イベント開催レポート
理想的な働き方、どう実現させる?
“あたりまえ”だけど難しい!? 20代を自分らしく生きるヒントが盛りだくさん
2020.01.13 開催
働き方改革によって長時間労働の改善や有給取得の促進など、企業の取り組みが注目されるなか、私たち働く人の「働き方」はどのように変わっていくのでしょうか。
さまざまなキャリアや個性を持ち、自分らしく輝いている著名人をゲストとしてお呼びし、トークセッションを行いました。
- 司会
-
今日はみなさまに「働き方」についてトークしていただきます。20代の頃や就活時代のことを思い出しながらお話いただけると幸いです!
- 箕輪さん
-
僕もこういう所に通って、いろいろな話を聞いていましたね。でも、すごい後ろの方で、超興味なさそうに聞いていた人です。「じゃあ来るなよ」くらいの顔で(笑)。
- 司会
-
今日集まっていただいているみなさんは、興味を持ってチャットで質問されると思うので(笑)、どうぞよろしくお願いいたします!
- 一同
-
よろしくお願いします!
\キーワードは“働き方改革”/
- 司会
-
早速ですが、“働き方改革”って最近よく耳にする言葉ですよね? “働き方改革”は政府主導で始まり、現在は多くの企業でも取り組みが進んでいるようです。
“働き方改革”に関して、身の回りで起こった変化はありますか?
- ゆうこすさん
-
えーと、そうですね。私も自分で“働き方改革”をしたんです。
私のようなインフルエンサーは、スマホがあれば24時間、どこでも仕事が成り立つので、まさに“ゆうこす生きているだけで仕事状態”(笑)。寝る前もずっとスマホを触っていますし、ずっと気になっちゃって……。24時間365日働くような、ひとりブラック企業状態だったんです。
- 司会
-
仕事とプライベートを分けるのが難しい感じですか?
- ゆうこすさん
-
そうなんです。昔はその状態が充実しているようで嬉しかったのですが、どんどん体力的にも辛くなってきちゃって。それで働く時間帯だったり、チーム体制などを見直すように。
“生き方改革”が、そのまま“働き方改革”につながったイメージですね。
- 司会
-
“生き方改革”って、深いですね。
- ゆうこすさん
-
“働き方”を気にするようになると「どれだけ楽しく休めるかな」など、“休み方”も気になるようになって。休む時間ができたことで、サウナにめちゃくちゃハマったり(笑)。
そして、私が“働き方改革”や“休み方改革”をしていったことで、周囲にも「どれだけ充実した仕事をして、休日を楽しめるか」を考える人が増えていったような気がしています。
- 庄司さん
-
なるほどなー! 休みに新しい趣味を楽しむことで、また新しい仕事につながるっていう感じですよね? 相乗効果!
ここからは、視聴者のチャットをCHECKしながら進めていきます
- 司会
-
「“働き方改革”をしたことで、有給休暇が取りやすくなった」など、休日について書き込んでいる方が多いですね。
- 庄司さん
-
僕たちは芸人なので、スケジュールに空きがあったりしたら、それを自分の時間にしたり……。会社勤めの方との“働き方改革”とは異なると思います。
でも会社自体が“働き方改革”を進めているので、マネージャーはずいぶん働きやすくなったと思いますよ。今までは何時でも連絡をすればすぐに返信が返ってきましたからね。今はそんな背景もあって、「返事を催促するのも申し訳ないかなー」という空気感にはなっていますね。
- 司会
-
「パパがお迎えに来てくれることが増えて嬉しいです」なんていうコメントも。
- 庄司さん
-
あー、いいじゃないですか!
- 司会
-
箕輪さんはいかがでしょうか? 会社勤めのご経験から感じたことは?
