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誰もが成果を上げやすい仕組みを作り、カスタマーサクセスの再現性を高めたい

■PROFILE 中村 悠香 大学卒業後、SI企業の営業としてシステムによる業務改善提案を経験する。2015年1月にラクスへ入社。7年間『楽楽精算』のカスタマーサクセスを経験後、現在は『楽楽明細』カスタマーサクセス部門のアシスタントマネージャーとして、組織・仕組づくりを推進している。 フラットに、オープンに話せる会社だと感じた ー前職時代に転職を考えた理由から振り返ってください。 前職のSI企業では、「システムの提案を通して顧客の業務改善を叶える」というソリューション営業を担当しました。 ただ、導入・運用については別部署に引き継いでいたため、経験を重ねていくうちに、「本当にお客様の役に立っているのだろうか」と疑問を抱き始め、導入・運用にタッチできないもどかしさを感じることが増えていったのです。 ー入社していつ頃のタイミングですか? 確か入社4年目頃だったと思います。その時期にちょうど新しい商材としてクラウドサービスを扱うことになったことも、転職を考える契機になりました。 クラウドサービスでは、営業担当が提案から運用まで一貫して担当したので、お客様の課題解消のプロセスに寄り添い、貢献をリアルに感じることができました。それがとても嬉しくて、顧客サポートを行う仕事にがぜん興味が向かっていったのです。 ー転職先としてラクスを選んだのはなぜですか? フラットに話ができる風土が自分に合いそうと感じたからです。 2015年当時はカスタマーサクセス(以下、CS)という職種名が一般的ではなく、ラクスではサポート部門として募集がありました。転職エージェント経由で会社説明会に参加したのですが、当日の話は営業職にフォーカスした内容でした。どうやらエージェントの手違いで営業志望の枠に入っていたということがわかったのです。 そこで、説明会後の面接で、執行役員に「実はサポート部門を志望したのですが…」と率直にお伝えしたところ、気さくに応じてくれて、選考フローを改めてアレンジし直してくださいました。 些細なやりとりかもしれませんが、当事者の私にとっては結構大きな出来事で、「どんなことでもオープンに伝えていい、面倒に思われない」というスタンスの会社なのだと肌で感じ、ここで働きたいと思うきっかけになりました。 PDCAを回し、再現性を高めることを常に意識 ー入社後7年間は、『楽楽精算』のカスタマーサクセスを担当したのですね。 そうです。今では『楽楽精算』のCS部は約100名の組織に拡大していますが、私が入社した当時はわずか6名。既存のお客様のサポートを行いながら、業務改善や仕組みづくりにも早くから携わりました。 ーなかでも印象深かったことは何ですか? 仮説を立てることの重要性を痛感した経験です。 入社3年目だったと思います。『楽楽精算』の使い方や活用法などに戸惑ったお客様がスムーズに必要な情報に辿り着けるよう、お客様向けコンテンツへの導線を再検証し、検索性を高めるというミッションを任せてもらうことになりました。 しかし、当時の私は安易に考え、「お客様はどういう行動をとり、どんな情報を求めているのか」という仮説・検証を重ねるべきだったにもかかわらず、そこを怠ってしまったが故に、お客様ニーズとの乖離が生じ、満足のいく成果を得られませんでした。 ー失敗から学びを得られたのですね。 はい。再度トライした際には、改めてお客様の行動を分析し、仮説・検証を意識的に繰り返しました。そうすると、「こうすればお客様の問合せ件数が減る」と、仮説と成果がパズルのようにつながり始め、明確な成果を上げることができました。 現在、『楽楽明細』のCS部門で取り組んでいる仕組みづくりにおいても、仮説と検証を繰り返すスタンスで臨んでいます。 メンバーの成長が、私のモチベーションの源泉 ー現在はどんな役割を担っているのですか? 『楽楽明細』のCS部門にて、アシスタントマネージャーとして組織強化や仕組づくりを推進しています。組織として成果を出すために、数値やメンバーの状態から課題を分析し、目標とのギャップを埋めるために必要な対策を実践しています。 ーギャップを埋めるために必要な対策とは? おもに定量的な分析とノウハウの共有です。 例えば、入社1年目と5年目のメンバーでは、経験・スキルが違うわけですから、個々の力量に頼るだけではアップセルの提案件数や受注件数に大きな差が生じてしまいます。組織的にその差をどう埋めていくかが、組織全体として成果拡大をめざすうえで重要なカギになると考えています。 