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『2024年度・上期会社方針』を語らせていただきたい。

2024年度上期が始まりました。 当社では、上・下期ごとに会社方針を全社員(正社員・パートタイマー・派遣社員)の前で社長自ら1時間かけて語っております。その内容の一部は当ブログでも書いています。今回を書くにあたり参考にしようとバックナンバーを検索してみたら、このブログは『2021年度の下期の会社方針』から始まっているんです。このブログも3期目に突入ですか!気が付けばご長寿ブログ(笑)。 2024年度の事も語りたいのですが、まずは2023年度。当社は売上が過去最高(2016年度以来)に至りました。7年ぶりの更新です。いやぁホントにいろいろありました。コロナに材料値上げに円安に地震に…。それでもヘタレずにコツコツと種を蒔いて、育てて、実が付き、少しづつ収穫してきた結果がようやく出てきました。その好影響の波は、引き続き今期も継続できそうです。いやより大きな実になりそうです。 さて。2024年度上期では、すでに新しい動きを始めております。その一つは、仕事の見える化の一環とも言えるのでしょうか?『昇進の見える化』制度を新たに導入しました。そこに至るまでの考え等を次回以降のブログで書かせていただこうかなと思っております。 その制度を踏まえて4月1日から昇進した社員が2人おります。その1人は、このブログではお馴染みな企画『社長が社員をインタビューしてみた』シリーズにも登場した営業のHくん。掲載してから2年と半年で見事に昇進しました。社長の私が言うのも変ですかね?部下の成長を感じられるほど嬉しい事はありません。今度、昇進編のインタビューやってみようかな。何だかこのブログはHくんの成長物語になってきてるかも。それもご長寿ブログならではって事で(笑)。 ▲異業種からの転職。一に始まり学んで成長して今に至るHくん インタビュー記事はコチラ 当社のHPはこちら

大番頭の引退。

当社は今年で創業68年が経とうとしています。 東京の下町で小さな工場から始まり、今では第四工場まで大きくなり、社員数も3人から、60人近くまで増えています。客先も3次、4次外注先として価格もまともに決められなかったのが、今では上場企業と直接取引し適正価格を堂々と提案できるほどになりました。 その劇的に爆発的に会社の規模を大きくしてくれた功労者の一人が、3月31日をもって当社で過ごしてきた43年の幕を閉じようとしています。 営業課長として入社して以来、先代の社長の右腕となり会社を盛り立て、役員引退後も顧問として、ひよっこ社長だった私を優しく、時に厳しく教育してくれ続けました。まさにその姿は、近年の経済界の歴史に登場する大番頭(おおばんがしら)という名を持つ人物に重なって見えて仕方ありません。 大手の企業に対しても真向に向き合い、真摯に対等に付き合っていくその姿勢は、所詮は中小企業だから…という諦めるという概念を嫌う誇り高き企業人のそれでした。 顧問、大変お世話になりました。 私は決していい三代目だとは思っていません。入社当時は異業界で培ってきたスタイルを捨てきれず、生意気で社会の常識を欠落していた私を根気よく教育していただき、また社長就任後も社長としての生き方や考え方をお教えいただいた事があって、今の私があると思っております。来週から定例の勉強会に貴方がいないのは、正直、寂しいです。万感の思いでいっぱいで心の整理が付いていません。それでも残ったメンバーで前に進み続けます。43年間お疲れさまでした。 代表取締役社長 佐藤文泰 ㈱橋本製作所のHPはこちら

龍が如く!!

今年もいよいよ終わりです。 当社は今年はコロナ禍にまいた種が芽吹き、いよいよ本格的に新しい製品の量産が始まり、売上はいい方向に向かいつつあります。 また、既存の顧客以外にも新規の取引先の発掘も少しずつですが増えてきたりと来年はかなり楽しみな事しかありません(こういう時が一番怖いというのもわかってるとて!)。 今年はかなり積極的に人材登用も行いました。特に間接部門に於いては4人増員しました。我々の属する製造業とはモノを作って収めて初めて売上が立つという業種です。しかし生産管理、購買、技術開発のレベルを上げずに会社の力は上向きません。そういう意味ではこの4人には期する想いは強いです。 一方で、55年という半世紀以上前に建てた工場の閉鎖を決めました。老朽化も激しく、また立地場所も狭くなった為、解体に至りました。祖父から父を経て、社長就任10年という節目の三代目の私がその決断をするというのも、そこはかとなく歴史の運命を感じざるを得ません。 今年もご愛読いただきありがとうございました。 来年も、社長自らが語るというこのブログ、ちょくちょく更新しますので、これからもご愛顧いただけるとありがたく思います。 さて、来年は辰年!! 準備は万端です。 いよいよ龍が如くに天に駆け巡ります!! あっ!願わくは…中日ドラゴンズの優勝も期待してたりします(笑)。 年末年始営業のお知らせ 2023年12月28日(木)~2024年1月3日(水)迄。 ㈱橋本製作所のHPはこちら インスタはこちらから!広報Eさんが独自の目線で切り取ります。フォロワー1400突破

始まりの場所が“ゼロ”になる日

いつかこのような日が来るとは思わなかった。 当社は東京都・南砂町といういわゆる下町に母方の父が1956年に会社を設立。会社と言うより“こうば”と言われる父ちゃん・母ちゃんで運営する超・超・零細企業で始まりました。 それから約10年。奇しくも私の生まれた日に祖父は、栃木に工場を建てる事になります。ここでようやく“こうば”から“工場”的な形態に変わります。とは言っても社員は祖父や祖母の親戚が多数を占め、まぁ何となく会社だよね?的な微妙な感じではありますが…。 それから父が継ぎ、爆発的に売上が伸び(簡単に書くには失礼なくらい)、父は現在の場所に工場・本社を移す事になります。やがて祖父が建てた工場は役割を倉庫に。そして時は流れ…10年前に私が継ぐ時代に入ります。 その始まりの場所である祖父の建てた工場を、取り壊す事にしました。老朽化も激しく、また昔は工場立地に適していた土地も、今では住宅に囲まれて出入りにも面倒になったり、倉庫としても狭くなったり…書けばきりがないのですが、祖父の想いが詰まった場所を孫の私が引導を渡す事を決めました。私と同年の55年。その役割を果たして工場が今月中には更地になります。 これは、何の夢のあとになると想えばいいのでしょうか。 ▲ 祖父、父、私の三代の想いが詰まったこの場所も役割を終えようとしてます ▲ わずか20畳ほどの事務所に間仕切りをして父が暮らしていた建物。 当社のHPはこちら 当社のインスタはコチラ、広報Eさんが鋭く切り込みます

『2023年度・下期会社方針』を語らせていただきたい。

2023年下期が10月より始まっております。 当社は売上、利益含めた現在の経営状態と、これから半年でなすべき目標を、実数値を使いながら、全社員とパートさんを目の前にして社長自身が1時間かけて報告するというプレゼンを年に4月と10月に行っております。 この売上と利益の結果と計画は全社員で共有する…。当社では当たり前のイベントですが、これが当たり前ではない企業が結構あるみたいです。断片的に一部が語られたり、世相的やら抽象的な言葉で語れたりと…。 煙に巻くとは言わないですけどね。皆さん、自分のお勤めの会社の売上と利益をご存じですか? で、当社の話です。 2023年度上期の売上は私が社長就任して10年以来最高の売上を上げました。その結果を踏まえて、今下期も好調な売上が継続するという計画を立案しています。このままの売上で推移したら、2023年度通年の売上は、控えめに言ってかなり期待が出来そうです。 もちろん課題もあります。 生産管理の改革、製造現場の作業の平準化、新組織の活性化、正確な在庫の把握等々…。 よりよくなるには強欲でなければなりません。 常に変化求めて慎重に、しかし大胆に。 そして必ず実行するという断固たる意思を示し続けなければなりません。 まぁチラッと本音を書かせていただくと…。売上がきちんと計画を上回る状態での社内プレゼンは、気分的にはすごく楽なんですよ。ここだけの話ですけどね。 当社のHPはこちら 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます

中途社員の声Vol.9~ライフワークバランスの実現~

こんにちは、マンション大規模修繕工事のセラフ榎本です。 今回は、中途入社から4年目のIさんにインタビューをしました。 グループリーダーを務め、積極的に自分の意見を伝え会社の仕組みを改善していこうとする姿勢が印象的な方です。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ I・Sさん:2020年中途入社・50代男性 前職も同じ大規模修繕工事の施工管理をしていました。しかし、休みと給与のバランスが悪かったので転職を考え、セラフ榎本に入社しました。現在では、仕事の休みにサイクリングに行ったり、釣りに行ったりとライフワークバランスのとれた生活を楽しんでいます。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ Q転職活動中に最重要視したことは何ですか? A 転職活動ではこれまでの経験を活かすため、建築業界の中でも新築や戸建て関連ではなく前職と同じ「マンション大規模修繕」の仕事を重視して探しました。もちろん収入面や福利厚生なども考慮し、最終的にすべてのバランスが良いセラフ榎本に入社しました。 Qセラフ榎本と前職を比較して何が変わりましたか? A 現場のほとんどの事を自分の裁量で行えることです。一定の基準やルールはありますが、きちんと自己管理が出来るならかなり自由に仕事をさせてもらえます。逆に自己管理ができなかったり、分からないことをそのままに放置してしまう方には向いていないと思います。 Q働いている人の雰囲気や職場環境はいかがですか? A 会社の皆さんは気さくな方が多いです。わからないことを質問してもすぐに教えてくれるなど職場環境は良いと思います。 おわりに 今回のインタビューを通してIさんの転職の際重視したこと、セラフ榎本に向いている人物像なども伺うことができました。 自己管理が出来るIさんだからこそ、部長たちに頼りにされる代理人になったのでしょうね。 セラフ榎本は一緒に働く仲間を探しています。 本記事を読んでいただき、セラフ榎本に興味を持った方がいてくだされば幸いです。他にも、様々な業界から転職し現在セラフ榎本で活躍している方の記事を載せていく予定なので、是非チェックしてみてください! セラフ榎本の求人はこちら ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ セラフ榎本のHPはこちら 社長のYouTubeチャンネルはこちら 中途採用Tiktokはこちら ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

我々はこの日を【Takeoff-Day】と呼ぶ!

