マイナビ転職女性のおしごと

編集部がおすすめする、求人情報や転職に役立つ情報が満載!
働く女性をしっかりサポート!

悩める女性のホンネの退職理由お話します 女性の生き方は十人十色。それだけに、退職を考えるきっかけやタイミングも人によってさまざまです。この連載では、さまざまな悩みを超えて会社をやめることを決断した女性たちに取材し、ホンネの退職理由をご紹介します。

2決死の覚悟で送ったSOSメール…… 
仕事は好きだけどもう限界! だったM澤さんの場合

お話いただいた方

M澤さん(30歳) 広告制作会社→Webサービス運営会社(2度目の転職/当時30歳)

新卒で入った会社で、求人広告の営業を4年ほど経験したというM澤さん。学生のころから興味があったWebの世界で仕事がしたいという思いを捨てきれず、働きながら専門学校に通った後、未経験で広告制作会社のWeb部門への転職を果たします。ずっとやりたかった仕事だったこともあり、がむしゃらに仕事に励んでいましたが、5年間勤めた後、30歳を機に大手のWebサービス運営会社へ転職。その退職理由とは……?

M澤さんのホンネの退職理由

4コマ 4コマ 4コマ 4コマ
頑張れば頑張るほど、頼りにされて仕事が増えていく

「好きなことを仕事にしたい」という思いから、営業職からWebディレクターへ転職したM澤さん。

「一度目の転職先は、アットホームで社員同士や役員との距離の近さに好感が持てました。未経験で入社しているので、業務経験を積ませてもらえるだけでもありがたかったです。また、時代を先読みして新しい分野に果敢にチャレンジしていく会社の姿勢もすごいなと尊敬できましたし、何よりずっとやりたかったWebの仕事をやらせてもらえるというのはすごくうれしかったです」。

「目の前にある仕事をしっかりやる」を徹底していたM澤さんは、着々と実力をつけていき、異例のスピードでアシスタントから一人前のディレクターへ昇格します。それに伴い、業務量も徐々に増えていくようになりました。

「仕事を丁寧に教える余裕があまりない会社だったので、戦力になれる人が少なかったんです。自分で食らい付いていけないと、いつまでも仕事ができないまま。そのため、やる気がある人に仕事が集中していく感じで。ガッツだけは人一倍あった私は、気がついたら業務過多に陥っていました……」

Webディレクターとしてエンジニアやデザイナーなど、さまざまなスタッフを抱えて制作進行をしていき、決められた納品日を必ず守らなくてはいけません。増えていく業務量に「アシスタントをつけてほしい」と会社に訴えますが、人手不足を理由に願いは叶えられなかったそう。

追い詰められて社内に送ったSOSメール。しかし、反応は……

それでも、やりたい仕事で着実にステップアップできていることを糧にがむしゃらに働くM澤さん。5年目にもなると、入社前に目標としていた仕事はほぼやり尽くしている状態になっていました。

しかし、依然として社内の人手不足は変わらず残業時間が月130時間を超えることもしばしば。仕事以外のことをする余裕もなくなり「このままじゃ人生が壊れる」と転職を考え始めます。そして、追い打ちをかけるように、頼りにしていた上司が退職。

相談したり愚痴をこぼせる相手がいなくなり、「更に精神的に追い込まれてしまった」と振り返るM澤さん。自分で処理しきれないクレームが発生しても誰もサポートしてくれない。そんな状況に、ついに我慢の限界を越えてしまいます。

「プライベートもないほど業務が集中していることを再三報告しても、上層部は何も手を打ってくれなかったんです。そこで、この状況を打破するための一番有効な方法を考えた結果、『もうこれ以上働けません』という主旨のメールを、役員や管理職全員に一斉メールで送りました」

もしこれで何も変わらなければ、この会社を辞めることになるという覚悟で送ったものの、一人の役員から心配する電話があっただけだったと言います。

「見ていてくれているはずの現場の上司達からは何のリアクションもありませんでした。『こんなに冷たい会社だったっけ……』という失望感がありましたね。今にして思えば上司達も余裕がなかったのかなとは思うのですが、その時は気にも掛けてくれないのかと本当にがっかりしました」

