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フォーメーション変更するのは、希望ではなく勇気です。

当社の製品構成は、時代とともに変わります。このコロナ禍においても新しい製品の受注が決まりました。そして量産の暁になれば製造現場は忙しくなるラインがあり、一方で収束を迎える製品ラインは暇になる。その過渡期を見極めてライン編成をトップダウンでこれまで行ってきたのですが、今回はその担当を技術・営業部のTくんに一任しました。そのプレゼン会が先日、製造部30人の前で行われました。主な内容は以下の通り。 ①労働時間の平準化 ②生産効率のUP ③急な欠員による生産リスクの回避 ④手配トラブルの回避 私以下役員も立ち会ってのプレゼンだったのですが、大胆なライン変更に対して繊細な説明による分かりやすいプレゼンに、普段変化を好まない製造部員たちは、最初は動揺していたように見えましたが、最後には納得していた気がします。 材料の絶え間ない値上げによる利益減をいかに食い止めるかはここ1年の課題です。それを達成するには、知恵と勇気によるフォーメーション変更が一番の効果を出します。そしてその難問に対して企画から実行に至るまでの道筋を作るのにTくんは苦労したと思います。その努力はプレゼンから、にじみ出ていました。 フォーメーション変更すれど社員は動かずとは言いますけれど、プレゼンから2週間が過ぎましたが、現在の当社はTくんの抜かりないフォローもあり混乱なく清々と流れております。それはまるで、昨日のW杯日本VSドイツの後半戦の如くです。戦局を変えるのは、留まるのではなく動き続けるのだという事を改めてTくんから学ばせてもらった気がします。 ㈱橋本製作所のHPはこちらから 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. フォロワー1200突破!!

異業界からきた社長の恩返し。

私は父の跡を継いで経営者になる前は、いわゆる音楽業界に勤めていました。 ここだけの話…継ぐなんて頭の片隅にもなく、自分にとって憧れだったエンタメ・ビジネスに身を置き、その最前線で日々を送るという心身充実した毎日を過ごしておりました。 給料は少なくとも、夢があれば生きていけるさ!! とまぁ、ちょいとアレな日々でもあったりするわけですけど。 で、今は栃木県の製造業で社長としての日々を送っています。 何があってエンタメ業界=ソフトから、製造業=ハードな世界に身を置くことになったのか?少なく見積もっても、とんでもなくおもろ可笑しいお話になるので、いつか機会があればこの場で書かせてもらいますが今回ではありません。あしからず(笑)。 社長になりたてだった頃、取引先である大手客先が協賛しているという交響楽団からアポイントが入ります。エンタメ業界に携わるのは懐かしいなぁという気持ちでお会いすると要件は寄付のお願いでした。大阪から栃木までわざわざお越しになられた楽団の広報のお話を聞いていると私の中で何かが蘇ってきました。 夢に生きるという事は何かを差し出すというわけです。そしてその何かは大概がお金です。古今東西それは同じです。エンタメ業界で働いていたら必ず見る光景と言えば、目をギラギラさせて小さいライブハウスで自分を表現する者達の姿です。売れていく者もいれば、売れずに去っていく者達も山のように見てきました。 楽団の広報と交響楽団の現状について話した時に、思い出したのは当時私がいくら応援しても芽が出ず消えていったアーティストの姿です。頑張っても叶わないという現実を目の当たりにしても何もできない、それはただただ悔しい気持ちとやるせない想いでした。 当時になくて今あるものはなんでしょう? それはお金による援助です。 夢追う者達に潤いを与える事ができる立場に気が付けば私はなりました。 初めて寄付をさせていただいて以来、会社経営に迷惑をかけずに毎年寄付させていただいてます。コロナだろうと材料値上げだろうと他社が寄付を減らそうと私は変わらずの金額をお渡ししています。 私はエンタメ業界出身の製造業の社長です。私がここにいるのはエンターテインメントの世界でお世話になったから。だから私を育んでくれた業界に恩を返さなくてはならないのです。そしてそれが出来るのは異業界から来た私にしかできないからなのです。 ㈱橋本製作所のHPはこちらから 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. フォロワー1200突破!!

