていくうちに、事務職を希望するようになったという。どんな過程を経て今のHさんがあるのか——。まずは1社目について聞いてみた。 「高校を卒業して就職したのは呉服店。学生時代から着物に興味があって、単純に仕事を楽しめそうと思ったのが入社のきっかけです。あと、住まいから通いやすい勤務地だったのも好ポイントでした」 Hさんの最初のキャリアはお客様へ着物を提案する営業職。楽しさもやりがいも感じていたそうだ。 「提案した着物をお客様に喜んで買ってもらえることがとてもうれしかったんです。成果を上げた分だけ評価してくれる会社だったことも、大きなやりがいにつながっていました」 売り上げを伸ばし、上位の成績を残すこともできたと語るHさん。お話を聞いていると順調そうに思えるが、活躍の裏では心労が絶えなかったという。 「売れば売るほど評価してもらえる反面、比例して売上目標も上がっていきます。だんだんと目標達成へ意欲を燃やすより、『きついなぁ…』と感じることが多くなって…」 「つい最近買っていただいたお客様に、都度ご案内の連絡をするのも心苦しかったですね。『営業に向いてないかも』という漠然とした思いが確信に変わり、転職を決意しました」 ——長く働けるという軸で転職活動を開始 在職中に転職活動を始めたHさん。地元近辺で働きたかったこともあり、駅やコンビニに置いてある求人誌を活用して仕事を探すことに。Hさんが選んだのは歯科助手の仕事だった。 「前職の経験から営業職は考えていませんでした。ただ、人とかかわることは好きだったので、接客要素がある仕事がいい。医院の受付も担当する歯科助手ならその希望が叶えられると思ったんです」 「それに、専門性も身につけられて、長く活躍できると踏んだのも希望した理由のひとつ。残念だったなのは、前職と比べて収入が大幅に下がってしまったことですね」 Hさんは営業の経験があったこともあり、転職した歯科医院では受付や事務の仕事を多めに任されていた。同院の事務作業は改善すべき点が多かったという。 「電子カルテを導入しているのに、お客様の情報を紙のカルテで確認するなど、まだまだデジタルが浸透していない状態でした。情報をPC上で確認できるようになれば業務の効率化につながると考え、私がその役を買って出ました」 「患者様とのコミュニケーションも楽しくて、仕事に不満はなかったんです。でも、PC作業に没頭するうちに、『もっとがっつりと事務職のスキルを磨きたい』と思うようになったのが2回目の転職を考えだしたきっかけですね」 ——念願の事務職に就くも… 2回目の転職に踏み切ったHさん。今回はまず歯科院を辞めてから、職業訓練校に通ってスキルを身につけることからはじめた。 「歯科助手として事務業務を経験していたとはいえ、いざ事務職募集に応募すると未経験者扱いでした。そこで、少しでも有利に転職活動を進められるように、職業訓練校でExcelについて勉強していました」 今回の転職活動でも求人誌を活用。そこで見つけた派遣会社に応募して、事務職として採用されることになった。 「人とかかわる要素が少ない仕事は不安でしたが、実際に一日中PCと向き合う仕事を経験してみると、自分に向いていると実感でき安心しました」 しかし、入社当初は余裕を持って業務にあたれていたが、徐々に風向きが変わってきたという。 「入社後まもなく、それまで本社が担当していた業務が各営業所に割り振られることになったんです。私が勤めていた営業所も例外ではなく、一気に業務量が増えました」 「しかも事務職は私だけで、夜遅くまで仕事が終わらないことも増えてきて…。そういう事情があるのに、上司からは残業が多いと頻繁に指摘されるようになったんです。理由を説明しても聞き入れてもらえず、関係性がぎくしゃくするように…」 「最終的に、有給を取るのも難しくなってしまったことで、退職を決断しました」 ——反省を踏まえ、情報収集を徹底 3回目の転職活動では、3社目での経験を反省し、掲載情報の少ない求人誌ではなく、Web媒体をメインで利用することにしたという。 「今までの転職活動は、休日や勤務地、給与くらいしか注目していませんでした。それだけで決めてしまうと、3社目のような経験を繰り返してしまうと思ったんです。