当社には明確な記念日とされてるのは1つしかありません。 ざっくり説明してみましょう。 2003年8月2日 大手取引先の受注を巡り血で血を争う(嘘です)受注合戦を繰り広げている頃、取引先から、ライバル会社数社を引き連れて当社の工場見学を提案されます。自社の生産方法を他社に見せる。これは今においてもご法度とされておりますが、取引先から独自のシステムを駆使した生産方法を見せて欲しいと懇願され、先代は一度なら見せるという大勝負に出ます。 結果、ライバル会社は当社の生産方法を理解できずに驚愕し、そして諦め畏怖して帰阪。この一件は取引先中に詳細なレポート報告されます。それにより知名度が低かった当社の名は社内中に、その名を知らしめる事となり、その後の受注合戦に有利に働く礎となりました。 先代はこれを振り返り、“この日があったから当社は新たな上昇気流をつかんだ。この日を忘れてはならない。毎年、祝おうじゃないか”と言い全社員で工場内で盛大なる宴をする事が定例化します。 2023年8月5日 あれから20年が経ち、代表取締役社長も父から私に移りましたし、当初は手作りBBQ形態から、ケータリング屋台を数台呼ぶ形式に変わりましたが、今でも全社員(パートさん、派遣社員含む)を会社がもてなす【Takeoff-Day】は継続しています。 真夏の夕方。薄暮の中でヒグラシの鳴き声をBGMにして、部署の垣根を越えて笑ってあちこちで盛り上がっている社員の姿を見ていると、経緯者として幸せな気持ちになります。これがまた最高の酒の肴になるわけでして。こんな幸せな瞬間を味わえられているのは、きっと私と【ONE PIECE】の宴のシーンで笑ってるルフィぐらいじゃないですかね(笑)。 ▲社長自ら焼き鳥を焼きます(嘘です)。このケータリング焼き鳥【龍鳳】のご夫婦とも4年ぶりに再会!お約束の屋台で焼いてる体を撮影してもらうのも久しぶり! ▲今年の目玉は【石窯ピザ】。アツアツを頬張って、ビールサーバーでキンと冷えたビールで流し込む。至福です!他に天然氷を使用したかき氷屋さんもお呼びしました! ▲こんな画を見るのも4年ぶり。初めて参加する社員も、古株の社員も、男性も女性も部署を超え、世代を超えて笑ってる。帰りは代行車を手配してるから、どんなに酔っても大丈夫!! 橋本製作所のHPはこちら 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. 最新の記事は今回の模様を動画でご紹介

社長と呼ばれて10年過ぎましたけれど…。

2013年に父より引継ぎ社長に就任してから先月で10年。 当時はひよっこ社長と自分を揶揄していたような気がしますけど、今ではようやく一人前の経営者になりつつあるのかなと思っていたりするわけでして。 過去を振り返ってノスタルジックに浸るわけではないけれど…実にいろいろとありました。 次々に起きる諸問題に対して求められる答え。それを決めるスピードと、ぶれずに迷わずに進む推進力。そしてプレッシャーに打ち勝つ胆力は少しは身に付いたかと。【覇気】を身に付けた!!なんては奢ってはいませんけどね(笑)。 中小企業の抱えている一番の問題は何でしょう?それは事業承継だと言い切れます。それを上手く乗り越えた会社こそ、生き残り発展していくのです。例えるならば我々は戦国時代で小さな国を率いる武将。彼らが滅亡していくのは、親子、兄弟同士で争う事で国力を下げ、やがて衰退していく。大河ドラマでも山のように見てきた光景ですよね。でも実際にそれ近い事が我々の世界では起こっています。会社を発展させる為のエネルギーを内輪もめに注ぐって、会社はいったい誰の為の会社なんでしょう? このブログは転職を希望される方達がお読みでしょうから、良い会社の見分け方を教えます。旧経営者と現経営者が仲いい会社はいい会社です。実にアホらしいかもしれませんが、それが一番簡単で的確な判断基準だと思います。“愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”メフィラス星人ではないですが(笑)、私の好きな言葉です。 ちなみに当社。 10年ぶりに撮り下ろした社長近影。 この満面の笑みを見てください。 仲のよさがにじみ出てるじゃあないですか(笑)。 ㈱橋本製作所HPはこちらから 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. 企業フォロワー間もなく1,400社突破!!

社長が社員をインタビューしてみた~歴史に名を刻んだイクメンHくんの場合

【所属】管理部 【担当】運輸係 【社歴】10年 妻が一番驚いていました ちょっと時間が空いてしまった社長自らが社員にインタビューするシリーズ。今回は新しい働き方を選んだ社員にインタビュー。男性で育休を取得したのは当社の歴史でも初。なぜ、彼が育休制度を利用するに至ったかを切り込みます! ーHくんとは入社当時から縁があるというか、節目になんだか私が携わってる気がする。 Hくん:中途入社の合格通知をいただいたのは10年前のクリスマス・イブでした。社長から年明けに合格を通知するのは、モヤモヤな年越しになるから早めに通達してくれたっていう話を入社後に教えてもらったり、妻との出会いから結婚、そして第一子妊娠に至るまでの道のりを、都度社内で社長と話する機会があったりと、何かとプライベートを話してきました。 ー確かに、たまたま立ち話すると人生の節目となるような機会が多かったかも。あと高級サングラス買うか悩んでたよね(笑)。 Hくん:よく覚えてらっしゃる(笑)。社長が自分の事を【オシャレ番長】と、呼んでくださっていたので、つい…。 ーで、番長。今回の育休を取る経緯って教えてもらえます? Hくん:そもそもTVニュースや新聞で男性でも産休・育児休暇を取れるっていうのは知っていました。ただ文字通り向こう側の世界なんだなぁっと。でもその後に、当社のLINEワークスの掲示板で育休制度の改正(産後パパ育休)読んで、あれ?こっちの世界でもありなの?って。 ー大事なことを言った言わない。聞いた聞いてない。っていう中小企業あるある文化を何とか打破したくて入れたシステムだけど、今ではLINEワークス活用しまくって悪しき文化は物払拭されました。 Hくん:初産という事もあって自分も妻も不安でした。そんな中でこの制度を使えるかもしれないって思い始めて。この不安と期待を出来るだけ一緒に共有する事を含めて初めて家族になれるのかなと。で、妻に相談したわけです。 ー奥様、喜んでくれたでしょう。 Hくん:いや逆なんですよ。「アナタ、会社に迷惑掛かるんじゃないの?」って開口一番で想定外の反応が返ってきました。妻は某大手の携帯電話会社の販売店に勤めているのですが、自分の社内でも男性は誰も取ったことがないし、そんな話が出た事もない。産婦人科でお友達になったママ友からも夫が育休を取るって聞いたことは一度も出ない。「アナタ、ホントに大丈夫なの?」。どうやら会社がいい顔しないんじゃないかと思ってた節があります。 ーえらい言われようだなぁ(苦笑)。でもそれが現実的な反応だよね。 Hくん:うちの会社が、福利厚生に積極的でオープンなのは知っていたので、逆に妻に「そんな会社じゃないから大丈夫。自分が信じた会社を信じて欲しい」って言い返したら、安心したらしく。で、その後に総務部長に相談したらきちんと説明してくれたので、制度についての不安も払拭されたので、ここは思い切って使わせていただこうかと判断しました。 ー私としては嬉しい判断ですよ。今の働き方はどんどんと進化している。って言うか、時代がどんどん変わってきている。昭和の寿退社や平成の24時間働けますか?やらハラスメント問題。「昔のオレ等に比べて今の生ぬるい体制は~」含めて今では信じられないよ。でも進化に対応しない生物=会社はすべからく滅びる運命だと私は思ってるから。 Hくん:友達にもこの話をしたらビックリしてました。「すごい!」とか「いいなぁ!!」とかじゃなくて宇宙人を見るような目で見られましたし(笑)。“今、オレは何か得体の知れない者と会話してるんだ”みたいな空気で。大都市ならまだしも、地方の中小企業でこの制度を使えると言うのは、現実には異次元的発想なんだと。 ーよくぞ切り開いてくれました。社長として誇らしいです!!当社にもこれから子供を授かるであろう社員達がいるからね。 Hくん:カッコつけるわけじゃないですが、自分がこの制度を利用する事で、後輩たちが 続いてくれんじゃないかと。そのベースは会社が気持ちよく使わせてくれて、背中を押してくれたって言うのがありきですけれど、この制度は絵に描いた餅じゃないんだって、皆に分かってもらえたら何となく嬉しいです。 ー人生においても【オシャレ番長】じゃないか(笑)。 橋本製作所HPはこちらから 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. 企業フォロワー1,300社突破!!

いい会社の見分け方って?その案件、社長が教えちゃいます。

日本に憲法があるように、会社にも法というものがあります。いわゆる就業規則っていうヤツですね。労働基準法などの法令が、働く人共通のルールならば、就業規則はそれぞれの会社の働くルールを定めたものを言います。そして就業規則は誰もが見える場所において閲覧を自由にしなくてはなりません。ここ絶対です。 みなさん、お仕事していて就業規則を読んだことありますか?また変更になったらちゃんと説明を受けていますか?? 【アンサー①読んでます。説明受けてます】 素晴らしい会社です。当たり前を当たり前にしてるって簡単なようで難しい。今後もお勤めの会社で頑張ってください。 【アンサー②読んだことありません。どこにあるのか知りません】 これ要注意です。総務部に聞いてみてください。そしてすぐに読んでください。“えっ?読みたいの?なんで?どうして?”などと煙たがられた体で言われたら危険水域は爆上がりです。後ろめたいとは言いませんが、何かしらあるの?って疑いたくなります。 当社の就業規則は2016年に全面作り直しました。 社労士を交えて私、総務部部長でもある女性役員とその部下の四人でゼロから立ち上げました。一言一句変えたわけですから、施行に至るまで半年以上かかってしまったのは想定外でした。が、その甲斐もあって、働き方の最新のルールに基づいた最強の就業規則がここに完成する事が出来ました。もちろんアップデートも欠かしていません。 社長としてすべきは…会社の利益の追求はもちろんですが、社員の生活を守る事も同軸で大切な事です。時代が変われば働き方は、生き方と同様に変わるものだと私は思います。働く環境を互いが互いを知る。これぞフェアだと思いませんか? 当社に入社して最初に行うカリキュラムは、就業規則の説明です。そして納得理解したら新社員からサインをもらうようにしています。ここ大事です。 当社HPはこちら 当社インスタはこちら。広報Eさんが独自の視点で切り込みます。フォロワー1,300突破

『2023年度・上期会社方針』を語らせていただきたい。

2023年度上期が本日より始まりました。 当社では期初に社長自ら全社員、パートさんの前で約1時間かけて会社の進むべき道をプレゼンするという慣習があります。コロナ禍において面前でのプレゼンは控えておりましたけれど、前年度から復活させてます。経営者として、自らの口で語るというのはとても大事。むしろきちんとすればこそ、社内に迷いが消え、それによって一体感が生まれていくものだと私は思っています。 このブログをお読みになられてる方達へ。 御社ではちゃんと目の前で社長が語ってくれていますか(笑)? さて今期の当社ではありますが、ここ数年の嵐のような日々を乗り越えつつあると言ってもいいかと。乗り越えるべき課題は明確だったので、その課題に対して少し大胆に改善の手を打ちました。嬉しいのは、その策がマイナス部分を消すのではなく、今よりプラスに向かう為と言い切れるのが今期の強みです。 売上に関してはコロナ禍においても腐らずに実直に種を蒔き続けたことにより、今期から花が咲き、2023年度下期には実になりそうです。組織も弱点をカバーできるように変更。これで、よりよい働きやすい環境になるでしょう。前年度に時間と予算をかけて獲得した人材は、その実力をいかんなく発揮して活躍してくれる気配が濃厚です。 ゲリラ屋にはゲリラ屋なりの闘い方があるとは、私の尊敬するランバ=ラルの台詞ですが、中小企業には中小企業なりの闘い方があるのです。 さぁ!!反転攻勢の始まりです!!! 当社のHPはこちら 当社インスタはコチラ!広報Eさんが独自の視点で切り取りますフォロワー1300人突破!!

