scene.05 面接あるある｜キャリアコンサルタントが教える初めての面接お作法

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キャリアコンサルタントが教える初めての面接お作法書類選考を通過し、さあ次は面接。でも、何を準備し、どんな心構えで挑めばいいの？転職活動ビギナーの気になる面接のポイントについて、マイナビエージェントのキャリアコンサルタントに聞いてみました！

scene.05 キャリアコンサルタントに聞きました！「面接あるある」

ほかにも転職活動ビギナーが「ついやってしまいがちなこと」や面接で「おこりがちなこと」をキャリアコンサルタントに聞いてみました。

聞き上手な面接官に
要注意！

面接官には大きく分けて2つのタイプがいます。ひとりは真面目で堅いタイプ。もう一人はフレンドリーで親しみやすいタイプ。じつは、注意すべきなのは後者。話しやすいため心を開いてつい余計なことまで話してしまい、失敗なんてケースも。

余計なことまで
ぶっちゃけて失敗

面接は建前と本音を、それぞれ半分くらい話すことをオススメします。建前だけだと「人物像が見えない」など面接官が合否の判断に迷ってしまうことも。とはいえ、「給与が良かったから」など、余計な「本音」までぶっちゃけてマイナスの印象を与えてしまう人もいるので要注意です。

会話はキャッチボール。
長～い話はタブーです

会話はキャッチボール。まとまりのない話を長くするのは悪印象です。言いたいことを事前に整理しておき、1回の受け答えにつき長くても3分以内に収まるように訓練しておきましょう。営業職の方でも、普段は話を聞くことが多いせいか、受身のまま面接を終えてしまい、限られた時間でアピールできなかった、という方は多いですよ。

希望年収を
“ふっかけて”玉砕

希望年収は常識の範囲内で。一次面接では無難な金額を希望したのに、二次面接で手ごたえを感じたのか金額を「上乗せ」して落ちたケースも。強気に出過ぎると玉砕します。

“疲れた感”が
マイナスポイントに！

面接は夜に行われる場合も多く、在職中の場合、仕事を急いで終わらせて……という方も多くいます。ですので、スーツがしわになってしまったり、汗だくで会場にたどり着いたりと、どうしても「疲れた感」が出てしまうことも。どこかで時間を見つけて、少しでもメイク直しをすることをオススメします。男女問わず、汗を拭く、髪の毛の乱れを直すなどして、「損をしない」ように面接に挑んでください。

気持ちが高ぶってしまって、思わず……

前職の話や、退職理由について話している際に、女性で泣き出してしまう方がけっこういます。話しているうちに辛かったことなどを思い出して、気持ちが高揚してしまってということもあるかもしれません。これがマイナスとは言い切れませんが、面接は限られた時間で行われるので、「これから」に気持ちを切り替えた前向きなアピールを整理して話せるように事前の面接シュミレーションを繰り返してみましょう。

「だらしなく見える」のはやっぱり損！

髪をしばらく切ってない、しばらく着ていなかったスーツがしわになっているなどで、だらしなく見えてしまう方がいます。　転職は、新卒とは異なり経験やスキルが重視されることはもちろんですが、相手に不快感や、違和感を与えてしまうようなリスクは少しでも減らしておきましょう。

これから面接に挑む皆さんへ！

緊張で普段通りの実力を出すことすら難しいのが面接。だからこそ、事前準備が重要になってきます。企業理解を深めたうえで「なぜ応募企業を志望する」のか、話す内容をまとめておくことはもちろん、実際に鏡の前で声に出して練習しておくことも大事。一期一会の面接。しっかり準備して、自信を持って本番に挑んでくださいね。

吉田陽子さん

マイナビエージェントキャリアコンサルタント

吉田陽子さん

マイナビエージェントのIT業界専門チームに所属。ITエンジニア、IT営業、Webクリエイターを中心に数多くの転職者をサポート。一番大切にしているのは、求職者一人ひとりに合った転職を実現させること。面談を通じて求職者の方の潜在的な思い、価値観、志向性などをくみ上げ、一人ひとりに最適な転職先を提案している。