- 箕輪さん
-
“働き方改革”って結局は何かっていうと、「労働時間が短くなった! イェイ!」みたいな単純なことではないなと個人的には思っているんです。
なぜなら、今まではどちらかというと、会社に長時間いることが「会社への忠誠」を示しているとみなされている傾向があって。その忠誠に対して給料が払われていた、みたいな流れが今までの日本企業にはありました。
でもグローバル化やいろいろな競争環境が厳しくなったことで、本質的に意味のない働き方にはお金を払えないよ、っていう流れになるんじゃないかな。
- 司会
-
企業側、雇用する側の意識も変わってきたということですか?
- 箕輪さん
-
分かりやすく言うと、クリエイターやアスリートのような結果に対して報酬が出る仕事に評価基準が近づいてきたんだと思います。
たとえば、サッカー選手がめちゃくちゃフィールド走っているけれど、何もプレイに関係なかったら試合に使ってもらえないのと同じ。「実際にどれだけチームに貢献しているの?」ってところを見られますから。
- 司会
-
つまり、会社への貢献度の対価が給料になるってことですね。
- 箕輪さん
-
だから“働き方改革”で「労働時間が短くなった」「ホワイト企業になった」と喜んでいても、世界は日本だけじゃないし、ライバルはいろいろな国にいる。“働き方改革”を理由にふわっと生きたりすることで成長が止まっても、国が責任を取ってくれるわけじゃないですからね。
“働き方改革”をきっかけに、逆に自分で自分の働き方や生き方を考えないといけない。
- 司会
-
数字に直結しない仕事だと、時間で評価されることも多いと思いますが?
- 箕輪さん
-
そういう会社も、どんどん厳しくなっていくはず。時間で評価するなんて、もはやナンセンス過ぎるというか。「どうやって生産性をあげていこうか」を考えることが、重要な課題なんじゃないですかね。
- 司会
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「ベンチに入ったことで満足してはいけないんですよね!」という書き込みも。とはいえ「残業が減った」「定時退社がルール化した」など、勤務時間に関して変わったというコメントも数多くいただいています。
- 箕輪さん
-
僕はオンラインサロンをやっているのですが、なかにはテレビ局に勤めているけれど急に残業をしちゃいけないようになった環境に戸惑っているメンバーも。「世の中は動画配信をはじめ、新しいことに挑戦する人が増えているから不安を感じる」と、僕のオンラインサロンで動画を制作したりしています。
お金をもらってテレビ番組を作るだけでは時間が制限され自分の成長が不安だから、オンラインサロンにお金を払って動画を作る。そしたら、費やせる時間は無限なので。
- 司会
-
なるほど。有効な時間はお金を払ってでも得たいってことですね。
- 箕輪さん
-
時間の問題というか、働き方改革が進むことで将来のことやスキルUPの面で不安が生まれたんでしょうね。
- 司会
-
『マイナビ転職』が“働き方改革”に関して実態を調査したデータからも、効果を実感している人ばかりではないことが読み取れます。つまり、企業や制度の取り組みだけでなく、一人ひとりが自身のキャリアや働き方を考えないと、本当の意味での“働き方改革”にはつながらないのかもしれませんね。
(2019年マイナビ転職「働き方改革法施行後の実態・意識調査」)
\仕事を通じて自分をブランド化する/
- 司会
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ここからは、みなさんの「働き方」について伺っていこうと思います。お仕事の面で、みなさんにとって2019年はどんな1年でしたか? また2020年の目標があれば聞かせてください。
- 箕輪さん
-
いやぁー、悪くも良くもないっていう感じですかね。去年は「メモの魔力」っていう本が大きな注目を浴びたので、ビジネス書の編集者としては数字的に良い結果になったかな。
あと「価格自由」という実験思考の本では、本を読んだ後に読者が値段を設定して支払う仕組みを採用したりと、部数以外のところで新たなチャレンジができたと思います。
- 箕輪さん
-
常に良いことも、悪いことも両方を転がし続けているって感じが近いかも。悪いことがその先のヒントになったりもしますしね。1つの事実自体を良い、悪いで判断しないかもしれません。
- 司会
-
それって、ご自身で仕事を見つけていくんですか? それとも、与えられるんですか?