改めまして。こちらが【社長ブログ】となります。

改めてではありますが…このブログは社長である私自身が企画を考えて記事にしてます。素材となる写真は自ら現場に赴き撮影ますし、社員達に取材やインタビューも自分でします。また経営に関する想いなどを書いたりと、つまりはこのブログは社長目線バリバリな内容なのです。 当初はいろいろな社員達と順番に記事を更新しようかと思いましたが、私がブログを書き続ける方が、筋がぶれずに面白いと気づきました。それに世にいう中企業の社長の考えとか思いとか生態(笑)をアップする方が皆さんの興味を引くのでは?との思いに至り現在の形になってるわけです。 今回はシリーズ企画である【社長が社員にインタビューしてみた】から2本をまとめてみました。当社は100%中途採用による総合金属加工メーカーです。私が面接し、採用してきた社員たちが今では面接、採用という大役をを担ってくれてます。そんな彼らが採用した新社員たちが生き生きと頑張ってる姿を会社で見かけるのは嬉しかった。だから彼らと直接話せるこのブログの企画を思い付いた時は我ながら、神ってるかと(笑)。 彼らと話をして個性を垣間見れるのは楽しい時間でした。そして中途採用という期待と不安と希望を聞くのは、社長として身が引き締まります。私はある程度の社会に揉まれて、自分を磨きをかけてきた人に魅力を感じてしまうみたいです。では、中途採用された社員たちは当時の気持ちとか考えとかどうだったのでしょう?その気持ちを企画【社長が社員にインタビューしてみた】ではそれなりに引き出せたかと思います。今回は製造現場で働く入社間もない若い社員を取材してみたので興味ある方はリンクを貼りますので読んでみてください。 社長が社員にインタビューしてみた~製造Iさんの場合①転職編~ マイナビ転職サイトから新人がやって来た!~製造Oくんの場合 ㈱橋本製作所のHPはこちら! インスタはこちらから!広報Eさんが独自の目線で切り取ります。フォロワー1200突破!

来年を語ると誰かが笑うと言いますけれど…。

当社は12月28日の午前中で仕事終了。 11:00から納会をして、11:30には完全にクローズ。 いわゆる【半ドン】ってヤツですね。ここ数年はこんな形式にしてます。やっぱり早く帰りたいでしょ?という、社員の想いを実現してみました。 働き方改革に即した業務形態をすかさず取り入れるなんて、我ながら素敵です。 決して、社長自らが一秒でも早く帰って年末を堪能したいなんてよこしまな気持ちからじゃありませんから(苦笑)。 今年もいろいろありました。 昨年来の材料値上げに翻弄された苦い経験を生かして客先に迅速に、真摯に、誠実ご説明させていただき概ね転嫁できましたし、コロナ禍において、○○波においてはWEBでの営業に、そして下火になった期間には対面での営業というハイブリッドな形で営業を続けた事で、新しい製品の引き合いもいただけました。 来年の事を語ると何かが笑うと言いますけれど、私としてはやっぱりいい年になるのだという気持ちを口に出したい。念ずれば通ずとも言いますしね。いや、通じさせてみせる!! 今年もご愛読いただきありがとうございました。 来年も、社長自らが語るというこのブログ、ちょくちょく更新しますので、これからもご愛顧いただけるとありがたく思います。 よいお年を!! 年末年始営業のお知らせ 2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火)迄。 ㈱橋本製作所のHPはこちら! インスタはこちらから!広報Eさんが独自の目線で切り取ります。フォロワー1200突破!

ISO定期監査は父兄参観日と同じと言っても過言ではなかった。

ISOの正式名称言えますか? お恥ずかしながら初めてこの文字と出会った時は、イソと呼んでました。あぁ無知って素晴らしい(笑)。 当社は2004年にISO(International Organization for Standardization)9001。いわゆる国際的に通用する品質マネジメントシステム規格という資格を取得しました。現在はこの国際規格に対していろいろと意見はあるみたいですけれど、当社は変わらず、頑なに、愚直に、粛々とこのマネジメントシステムを利用、活用してます。 で、12/8~9の二日間は年に一度の定期監査。ISO本部から審査員が来て二日間、こってりと監査されるわけです。対象者は社長の私(品質最高責任者として)から始まって、技術部、製造部、営業部、品質管理部、総務部と、まさに頭からしっぽまで会社という組織を丸裸にされる二日間。 監査なんて言うと某企業系ドラマみたいにピリピリして、互いに一触即発タマの取り合い的な戦闘状態を想像されるかもしれませんが、実態はほのぼのとは言いきれませんけが、それなりに緊張感はあれど前向きな監査なのです。 当社は先にも書きましたが、20年近くこの規格に基づいて会社を運営しています。この意味わかります?もはやこの厳しい規格こそが日常なのです。ちゃんとしてるからビビる必要はないですし、付け焼き刃じゃないから質問に堂々と答えられます。品質向上、生産性UP、改善活動etc。その積み重ねてきた日々は間違っていないという自信もありますしね。 と言っても、本日10:00AM~12:00PMまでは製造部の監査。普段しゃべり慣れてない彼等は、汗をかきかき監査員の質問に答えてます。その姿を一歩後ろの席に座って見ていると、こっちはその一挙手一投足はハラハラ、ドキドキものです。 あれ?この気持ちってもしかして…父兄参観日の教室の後ろのおとん、おかんの気持ちと同じじゃあないんだろうか? 知らんけど。 当社HPはコチラ!! 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. フォロワー1200突破!!

フォーメーション変更するのは、希望ではなく勇気です。

当社の製品構成は、時代とともに変わります。このコロナ禍においても新しい製品の受注が決まりました。そして量産の暁になれば製造現場は忙しくなるラインがあり、一方で収束を迎える製品ラインは暇になる。その過渡期を見極めてライン編成をトップダウンでこれまで行ってきたのですが、今回はその担当を技術・営業部のTくんに一任しました。そのプレゼン会が先日、製造部30人の前で行われました。主な内容は以下の通り。 ①労働時間の平準化 ②生産効率のUP ③急な欠員による生産リスクの回避 ④手配トラブルの回避 私以下役員も立ち会ってのプレゼンだったのですが、大胆なライン変更に対して繊細な説明による分かりやすいプレゼンに、普段変化を好まない製造部員たちは、最初は動揺していたように見えましたが、最後には納得していた気がします。 材料の絶え間ない値上げによる利益減をいかに食い止めるかはここ1年の課題です。それを達成するには、知恵と勇気によるフォーメーション変更が一番の効果を出します。そしてその難問に対して企画から実行に至るまでの道筋を作るのにTくんは苦労したと思います。その努力はプレゼンから、にじみ出ていました。 フォーメーション変更すれど社員は動かずとは言いますけれど、プレゼンから2週間が過ぎましたが、現在の当社はTくんの抜かりないフォローもあり混乱なく清々と流れております。それはまるで、昨日のW杯日本VSドイツの後半戦の如くです。戦局を変えるのは、留まるのではなく動き続けるのだという事を改めてTくんから学ばせてもらった気がします。 ㈱橋本製作所のHPはこちらから 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. フォロワー1200突破!!

異業界からきた社長の恩返し。

私は父の跡を継いで経営者になる前は、いわゆる音楽業界に勤めていました。 ここだけの話…継ぐなんて頭の片隅にもなく、自分にとって憧れだったエンタメ・ビジネスに身を置き、その最前線で日々を送るという心身充実した毎日を過ごしておりました。 給料は少なくとも、夢があれば生きていけるさ!! とまぁ、ちょいとアレな日々でもあったりするわけですけど。 で、今は栃木県の製造業で社長としての日々を送っています。 何があってエンタメ業界=ソフトから、製造業=ハードな世界に身を置くことになったのか?少なく見積もっても、とんでもなくおもろ可笑しいお話になるので、いつか機会があればこの場で書かせてもらいますが今回ではありません。あしからず(笑)。 社長になりたてだった頃、取引先である大手客先が協賛しているという交響楽団からアポイントが入ります。エンタメ業界に携わるのは懐かしいなぁという気持ちでお会いすると要件は寄付のお願いでした。大阪から栃木までわざわざお越しになられた楽団の広報のお話を聞いていると私の中で何かが蘇ってきました。 夢に生きるという事は何かを差し出すというわけです。そしてその何かは大概がお金です。古今東西それは同じです。エンタメ業界で働いていたら必ず見る光景と言えば、目をギラギラさせて小さいライブハウスで自分を表現する者達の姿です。売れていく者もいれば、売れずに去っていく者達も山のように見てきました。 楽団の広報と交響楽団の現状について話した時に、思い出したのは当時私がいくら応援しても芽が出ず消えていったアーティストの姿です。頑張っても叶わないという現実を目の当たりにしても何もできない、それはただただ悔しい気持ちとやるせない想いでした。 当時になくて今あるものはなんでしょう? それはお金による援助です。 夢追う者達に潤いを与える事ができる立場に気が付けば私はなりました。 初めて寄付をさせていただいて以来、会社経営に迷惑をかけずに毎年寄付させていただいてます。コロナだろうと材料値上げだろうと他社が寄付を減らそうと私は変わらずの金額をお渡ししています。 私はエンタメ業界出身の製造業の社長です。私がここにいるのはエンターテインメントの世界でお世話になったから。だから私を育んでくれた業界に恩を返さなくてはならないのです。そしてそれが出来るのは異業界から来た私にしかできないからなのです。 ㈱橋本製作所のHPはこちらから 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. フォロワー1200突破!!

『2022年度・下期会社方針』を語らせていただきたい。

2022年度の下期が始まりました。 当社では、会社方針を社長自らが、社員+パートさん含む全社員の前で、 60分かけてプレゼンをするというのが習わしとなっております。 いや、“なっておりました”かな。 実は全社員を目の前にしてのプレゼン。 コロナ禍において3年間も開催できませんでした。 2019年の下期以来、5期ぶりの会社方針を全社員の前で語るというのは、 経営者としてどんな大舞台に立つよりも緊張するものなのです。 開催自粛中に、新しく入った社員やパートさんもいますし、 久しぶりに参加する社員やパートさんもいる。 いくら掲示板等に売上の推移等を張り出してはいても、 社員達が理解し、納得し、安心するかという空気を知るのは、 こうして目の前で語らなければ、伝わらないし伝えられない。 まさに社長vs社員との【60分一本勝負】といっても過言ではありません。 上期の売上は計画に対して+34%達成という大技を繰り出し社員のハートを掴みつつ、 クレーム件数が目標未達という厳しい言葉なグランド技を仕掛けて気力を削り、 最後に前向きな気持ちなる鼓舞する必殺技で締めた60分。 はぁ疲れた…。 でも社員達を目の前にして会社の歩むべき道を、 生で直接語るのは…実に気持ちいいものなのです。 ㈱橋本製作所のHPはこちら 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. フォロワー1100突破!!