そこで私は、メンバーそれぞれのお客様への提案内容やタイミング、言い回しなどを検証し、「このやり方を実践すれば成果に結びつきやすい」というノウハウを抽出。それらをチームで共有し、入社1年目から成功事例を再現できるように尽力しています。 自分の言葉次第で組織の動きを変えられる ーリーダーとして順調に歩んでいるのですね。 いえいえ、そんなことはありません。 初めてチームを持つようになったのは、入社3~4年目だったと思いますが、当初は慣れないことに戸惑いを隠せませんでした。 しかし、メンバーの課題は何だろう、どうして目標とギャップがあるのだろうと、メンバー一人ひとりと向き合っては「なぜなぜ」を繰り返し考えていくことで、少しずつメンバーの状況をフラットに客観的に掴めるようになり、ステップアップのための方向性を示せるようになったと思います。 その後、6年目にはアシスタントマネージャーに昇格し、2年後には『楽楽精算』から『楽楽明細』へ異動になりました。 慣れ親しんだチームを離れることは、私にとって大きな転機になりました。環境も人もガラリと変わったことを機に、あらためて自分の弱みに向き合うことができたからです。 ー弱みとは何ですか? 会社全体、事業部全体のビジョン達成に向けて、自チームでどう目標を設定し、メンバーの行動を促していくべきかということと、ビジョンからブレイクダウンし、組織に浸透させる働きかけが弱いということを痛感しました。 そこで、あらためて体系的にマネジメントやマーケティングについて学ぶことが必要だと考え、現在も書籍や研修を活用してインプットに励んでいるところです。 ー新たな成長に挑んでいる過程で、ラクスのリーダーシッププリンシプルを意識することはありますか? 全部意識しています(笑)。 なかでも一つ挙げるとするなら、今の私の課題でもある「考えている事を言葉で伝える」です。 自分はこうしたい、こう変えたいと思っていても、言語化しないと何も伝わらず、何も変わりません。逆に、ラクスでは根拠を明らかにし、ロジカルに明確に伝えられれば、自分次第で組織の動き方や仕組みを変えることだってできます。 ーそこがラクスの魅力の一つでもありますね。 そう思います。理不尽に駄目だとはいわれず、理に適ったことであればチャレンジでき、たとえ失敗しても次に生かせばいいという文化があります。 もちろんそこには他責にしない、やり切るということが求められますが、だからこそ自身の成長にも繋がるのだと思っています。 ライフ&ワークを両立する管理職を目指す ー今後の目標を教えてください。 現在、『楽楽明細』のCS部門では導入支援に加え、お客様の継続フォローやアップセルに注力し、LTV(Life Time Value:顧客が取引開始から終了までの間にもたらす利益)の最大化を目指しています。その仕組みづくりを推進していくことが目標です。 また、その過程で視座を高め、マネジメントスキルを磨き、管理職へのステップアップを目指しています。プライベートでは、子どもを授かれば子育てに励みたいと思っていますので、子育てと仕事・キャリアを両立する管理職になりたいです。 ー最後に、どんな人を仲間にお迎えしたいですか? お客様が何にお困りなのか、どうすれば解決できるのかを考え、寄り添って実践することが、CSの基本です。そのため、相手のことを考えられる人にぴったりだと思います。 CSとしてお客様に寄り添い、お客様が叶えたい成功の実現を目指し、お客様・ラクス双方の事業拡大に貢献していきましょう。 ※所属・役職はインタビュー時点(2024年1月)のものです。

カスタマーサクセスを「数字を生む組織」にして、会社をスケールする

■PROFILE 村山 弘成 大学卒業後、勤怠管理クラウドサービスを取り扱うスタートアップ企業に入社。営業から既存顧客サポートまで幅広く経験後、2018年1月にラクスへ転職。現在は『楽楽明細』のカスタマーサクセスとして、オンボーディング、サポート、アップセルなどに取り組むほか、チームリーダーとしてメンバーの育成も担っている。 「カスタマーサクセスを花形部門にしよう」という言葉が響いた ー前職時代に転職を考えた理由を教えてください。 カスタマーサクセス(以下、CS)のプロフェッショナルになろうと考えたからです。 私は大学卒業後、勤怠管理のクラウドサービスを扱う名古屋のスタートアップ企業に就職しました。社員数6名ほどの少人数組織だったので、一人ひとりが営業、開発、CSなどを幅広く担っていました。 マルチにスキルを身に付けられたことは大きな収穫でしたが、その一方で、浅く広くという感じだったので、どれも中途半端というのが正直なところでした。