- 箕輪さん
-
なんだろう……。もう嫌だってなって、休みたいと思って休むと、やりたいことを思いついちゃって(笑)。いろいろな人に連絡して、また動き出しちゃう、その繰り返しです。
「もう限界!」と思って海やプールに行ってリラックスしようと思っても、何かひらめいてまた動く……のループ(笑)。
- ゆうこすさん
-
私もずっと同じことをしていると辛くなってきちゃうので、1回止まったら、箕輪さんと同じで良いアイデアが生まれてきて、行動に移す感じ(笑)。
- 庄司さん
-
それは、疲れないんですか? 働きすぎとかで。
- 箕輪さん
-
たぶん、ゆうこすと僕が近いのは、オンラインサロンや動画配信などチームで形にすることが多いので、思い付いてから形になるまでのスピードが速いんですよ。すぐ実現しちゃう。とても恵まれていることだと思うけど、その分、自分では把握できないほどの事柄が動いているっていう感じですね。
- 司会
-
今年チャレンジしたいことは何ですか?
- 箕輪さん
-
明確にイメージしているのは、東南アジアへの進出。日本が確実に不況になっている一方で、東南アジアは経済が確実に右肩上がり。またこれからは若い人が高いハードルを感じずに、世界で活躍できる世の中になっていくと思うんです。
僕のオンラインサロンも日本国内ではいろいろなことに挑戦する人のプラットフォームになっていますが、今後は東南アジアで働きたい人のコミュニティになったら楽しいと思うんです。英語も喋れないし、何ができるか分からないけれど、僕のオンラインサロンというコミュニティがあるから頑張れると思ってもらえるような。
- 品川さん
-
僕は個人的にクラウドファンディングで映画を1本撮って、衛星放送で連続ドラマ10話の脚本・監督をしてって感じですね。
そもそも僕は“働く”っていう概念がなくて、芸人も脚本も監督も、小説を書くとかも、全部を遊んでいる感覚。だから休日も、休んでいる気持ちはなくて、仕事が趣味。趣味にお金を使わせてもらっているイメージです。
(庄司さんに向かって)で、扶養家族が一人。
- 庄司さん
-
いやいや、扶養家族じゃなくて相方! コンビよ、コンビ!
- 司会
-
(笑)
タレントの方って事務所からもらう仕事以外にも、自分で営業していく場合もあるんですか?
- 品川さん
-
事務所からもらう仕事って、主にテレビと営業。それ以外は自分で取ってくるというか、名前が売れれば、「小説を書いている」と言えば書く仕事が来るし、映画がヒットすれば次のオファーが来るっていうケースが多いかも。
吉本興業自体がプラットフォームなので、吉本が持ってくる仕事や自分で獲得した仕事を会社が一括管理してくれている感じです。
- 庄司さん
-
僕は去年の年末から動画共有サービスで投稿を始めて、自分のチャンネルを開設しました。登録者数は今のところ1,076人……。(※2020年1月13日時点)
- 品川さん
-
す、少なっ……(笑)。
- 司会
-
ゆうこすさんチャンネルの登録者数はちなみに?
- 庄司さん
-
凄い!! 僕はこれから頑張ろうと思っています!
今年はとりあえず、登録者数3,000人を目指します!
- 司会
-
頑張ってください(笑)!
ゆうこすさんの今年の目標は?