『2022年度・上期会社方針』を語らせてただきたい。

2022年度が始まりました。前期の年間売上は計画に対して大幅増。 2020年度売上に対して17%UPと好調な結果となりましたが、その売上にはラッキーパンチ的な部分もあり、完全な実力で…とはいかないですが…。 まずは数字は数字ということで。 さて今期の計画に当たり前ですがラッキーは数値に入れておりません。 ですから、この世の悪いところだけを抽出してみてみたら、おのずとシビアな計画が出来上がるという塩梅なのです。 ただこの計画はあくまでも上方修正の可能性を秘めた計画です。むしろその可能性は高いかな。でも計画を立てるならこれぐらいの方がいいなかなと思います。期待したつもりが達成せずに下方修正するとホントに見も当てられません。ありがたいのはラッキーを数値化するほど浮世離れしてないってこと。それが当社です。 だけど…これからもそっとロマンは、心の片隅で持ってしまうのだろうなぁ(苦笑)。それでも、日々リアルを信条に成長していくつもりです。 さてさて。今期は未来につながるような人材を積極的に登用したいと思っています。働き方はより自由に!をテーマに。基本的には地元主義なのは変わらないですが、今までとは違って〇〇でなくてはならないとは思っていません。 そもそも中小企業だから…とか、地方だから…って言葉が大嫌いなのですよ、私は。 ちょっとだけ具体的にお話ししましょう。 昨年一年をかけてDXな働き方を自ら旗を振って積極的に取り入れてきました。当初は借り物的なシステムとツールで社員から理解も得られなかったですが、根気よく説明してきたおかげで、今では社員達から必要不可欠なツールと言わしめるにまで化けてくれました。それによってコミュニケーションはもちろん、これまでは見えなかったものが見える化してきましたよ。これはちょっと嬉しい計算違い。 これによって働き方に広がりが持たせられるって少し確信してきました コロナが収束がチラリと見えてきて、経済復活がもう間近と思ったら今度は戦争という悪しきステージに場面転換。なかなか私たちの住む世界は日が差さない日々が継続してしまいそうではありますが、ならば対応して生き延びるまでです。 橋本製作所HPはこちら

マイナビ転職サイトから新人がやって来た!~製造Oくんの場合

【所属】製造部 【担当】製造2係 【社歴】5カ月 とにかく全てが、しっかりとしているんです。 今回は2月1日から試用期間を経て正社員になったOくん。転職活動や試用期間中の気持ちが冷めやらぬ今だからこそ、いろいろと知りたいなと。ですから今回の企画は…。 ①マイナビ転職サイトからなぜ当社を選んだのか? ②その転職活動中の当社の対応は? ③当社に入社する事を決めた理由 あたりを社長自らじっくりと聞いてみたいと思います。 ーまずは『月初の全体朝礼』での社員たちの前での挨拶、お疲れさまでした。新人恒例の儀式だったけどしっかり話せていましたね。 Oくん:ありがとうございます。めちゃくちゃ緊張しましたが何とかやり遂げました。改めて本日より橋本製作所にお世話になります。 ー頑張ってください。これからですから。さて転職活動から就職という期間をリアルタイムで過ごしてきたOくんに聞きたい。まずマイナビ転職サイトは、いろいろと検索機能が付いてるけど、それをどんな風に使ってに当社を知りました? Oくん:はい。まずボクは製造業に携わってきたので、他業種には行きたいとは思いませんでした。あと地元で働きたいので単純に自分のスキルと勤務地を中心に検索した結果、数社がヒットしその中に橋本製作所もあったというわけです。 ー給料とか休日とかは選択肢には入らなかったのかしら? Oくん:もちろん気になりましたけど、そこは会社の紹介サイトでじっくり見れますから、まずはざっくりと絞る作業から始めました。こだわればキリがありませんが、自分の中で転職したいという気持ちが勝っていたので、いろいろな会社を知ることがファーストでした。 ーなるほど。まずは大きな輪を作るところから始めたわけか。で、当社に応募したというわけですね。面接日が決まって実際に来てみてどう思いました? Oくん:変な意味ではないですけれど、面接回数が多いなぁって。転職は初めてではなかったのですけど、総務のAさんから始まってK常務まで行きつくまで何回会社に来ればいいのだろうかと(笑)。でも複数回の面接をしていただいたお陰で緊張もほぐれて、自分のアピールポイント、この会社で自分が求められてる事が理解できたので、面接の方達には、素直に正直に話せるようになりました。これまでは面接一回で“いつから来れるの?”で終了。そもそもボクは何の仕事をすればいいの?お給料はいくらなの?休みはいつなの?頭の中はクエスチョンだらけの転職人生でした。 ー雑な会社だなぁ…。そんなものなのかしら?我々の気質にお金の話は『恥』ってあるけれど、トラブルになるのは募集広告に書いてあった貰える金額より低いとか、思ったより休みが取れないとかで辞めちゃうケースが多いのも事実。 Oくん:お給料や休みについては何度も丁寧に説明いただきました。最終的にボクに残業代、交通費や基本給と併せると一ヵ月でこれぐらいの給料になりますっていう仮明細を作っていただきまして。その上で、これを渡すからいったん家に帰って家族会議してから入社の意志を決めてきなさいって言われた時には、まだ入社させてくれないのかと(笑)。 ー合格した本人は舞い上がってるから、多少の事に目をつむりがちだからね。だから一番冷静なパートナー(独身の場合はご両親)と、この金額ならば今までの生活水準が保てるのか?を含めて徹底的に話し合う事が一番大事なことなんです。 Oくん:お陰様でパートナーも100%納得しての入社になりました。 ーで、晴れて入社が決まって当社に来たわけなのだけれど、カルチャーショックとかなかったかしら?働く場所が変われれば、その数だけ文化が違うわけだし。 Oくん:入社初日はひたすら教育で教官が入れ代わり立ち代わり。品質や安全、はたまた就業規則に会社の歴史に至るまで。何ていうんですか?新入社員に対する隙が全く見当たらないというか…。とにかく何もかもが、しっかりしているんです(笑)。 驚いたと言えば、12月だったかな?『月初の全体朝礼』の時に社長が下期は売上も利益も目標を大幅に達成したから冬季の給与は楽しみしていて下さいっておっしゃられた時は、ド肝抜かれました。売上や利益の事をここまで言う社長っていたんだって。 ーあれ?言わない? Oくん:社会経験少ないボクが言うのも変ですけれど、偉い人たちは二言目には“不景気が~”、“コロナ禍が~”とかマイナスな事を言う人ばっかりでした。当時はフワッと納得してましたけれど、よく考えれば世の中の事より自分の会社の未来を知りたいのに。 でも社長は良い時と悪い時をきちんと理由を説明してくれましたから驚いたのです。ちゃんと話してくれるから、いつまで我慢すれば業績が上向きになるんだって理解ができます。だから頑張る気も起きますし。社員隅々まで会社の進むべき方向をお話しいただけるのは社員の自分にとっては一番の安心材料です。 ー良い事を言うのは楽しいけれど、厳しい事を言うのは嫌なもんですけどね(苦笑)。 他にマイナビ転職サイトで役立ったことはあります? Oくん:社長のブログは拝読してます!!自分も掲載されるんですか? ー今日アップするよ。ほら写真撮るから後ろ向いてもらえる(笑)? 橋本製作所のHPはコチラ。インスタも始めました!フォロワー550社突破!

製造業を訪問した時、どこを見ればいいのかお教えしてもいいですか?

新年あけましておめでとうございます。 橋本製作所は1月4日から元気に営業開始です。冬期休暇は12月25日からでしたから、比較的長めの冬休みだったのではないでしょうか。 さて、コロナの影響もあり久しく滞っていましたが(オミクロンがここまで広がってしまっているので予断は許されませんが…)、今月からお客様が数社来社される予定となっています。このブログでは何度か書いていますが、『雄弁に語る営業より寡黙に動く工場』という理念が当社にはあります。わかりやすく書くと自社が営業をするという事は工場を見学していただくという考え方です。 客先にどんなに素晴らしいプレゼンで営業したとしても、実際に製品を納めてこその製造業ですから、発注した製品の品質、納品に至るまでがしっかりされている事が、まずありきなのではないでしょうか?事実これまで新規の客先が決まったのは、工場に来ていただき工場を見た後になんて事が多くありました。 整理整頓の行き届いた製造ライン、LEDライトに包まれた明るい工場、生産行程を突き詰めた無駄な動きをしないスキのない社員、独自でプログラムしたシステムにより発注ミスを極限まで抑える事が可能にした生産管理。その普通の光景を実際に見てもらえた事が最後の一押しで信頼を頂けたのだと思っています。 でも見た目も大事!とても大事!!いやめちゃくちゃ大事!!! 本日は来るべきお客様を想定して工場をお色直ししてました。朝から社員が総出で工場の床をペンキで塗りなおしております。世間では“あれでしょ?製造業って床が油でべたべたして結構危ないって聞きますよ”なんて言われたりもします。当社ではそんな考えの方は大歓迎しております!!お越しになった時に自分のこれまでの考え方が、ピカピカの床を目の当たりにする事で文字通り上塗りされて、顔色が(いい意味で)変わっていかれる姿を目の当たりのするのは…心地いいものです。

【予告】社長が社員にインタビューしてみた 「シーズン2」決定!!

このブログを始めて3カ月余りが経ちました。 当初はさまざまな社員が書き込む自由闊達な会社案内的なコンセプトで始めたはずだったのですが、今では「社長専用ブログ」になっております…。 私の前職時代はエンターテインメント業界に在籍しており、企画・営業・サイト運営を生業としておりました。その後、父の跡を継ぐべく心機一転。東京から宇都宮へ移住→エンタメから製造業→サラリーマンから経営者という怒涛のジョブ・チェンジを果たしてまいりました。 その頃の名残り(?)もあり、この【Stories】というブログ企画は、取材、原稿書き、撮影、画像の加工にデザインと全ての行程を、社長である私が自らやっております。 苦労の甲斐もあり(いや、楽しんでます)、評価は概ね好評をいただいてます。その想定以上の反応に調子に乗ってご機嫌に“コレも社長のお仕事の一つなのだよ!”と嬉々としてブログを連載している。というわけなのです。 さて改めてこのブログのコンセプトは何なのでしょうか? ここは転職をお考えの方達が読まれるサイト。ですから彼らが何が一番知りたいのか?をコアとしてみました。 会社案内や活動を語るのも重要な事ですが、職場の社員の声を発信する事も重要なこと。当社の社員は90%以上が転職を経験してきた者達が占めています。彼らがいかに悩み、決断し、前職時代のスキルを活かして今を生きて働いているのかは、誰もが興味があるところです。 その発想で生まれたのが『社長が社員にインタビューしてみた』シリーズ。前回は製造、営業、生産管理の転職ストーリーを掲載しました。反響も大きかった事もありシーズン2を近日中に発表したいと思います。今回インタビューさせてもらったのは以下の3人。 第四回:『本社異動という栄転を断ってやってきた技術部Tくん』 第五回:『会社が倒産するも最後まで社長を支えた後にやってきた品質管理部Aくん』 第六回:『とにかく経理の仕事に就きたくて独学でスキルを磨き続けやってきた経理・総務部Aくん』 彼らからも大変に面白い話が聞く事が出来ました。ヒトに歴史ありですし、転職に物語ありです。そして人生は続くよ、どこまでもです。近日中に公開いたしますのでしばしお待ちください! 第一回から三回はこちらでどうぞ!