事前に情報収集をして、企業をよく知った状態で選考に進むべきだなと」 しかし、コロナ禍の影響もあり、希望する事務職の求人はなかなか見つからない。退職後3ヵ月ほどは、再度職業訓練校に通いながら求人を探す日々が続いたようだ。 「やっと見つけたのがマイナビ転職に掲載されていたマルソクの求人でした。パッと目に入ったのは条件の良さ。もちろんそれだけで応募はせず、さらに調べてみたんです」 「HPには社員インタビューがあり、どんな人たちが働いているかを知ることができました。YouTubeでの発信に積極的なのも好印象でしたね。新しいことに積極的に取り組んでいる会社だという印象を抱きました」 マルソクがプラストで投稿しているブログも同社を深く知るために一役買ったという。 「印象に残っているのはボーリング大会を紹介したブログ。私は社内イベントやオフの交流が多すぎる会社はちょっと気が引けちゃうタイプなんです。でも、そのブログ内容から頻繁にイベントがあるわけではないことを知り、安心できました」 「他にも、産休中の社員さんに赤ちゃんが産まれたことを報告したブログや、入社式が盛り上がったことを紹介したブログなど、制度活用の実態や会社の雰囲気が事前によくわかったのは判断材料としてありがたかったですね。何の迷いもなく応募したことを覚えています」 ——事前に調べた情報を面接でアピール 無事に案内が届き、選考に進めることになったHさん。1次選考は筆記テストと面接だったという。面接を通して、マルソクにどんな印象を抱いたのか聞いてみた。 「面接官は総務課の課長とメディア課の主任の2名。性格面に関する質問が多かったと記憶しています。具体的に言うと、長所や短所をはじめ、『友達にどう思われていますか?』といった質問もありましたね(笑)。人柄を重視して選考しているんだなという印象でした」 たびたび笑いも起き、面接は終始なごやかなに進んだようだ。雰囲気の良さや面接官の人柄からも、Hさんの入社意欲は一気に高まったという。筆記テストの手ごたえがなかったとのことだが、すぐに最終選考の案内が届いた。 「最終選考の面接官は社長と総務課長の2名。1次面接時の質問をベースに進み、待遇などのすり合わせがありました」 「強く印象に残っているのは、プラストのブログを読んだことを伝えた時です。『見てくれたんだ~』と社長が笑顔になり、一気になごやかな雰囲気になりました。さらに、事前の情報収集のおかげで、『御社の●●の取り組みに好感を持ちました』というようなアピールができ、手ごたえを感じる面接となりました」 ——長く働ける環境を手に入れる 内定の通知が届いたあと、Hさんは喜びのあまり、すぐに職業訓練校の退校手続きをはじめたという。そのエピソードだけで、どれだけマルソクに入社したかったかが伝わってくる。実際に働いてみて魅力に感じたことを聞いてみた。 「評価システムが整っているところはマルソクの大きな魅力ですね。今まで経験してきた事務職は、売上に貢献する営業と違ってなかなか評価されにくい職種でした」 「でもマルソクでは、測量課も総務課も関係なく、何かスキルを身につけたり、業務の効率化に貢献したりすれば、賞与や昇給に結びつくようになっています。今までにない高いモチベーションで仕事に向き合うことができています」 Hさんは人間関係の面でもマルソクを気に入っているという。 「総務課は子育てをしながら働いている社員が多いんです。一緒にランチに行ったり、たまにある社内イベントに参加するという交流はありますが、仕事が終わったらスッと帰る人がほとんど。個人的にはとても心地よい関係性です」 「私は8時30分から17時30分まで働いているのですが、なかには子育ての関係で8時から17時で働いている人もいます。社員一人ひとりの私生活を大事にしてくれるところも魅力ですね」 マルソクについて語っているHさんの顔からはたびたび笑みがこぼれ、転職活動が大成功した様子がありありと表れていた。最後に転職活動中の方にアドバイスを送ってもらった。 「やれることはやりきってしまうことが大切だと思います。情報収集が役立ったことについては先述した通り。加えて、私は面接の後、その日のうちに直筆のお礼状を送っていました。『あの時こうしておけば結果が違ってたかも』と引きづらないためにも、自分ができることを精一杯やりきってみてください」 《編集後記》 Hさんが選考のためにとっていた対策として、お礼状に加え、履歴書を直筆で記入し、字のきれいさをアピールするなどしていたという。 