- ゆうこすさん
-
そうですね、インフルエンサーの主な仕事はPR案件。よくSNS上で「このアイテムを愛用しています!」みたいに商品を紹介するアレです。
去年はそれだけじゃなくて、「ゆうこす」というブランドを使って、自社でスキンケアブランドを立ち上げました。最初は個人事務所だったのですが、オーディションを開催してタレントを発掘、育成したり。オーディションには4,000人もの応募があったんです。
- 司会
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それだけ、インフルエンサーは憧れの職業になっているんですね。
- ゆうこすさん
-
あとは生配信者の事務所を立ち上げて、タレントのマネジメントにも挑戦中。オファーに対して応えるだけでなく、「ゆうこす」というブランドから仕事を生み出せるようになったことが大きい変化ですね。
2020年はプロデュース業にも力を入れていきたいと思っています。
- 箕輪さん
-
あと、本も売れているよね?
- ゆうこすさん
-
講演活動にも挑戦しました。プロデュース業でもそのノウハウを生かして、未来のインフルエンサーを育てていきます。
ただ気になるのが、講演の質問タイムの時に「ゆうこすだからできたことなんですよね?」と聞かれることが多くて……。
- 箕輪さん
-
「●●だからできる」って、そもそも当たり前ですよね。いろいろな条件が組み合わさって結果となっているわけだから、自分には当てはまらなくて当然。
- 品川さん
-
「ゆうこすみたいになりたい!」って思わせるところが、ブランド力であり戦略ですもんね。そもそも論で「ゆうこすだからできた」は違うんじゃないかな。
- 司会
-
みなさんも、ゆうこすさんくらいブランドを確立できれば良いんですよね。
- 司会
-
その“個”を形成するものの1つが仕事ですよね。
みなさんにとって、「働くことの原動力」って何ですか?
- 箕輪さん
-
原動力というか、僕も品川さんやゆうこすと同じで仕事と遊びの区別はないですね。
でも僕はスーツを着て就活もしましたし、最初は普通のサラリーマンからのスタート。仕事を、やらないといけないこと、できること、やりたいことで分けて考えると、入社1年目はやらないといけないことが9割です。それを少しずつできることにしていくと、やりたいことができるようになる。
今はやりたいことを8割できるようになっているから、仕事と遊びの境目がないんだと思います。
- 品川さん
-
抜け道を知りたい人も多いと思うんですけど、RPGゲームと同じ。装備や武器がないと戦えないですからね。
僕たちの世界でも「どうやって売れるんですか?」って聞きながら、家でマンガ読んで寝てるだけっていう芸人もいるんです。「芸人より動画配信のほうが楽に稼げるんじゃない」って言う人もいますし。でも動画配信で生計を立てている人は、毎日のように企画を立てて撮影して、編集して……、とんでもない努力をしていますからね。
世のおじさんたちが言っていた、努力ってやっぱり必要なんだなって。
- 司会
-
「会社の現状と自分の理想が合っていない」という書き込みも……。
- 品川さん
-
就活に正解ってなくて。大企業に入っても、自分が本当にやりたい仕事じゃなかったり、見栄で入ったけどそこからの人生が辛かったり。自分に合う会社、仕事を見つけることが大切。
既に出来上がっている会社に入るのか、自分のやりたいことに挑戦できる会社に入るのかで、人生が変わってくると思いますよ。スキルだけ学んで転職したり、起業するという選択肢もありますし。
- ゆうこすさん
-
私は「SNSが大好き」という気持ちがモチベーション。あと仕事を通じて「勝てないな」「尊敬できるな」と思う人に出会うこと。パワーをもらえるし、ただキラキラしているだけじゃなくて影の努力など裏側を知れることも勉強になりますね。
- 庄司さん
-
原動力はやっぱり家族。ミキティーーーーー‼ です。子供もいますし。あとは夫婦間の格差をなくすことがモチベーションかな(笑)。
\好きなことを仕事にするって?/
- 司会
-
「やりたいことが見つからない」という若手社会人も多いようですが、好きなことを仕事にするには、どんなことが必要ですか?