そこで、3年目に入って先々のキャリアを考え、ひとつに特化して自分の強みを磨こうと決意したのです。 ーなぜCSを選んだのですか? SaaSのクラウドサービスでとりわけ重要となるのが、お客様の導入支援や運用サポートを行うCSだと感じたからです。 お客様が業務課題を改善できるよう、サービスの利活用をコンサルティングし、課題解決に導くこと。CSのこの取り組みによって、お客様の継続的なサービス利用を促し、SasSにおいて重要な指針となるLTV(Life Time Value:顧客が取引開始から終了までの間にもたらす利益)の向上に貢献できるからです。 つまり、CSは顧客への貢献と自社の売上拡大を両立する要の仕事。そこに大きな魅力と可能性を見いだし、自分のキャリアの軸にしようと決意しました ーなかでもラクスに転職した理由は何ですか? 当時の上長との面接で「一緒にCSを花形部門にしよう」という力強い言葉がぐっと響いたからです。 まさに私が転職で求めていたことと符合し、ビジョンに共感できたことが大きな決め手になりました。 しかも、私が転職した当時の『楽楽明細』のCS部門は立ち上げられてまもなく、これから真価を発揮していくというタイミング。あらためてCSを突き詰めていく上で、組織と一緒に成長を目指せることにも強く惹かれ、入社を決めました。 お客様とラクスをWin-Winにできる仕事 ー入社7年目の現在はチームリーダー。どのような役割を担っていますか? 『楽楽明細』のCSとして、新規のお客様のサービス導入目的を実現するオンボーディング支援をはじめ、既存のお客様の利活用サポートやアップセルの提案、ビジョン実現に向けた施策の立案、そしてチームメンバーの育成を行っています。 『楽楽明細』のCSでは、これまではオンボーディング支援を中心に据えてきましたが、現在はオンボーディング(導入)⇒アダプション(利用定着)⇒エクスパンション(プランアップ・アップセル)というサイクル全体へのフォローにいっそう注力していく方向に進んでいます。その仕組みづくりを行うことも、私の大きなミッションのひとつです。 ーどのような仕組みづくりを行っているのでしょうか? アダプションやエクスパンションにおけるサポートについては、これまではメンバー個々の経験・スキルに頼る部分が大きかったことから、チームでの提案のタイミングや進め方の共有、スクリプトの改善などを推進しています ーその成果は、これからですか? そうですね。ただ、昨年度からオンボーディング後の支援における目標数値をクリアし始め、確実に成果に繋がっているという手応えがあります。 ー入社前に目指したように、顧客サポートと売上拡大の両面を意識したCS活動を実践しているのですね。その根底にある心掛けとは何ですか? お客様に寄り添うことです。この軸はブレません。 お客様の状況や課題はさまざまですから、ノウハウや成功事例を共有・活用しながらも、常にお客様目線で考え、改善を図る意識が欠かせないと思っています。 その成果として、お客様の課題解決につながり、それがサービスの売上拡大にも結びつくのですから、まさしくWin-Winの状況を構築できることにやりがいを強く感じます。 試行錯誤を重ね、リーダーとしての成長に挑む日々 ーチームリーダーとしてメンバーの育成についてはいかがでしょうか? 約2年前にチームリーダーに昇格したのですが、今も試行錯誤を重ねているというのが正直なところです。特に昇格当初にはうまくいかない時期が続きました。 振り返ってみると、当時の私はリーダーシップを咀嚼できていなかったのだと思います。メンバーに対して、部門の目標を個人に落とし込んで伝えるばかりで、コミュニケーションが一方的になっていました。それではメンバーからの信頼は得られません。 ーどう乗り越えていったのですか? 何かにつけて相談に乗ってくれる上長のアドバイスのおかげです。 お客様に寄り添うことを徹底しているように、メンバー一人ひとりにも寄り添い、個々の目標に向けてどんな戦略で達成を目指すか、その先にはどんなビジョンの実現があるのかを丁寧に共有し、行動を促すこと。その重要性に気づくことができました。 そうしたリーダーシップのあり方について見つめ直し、自分なりに実践することによって、現在もメンバーとの信頼関係をコツコツと育んでいるところです。 ーCSとして、リーダーとして、成長へのチャレンジが続いているのですね。 はい。ラクスは多くの成長機会に恵まれた会社です。 個々の成長を後押しする仕組みとして、明確な評価制度もあります。 ラクスの評価制度では、日々のパフォーマンス評価は昇給・賞与に反映され、行動特性を評価基準とするコンピテンシー評価がおもに昇格に反映されます。 