「やれることはやりきる」という姿勢が、100名以上の応募があった同社の総務スタッフ募集を勝ち抜いた秘訣ではないでしょうか。 プラストに投稿されている株式会社マルソクの投稿には、仕事場の雰囲気や人間関係の良さを感じられる記事が少なくありません。下記リンクより求人だけでは知り得ない魅力をぜひ感じてみてください。 ▶株式会社マルソクの記事 ▶株式会社マルソクのHP 【バックナンバー】 ・Mさんが株式会社オールへの入社を決めた3つの理由 ・30代中盤からITエンジニアへの転身を実現したKさんの物語 ・業種・職種の先入観を捨てることができ、理想の環境を手に入れたMさんの物語 ・やりたいことを深堀りした結果、短期間で転職を実現したUさんの物語 ・経験も知識もゼロからの出発。専門性の高い理系仕事に挑戦したIさんの物語 ・2回目の転職で、希望通りの環境を手に入れたMさんの物語 ・「好きなことを仕事に」を実現したMさんの物語

【転職体験談 #3】業種・職種の先入観を捨てることができ、転職に大成功したMさんの物語

こんにちは! プラスト編集部のOです。 第3回目となりました「みんなの転職ストーリー」。 今回は株式会社ホンダカーズ埼玉のMさんにお話しを聞きました。 同社の営業職として活躍するMさん。実は、転職を意識し出す前にホンダカーズ埼玉と接点をもっていたようです。 Mさんのホンダカーズ埼玉を志望したきっかけから、実際に入社するまでのストーリーを追いました。 本記事は”転職における様々な決断の瞬間”や”転職成功を実現するための手段”が多く語られた、先輩たちの転職体験談です。 転職活動中の方はもちろん、これから始めようと考えている方にとっても、きっと参考いただける記事になっていますので、ぜひご一読ください。 ——想定外だったキャリアを歩むことに 大学時代にMさんが目指していたのは公務員。そのための勉強に励んでいたようだ。 「大学と同時に資格取得のための学校にも通うほど真剣に公務員を目指していました。でも、残念ながら試験の結果は不合格…。とてもショックでしたね」 あきらめきれず、来年もチャレンジしようと決断しかけたその時、資格学校でお世話になっていた先生の一言が転機となる。 「『君は人を巻き込む力があるので教員が向いているよ』と言っていただいたんです。自分でも気づいてない能力を見てくれていたこと、そして、社会人経験が豊富な先生に褒められたことがとてもうれしかった。一回、働くことを経験するのも悪くないと考え、通っていた資格学校の教員になろうと決意しました」 ——社会人を経験し、見えてきたこと 資格学校では、教員として学生に数学や政治経済などの一般教養を教えていたMさん。加えて、高校生に入校を案内する営業活動では大きな結果を残していた。 「私が担当した高校生の入学率が90%以上となり、全国の系列校の中でもトップクラスの成績を残せました」 しかし、大きな活躍をしてもあまり喜べなかった。 「営業活動の成績が評価される体制ではなかったんです。安定している仕事という側面は魅力的ですが、頑張った分だけ評価してほしいという気持ちは正直ありました」 学生が夏休みや冬休みに入るシーズンは教員も長期休みを取ることができる。その期間に、自身の今後についてじっくり考えることができたという。 「もともと社会人経験を得るために就いたという経緯があったので、ずっと教員を続けるかは迷っていたんです。考えたうえ、このままずるずると教員を続けても自分のためにならない、もっと挑戦できる環境に身を置くべきという結論に達しました。高校生に入校を案内する営業活動にやりがいを感じていたこともあり、営業職にチャレンジしたいと思うようになりました」 ——強く残っていたホンダカーズ埼玉との接点 営業職への転身を決意したMさんだが、実は入りたい会社はすでに決まっていたという。 「自動車業界です。それもホンダグループで働きたいと思っていました。昔から車好きなのですが、そのなかでも革新的な製品を生み出し続けるホンダが特に好きだったんです。チャレンジ精神を重要視するカルチャーがあることも魅力に感じていました。