マイナビ転職女性のおしごと

編集部がおすすめする、求人情報や転職に役立つ情報が満載!
働く女性をしっかりサポート!

このエントリーをはてなブックマークに追加

悩める女性のホンネの退職理由お話します 女性の生き方は十人十色。それだけに、退職を考えるきっかけやタイミングも人によってさまざまです。この連載では、さまざまな悩みを超えて会社をやめることを決断した女性たちに取材し、ホンネの退職理由をご紹介します。

5趣味も仕事も諦めたくない! 
彼と別れる覚悟で東京での転職を決めたアイドルヲタのH川さんの場合

お話いただいた方

H川さん(27歳) 地方の広告代理店→東京の広告代理店(1度目の転職/当時26歳)

地方都市で生まれ育ち、地元の美術大学を卒業後、地元の広告代理店で、好きなデザインの仕事に就いたH川さん。働きやすい環境だったこともあり、毎日楽しく仕事をしていたそうです。公務員の彼との交際も順調。そんななか、姉や友人など身近な人たちが次々と結婚。H川さん自身にも彼との結婚がちらつき始めたとき、ある懸念がよぎります……。ほどなく、東京の広告代理店へ転職したH川さん。その退職理由とは……?

H川さんのホンネの退職理由

4コマ 4コマ 4コマ 4コマ
働きやすい、自分にピッタリの職場。けれど、徐々にやりたい仕事とのギャップが……。

子どものころから絵を描くのが好きだったH川さん。地元の美術大学に入学しデザインを専攻。就職活動ではやりたいことを特に絞りきれず、教授の紹介で地元の広告代理店に就職を果たします。当時は「この仕事がやりたい!」という強い思いを持てないまま入社したと言うH川さんですが、仕事はとても楽しく職場も働きやすかったそう。

「クライアントは地元自治体や公共団体が多く、堅めの広告デザインを得意としている会社でした。入社後すぐはアシスタントとして先輩の補佐を任されていたのですが、徐々にデザインやプロモーションのアイデア出しにかかわれるようになり、仕事が面白くなってきたんです。また、納期さえ守れば自分のペースで仕事が出来ましたし、有休も自分の好きな時に取ることができたので、かなりありがたかったです」

H川さんにとって、自分のペースで休みが取れることは、とても重要なことでした。というのも、実は彼女には10年来追っかけをしているアイドルがおり、東京で行われるコンサートには欠かさず足を運んでいたため、有休が取りやすい職場は願ってもないことだったそう。

「給料はそれほど多くは貰っていませんでしたが、地元は物価も安いので、趣味であるアイドルのヲタ活(コンサートに行くなどアイドルヲタとしての活動)に使うお金は十分ありました。ただ、徐々に仕事にこだわりを持つようになり、もう少し多くの人をターゲットにして、自分のアイデアで勝負できるような広告を手掛けてみたいという気持ちが高まっていきました。でも、会社から期待されているのはクライアントの意向を上手に汲んで無難に調整すること。今の場所では、私がやっていきたい仕事が実現できそうになく、なんとなく転職を意識し始めました」

だんだんと、求められている仕事とやっていきたいと思う仕事にギャップが生じていたと言います。ちょうど同じころ、H川さんの周りに変化が起き始めます……。

気づけば「幸せ」に向かってレールが敷かれた人生。でも、それって本当に幸せ?

就職して3年ほど経ったころ、H川さんの周りの友人や姉が続々と結婚。毎月のように結婚式に出席するなかで、自分にとっても結婚がそう遠くない未来だということに気づいたそうです。というのも、H川さんには当時2年ほど付き合っていた彼氏がおり、その彼というのが子ども好きで、家庭を持つことにあこがれているタイプだったそう。しかも、彼の職業は公務員。

H川さんはこの時「自分の人生が見えないレールに乗ってるな……」と思ったそう。

「このまま何もなければ、周囲の空気に背中を押され、近いうちに彼と私は結婚して、子供を持つのだろうなと。職場にも子育てしながら働く女性がたくさんいて、私の未来の“お手本”のような方がたくさんいたので容易に想像がついたんです。彼からはプロポーズこそありませんが“いつかは自分達も”という雰囲気がありましたね。でも、もしも地元で結婚したら今のようなヲタ活は続けられないだろうなと、真剣に悩んでいました。アイドル中心の生活をもう10年続けてきたし、その人がアイドルでいる限りはずっと追いかけたいと思っていたので、諦めてしまうのはつらいなぁって。彼氏はまだ付き合って2年ですが、アイドルは、もう追いかけて10年ですから」