- ゆうこすさん
-
ゆうこすのファンも20代が中心なので、よくその質問をされるんですよ。ゆうこすみたいに、好きなこと、楽しいことだけをして生きていきたいって。
- 品川さん
-
本当によく聞かれるよねー。
- 品川さん
-
生まれつきだったのかー(笑)。
- ゆうこすさん
-
好きなことを仕事にするイコール、ラクチンってことはまったくなくて。
インフルエンサーとしてやっていくにも時代の流れをつかむことだったり、見え方をデザインしたり、チーム作りだったり、どこで妥協するのかだったりと、クリアしないといけないことがたくさん。PV数や売上など、データなどもめちゃくちゃ意識しますし。
好きなことを仕事にするために、学ぶこともたくさんありますから。
- 司会
-
「好きなことを仕事にすると逃げ場がなくなったりしませんか?」という質問が届いています。
- 品川さん
-
そうなんですよね、好きなことを仕事にしているからこそのストレスやプレッシャーも。ゴールもないですし、妥協することも必要。6億円の製作費とPR費用をかけて映画を作っても、もっと予算がほしいってこともあるんですよ。
また、この前なんて40日間の撮影で1日の平均睡眠時間が3時間、撮影が休みの時はテレビに出たり、無理なスケジュールが重なって……。でも、好きなことを仕事にしているから、そういったストレスも楽しいんですよね。
- 司会
-
ストレスよりも、充実感が上回るんですね。
- 品川さん
-
「わぁ、俺3時間しか寝てねぇー!」「俺、忙しいーー‼」っていうのが嬉しいんですよね(笑)。でも、そういったストレスに勝てるくらいの情熱があるなら、好きなことを仕事にできると思うし、毎日楽しいと思いますよ。
- 箕輪さん
-
僕は「本の編集が好きか?」って聞かれたら、マジで一番嫌なんですよ(笑)。
テレビに出演したり、こういう所に出て話をするのは全然ストレスじゃないんですよ、気持ち良く喋れるし。でも、僕のど真ん中にある、「本の仕事はマジやりたくねー」と言う気持ちが湧いてくる時も多々。
プレッシャーはないけれど、単純に作業自体が本当に大変なので。
- 品川さん
-
なんか、みんな同じですね。仕事から解放された時の酒は美味いですから(笑)。本が製本されて、書店に並んで、それが売れてっていう、美味い酒を飲めるポイントがたくさんある。
- 箕輪さん
-
そうそう(笑)。だから、その仕事を作業レベルで好きっていうわけじゃない。人から見たら毎日楽しそうに働いているように見えるかもしれないけれど、実態はそんなもんですよ。
- 司会
-
じゃあ、「好きなことを仕事にしたい」という方にはオススメしない職業ですか?
- 箕輪さん
-
オススメしないっていうか、よくよく考えると「これしかできない」んですよ。もう、ただ本を作ることでしかまともに評価されることがないっていうか。ほかのことができないんですよ。
- 品川さん
-
それ、言うの気持ち良いよね。「俺、結局はこれしかできないから」って言いながら、酒を飲みたい(笑)。 僕、キングコングの西野と二人でよく飲みに行くんですが、二人とも相手の顔じゃなく鏡を見て自分の自慢話をしています(笑)。かみ合っているようで、まったくかみ合ってない二人。
- 庄司さん
-
気持ち悪いなぁー(笑)。
- 司会
-
箕輪さんあてに、「では箕輪さんは達成感を得るための手段が編集という仕事ということですか?」という質問が来ていますが?
- 箕輪さん
-
それは全然違って。人間、誰もが評価されることは当たり前に嬉しいはず。僕の場合はもっとシンプルに面白いこと、面白いって思われることなら頑張れると思って仕事を選んだんです。
- 司会
-
面白いと思われること?