教員になってすぐに買ったのもホンダ車です」 しかも、Mさんはホンダカーズ埼玉をピンポイントで志望していた。 「実は、愛車を購入したのがホンダカーズ埼玉の店舗。その際に担当してくれた営業の方がすごく親切でした。それに、イキイキと働いている姿も好印象でしたね。『あそこで働けたら楽しいだろうな』と漠然と思っていた記憶が、いざ転職を考えだしたタイミングでふつふつとよみがえってきたんです」 「それに加え、様々な年代のお客様と関係を築けることも、ホンダカーズ埼玉を志望した理由のひとつです。学生だけに向き合う前職と違い、営業職として成長できる環境があると考えました」 ——ネガティブな印象を吹き飛ばす記事に出会う すでにMさんの心は決まっていたが、転職について職場の上司や先輩に相談してみると、思った以上に厳しい言葉を投げかけられることに。 「相談した全員が口にするのはネガティブなことばかり。『休みは取れないし、残業も多いよ』とか、『結果出してる人見たことないよ』とか…」 「もともと私は心配性なんです。結婚して家族もいるなかで、かなり危ない橋を渡ろうとしているのではと不安になったのを覚えています」 先行きが曇りかけた状況のなかで、ホンダカーズ埼玉が『+Stories.(プラスト)』に投稿していた記事を発見したMさん。一気に視界が開けたという。 「記事には、社員が楽しそうに働いている姿や充実した休日を過ごしている姿が収められていました。厳しい業界、仕事というイメージが強まっていたので、すごくびっくりしました」 「特に目についたのは【年間休日120日スマイル】という記事。前職では休日出勤をすることもあったのですが、車の営業職ってもっと休めないと思い込んでいたんです。まさかこんなに休みを取れるなんて思ってもいませんでした」 「そして何より、この記事に写っていたのが、車を買った時の営業担当の方だったのが大きかった。親近感がわき、やっぱりいい会社だという印象が一層強まりましたね」 ——意向は上がるも、手ごたえをつかめなかった1次面接 勢いよく応募し、無事1次面接に進めることになったMさん。面接で直接、同社での働き方を知ることができ、より意向が上がることに。 「プラスト記事にある情報を信じきっていたわけではありませんでした。良いことだけ切り取っている可能性もありますしね。でも、大型連休が取れることや、月30時間以上の残業が禁止されているといったことを面接で直接聞けたことで、より入社意欲が高まりました」 ホンダカーズ埼玉に入社できなかったら資格学校で働き続けると決めていたという。背水の陣で挑んだ選考ということもあり、しっかり面接対策を練っていた。 「学生時代、そして前職で培った経験のなかで、ホンダカーズ埼玉の営業職として活かせると思うスキルをリストアップしました。そのなかでも、全国の系列校でトップクラスの成績を取った時の経験をベースに、自己PRを組み立てていった感じです」 しかし、準備万端で臨んだものの、緊張のあまりうまく話せず、手ごたえはなかったようだ。 「特に前半は緊張しすぎて何を言ったのかほとんど覚えてません(笑)。さらに、最後の質問も焦ってどうでもいいことを聞いてしまい…。意気消沈してしまいました」 「でも、そんな私の姿を見てか、面接官が『質問はもう大丈夫ですか?』と優しく聞いてくれたんです。そこからいろんな質問が浮かんできたと同時に、自身のことについても話すことができた。多少は挽回したと思いましたが、それでも自信はありませんでした」 ——反省を踏まえ、手ごたえを感じた最終面接に Mさんが感じた手ごたえとは裏腹に、最終面接の案内はすぐに届いたという。しっかりと1次面接の反省をしたおかげで、今回は自信があったと語る。 「最終面接は主に役員二人との面接でしたが、1次面接の時ほど緊張せず、しっかりと自身の強みや想いを伝えることができました」 「1次面接の際に、仕事内容や働きやすさは理解できていたので、この時点で入社したいという気持ちにブレはありませんでした。ちょっと余談なんですが、役員の方が身につけていた時計がロレックスだったんです。『夢あるなぁ!』と思い、より入社意欲が高まりましたね(笑)」 「内定をいただけた瞬間は本当にうれしくてうれしくて。