『今日から俺は!!』~社長がリモートを始めてみたらここからだった。

何という写真をアップしてしまっているのだろうか。 普段は【整理】【整頓】は当たり前。【清潔】、【清掃】、【しつけ】。略して【5S】を『5S社長点検』と称し月に一度、工場中をそれこそ重箱の隅をつつくが如く見回る事を重大行事としている当社であるはずが、よりにもよってこの写真はないだろう…とは、思いません。説明しましょう。 2020年3月。世界を襲ったコロナという厄災。解決方法どころか命の危機なのではないのか?という不安と恐怖。それでも経済を会社を社員を守らなくてはならない経営者として難しい舵取りの日々。 その中で、まず当社の事務所を二つに分けることを決めました。とにかく感染したら終わりなのですから(少なくとも当時はそう思ってました)、普段の業務に支障がないようにAチーム、Bチームに分けて仮にどちらかで感染者が出たとしても、なんとか会社を回せるように2Fの食堂を半分潰して事務所を1F,2Fに二分割したわけです。 あれから1年と9カ月。 幸いに感染者は出ませんでした。当社の社員のワクチン接種率は90%も超え、栃木の感染者もあれよあれよと激減している今。分割していた業務チームを一つの体系に戻す時が来たのかと。 でも…あえて問いたいのです。今まで通りに元に戻す事が未曽有の厄災を乗り越えた人間のベストな判断なのですか?何も変わらないって退化ではないのですかね? 当社はコロナ禍においてデジタル業務の推進に舵を切りました。社長直轄の部署として『情報システム部』と『DX推進室』を設立。そして(ようやくの)この写真の説明になるわけです。ここは2Fの片隅ある社長室になります。私が社長に就任して以来8年間、社長室に籠るのを良しとせず、社員とのコミュニケーションを一番として1F事務所内に席を設け続けました。そこで社員とともに笑い、悩み、感動を間近で分かち合えた日々は一番の勉強になったと思います。 しかし未来=進化の波は嫌でもやってきたのです。その未来を逃げずに真正面から見据えての新部署を立ち上げたことで、今では一緒にいなくてもコミュニケーションは取れる体制になってきました。ゼロとイチのデジタルでも社員たちの熱が伝わる。それは一つの進化の始まりかと。ならばまずは私から。って事で、その節目にこの雑然と引っ越して間もない私の新しい2Fの部屋をご紹介させていただいたというわけです。 今日から俺は、リモート社長!!

【V作戦】に参画せよ!!

当社の工場と横浜にある実寸大のガンダム。 テンションが上がってしまい、調子に乗ってちょっと画像をはめ込んでしまった。 製造業を営む者なら、きっと誰もがこのような画を夢想したことがあるかと。そして私は実現させてしまったのだ。小学生の頃からガンダムという作品に憧れ?信仰??な世代の私にとって、この第四工場の建設を決めた時から譲れない想いがあった。それは…絶対的に見かけだけでも【ガンダム】な配色をと。毎朝この第四工場を見るとンションはかなり上がるのは言うまでもない。 【第四工場、大地に立つ!!】参照 先日、一度は間近で見たかった横浜にあるGUNDAM FACTRYにお邪魔してきた。静岡からお台場に移設して今回は横浜。簡単に説明するとこの1/1のガンダムは動くのだ。このガンダムを動かしたいという子供が考えそうであり、壮大なプロジェクト。その経緯が、NHKのドキュメントで放送されてるのを見た。参画された企業の苦労と努力と達成という姿を見た時に何だろ?ジワリと胸を打たれてしまった。そして無性に羨ましかった。プロジェクトに携わった日本を代表する企業(9社が参画されている)の開発風景は大変そうではあるが、スタッフはどことなく誇り高く楽しそうでもあり。改めて働くってなんなんですかね?って思ったりもしたりして。 今さらながら機動戦士ガンダムという作品は、ヘタレな主人公のアムロが、周囲とぶつかりながらも、出会いや経験を積むことで変わり、才能が開花する事によって大嫌いだった職場(?)であるホワイトベースにおいて自分の居場所や役割を見つていく。そして終盤には仲間を思って死をも辞さず、守り闘いそして涙するにまでになるという物語。 その姿に私自身が大いに影響を受けた。役立たずだった彼は自分で居場所を作ったんだというところに。自分の才能(戦争でってのは悲しいけど)を見つけて、それを周囲に認めさせていく。その一連の行動によって主役のアムロは責任感が芽生え成長する。そして最後には唯一無二の存在になっていく。衝撃的だった。そんな主人公は今まで見たことなかったので。これまでは青春むき出しの激熱一本気な主人公しか見たことなかった私にとって、ある意味社会のリアルを見させられた気分だったのだ。 影響を受けた私はこう思うのに至る。結局、自分の居る場所を心地良くしたいと願うならば、他人から用意されては無理なんだ。それは自分でしか作れないんだと。逆を返せば楽しくも詰まらなくもするのも自分次第なんだなぁと。嫌なら逃げてもいいんだけどそれも自分次第。つまりは自己責任って言葉を覚えられたのはアムロのお陰だった。当時16歳のアムロは59歳か。感謝したいけど考えてみれば彼は未来の人だったね(笑)。 ㈱橋本製作所のHPはこちら

【重要なお知らせ】これだって日常です!偉い人にはそれがわからんのです。

<重要なお知らせ 11月19日> 10月31日に地元の新聞限定で、折り込みチラシ広告で社員・パートさんの募集広告を出させていただきました。おかげさまで40代、50代の方達から問い合わせのお電話がたくさんくるようになりホッとしてます。 しかしこの新聞折り込み募集広告の掲載が、マイナビさんの提唱される“企業の日常”というブログ規範に抵触するとの事で写真を差し替えて欲しいと依頼が来ました。 ネットで転職をする事に詳しくない方達はまだまだ多くいられます。そのような方達には新聞という媒体がとても重要です。ですから私としてはネットだけではなく、いろいろな方達にいろいろな媒体で当社を知っていただきたい!との思いを込めて地元の新聞限定で折り込み募集広告を掲載させていただいたという次第です。 そこには当社が掲げている地元の方達と世代に関係なく一緒にお仕事がしたいという願いがあります。この思いを込めた折り込み広告をブログでアップするという事も私にとって企業の日常の風景だと判断させていただきました。そしてその決断が間違っているとは今も思っていません。 しかし運営側がNOとの判断をされてしまいました…。 大変に残念です。 いわゆる意見の相違ってヤツです。 それでもルールはルールです。 よって本日より写真も原稿も大幅に変更しての掲載とさせいてただきます。 以下はせっかく書いた記事なので掲載続行とさせていただきました。 現在、マイナビ転職サイトで社員の募集をお願いしておりますが、10月31日に新聞の折り込みに募集広告を掲載させていいただく事にしました。 今回は工場勤務を中心とした人員を募集したいと思っております。つきましては当社の工場があります栃木県鹿沼市を中心に近隣の方達を含めての募集とさせいていただきます。 ぜひご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。 さて! ここからは面接の時には、なかなか質問したくても出来ない事を数問あげてみました。気になるけれど聞けない事の方が、実はとても大切な事だったりします。ぜひ参考にしてみてください。 Q:在職中なのですが… A:現在お勤めであられるならば、お仕事が終わった後に面接時間を設定させていただきます。またどうしても平日はお仕事が遅くなられるのであれば、土曜日でも、リモートによる面接も可能です。在職中であれば当社への入社日も双方納得の上で決めさせていただきます。 Q:別業界からの転職を考えてますが… A:未経験の方も大歓迎です。当社の教育プログラムは未経験の方でもご理解いただけるようになったおりますので、ご安心ください。当社が求めているのはチャレンジしたいという気持ちです。 Q:製造業と言えば男社会のイメージがあります。 A:当社の女性比率は30%を超えています。当社のビジョンに女性が働きやすい職場づくりがあります。工場内の環境改善には、かなりこだわっている会社です。また社員の平均年齢も30代中盤から40代前半と若いのも大きな特徴です。 Q:休みづらいという事はありませんか? A:当社の有給取得率は個人差はありますが年間で平均で50%を超えています。あらかじめ休みを申請してあれば自由にお休みできます。きちんとやるべき事をやれば、自分の裁量で休みを取ることは…当たり前の権利だと考えます。 もっと当社の事がお知りになりたいなら当社のブログをご覧になったください。当社のブログは社長自らが責任編集してリリースしております。自分で書くのも恥ずかしいですけれどあえて書かせてもらいます。 ・マイナビ業界でも話題独占!本社からの問い合わせが殺到中!! ・北関東部門においてぶっちぎりの人気NO.1!! お読みになれば、きっとあなたは、橋本製作所に興味を持つはずです!! 橋本製作所のブログ一覧はコチラ!! 橋本製作所のHPはコチラ!!

社長が社員にインタビューしてみた~生産管理Yさんの場合②はたらき方編

前回【転職編】はコチラ!! ーこのインタビュー・シリーズ、いつもは二回目は実務編でお話を聞いていますが、Yさんにはもう少し広い意味で【はたらき方】を聞いてみようかと。 Yさん:足掛け10年近くお世話になっていますから。なんだか青春時代の一部をこの会社で過ごしてきたと言っても過言ではないかと(笑)。 ー派遣として生産管理のサポートという立場から、正社員として改めて入社することになりましたが…。 Yさん:前回も言ったのですが、この会社を契約満了という形で退社して自分の夢を叶えるべく正社員として働いて、その世界で現実を知って当時は少し仕事に対してナーバスになっていたような気がします。考えれば考える程に答えが見つからない深みにハマっていたような。 ー働いていれば誰でもその“沼”にハマると思います。現にインタビューしてきた二人も同じようなことを言ってました。 Yさん:そうなんですか、IくんもHさんも…。偉そうに言うわけではないのですが、どんなに好待遇や望んでいた業界で働いたとしても、結局は会社と自分の相性に尽きるのではないでしょうか?私がこの会社に再びお世話になった時に思ったのは“ただいま”という気持ちでした。 ーもう少し深堀していい?再び会社に帰ってきた時に周りから何か言われたりした? Yさん:素直に“おかえり”とか“帰ってきたの?“、“ようやく正社員?頑張ってね”と言う言葉がほとんどだった様な気がします。派遣期間満了しての退社とはいえ、一度辞めた人間が、しれっと帰ってくるのは、いくら何でも虫が良すぎはしないかとは思っていたので、温かい言葉で迎えられてホッとしました。 ー辞め方の問題です。スムーズ仕事が進められるように辞める準備をきっちりしてくれたからかと。辞め方って実はとても大切な事です。きれいに辞めればその世界を断ち切ることなく継続されて、結果的に自分の世界が広がる事に繋がりますから。 Yさん:タイミングも大切ですよね。結局は巡り合わせなんでしょうか? ーさてその後、結婚されてお子さんにも恵まれて。 Yさん:会社に対しては強く思っているは、当たり前を当たり前としてしてくれているところです。産休も育休も当たり前としてマックスで取らせていただいて。その間も会社から法的な事を理解できるまで丁寧に説明してもらいましたし、現在の時短出社・退社も当たり前として認めてくれてます。技術部に所属しているお二人のお子さんがいらっしゃる女性がいます。その方からの生きた情報?も大いに参考になりました。やっぱり当たり前なんだぁって。あれ?当たり前しか言ってませんね(笑)。 ーお子さんを抱いて会社に来てくれた時が度々ありましたよね?あの姿を見るとウルっとしちゃって(笑)。我ながらいい会社だなぁって。 Yさん:育休期間もフラっと寄れる空気感がここにはあります。私も寄るのが楽しみでしたし。 橋本製作所のHPはこちら マイナビ転職サイトはこちら