- 箕輪さん
-
たとえば大学生の時にインドに行ったんですが、治安も悪いし監禁みたいなことをされて。逃げた後に普通はホテルに戻ると思うのですが、僕はそのままインターネットカフェへ。
その事件をそのまま物語にして、SNSに投稿しました。そのコメントを読んでいる時が、一番楽しかったですね。
- 品川さん
-
承認欲求がハンパないってことですね(笑)。
- 箕輪さん
-
「こんな面白いことがありましたー!」ってことを発信するのが好き。それが僕に起こった出来事でもいいし、担当の著者の作品を編集者として出版することでもいいんです。
自分が体験したことを世間に伝えて、その反響を楽しみたい。それを楽しめる仕事となるとテレビと出版しか思い浮かばなかったんです。
だから、あきらかに優先順位は何かを発信したい→評価の順。ただ面白いことを発信したいだけなんです。
- 司会
-
なるほど。ゆうこすさんは以前「失敗はコンテンツ」、失敗もこれからの経験に生きていく、とお話されていましたが?
- ゆうこすさん
-
そうですね。失敗をどれだけポップに、人を魅了できる材料に変えていくのかを考えるようにしています。
- 司会
-
庄司さんはいかがですか?
- 庄司さん
-
僕は3人とはまた違ってて。高校を卒業後は、自動車のパーツを売る営業職をしていたんです。でも、これは向いていないと思って、憧れていた芸人を目指して養成所に入りました。
だから「好きだから飛び込んだ」それを24年間、ずっとやっているだけです。好きだから、目の前の仕事を一生懸命にやっているだけです。
- 品川さん
-
ただ、ネタは僕が書いてきたことだけは、忘れないでいただきたい。
- 箕輪さん
-
でも、それが一番大切ですよね。来た球を打つっていう。
- 庄司さん
-
自分から仕事を取りに行けない、僕みたいな人もいると思うんですよね。
\20代のうちに取り組むべきこと/
- 司会
-
まさに、ゆうこすさんは今20代ですよね? 何か未来に向けてしていることはありますか?
- ゆうこすさん
-
はい! 25歳です!
未来に向けての目標は、オーラがある30代になりたくて! 視野が狭くならないようにいろいろな経験をして、いつまでもアイデアが出るような自分でいたいんです。
そのためにも自分の興味がないことも見たり、経験したり。そして、それに対して自分がなぜ好きになったか、または苦手に思ったかをちゃんとまとめて発信するようにしています。「こいつ分かってねぇな」とか、言われることもありますが(笑)。
- 品川さん
-
言われる、言われる。匿名だと、好きなことを言えるから。
- ゆうこすさん
-
20代って失敗しても「若いから仕方ないよね」って許されることも多いし、ちょっとでも成功したら「20代なのに凄いね」って評価されるし。20代のうちに恥ずかしいこと、辛いことを経験した方が良いんじゃないかなって。
- 司会
-
「20代後半です。焦ってしまう」というコメントも。ゆうこすさんは20代の若い方を採用する時に、どんな所を見ていますか?
- ゆうこすさん
-
面接して「良いな」って思うのは、過去の失敗とかをポップに話せる方や、自分の課題やその解決策をちゃんと分かっている方。話していても楽しいですね。「一緒に仕事がしたい!」って思いますし。
- 司会
-
箕輪さんはいかがですか? 20代のうちにやってきたことは?
- 箕輪さん
-
先ほどの話に戻るんですが、今やらないといけないことをめちゃくちゃやっていました。それこそ電話番とか、部署の経費処理とか、一番苦手かつやりたくないことを。
出版社に入った以上、編集の仕事がしたいんですよね。でも今はその実力がないから、その先にやりたいことに向けてやりたくないことをやるって。
- 司会
-
いわゆる、新人時代の下積みですよね。
- 箕輪さん
-
だから20代のうちって、本当にウソみたいなものでも良いから妄想することが大事ですよ。
「こうなったら人生、最高だぜ!」みたいな妄想をする。「こんな仕事ができたら楽しい!」「こういう人間になれたら嬉しいな」とか。
かなうかどうかも分かんないバカみたいな夢を思い描きながら、同時に現実の超地味なことをめっちゃ頑張ってやる。この往復。
- 司会
-
未来をイメージすることが大切なんですね?