私は学生時代に野球をやっていたのですが、甲子園で優勝したらこんな感じなのかなとか思っていましたね」 ——大変さも感じつつも、理想の働き方を手に入れる プラストで読んだ記事や面接で聞いた情報から、非常に高い期待値で入社したMさん。入社後にギャップはなかったのだろうか。 「働き方の面は聞いていた通りでした。前職より残業も少なくなりましたし、お休みも増えました。家族も喜んでいて、自分が理想としていた働き方ができています」 「ただ、仕事がラクになったというわけではありません。明確な目標があることは前職になかった厳しさです。残業を少なくするためにも、効率をより意識しなければなりません。ギャップではないのですが、入社して体感したことですね」 また、社員同士の関係性も記事で読んだ通りで、ホンダカーズ埼玉の大きな魅力だという。 「記事にあった通り、どの拠点でも先輩・後輩が良い関係性を築いているんです。私の場合も、先輩や上司に仕事の相談をしたり、お客様との間に入ってもらったり、すごく助けられています」 ——転職活動を振り返って 最後に、今回の転職経験を踏まえ、現在転職を考えている人にどんなエールを送るか聞いてみた。 「転職活動中は入社することをゴールととらえがちですが、結局は、転職後に担当する仕事にどれだけ本気になれるかどうかが重要だと思っています。私の場合、車という好きなものと、営業という挑戦したかった仕事から、本気になれる場所を見つけられました」 「自分が何を好きで、どんなことをやりたいかしっかり深掘りできたことが、今回の結果に結びついたと思っています。もう一度、自分自身をじっくり振り返ってみると何か道が開けるかもしれませんね」 同社での試用期間を最短で終えたMさん。入社直後から成果を上げ続けているという。転職活動中から入社後を見据えていたことが、天職を見つけた要因なのかもしれない。 《編集後記》 「どんな企業、仕事を選んでも絶対につらいことはある。だったら自分がやりたいことにチャレンジすればいいと考えた」と語っていたMさん。好きなことを仕事にしてみたいという方は少なくないはず。そんな方にとって、Mさんの転職ストーリーは励みになるのではないでしょうか。 記事のなかでMさんが語るように、プラスト上でホンダカーズ埼玉はイキイキと働く社員の姿や働きやすさにフォーカスした記事を数多く投稿しています。ぜひ下記リンクから読んでみてください。 ▶株式会社ホンダカーズ埼玉の記事はコチラから ▶株式会社ホンダカーズHP それでは、これからもいろんな転職者にインタビューを続けてまいります。 引き続きチェックくださいませ。それでは! 【みんなの転職ストーリー一覧】 ・Mさんが株式会社オールへの入社を決めた3つの理由 ・30代中盤からITエンジニアへの転身を実現したKさんの物語 ・やりたいことを深堀りした結果、短期間で転職を実現したUさんの物語 ・経験も知識もゼロからの出発。専門性の高い理系仕事に挑戦したIさんの物語 ・2回目の転職で、希望通りの環境を手に入れたMさんの物語

【転職体験談 #1】Mさんが株式会社オールへの入社を決めた3つの理由

こんにちは! プラスト編集部のOです。 今回の新企画は、転職に成功した先輩へのインタビュー記事。 マイナビ転職を活用して、さらにはプラストで記事を読んだことで、理想的な企業との出会いを果たした先輩たちを紹介していきます。 記念すべき第一弾は、2021年11月に株式会社オールに入社したMさん。 転職活動を始めたきかっけから入社を決意するまでの転職ストーリーを聞いてきました。 本記事は”転職における様々な決断の瞬間”や”転職成功を実現するための手段”が多く語られた、先輩たちの転職体験談です。 転職活動中の方はもちろん、これから始めようと考えている方にとっても参考いただける記事になっていますので、ぜひご一読ください。 ——きっかけは「プライベートの時間を充実させたい」 生活雑貨の卸売り業を中心に、Webショップやサッカー教室の運営など、様々な事業を展開する企業に勤めていたMさん。 「午前中はWebショップで注文が入った商品の伝票づくりや梱包、お客様からの問い合わせ対応を担当していました。そして、午後からは幼稚園生、小学生向けのサッカー教室でコーチを。少数精鋭で事業も柔軟に展開する会社だったので、多様な経験を積めるところが魅力でしたね」 仕事にはやりがいを感じていたようだが、だんだんと転職を意識するようになっていく。 