『2022年度・下期会社方針』を語らせていただきたい。

2022年度の下期が始まりました。 当社では、会社方針を社長自らが、社員+パートさん含む全社員の前で、 60分かけてプレゼンをするというのが習わしとなっております。 いや、“なっておりました”かな。 実は全社員を目の前にしてのプレゼン。 コロナ禍において3年間も開催できませんでした。 2019年の下期以来、5期ぶりの会社方針を全社員の前で語るというのは、 経営者としてどんな大舞台に立つよりも緊張するものなのです。 開催自粛中に、新しく入った社員やパートさんもいますし、 久しぶりに参加する社員やパートさんもいる。 いくら掲示板等に売上の推移等を張り出してはいても、 社員達が理解し、納得し、安心するかという空気を知るのは、 こうして目の前で語らなければ、伝わらないし伝えられない。 まさに社長vs社員との【60分一本勝負】といっても過言ではありません。 上期の売上は計画に対して+34%達成という大技を繰り出し社員のハートを掴みつつ、 クレーム件数が目標未達という厳しい言葉なグランド技を仕掛けて気力を削り、 最後に前向きな気持ちなる鼓舞する必殺技で締めた60分。 はぁ疲れた…。 でも社員達を目の前にして会社の歩むべき道を、 生で直接語るのは…実に気持ちいいものなのです。 ㈱橋本製作所のHPはこちら 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. フォロワー1100突破!!

「光」あるところに「影」はない!というのが事実みたいです。

当社にお越しになったお客様ですが、 初めて来られる方達の感想は、以下の三つが多いと思います。 ①「いやぁ綺麗な工場ですねぇ。ゴミ一つ落ちてない。ビックリしました!」 ②「御社は女性が多く働いていませんか?正直、製造業でここまで多いとは…」 ③「明るい工場ですね!こんなに風通しのいい工場は初めて見ました」 だいたいは、上記で書いた事をおっしゃっていただけます。 その都度、当社は全工場フルLED化実現しておりますから! などと胸を張って言っていましたが、 実は… お客様をあまりお連れしない第二工場「金型部門の工場」だけは蛍光灯…。 社長としてずーっと、引っかかってました。 嘘じゃないのだけれど、ちょっと誇張してしまっていた…。 そんな喉に刺さった小骨を抜き取るのに7年。 期初に予算を立てて先週末に第二工場の改装を実行! 昭和の学校の技術室みたいにノスタルジックたっぷりだった工場が、 一気に最先端の研究室=ラボのように生まれ変わりました。 光が差すところに影があると言いますが、 光が溢れるところにやがて影はなくなります。 影に潜んでいたモノを炙り出すことで、 隠れていたモノが見えるようになります。 それを2S=整理整頓していけば、工場は劇的に生まれ変わります。 それはそこで働いている社員の意識までも変わるのです。 先ほど、第二工場をフラっと見に行ってきましたが、 心無しか若手の社員が誇らしげに働いていたような気が…。 そんな表情がまで見えるようになったのは、 きっと場内が明るいからなんでしょう。 と、私は思っています。自己満かもだけど(苦笑)。 ㈱橋本製作所HPはこちら! 橋本製作所のインスタはコチラ。広報Eさんが鋭く切り込みます. フォロワー1100突破!!

『2022年度・上期会社方針』を語らせてただきたい。

2022年度が始まりました。前期の年間売上は計画に対して大幅増。 2020年度売上に対して17%UPと好調な結果となりましたが、その売上にはラッキーパンチ的な部分もあり、完全な実力で…とはいかないですが…。 まずは数字は数字ということで。 さて今期の計画に当たり前ですがラッキーは数値に入れておりません。 ですから、この世の悪いところだけを抽出してみてみたら、おのずとシビアな計画が出来上がるという塩梅なのです。 ただこの計画はあくまでも上方修正の可能性を秘めた計画です。むしろその可能性は高いかな。でも計画を立てるならこれぐらいの方がいいなかなと思います。期待したつもりが達成せずに下方修正するとホントに見も当てられません。ありがたいのはラッキーを数値化するほど浮世離れしてないってこと。それが当社です。 だけど…これからもそっとロマンは、心の片隅で持ってしまうのだろうなぁ(苦笑)。それでも、日々リアルを信条に成長していくつもりです。 さてさて。今期は未来につながるような人材を積極的に登用したいと思っています。働き方はより自由に!をテーマに。基本的には地元主義なのは変わらないですが、今までとは違って〇〇でなくてはならないとは思っていません。 そもそも中小企業だから…とか、地方だから…って言葉が大嫌いなのですよ、私は。 ちょっとだけ具体的にお話ししましょう。 昨年一年をかけてDXな働き方を自ら旗を振って積極的に取り入れてきました。当初は借り物的なシステムとツールで社員から理解も得られなかったですが、根気よく説明してきたおかげで、今では社員達から必要不可欠なツールと言わしめるにまで化けてくれました。それによってコミュニケーションはもちろん、これまでは見えなかったものが見える化してきましたよ。これはちょっと嬉しい計算違い。 これによって働き方に広がりが持たせられるって少し確信してきました コロナが収束がチラリと見えてきて、経済復活がもう間近と思ったら今度は戦争という悪しきステージに場面転換。なかなか私たちの住む世界は日が差さない日々が継続してしまいそうではありますが、ならば対応して生き延びるまでです。 橋本製作所HPはこちら

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