現状打破の最終手段として一斉メールを送ったM澤さん。しかし、根本的な解決にはならなかったそうです。更に、この会社でできることはやりきったという達成感も手伝って、ついに2度目の転職を決断します。

転職活動で話した「退職理由」

「キャリアの幅を広げたかった」

とはいえ、自分にどんな転職が可能なのかはまったく未知数だったというM澤さん。少しでも可能性を広げるべく転職エージェント10社に登録。営業職で培ったフットワークとディレクター職で学んだ管理手法を応用し、紹介された内容をエクセルで管理しながら1カ月で30社を訪問します。

「やるなら徹底的にやろうと思って、短期間で一気に勝負をかけましたね。そのなかで見つけた、あるWebサービス運営の募集に心引かれたんです。エージェントの担当からは、私のこれまでのキャリアはこの仕事から遠く、アピールできる実績としては弱いと言われました。でも、私は今まで培ってきたキャリアから遠い仕事だからこそ、やれることの幅が広がる。そのことに強い魅力を感じて、絶対チャレンジしてみたいと思いました」

確かに現時点では企業の求める合格ラインには達していないかもしれない。でも、ここに入社すれば自分は必ず成長できるし、できることの幅も広がるはず。そう思い、果敢にエントリーします。

「面接では『あなたは私たちが望んでいるキャリアを持っていないけど、採用するメリットを教えてください』という質問も受けました。正直『ヤバイ!』と思いましたね(笑)。でも、この質問にどう答えられるかで合否が決まるなと思ったので、頭を必死にフル回転させました。そこで絞り出したのが、自分はまだ若いということ、前職でも未経験で4年勤め上げたこと、そして自分がどれだけこの会社でキャリアを広げていきたいかという思いを伝えました。ほかの応募者の方が、私よりもキャリアが上の方ばかりだったので、自分がアピールできるとしたらそこだろうと」

熱意が伝わり高倍率の仕事を勝ち取ったM澤さん。転職から1年が経った現在では、仕事だけでなくプライベートを充実させていくことも考え始めたそう。

「20代は、自分がやりたい仕事にひたすらまい進してきましたが、30代になると結婚や出産もリアルな問題として考えるようになる。でも、だからといって、やりたい仕事をセーブしたり、チャレンジしないのはもったいない。そのためにはやはり、組織として協力体制がしっかりしている会社に出合うことが重要なんだと痛感しています」

望む仕事を得るために努力を惜しまないM澤さん。その言葉の端々に、自ら道を切り開いてきた自信がみなぎっていました。そのガッツは、大いに見習うべき部分かもしれません。

◎4コマ漫画=矢島光 ◎テキスト=末吉陽子(やじろべえ)

併せて読みたい記事
賛成! あたらしい生き方。マイナビ転職

豊富な転職・求人情報と転職ノウハウであなたの転職活動を支援する【マイナビ転職】。マイナビ転職は正社員の求人を中心に“日本最大級”常時 約8,000件以上の全国各地の豊富な求人情報をご紹介する転職・求人サイトです。毎週火・金更新であなたの希望の職種や勤務地、業種などの条件から検索することができます。職務経歴書や転職希望条件を匿名で登録するとあなたに興味を持った企業からスカウトされるサービスや、転職活動に役立つ職務経歴書サンプルや転職Q&A、会員登録をすると専門アドバイザーによる履歴書の添削、面接攻略など充実した転職支援サービスを利用できる転職サイトです。

「知っトク」メール

基本のノウハウだけでなく、市場動向も踏まえた「今、知っておきたい」転職情報を読めるメールマガジンです。毎週月曜日配信です。

新着求人メール

新着求人の中から、あなたの希望条件に合った求人やお勧め情報をお届けします。
毎週2回、更新日(火曜日・金曜日)に配信です。

キーワードから記事を探す

検索フォーム

人気コンテンツランキング
転職成功ガイド