「コロナがきっかけで、Webショップの注文が一気に増えたんです。会社としては喜ばしいことですが、個人の忙しさは増していくばかりで…。休日出勤の頻度が増え、だんだんと自分の時間が取れなくなっていきました」 「食べ歩きが趣味なんですが、それもなかなかできない状況でしたね。それに、恋人や友人と過ごす時間も大切にしたい。これから長期的に働いていくことを考えると、オンとオフのバランスがとれる環境に身を置きたいと思うようになったんです」 転職を考え出したきっかけはもうひとつあるという。 「前職ではいくら忙しくても、いくら売上が良くてもお給料に還元されにくかったんです。成果をしっかり評価してくれるところで働きたいと考えるようにもなりました」 ——前職で感じていたやりがいを軸に転職活動を開始 初めての転職活動で右も左もわからなかったMさん。何社かの求人サイトに登録後、大きく2つの条件に絞って会社を探していた。 「まずは休日面。転職のきっかけでも触れましたが、オン・オフのメリハリをしっかりと付けられることを重視しました。具体的には年間休日120日以上で探していましたね」 「もうひとつは職種です。営業職やコールセンタースタッフ、スポーツインストラクターを希望していました」 なぜそれらの職種に絞っていたのかについて詳しく聞いてみると、前職での経験が大きく関係していた。 「実は、学生時代までは人とコミュニケーションをとるのが少し苦手だったんです。ただ、前職でサッカー教室のコーチを経験できたことで、苦手意識はなくなりました。子どもたちや親御さんたちと密にコミュニケーションをとっていくなかで、だんだんと人と接すること、会話することが楽しくなっていったんです」 「また、Webショップの運営でも、お客様からの問合せ対応が一番の楽しみでした。自身の説明や応対次第で、再びショップを利用してもらえるようになるのが大きなやりがいに。そういった経験から、次の仕事ではより人と密接にかかわる仕事をしたいと考えていました」 ——オール社との出会い 休日面や職種を軸に、十数社ほど応募したMさん。その中の一社が株式会社オールだった。ただ他の企業と比べ、オールの求人は少し違っていたという。 「マイナビ転職でオールの求人を開いた際、見たことないアイコンがついてるのに気づいたんです。なんだろうと押してみると、オールの社員が様々な内容の記事を投稿している『+Stories.』というページでした」(オール社のプラスト記事一覧) +Stories.で初めてオールの記事を読んだ時の感想を聞いてみた。 「ある記事でアットホームな職場であることをアピールしていました。正直に言うと、アットホームという言葉に良いイメージを持ってなくて…(笑)。すこし疑いながらも、他の投稿記事も読んでみたんです」 そうして記事を読み進めるうちに徐々にオール社への興味が湧いてきたという。 「社員それぞれが休日を楽しんでいるという記事が多かったんです。その中でも印象に残っているのは、営業として活躍している女性社員が投稿した記事。ワンちゃんと楽しそうに休日を過ごしていました。今では一緒のチームで働く仲間になっていて不思議な感覚です」 「私自身がそうだったのですが、仕事がうまくいってないとそれが気がかりで休みの日でも楽しく過ごせませんよね。休日が充実している社員が多いということは、それだけ仕事も充実しているんだろうと思ったんです」 「同時に、仕事内容に関する記事ばかりでないのは好印象でしたね。数々の自由なテーマの投稿を読みながら、社員それぞれの個性を尊重し、大切にしている会社という感想を持ちました。社員同士の交流も盛んなことが紹介されていて、自分もこの輪の中に入ったら楽しいだろうなと考えながら読んでいました」 ——記事がきっかけで面接が盛り上がる 自身の希望に合致しているとみてオールの営業職に応募したMさん。選考中のことについても聞いてみた。 「書類を通過し、1次選考に進みました。そこでは採用担当者2名との面接。終始和やかな雰囲気で進行し、最終選考に進めることを確信しました」 しかし、最終選考では手ごたえがなかったという。 「最終選考では社長も面接官として同席されていました。