社長が社員にインタビューしてみた~生産管理Yさんの場合①転職編

【所属】生産管理部 【担当】生産管理 【社歴】7年 ーおはようございます。今回はなぜ転職したのか?というインタビューの主旨とは別の切り口からお話を聞きたいと思います。Yさん、社歴は7年ですけれど…。 Yさん:おはようございます。社長とはそもそも私が派遣時代からのお世話になっていますから、かれこれ10年近く経っているかと…。 ーそうなんですよね。派遣期間満了を経て、別の会社に社員として転職して、当社に正社員として帰ってくるという。 Yさん:20代前半の時に派遣社員として生産管理部のサポートとして入社しました。当時の派遣業の営業の方からは、橋本製作所は社員、パートタイマー、派遣社員に対してきちんと平等に見てくれるから、オススメだよって言われて入社しました。当時は社長でなくて部長でしたよね? ーはい。総務部部長だったかな?前職は東京で女性比率が高い業界にいたので、当たり前のように彼等と対等の立場を心がけて仕事をしていました。 Yさん:その男女平等という考え自体が私には新鮮に思えました。他社さんでは、派遣社員、しかも女性ってだけでお飾り程度の扱いもなくはなかったので。でもこの会社はちょっと違うぞって。次第にこの空気?が居心地よくなって。そしてそれが普通なことなのだ感じてしまい、“あれ?これが、今の世の当り前なのかしら?”って思い、派遣期間満了後、思い切って、以前からチャレンジしたかった世界に飛び込む事にしました。 ー正直、抜けられるのは困りました…。ただやりたい事があるって言われてしまうとこれ以上は引き留めようがなくて…。 Yさん:ありがとうございました(笑)。そうして正社員として他社で2社ほど働いてはみたのですが、思い切り世の中の現実にぶつかりました。なんなんでしょう?世の中はガラスの天井どころか、周りはガラスの壁だらけ。やりがいをもって働きたいのに、成果を正当に評価されない事が当たり前で。そんな空気が嫌な気持ちに変わってしまって。そんな折に派遣時代にお世話になった営業さんに相談してみたら、橋本製作所の役員に女性の※総務部長がいるから紹介してあげるよって。 ※当時の私は総務部長から常務になっていました。 ー総務部長からも“彼女なら即戦力ですし問題ないですよねっ!!”って某転職サイトのキャッチコピーみたいに強く言われました(笑)。で、戻ってきてどうでした? Yさん:驚きました。新しい工場は建ってるし、製造業なのに現場での女性の比率が格段に上がってるし。いったい何があったのだろうって。 ※参照第四工場、大地に立つ ー先代の社長とこれからの当社の方針は、女性が戦力の中心を担えるような会社づくりをする!というビジョンを掲げた辺りだったかな? Yさん:派遣時代当時に、この会社でお世話になっていた女性の総務課長が、お会いした時に取締役・総務部長になられているのもビックリしました。この会社は壁とか天井とか関係ないんだなぁって。東京ならまだしも地方で中小企業で、しかも製造業で、おまけに親族でもない方が実力で性別を超えて重職に任じられるって私の想像してた以上の事が実際にこの会社では当たり前のように起きていました(笑)。 ーそうなんですよ。世界では、大都市では当たり前の事をなぜ我々ができないのだろうと常々思っていました。前職時代の性別にこだわらずに実力次第で重用される世界にいたから不思議ではなかろうと。 Yさん:当たり前と言えば正社員でお世話になった後も…。 ー後半に続きます!! 後半の【はたらき方】編はコチラ!! 橋本製作所HPはこちら マイナビ転職サイトはこちら

『2021年度・下期会社方針』を語らせていただきたい。

2021年度下期が始まりました。 当社は一年に2回、4月と10月に全社員の前で、半年の総括と次の半年に向けてのビジョンをお話しするという事をしています。ただこの1年以上、コロナ禍による三密を避けるため一部の社員の前でしか話せないという状態ではありますが…。 今回のブログは昨日行った会社方針の話した内容を書かせていただきます。 売上予測では前年度比15%超えになりそうです。私としてまずはホッとしたのが正直な気持ちです。思い返せば、一昨年の取引先が起こしたコンプライアンス・トラブルによるブランド低下による売上減、昨年のコロナ禍における経済停滞による売上減、この二年間は厳しい時代でした。 が、その期間も小さな事からコツコツと改善を社員達と取り組んだ事で、利益確保が出来る力を得れた気がします。このような時だからこそ浮かんだアイデアもありましたし、また社内をデジタル化に向けて歩み始める事に舵を切ったのもこのピンチの時代だからこそでした。奇跡を待ってても仕方ないので、未来への軌跡を描こうとしたわけです。 当社のワクチン接種率は一回目90%、2回目70%を超えました。周囲の会社はいまだに60%程度だと産業医の先生から伺いました。その接種率の高さを根拠に、今期の方針発表の中心となったのが、『アフターコロナ』への取り組み方についてです。 ①他工場との積極的な交流の復活 ②1Fと2Fに分けていた事務所の統合 ③コミュニケーションツールアプリ全社員活用 ①、②はコロナ禍における『まん延防止のための緊急危機対策』でしたが、接種率90%に伴い解禁しました。これによりより生産性が捗り業務の平準化が進みそうです。③に関しては先行して行った全工場『フリーWifi』化から一歩前進して社員同士(パートタイマー、派遣社員含む)のコミュニケーションを気軽に、そして会社からの指示、連絡を一斉配信する事で情報の共有化がスピーディーになる事が期待されます。 またZOOM、Teamasを使った新しい営業方法の確立により顧客の開拓もスムーズにいきつつあるとの報告も受けています。 否が応でも時代が変わる節目にいるのですから、元に戻ってアハハ!よかったね!!で、どうするの?古い人にはそれがわからんのですよ!って私はついつい思ってしまうわけです。 橋本製作所HPはこちら

社長が社員にインタビューしてみた~営業Hくんの場合②実務編~

前回【転職編】はコチラ!! ーさて紆余曲折あっての当社への入社が決まりました。それからのHくんの動きを教えてくれますか?なかなかハードなプログラムだったと思ったけど…。 Hくん:はい。確かにハードな経験をさせいていただきました(笑)。ただ、私としては納得の上であり必要なプログラムだったと思ってます。何しろ私自身が製造業に関してはズブの素人での入社でしたから。もちろん銀行業務に携わっていた時に、与信管理等で製造業を営む会社にお邪魔したり、保険業務においても製造業用の保険のご提案をしたりと全く関りがなかったというわけではないのですが… ー当社の製品に関しては知る由もない。 Hくん:それどころか、どのような素材から、どのような工程を経て自社製品になるのも知りません。そこで入社時に会社から指示されたのは、『1年間の現場研修』というプログラムでした。現場に入って実際に機械を操作してモノを作り、組み立てラインに入って製品を組み立てるという。1年間で全生産ラインに携わりました。 ー頭でわかっていても、身体と心が付いていかなかったのでは? Hくん:とにかくカルチャーショックでした。作業服を着てモノづくりをするという経験自体が初めてでしたから、何を見ても触れても驚きの連続です。 でも、しばらくしてこうも思ったわけです。自分は営業として入社しました。客先にモノを売ってなんぼな営業職です。その為には実際に製品を作る『ヒト(社員)』+『モノ(製品)』を熟知してこそ、『カネ(売上)』に結びつくのかなと。出来もしないモノを売り込んだり、ヒトが無理しないと作れなかったり、利益幅が少ないカネを稼いだとして、果たしてそれが営業の姿なのかと。 ー『ヒト・モノ・カネ』をそのように判断したのですね。 Hくん:今は営業として取引先を駆け巡っていますが、客先と商談しながら、彼らのリクエストに対して“出来る”、“出来ない”の判断が付くようになってきました。ただ売上を立てるという事だけに特化する事は、結果的に客先と当社に大きな迷惑をかけることになりますので。己を知れば…って感じです。 ー現場研修で製造の仕方を学ぶ事はもちろん、実際の営業方法を学ぶ事も必要です。 Hくん:現場での研修が終わりを迎えた頃に、今度は営業教育プログラムが始まります。技術部、品質管理部、生産管理部から徹底的に基本をたたき込まれました。その上で週に一度、社長+常務と営業顧問で開催される営業報告会にも参加するようになり、営業の今を知ることになりました。 ー同時に営業に同行するようになって、いよいよひとり立ちという時期になって迎えるのが2020年3月…。 Hくん:コロナ禍の到来です。それまでは客先に訪問して打ち合わせをし、当社の技術部と情報をすり合わせをして、工場で試作品を作り、それを持って客先と詳細を詰めます。最終的に性能と価格が相互に納得して、量産に入るという一連の動きが全てひっくり返りました。とにかく客先全てから“訪問禁止”と言われましたので、なすすべ無し、お手上げ、営業としては手足をもがれる事態になるわけです。 ーその八方ふさがりの状態から営業として何を感じて考えたのかな? Hくん:これまで当社は客先に出向いての営業を基本としてました。しかしその手段が閉ざさてしまったのが2020年です。それでも世の中も経済は止まってはくれません。実際に2021年には『ニュー・ノーマル』と言われてたことが『ノーマル』な時代になってきたなと感じました。もちろんこれまで通りに客先に出向いて営業をすることも大切ですが、ZOOMやTeamsを使ってのWeb営業も積極的に仕掛けるようにしています。 ーつまり営業方法に幅が広がって、これまでの距離や時間に関する概念が薄くなる時代になりかけてるってこと? Hくん:そういう時代の流れを、営業という最前線にいると肌身でひしひしと感じます。なにしろ当社は、社長が先頭に立ってデジタルによる変革に対して積極的にぐいぐい動いてくれてますから、営業としてはありがたく思ってます。だいたい工場中を『フリーWifi』にしてる会社なんて、私は他には知りませんよ(笑)。 ーいろいろと今後の仕掛けを施すのには必要と思ったから。いわゆる先行投資です。 Hくん:最後に私からも質問よろしいですか?何故、異業種出身の私を採用を社長が決めれらたのでしょう? ー親の跡を継ぐべく橋本製作所に入社する事を決めた時、異業種だとか経験値とかあまり考えなく飛び込みました。面接の時にHくんが言っていたチャレンジ精神という武器一本で勝負します!って熱い思いを聞いていて、自分のあの頃の思いが蘇ったからかな。こういうヤツは強いぞ!みたいな?ちょっと少年漫画みたいだけど(笑)。 Hくん:私も社長と一緒で週刊少年ジャンプ系ですね(笑)。 橋本製作所のHPはこちら マイナビ募集はこちら

