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「仕事の達人」かく語りき

その仕事ぶりを"達人"と呼ばれる人たちがいる。職業人が毎日取り組んでいる"仕事"について神奈川で働く"達人"たちは、どう向き合い、どう働いているのか。

vol.6 自分が「これだ!」と思ったことを実現する秘訣は「あきらめない」。 株式会社ランナーズ・ウェルネス 代表取締役社長 坂本雄次さん

坂本 雄次さん

profile

1947年、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。ランニングプロデューサー。30歳のとき、健康のためにランニングをはじめ、東京電力陸上部の監督を15年間務める。素人集団のなかからフルマラソンを2時間30分台で走るランナーを数多く育てた。 1993年、株式会社ランナーズ・ウェルネスを設立。各種マラソン大会の企画・運営をするかたわら、テレビ番組の監修やタレントへのランニングの指導などを行う。スポーツ大会を基軸にした地域づくりにも注力している。
著書に『ウルトラマラソンのすすめ』(平凡社)、『フルマラソン完走法』(主婦の友社)、『なぜあなたは走るのか激痛に涙あふれてもなお』(日本テレビ出版)、『あなたもできるフルマラソン』(学習研究社)、『ゼロからのフルマラソン』(祥伝社)など。

自分がやりたいと思ったことを成し遂げる秘訣は「あきらめない」

イメージ画像物事を成し遂げるためには、ヒト・モノ・金・時間・システムが必要です。このどれかが揃わないと、どんなによいアイデアであっても形になりません。もし、どれかの要素が足りなくて実現しなかったとしても、自分が「これだ!」と思ったことならあきらめないことです。
たとえば、間寛平さんが挑戦したアースマラソン。10年前に企画をテレビ局に提案したときには、予算がかかり過ぎるということで却下されてしまいました。そのときは、「この企画はできないのかな……」とも思いました。しかし、心の中で、アイデアをあたため続けていたことで、時を経てすべての条件がそろったとき、実現に至ったのです。このように、ずっと心の片隅に置き続けていれば、機が熟すタイミングは必ずやってきます。

スポーツで地域と人を元気にする

イメージ画像自分のアイデアを実現するため、企画を提案するときには、目の前の人が、何に取り組んでいて、何に困っているのか、それに対して自分は何ができるのかということを一生懸命考えてきました。自分がやりたいことではなくて、目の前の人のために何ができるのか。
これは、地方でマラソン大会をプロデュースするときも同じです。地域のみなさんのために何ができるのかを真剣に考えます。その姿勢や熱意は、地元の方々にも伝わるものです。時間はかかりますが、地元の方の協力を得て大会が育ち、大会をきっかけに走り始める人もいます。大会に参加する人が増えれば、日々の練習で体も健康になり地域全体が元気になっていく。「マラソン大会」というゴールに向かって、自分の仕事の成果を目の当たりにできるというのは大きな達成感があります。

リスクを乗り越えたとき、必ず物事の真理がつかめる

イメージ画像仕事は自分を錬成するための道具だと私は考えています。
かつて、私は社員数が4万人の会社のひとつの歯車として働いていました。しかし、起業して白紙に絵を描くように仕事をしてきて思うのは、仕事は自分を高めてくれるものだということ。そして、リスクを怖がらずに仕事をしていると、そのリスクを乗り越えたとき、必ず物事の真理がつかめるということです。
仕事をしていくうえでは、世の中で当たり前とされていることを、当たり前のように身につけ、当たり前のように使いこなせることが大切です。世間の常識に照らし合わせて判断をしていけば、まず間違えることはありません。そして、自分はすべての人に支えられて活動させてもらっていることに感謝すること。このふたつを、社員にも大切にするように日々伝えています。

達人の格言

イメージ画像大磯に本社を構え、走ることを軸にした地域づくりにまで広い視野を持っている坂本社長。地元である湘南エリアへのこだわりも強い。2007年に湘南国際マラソンを実現させ、現在は神奈川県西部でのスポーツを軸にした街づくりにも目を向けている。いくつもの困難な状況に立ち向かい、数々のアイデアを実現させてきた坂本社長の口から出る「想いを形にするには、あきらめないこと」という言葉は抜群の説得力をもって響いてきた。