自己紹介から入るだろうなと予想していたところ、志望理由に関する質問からスタート。想定外の進行で焦ってしまい、引きずってその後もうまく受け答えすることができず…」 「ただ、途中でプラスト記事を読んでいることを伝えたんです。そしたら『読んでくれていたんだ!』と言われて盛り上がり、場が一気に明るくなりました。応募してからも記事の更新を逐一チェックしていて本当に良かったです」 それでも自信はなかったようで、内定の連絡を受けたときはとてもびっくりしたと話していた。 ——入社を決意した3つの理由 7社ほど面接に進み、オール社以外にも内定が出ていたMさん。複数の選択肢があるなかで、なぜオールへの入社を選んだのか。 「1つめ目は、社員の人柄です。内定後面談において、入社した後の心配事について社長に相談してみたんです。そしたらすぐに『問題ないよ』と答えてくれました。選考フェーズで関わった人たち含め、とても親身に、かつフランクに接してくれたのが強く印象に残っています」 「2つめ目は、自身に対する誠実な姿勢です。頑張った分だけ給与に還元されることは求人情報を通して理解していましたが、内定後面談の際に深掘りしてみたんです。制度の具体的な仕組みはもちろんですが、成果を出すまでの難しい部分までしっかりと教えてくれました。ここまでさらけ出してくれるなら信頼できると感じたのも入社の決め手になりました」 「3つ目は、応募前の情報収集から内定後面談まで一貫して、オールへの印象が変わらなかったことです。プラスト記事で社内にフラットな雰囲気があるとは感じていましたが、選考で実際に社長や社員と話すことによって確信に変わりました。入社までに会社のリアルな雰囲気や社風をしっかりと理解できたことは、入社の判断材料としてすごく大きかったですね」 ——入社後のギャップはまさかのゼロ みなさんのなかにも「転職後に後悔したらどうしよう」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。入社後半年以上が経った今、ギャップを感じていることがあるのかMさんに聞いてみた。 「それが全然ないんですよ。ギャップとは少し違うんですが、楽しくてテンションが上がった時に先輩への敬語が少し乱れた瞬間があったんです。その際はさすがに注意されました(笑)。いくらフラットな雰囲気があるといっても、礼儀は大切ですね。ギャップでもなんでもないんですが、こんなエピソードしか語れないレベルです」 オール社の投稿記事を読むと、社員同士での交流が多いように感じられる。社内の雰囲気や共に働く仲間についてもMさんに聞いてみた。 「たしかに社内イベントやオフタイムでの交流は盛んかもしれませんね。5月には会社イベントとして沖縄に行きました。もちろん強制ではなく、参加したい人だけ参加するというスタンスです」 「オールには元警察官だったり元ホームセンターの店舗スタッフだったり、実にいろいろな経験を持った方がいますし、家庭がある方も少なくない。すごく多様性がある組織なんです。それぞれの意向や生活を尊重してくれるカルチャーがありますよ」 以上、Mさんの転職ストーリーでした! 上司や先輩はもちろん、社長や役員にも気兼ねなく相談できる環境があり、一人ひとりを決して見捨てない会社だと語るMさん。会社選びに迷ってる方も安心して飛び込んできてほしいとのことでした。 実は、Mさんもプラスト記事を投稿しています。オール社への転職が満足いくものになったことが語られています。 ▶Mさん投稿のプラスト記事 Mさんの投稿以外にも、たくさんの記事を投稿している株式会社オール。気になる方はこちらからチェックください。 ▶株式会社オールのプラスト記事一覧 それでは、これからもいろんな転職者にインタビューを続けてまいります。 引き続きチェックくださいませ。それでは! 【同シリーズ記事】 ・30代中盤からの初挑戦! ITエンジニアへの転身を実現したKさんの物語 ・業種・職種の先入観を捨てることができ、理想の環境を手に入れたMさんの物語 ・やりたいことを深堀りした結果、短期間で転職を実現したUさんの物語 ・経験も知識もゼロからの出発。専門性の高い理系仕事に挑戦したIさんの物語 ・2回目の転職で、希望通りの環境を手に入れたMさんの物語

+Storiesとは?+Storiesとは? 見つける