社長が社員にインタビューしてみた~営業Hさんの場合①転職編~

【所属】技術営業部 【担当】営業 【社歴】4年 ー今回は営業部に所属しているHくんの登場です。転職とはなにか?という深いお話を聞けるのではないかと期待してます。 Hくん:なぜそんなプレッシャーを与えるのですか。 ーいやいや。Hくんの転職歴は必読に値すると思っています。人に歴史ありだとは言いますが、Hくんは当社において異業種からの転職ですから。 Hくん:“なろう系”(異世界に転生した主人公作品の総称)みたいに言わないでください(笑)。確かに自分でも橋本製作所に入社するに至るまでの道のりは不思議だとは思いますが…。 ーでは早速、当社に入社するまでのHくんの道のりを聞かせてください。 Hくん:了解しました。お役に立てれば幸いです。私はさくら市で生まれ、大学は東京で過ごし地元に帰ってくるという、いわゆるUターンの就職活動を経て地銀に入行することになりました。窓口業務、融資業務を勉強させていただき、お客様の資産を運用する部署に配属となりました。そこでは経営者の方達やお店のオーナーの方々との商談をさせていただく事がメイン業務となります。やがて彼らの考え方や生き方に憧れるようになり、8年間過ごした銀行という職種より、もっと新しい生き方を模索なるようになったわけです。 ー独立して起業したいと思ったのかしら? Hくん:さすがにそこまでは考えなかったです(苦笑)。ただ、その頃に知り合った外資系の保険会社の方がいらっしゃいました。その方は日本屈指の営業成績を上げるの方でして。その方の働き方や生き方を伺う機会があり、結果、迷っていた心が揺さぶられてしまい、気が付いたら転職の背中を押されてた気がします。 ーそこまで人生観を変えられた仕事だったはずなのに、辞める事になるのは何だったのだろう? Hくん:3年間、がむしゃらに働きました。銀行での業務は、“個”に始まり、“課”や“部”と連帯し、やがてその流れの先に“会社”の売上確保という働き方でした。しかし保険業務は徹底的な個人至上主義です。銀行での業務の流れのスピードの遅さに歯がゆい思いをしたからこそ、飛び込んだ保険業でしたし、しかもそこは世界を代表する外資系の会社。やりがいはありましたが、その超高速の世界は自分にとって、あまりにも劇薬で。そんな矢先に…。 ーちょっと待ってくれる?実はここからが私も絡んでくるんだよね。 Hくん:はい。私の直属の上司は先にお話しした日本屈指の保険営業の方なのですが、橋本製作所の社員用保険や社長の保険を含めて担当されてまして。その方から「H。仕事に関して悩んでいたよな?あれから一年頑張っていたけど、気持ちの整理がついたか?」というお言葉をいただきまして。ん?上司からはそんな風に見られていたのかと色んな意味で動揺しました。これが外資系かと(笑)。 ーその頃は当社でも長い間、新しい営業を探してました。応募はそれなりだったけど、なかなかピースにハマる人と出会えなくて。そんな折、保険担当から紹介されるたのがHくん。 Hくん:仕事に悩んでいましたが、当時は辞める意思は薄かったです。でもあの日、社長にご挨拶した事で、自分の仕事に対する気持ちの整理する良いきっかけになりました。私のこれまでの仕事は、いろいろな経営者やオーナーに会う事ありきでした。気が付けば『企業は社長なり』という認識が染みついてた気がします。社長と直接お話しさせていただき、久しぶりに“こんな社長と一緒に働けたら面白そうだ”という気持ちが蘇ってきた瞬間でもあったのです。 ー結果、面接になってたよね。製造業未経験の人材を営業として入社させるという事は迷ったけれど、垣間見えたHくんの明るさと素直さという性格、これまで金融業と保険業での経験してきた職歴には大いに興味を持ちました。 Hくん:そんな風に思っていただき光栄です。上司は転職を勧めるために、社長を紹介したわけじゃなかったって苦笑いしながら言ってましたが、私の気持ちは固く、改めて上司に将来を相談し橋本製作所に営業として入社したいという意思を伝えました。 ー縁が重なっての入社になるのだけど、ただ一つ気にあることが…。それはHくんのプライドが堪えられるかという点。大卒→大企業→外資系企業という職歴から未経験の業種。しかも中小企業。人によっては…。 Hくん:正直そういう風に思われて、アドバイスしていただく方が一人もいなかったと言ったら噓になります。ましてや私は家族もおりますから周囲から心配はされました。ただ社長がお話しされた「うちは中小企業だと思って仕事をしていないよ。大手企業というお客様と真っ向勝負して同等にビジネスしている会社だから」って言葉が突き刺さりました。会社は規模じゃないって。 ーそれは先代社長から経営者になる私に、最初に教えてもらった言葉でもあったのです。 Hくん:私は流れに身を任せ働く事が嫌で銀行を辞めました。ただ外資の流れが急すぎたので溺れそうになっただけです。その点、橋本製作所の決定に至る速さと、チームで動き連携する一体感。個として営業をしつつ仕事を俯瞰で観る立ち位置。ここには、私が経験してきた9年間の仕事の理想のスタイルがありました。ですから周囲からのアドバイスは気にならなかったです。 ーという流れで入社したHくんなのだけれど、本当の奇妙な冒険は入社した後からなんだよね。 後半の実務編はコチラ!! 橋本製作所のHPはこちら マイナビ募集はこちら

社長が社員にインタビューしてみた~製造Iさんの場合②実務編~

前回・【転職編】はコチラ!! ー今回は社員になってみてからという事を中心に聞いてみたいと思います。 引き続きよろしくお願いします。 Iくん:よろしくお願いします。 ーまず派遣社員から正社員になって今年で5年が過ぎたけれど、振り返ってみてどうです? Iくん:仕事はさておき、まず結婚しました。そして子供も授かりました。そういう意味ではこの会社でお世話になってから人生が激変したような気がします(笑)。 ー確かに人生の分岐点に当社ありだったかもしれないね。 Iくん:ボクは派遣社員として働いてる期間も長かったのですが、その選択自体は正しい事だったと今でも思っています。いろいろな世界を覗けるし、その仕事を体験することによって、どの職種が自分に向き不向きかをわかることもありましたので。 ーいわゆる学生が興味のある企業などで実際に働いたり、訪問したりするインターシップみたいな感じかな? Iくん:そうだと思います。本来ならば学生の時にそういうシステムがもっとあればよかったのですが、まだまだ当時は今ほどに発達していなくて…。そんな中で、この会社と出会った事はラッキーでした。派遣社員のままだったらカノジョと結婚までいったかどうか(汗)。誤解して欲しくないですけど、家庭を持つってちゃんと地に足付けた生活基盤があってこそだと。 ーしっかりしてるなぁ。 前回も聞いたけれど、正社員になって心がけてる事ってあります?もしくは意識してる事とか。 Iくん:うちの会社はどちらかと言うと『チーム』でモノを作る事が多い方かと。渋いおじさんの職人さんが、しかめっ面で「オレの技を盗んでこそ一人前じゃ」という感じではないです(笑)。 ー個人商店の集まりではないよね。 Iくん:みんなの作業があって、それがまとまって一つの製品が出来上がっていく工程がうちの会社のメイン業務じゃないですか。逆に一つの作業が滞ってしまうと後の行程に影響が出てしまうんです。思い出すと入社した頃は作業工程にムラがあって待ちぼうけしてる時間もありました。結果、残業が増えてしまうという事も多かったです。 ーその残業を減らすように、作業の稼働分析していわゆる『仕事の見える化』に着手したのもIくんが入社した頃だった気がする。 Iくん:確かに残業は結構減りました。それまでは自分の仕事が終わっても、先輩社員が帰らないと帰れない空気とか結構ありましたよ。同僚と先輩にバレないように帰るにはどのルートで工場を歩けばいいのか探してましたし(笑)。 ー耳が痛い話だ(苦笑)。でもそういう事がまかり通っていて、結果、生産性が低く皆の残業が増える環境をを変えたくてトップダウンで改善させてもらいました。 Iくん:残業が嫌だとは思ってないです。受注が多い時もありますから。そこは納得してます。だって今は毎日の自分がすべき仕事が予め決められてますよね。で、それが終われば周りを気にせず帰っていいですよ、というルールに会社が決めてくれたので、堂々と大手を振って帰ってます。子供も小さいので妻の負担も減るので早く帰れるのは助かりました。 ーイクメンでもあられたりするのね…。 橋本製作所のHPはこちら マイナビ転職サイトはこちら

社長が社員にインタビューしてみた~製造Iさんの場合①転職編~

【所属】第一製造部  【担当】200t 単発プレス機 【社歴】5年 ー記念すべきインタビューの第1号はIくんになります。改めてよろしくお願いします。 Iくん:よろしくお願いします。なんだかおかしな事になってません?ボクで大丈夫なんですか?しかも社長からインタビューって(笑)!! ーそんな緊張しないでください(笑)。当社は転職で入社した社員がほぼ全員じゃない?掲載されるのが転職サイトという事もあって、ちょっと変わった経緯で入社したIくんが、面白いかなと思って。というわけで当社に入社した経緯と理由について聞きたいのですが。 Iくん:もともとボクは派遣社員として橋本製作所にお世話になりました。たしか新工場設立の際に、社員のサポートとしてだった気がします。新しい工場を見た時、今まで派遣されてきた工場とはビックリするぐらいに奇麗で驚きました。ここで働くのかぁってテンションも上がったのは覚えています。 ーそこから派遣社員として2年ぐらい続けてくれたんだったよね? Iくん:はい。製造として入ったのでいろいろと経験させてもらいました。板金用機械であるベンダー機の補助や、製品の組み立て作業を主体にやってきました。派遣された新工場は、女性が多い部署だったので、ちょっとした力を使う仕事は一手に任されてました。 ー中小企業あるあるだね。 Iくん:確かに(笑)。なんでもやらせてもらいました。初めは戸惑うこともありましたが、社員の方達から親切に教えてくれたので、逆にいろいろな仕事を体験できたってことは楽しかったです。普通、派遣だと同じ仕事をただひたすらやるだけですから。 ー戸惑ったんだ(笑)? Iくん:だって派遣社員のはずなのに、どんどんと生産の中心になる作業を任されるし、女性のパートさん含めて周りからも頼られたりしましたので。途中からボクの立ち位置って何だっけ?とかも思ったりして。 ー派遣社員として1年ぐらい過ぎた辺りからIくんの評判は聞いてたよ。「社長、派遣社員としてはもったいない位の逸材がいます」とか。その頃から工場に行く度にチェックさせもらっておりました。 Iくん:見られたましたか…。でもカッコつけるわけではないですけど、途中から派遣だからとかって意識はどんどん薄れていってた気がします。ボクは橋本製作所で認められてるからこんなにも仕事を教えてもらってるんだとか。それに仕事を覚えるって自分の財産にもなるじゃないですか?結構、どん欲に吸収してやるって思ったりして。 ー社員が提案する【改善活動】にIくんの名前で改善レポートが上がったのを読んだ時に、正直ビックリしました(笑)。 Iくん:その頃にはライン生産を一手に任されてました。自分の仕事を効率よく、整理整頓していたら、先輩社員から「だったら【改善活動】にIの名前で出しちゃえばいいんじゃない?」って言われて。いいの?何でもありなのかよ!って。で、提出したら(社長含む)改善委員会から高評価をもらっちゃって。 ーもはや派遣社員の域を軽々と突破してました。そして社員にならないって話になるわけだけど。 Iくん:やっときたか(笑)って感じです。もちろん嬉しかったですけれど、特に思ったのが、この会社は派遣社員だろうと分け隔てなく見てくれるんだってのが嬉しかったかなぁ。今まで派遣された会社は、どんなに頑張っても社員との溝は飛び越えられなかったですから。やっぱり自分のしてきた事を認めてもらうってモチベーション上がります。 ーありがとう。そう言ってくれると社長冥利に尽きます。これからも頑張ってください。最後に社員になって変わった事はあるかしら? Iくん:あまり変わらない事がだいじなのかなと。自分という個人を認めてくれたのだからそのままでいいのかなとは思ってます。もちろん学ばなくてはならない事は多いですけれど。あと社員になった事で周りの動きも見ながら仕事が出来るようになった気がします。後輩も出来ましたから、今度はボクが教える立場になるんだなぁって漠然と意識をしてたりもしてます。 ーやはり逸材だったか…。 後半【実務編】はコチラ!! 橋本製作所のHPはこちら マイナビ転職サイトはこちら