- 箕輪さん
-
大きな理想があっても実力がなければ、今日や明日にそんなキラキラした仕事が巡ってくる可能性は低いですから。妄想と現実を往復しながら、できないことをつぶしていくのが20代の時期なんじゃないかな。
- 司会
-
何かこれをしておけばよかったとか、後悔はありますか?
- 箕輪さん
-
それはないですね。つまらない仕事も「あ、こういうこと向いていないな」っていう指針になるし。
- 司会
-
品川庄司のお二人は、20代で人生プランなどを描いていらっしゃいましたか?
- 品川さん
-
僕は18歳の時に兄貴と「映画を撮りたいよね」って、話していて。でもダウンタウンさんに影響を受けて、芸人にもなりたかったんです。そしたら、北野武さんが映画を撮られて。「あ! 芸人として成功すれば、映画も撮れるんだ」と思い、両方の夢をかなえられる芸人を選んだのがスタートでした。
- 司会
-
2つの目標があったんですね?
- 品川さん
-
だから、まずは芸人として成功するために毎日ネタを書いて、トークライブをやって、劇場に飛び込んで前説をやらせてもらえるように交渉したり。
映画に関しては原作がないと映画を撮らせてもらえないことが多いから「小説を書いて、それが売れれば映画を撮れるはず……」と、ゴールに向かって逆算して、今何をすべきかを考えていました。
- 庄司さん
-
僕は20代の時って、痛かったんですよ。もう、芸人で成功する気持ちしかなくて。そこで、もし冷静になっていたら「もう才能ないな」と思って、辞めちゃっていたかもしれません。だから僕的には、痛い自分でいたから良かった(笑)。
ネタも書いていないのに「自分はできるんだ」という、根拠のない自信も大事にした方が良いと思いますよ。
- 司会
-
痛かった20代のおかけで今があると?
- 庄司さん
-
だんだん経験を重ねてくると、現実とかいろいろなことが分かってきて熱量が冷めてしまうこともあるんですよね。そこを乗り越えて、痛い自分を信じて貫いていくほうが成功につながるんじゃないですかね。
20代を自分らしく生きるヒント Q&A
- 司会
-
Q. 根拠のない自信を持つためにはどうすればいいですか?
- 品川さん
-
頭に浮かんだ今後の目標や成功体験を書いてまとめたり、可視化するのもいいんじゃないですかね。これまでに気づかなかった自分の強みが見えてくるかも。
- 司会
-
Q. 自己肯定感を高めるには?
- ゆうこすさん
-
私はめちゃくちゃ人と比べてしまうほうなんで、悪いことだとは思わないのですが……。
大きな夢を描くだけじゃなくて「目の前の人を笑顔にした!」とか、小さなことを少しずつ自信にしていけば、自己肯定感も高まるんじゃないかと思っています。
- 箕輪さん
-
僕は就活を2回やって、出版社に入社。1回目に唯一、内定をもらった沖縄のホテルが倒産したんです。しかも1回目は40社くらい落ちました。でも自己肯定感というよりも「採用しない企業はバカだな」って思っていました(笑)。
- 品川さん
-
自分よりカッコイイ人や高収入の人って絶対いる。でも僕は幸せの分量って、みんなだいたい同じような気がしているんですよね。10年、20年先のことを考えて不安になるより、前に進んだ方がいいですよ。
- 庄司さん
-
自信がなくなった時は食べて、筋トレして寝る(笑)。で、起きたら忘れて次に向かいます。
- 箕輪さん
-
そう! 就活や仕事なんて失敗しても、ゲームみたいにまた始まる。失敗しまくって修正して、しんどくなったら温かい風呂に入って寝る。それで十分、幸せを感じられると思いますよ。
まずは一歩踏み出すことから
採用担当者と直接会って話せる転職希望者向けの合同企業説明会。全国各地で行われ、入場・参加は無料です。
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