監修者プロフィール
神戸 志保 SHIHO KANBE
学校卒業後、さまざまな仕事を経て、撮影サービス事業を展開する会社に入社。アシスタントとして撮影業務に従事しながら、写真について学ぶ。アシスタント時代から「人」を撮影する機会が多く、それをきっかけに「人」の撮影に惹かれ、カメラマンとして独立後も多くの人物撮影を手がけている。現在はフリーランスとして活動中。
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履歴書の写真があなたのイメージを決める!
履歴書写真の撮影例
素晴らしい実績や経歴、意欲にあふれた志望動機が履歴書に書かれていても、印象の悪い写真のせいで、あなたのイメージを損ねてしまうことも十分にあります。履歴書の写真は、採用担当者にとって応募者の“人柄”を感じ取るための重要な判断材料。写真の表情や写り方によって、「しっかりしていそう」「明るい対応ができそう」といったあなたの第一印象が決まってしまうのです!「たかが写真・・・」と思わずに、キレイに写る努力をしましょう。少なくとも、イメージダウンになるような写真は絶対に避けることをオススメします!
やはり写真店でプロに撮ってもらうのが、履歴書写真をキレイに撮るための一番確実な方法です。とは言え、「お店の人の指示通りに撮ってもらったのに、納得いく写真にならなかった・・・」という経験をしたことはありませんか? お店で撮る場合にも、すべてお店任せにすれば安心というわけではなく、自分自身が気をつけなくてはいけないこともあるんです。
写真店の選び方
お店を選ぶ前に必ず確認しておきたいポイントは、「撮り直しができるか」という点。念のため「修整はできるか」という点も確認しておくとベターです。百貨店の写真室から商店街にある現像ショップまで、写真店の選択肢はたくさんありますが、この2点ができるお店ならまず問題ありません。あとは撮影料金がどれくらい掛かるのかを確認して、自分の希望条件に合う写真店を選んでください。ほとんどの写真店では、オプション料金を払えば「写真のデータ」をもらえますので、その料金も確認しておいたほうがいいですね。
撮影中の心構え
撮影中は、基本的にお店の人の指示通りに姿勢を正し、表情を作れば問題ありません。撮り直しができるお店であれば、納得いくまで撮り直してもらえば良いんです。ほとんどの写真店では、撮り終えた後、いくつかの写真を見せてくれるはずです。もしその中に自分が気に入る写真がなかった場合は、必ず撮り直しをお願いしましょう!「プロが撮った写真だから大丈夫だろう・・・」と遠慮してはいけません。せっかくお金を払っているのですから、強気でいかなきゃ損です。気になる点があれば、(最終手段ではありますが)修整できるかどうかも物怖じせずに積極的に確認しましょう。
転職活動の場合、「仕事が忙しくて写真屋さんに行っている時間がない」という方もいると思います。そんな“スピード写真派”の方のために、スピード写真でもキレイに撮れるコツをご紹介します。
ボックスでの準備
ボックスに入ったらカーテンをきちんと閉めて、外からの光を遮ります。足元にストロボライトがある場合は、荷物や足でふさがないようにしてください。正面のガラスは、ハンカチなどで汚れをふき取りましょう。
椅子の高さ
撮影前には、必ず椅子の高さを調節してください。背筋を伸ばして、レンズを少し見下ろすくらいの高さに調整するとアゴが自然と引けて、キリっとした良い表情になります。
白いハンカチ
スピード写真ではストロボの光で顔に影ができてしまうため、それを防ぐために、ひざの上に白いハンカチなどを置くことをオススメします。こうすることで、ストロボの光が白いハンカチに反射して顔の下からも光があたり、キレイに写ることができます。
最近では、自分のデジタルカメラで証明写真を撮影する“自分撮り派”も増えているようです。自分のペースで何度でも撮りなおせるというメリットがある反面、なかなか上手に撮るのは難しいという現実もあります。正直、自分で撮るのはあまりオススメはできませんが、どうしても自分で撮りたいという方のために、最低限キレイに撮るためのコツをご紹介します。
部屋のセッティング
当たり前のことですが、白やベージュの壁を背景にして撮りましょう。家具の一部が映りこむのは絶対にNGです!部屋の中の蛍光灯はすべてつけて、できる限り明るくしましょう。昼間に撮る場合は、窓側に体を向けて撮影すると、フェイスに自然光が当たりキレイに撮れます。このとき、光が強すぎるとフェイスにテカリが出てしまうので注意してください。ブラインドカーテンの場合は入ってくる光の量を調節したり、レースカーテンがある場合は、レースカーテンだけ閉め切るなどの調整が必要です。ちなみに、窓に背を向けて撮ると、逆光になって顔が暗く写ってしまうので注意してください!
撮るときの体勢
撮るときは、背もたれのないイスを使いましょう。壁に近すぎても遠すぎても影が出てしまうので、だいたい1mくらい離れた位置に座ります。可能であれば、カメラから見て蛍光灯のやや奥側に座りましょう。イスがない場合は、立ち膝の姿勢で撮るのがベターです。
カメラは、自分の顔の位置に合わせ三脚で固定します。三脚がない場合は棚やテーブルの上に置いて、本など平たいモノを重ねて高さを調整してください。高さが合わないからと言って、カメラは絶対に傾けてはいけません!
カメラの設定
難しい設定はせずに、基本は自動モードでOKです。部屋がちょっと暗い場合はISOを少し上げたほうがいいですが、上げすぎると写真が粗くなってしまうので、わからない場合は設定しないほうが安全です。
カメラの位置は、自分から2~3mくらい離しましょう。少し離れた距離から、必ずズームにして撮ってください。ズームにせずにワイドレンズで撮ってしまうと歪みが出てキレイに撮れません。
プリンターの設定
印刷するときは、一番キレイな高画質モードで光沢紙に印刷しましょう。最近では、自宅にプリンターがない場合は、データをSDカードなどに保存してコンビニエンスストアで印刷することもできるようです。
履歴書写真の
基礎知識
監修者プロフィール
神戸 志保 SHIHO KANBE
学校卒業後、さまざまな仕事を経て、撮影サービス事業を展開する会社に入社。アシスタントとして撮影業務に従事しながら、写真について学ぶ。アシスタント時代から「人」を撮影する機会が多く、それをきっかけに「人」の撮影に惹かれ、カメラマンとして独立後も多くの人物撮影を手がけている。現在はフリーランスとして活動中。
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