来るべきアフターコロナ…。橋本製作所はこう動きます。

先日(9月10日)に当社のメインバンクである政府系金融機関の東京本店の方達が来社されました。目的は『コロナ禍においても、元気な会社の元気な経営を学びたい!』という事らしく、その対象の一社として当社にお越しになられました。 元気を学んでいただけたかは別として(笑)、これから当社の取り組む以下の三つのビジョンについてがメインテーマになりました。 ①DXを積極的に推進導入することで事業の優位性を確保する ②より生産性の上がる新システムの構築。 ③業務効率化を図り働き方の多様性を図る。 今年の4月より情報システム部とDX推進室を設立し、新たに専門のコンサルタント会社とも契約。社員の働き方を見直しデジタル化を積極的に導入してより働きやすい環境を作れるのか?という課題に向けてすでに舵を切っています。 最初に取り組んだのは、社員同士のコミュニケーションのデジタル化でした。誰でも簡単に、どこにいても連絡が取り合えて情報を共有化出来れば、当社の永久の課題である“聞いた、聞いてない”問題にも解決の光が見えそうです。会社中を『フリーWifi』にしましたので、社員がツールとして使用するスマフォへの金額負担もありませんので、試用段階ながら評判は上々です。 スケジュールも部門ごとでまとめてデジタル環境でフル開示させましたので、リアルタイムで社員の居場所もすぐにわかります。会社あるあるの誰かを探し求め、社内をあてもなくさまよっている社員の姿がほぼいなくなってます。 たかがコミュニケーション。 されでコミュニケーションなのです。 次回より、新シリーズスタート【社長が社員にインタビューしてみた】はコチラ! 橋本製作所のHPはこちら

第四工場、大地に立つ!!

会社が大切しているものって何でしょうか? 各社各様。それぞれの想いがあるでしょうから、あげればキリがありません。見た目も気にせずまい進して!…と言う会社もあるでしょう。が、当社は見た目も最重要視している会社です。何しろ私の座右の銘が『カッコ悪いは罪な事』なので(笑)。 まず製造業のイメージとして…床が油で滑るとか、薄暗いとか、空気が悪いとか…確かにドラマにはそのような工場もよく出てきます。が、私はあれを見て大笑いしてます。アホな演出家だなぁ。もっとよくリサーチしなさいと。 当社が約30年ぶりに建設した最新の工場には、『カッコよさ』を徹底的に詰め込んだこだわりの工場です。外観は爽やかな配色施して清潔感を演出し、場内にゴミ一つ落ちていないのは当たり前。油一滴落ちていません。窓を大きく取り自然光を豊かに取り入れ、また通気の良さも考えた導線作り。天井には通常の3倍のLEDのライトを配置する事で光量を大幅に増して場内の隅々まで光が届くようにしています。 なぜ?そこまで『カッコよさ』にこだわるのでしょうか? 当社の考えに『最高の営業マンは工場』があります。我々はお客様と何度もお打ち合わせをして試作から量産、納品までを生業としています。いわゆるQCD(Quality/品質 Cost/コスト Delivery/納期)をベースにお客様とお取引をさせていただいたます。 その取引開始をするにあたって、最終にして最高であり究極の切り札としているのが、お客様に実際にお越しになっていただき工場を見てもらうことになります。 想像してみてください。貴方が相手先の営業と幾度も打ち合わせをして性能、価格も納得した新規の製品を立ち上げようとしています。さぁいよいよ量産という段階になり、生産をお願いする工場を見た時に、上記に書いたような『カッコ悪い』工場だったとしたら…。きっと貴方はこう思うでしょう。 “こんな工場で果たして私の製品はちゃんと作られるのだろうか?” 実際に私たちはお客様を工場にご案内することが多い会社です。そして工場にお越しになった方達はみな驚かれます。そしていろいろとお褒めのお言葉を頂戴します。が、いちいち書くのは『カッコ悪い』ので割愛(笑)。ただお越しになられた方達は一様にご満足いただき、ご納得しスッキリとしたお顔でお帰りになるのは…事実です。 会社にはシンボルとなるアイコンが必要です。私自身が少年時代から思うアイコンというべき『カッコよさ』とは…むしろ趣味的でしょうか?…とにかく大好きなランドマークとは…一貫して『機動戦士ガンダム』です。工場設計の方にこの仕事をお願いした時に、とにかくガンダムにこだわったカラーでお願いしました。 現在、実物大ガンダムはお台場、横浜にありますが、私にとってのガンダムは、ここ鹿沼にもあるのです。 次回:来るべき新時代。会社のビジョンとは?【来るべきアフターコロナ…。橋本製作所はこう動きます。】はコチラ! 橋本製作所のHPはこちら マイナビ募集はこちら

新しい形の勉強会を考えたら、全く違う方向になった。

『社員教育や勉強会を開催する!』 なんて聞くと、講師をお呼びして長い講義を聞いた後に、それぞれに分かれディスカッションをして発表して質疑応答して。参加者達はとても為になったような、全くならなかったような…。う~んよくわからんが会社指示だしなぁ…。そんな経験はありません? では、社員たちを集めてそのような場を設けることは無意味でしょうか? 私は皆で同じ時間を共有する事はとても有意義なことだと思います。 コロナ禍という時代に突入しても私たちは何かしないといけません。逆に暗い時代だからこそ明るくなる事をしなければならないと思ってました。でもこの二つの問題を解決するにはどうすればよいか??ただ勉強会とか教育するというと何となく固いしなぁ…。 だったら教育、勉強なんて言葉は捨ててしまえば楽しくなるのでは?? そんな単純な発想から当社の若きリーダー達を集めて当社の未来を考える集まる場を設けてみた。その名も… 【TALK TO THE FUTURE】 イメージは、SF青春映画の名作から。この作品には多くの勇気と希望がたっぷり詰まってる。おまけにあの映画のテーマは明るい未来に向かってGo!ってキーワードじゃないですか?ワオ!!こいつは完璧だ(笑)!! とにかく今までとは全く違う形式で企画を考えてみた。社員たちが明るく楽しい気持ちで参加してる感覚を持ってもらいたいから、ルールは少なく自由に語り合えるように心がけた。で、決めたのが以下の5つ。 ・暗い話はしない。 ・悪口は言わない。 ・愚痴は言わない。 ・会社の未来について語ろう。 ・出来ないと決めつけるのは止めよう。 参加者は7人いる。数回に分けての集まりにすると決めていたから、都度ホストは持ち回りに。その時に何を話すのかも、進行も資料も何もかもをホストに任せることにしてみた。 いつものように制服着て出社して好きに話せと言われても、会社に日常がこびりついてるから切り替わるには時間がかかるかもしれない。だからこの集いは私服での参加をルールに加えた。私服で出社するという非日常も楽しいエッセンスだと思ったので。 何かいいヒントはないかと映画を見直してみたら、主人公の一人である科学者がラストにこんな台詞を言っていた。それが今回の趣旨にピッタリだったので、ホストの第一回目の私は参加した若きリーダー達に対してこの言葉を最後に使わせてもらいました。 サンキュー!ドク!! “Roads? Where we’re going, We don’t need roads.” (道だって?我々がこれから行く所に道など要らないのだよ) 次回!工場のモチーフとはアレなのか?【第四工場、大地に立つ】はコチラ 橋本製作所のHPはこちら マイナビ募集はこちら

私たちが行ってきたコロナ対策について。

COVID-19との闘いが始まって1年と半年が過ぎようとしてます。 これから書く事は、社員を、家族を、会社を、 そして社員ファーストを実践してきた事を忘れないためです。 【2020年3月】 史上最悪の疫病COVID-19によって、 都市が、国が、経済が機能を止まりました。 当社も例に漏れずCOVID-19の影響を受け、 売上の予測ができなくなくなりました。 客先への訪問すらNGになったのです。 …会社の明日が見えなくなってしまったのです。 【2020年4月】 世の中からマスクが消毒薬が一斉に無くなりました。 『社員の健康に予算をつけるな!』 これは当社の社是の一つです。 私たちは社是に従い愚直に教えを守りました。 急騰していたマスクを手分けして購入。 社員全員に毎日マスクを配布し続けました。 また、ありとあらゆるつてを頼って 2年分に相当する消毒薬原液60リットルを確保。 ゴールデンウイークには社員と家族の分も含めて COVID-19の脅威から身を守ってもらいたく、 一人一人に500ミリリットルを渡しその時に備えました。 【2020年5月】 雇用調整助成金を活用し、社員の生活レベルを補助。 誰一人として辞めて欲しくない事を願う日々を過ごしていました。 【2020年夏】 度重なる緊急事態宣言の発出で、世間の混乱は極まれりでしたが、 当社は簡易PCP検査キット、抗原検査キットを10セットを常時購入。 また発熱時、濃厚接触者と認定された時のマニュアルを整備。 これらにより水際での対策をルール化、見える化する事で、 もしもの時には迅速に行動ができるようになりました。 【2021年春】 ニュー・ノーマルという名の新しい働き方が普通に使われるようになります。 当社もZoom等WEBを活用しての顧客訪問も常態化。 少しずつですが、客先とつながるようになり、 来期以降の売上に光が見えてくるようになります。 【2021年現在】 社会も当社もすっかり変わってしまいました。 “before コロナ”→“after コロナ”という新しい時代が動き始めています。 まだまだ予断を許さない状況は続きますが、 9月7日において当社におけるCOVID-19の罹患者は、 “ゼロ”をキープできています。 改めて記したこの一年半の動き。 ダーウィンの言葉が身に沁みてきます…。 『この世に生き残る生き物は、 最も力の強いものか。そうではない。 最も頭のいいものか。そうでもない。 生き残るのは変化に対応できる生き物だ。 強いものが生き残るのではない。 環境に変化出来たものが生き残るのだ』 橋本製作所のHPはこちら マイナビ募集はこちら

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