それまで、コンサートに行くために、地元の駅から東京まで新幹線で片道3時間、泊りがけで出掛けていたというH川さん。多いときには毎週東京に赴き、チケット代や交通費でひと月で20万円ほど掛かることも。

「地元で家庭と子どもを持ったら、常識的に考えて今までのようなヲタ活を続けていける訳がないですよね(苦笑)。そんなことを考えていたら、挑戦してみたかった仕事のこともあり、『上京する』という選択肢が見えてきたんです。東京に行けば、あこがれの仕事も、今と変わらないヲタ活の時間も、どっちも手に入る。仮に結婚して子どもができても、東京に住んでいれば、地元よりはヲタ活しやすいですから。彼と結婚することが嫌だったというわけではないのですが、このまま東京に行かず地元で結婚したら、きっと後悔するだろうなと思いました。だったら一度、東京に行ってみなきゃと思ったんです」

思い悩んだ末、H川さんは、彼にそのことを正直に打ち明けます。すると「あまり賛成できないけど、君がやりたいなら応援するよ」と言ってくれたそう。彼にも背中を押される形で、H川さんの転職活動がスタートします。

転職活動で話した「退職理由」

「もっとクリエイティビティ溢れる広告を作りたい!」

転職するなら、クリエイティビティの溢れる広告を作っている会社にと思っていたH川さん。ある日、H川さんがまさにあこがれるようなプロジェクトを手掛けている広告代理店が、クリエイティブ職の募集を行っていることを転職サイトで発見。これはチャンスだ、とすぐに応募しました。

「これまで、真面目で堅い印象の広告を作ってきたので、明らかにハードルが高いと思いました。なので、これまで手掛けた案件の中から転職先で求められる仕事に近いものを選んで自己PRをしました。ボツになったデザイン案や企画書も持ち出して。熱意が伝わったのか、内定をいただくことができました」

採用されたのは半年前。まだまだ一人前じゃないと謙遜するH川さんですが、スピード感がある会社のためアイデアを求められることも多いと言います。尊敬できる先輩にも恵まれ、充実した毎日を過ごしているようです。地元にいたころよりも働く時間は長くなりましたが、それでも「土日に新幹線に乗らずにコンサートに行けるのでヲタ活の時間も増えました」とのこと。どうやら26歳の決断は吉と出たようです。ちなみに、気になる彼とのその後は……?

「最初は彼から別れを切り出されるかもと思っていたのですが、なんだかんだ今も遠距離でお付き合いを続けています。ただ、向こうは地元を離れる気がないので、どうしたものかなぁと。今後の成り行き次第ですね」

自分が一番やりたいことは何か? を考え、決断したH川さん。後悔のない選択のためには、一度立ち止まって、自分のやりたいことやかなえたい思いをしっかりと見つめることも大事ですね。

◎4コマ漫画=矢島光 ◎テキスト=末吉陽子(やじろべえ)


適職をディグる! ジョブリシャス診断(適職診断)
履歴書の添削を受ける

「知っトク」メール

基本のノウハウだけでなく、市場動向も踏まえた「今、知っておきたい」転職情報を読めるメールマガジンです。毎週月曜日配信です。

新着求人メール

新着求人の中から、あなたの希望条件に合った求人やお勧め情報をお届けします。
毎週2回、更新日(火曜日・金曜日)に配信です。

  • マイナビ転職 グローバル
  • マイナビ転職 エンジニア求人サーチ【IT】
  • マイナビ転職 エンジニア求人サーチ【ものづくり】
  • マイナビ転職 女性のおしごと
マイナビ転職 適性診断
マイナビ転職 適性診断

会員登録(無料)


1分で分かる! あなたの強み「社会人力診断」
メカラボ
土地柄タイプ診断
職務経歴書・履歴書テンプレのダウンロード
オフィシャルBOOK
シゴトサプリ