さまざまな角度から評価を受けることができ、自分の行動を振り返り、上長からのフィードバックによって何が課題なのか、どう取り組むべきなのかを明らかにできます。成長イメージを具体的に描けるので、チャレンジへの意欲は自ずと高まるばかりです。 「自分自身の会社だと思う」ことが、自分の軸になった ー何が成長のモチベーションになっていますか? 私のモチベーターは、ずばりラクスの中村社長です。 ラクスのビジョンは、「日本を代表する企業になる」。具体的には、日本の全上場企業の中で時価総額トップ100に入るような、誰もが知っている企業になるということ。 私は2018年に入社以来、ラクスの成長の過程を身をもって経験し、この大きなビジョンを実現できる会社だということをリアルに感じてきました。 社員総会等で中村社長の思いや考えに触れるたびに、「私も実現の力になる」という思いを強くし、自分自身とチーム、事業の成長にチャレンジしています。 ーチームリーダーになって、モチベーションがさらに高まっているのですね。 そう思います。ラクスのリーダーシッププリンシプルの一つ「自分自身の会社だと思う」が自ずと自分の軸になり、会社のビジョン実現に向けて、CSとしてどのようにお客様に貢献し、売上を上げることができるか、そのためにどんな仕組みが必要なのかと、よりいっそう視野を広げて考えるようになりました。 ー一人ひとりがオーナーシップを持てる風土がある、と言うことでしょうか? そこがラクスの大きな魅力の一つです。入社した当初から、上司や先輩は「こうしてみましょう」という意見を受け止めてくれて、「なぜ?」という根拠を伴う提案であれば、即座に反映することができました。 事業規模が大きくなった今も、上層部にはメンバーの意見・アイデアを貪欲に吸収しようという気持ちでいてくれていますし、私自身もメンバーと意見を交わしながら新たな仕組みづくりに挑んでいます。 このように一人ひとりが会社・事業・チーム全体を考え、より良くなるように働きかける。それがラクスの特徴であり、強みだと思います。 もっと主体的に動きたいという方は、ぜひラクスへ ー今後の目標を教えてください。 CSを会社・事業の業績向上に寄与する花形の仕事にすること。 入社当初から抱き続けるこの思いをカタチにしたいです。 そのためには、もっと視座を高め、より大きな裁量権を持つ管理職を目指します。 ー最後にメッセージをお願いします。 ラクスのビジョンに共感された方、CSの可能性を一緒に広げていきましょう。 アクティブに意見・アイデアを出し、主体的に仕事をしたいという方なら、ラクスにはそのチャンスに溢れ、チャレンジを存分に楽しめるはずです。 ※所属・役職はインタビュー時点(2024年1月)のものです。

キャリアの岐路に立つ女性の力になり、女性管理職がもっと増えるよう、尽力したい

■PROFILE 及川 佳奈子 証券会社にてマーケティング部門、カスタマーサクセス部門、戦略企画部門の責任者を務める。また、広告代理業を手がけるグループ会社を設立し、事業の立ち上げと運営を推進。2021年11月にラクスに入社し、現在は『楽楽精算』『楽楽明細』をはじめとした『楽楽シリーズ』のイベントマーケティングにマネージャーとして従事。 自身の子育て経験を活かし、女性のキャリアの力になろうと発起 ー前職の証券会社で要職を務めてきた及川さんが、転職を考えた理由を教えてください。 もう一度チャレンジを楽しみたいと思ったからです。 私には2人の子どもがいます。上の子はもう成人していて、下の子は今10歳。2人の日々成長する姿を間近で見つめ、母親の私が子どもたちから刺激をもらう毎日です。 一方で私はと言うと、前職の会社では先々のキャリアが見えてきた時期。子どもたちに触発されたこともあって、このままでいいのかと、もどかしさを感じていました。 そこで、下の子が小学校に慣れ、子育てに手がかからなくなったこともあって、当時のポジションに安住するのではなく、もう一度大海に飛び出そう、新しいことにチャレンジして成長しようと一念発起、転職を考え始めました。 ーその舞台に選んだのがラクス。なぜだったのですか? ひとつは、考え方に共感したからです。 エージェントの方に紹介されたのが、ラクスとの出会いでした。私はずっと金融畑にいたこともあって、正直ラクスについてあまり知らなかったため、その方は「こんな会社です」と、ラクスのリーダーシッププリンシプルが記載されたURLを送ってくれました。 それは、「日本を代表する企業」になるために、ラクスのリーダーが共有している行動指針。「自分自身の会社だと思う」「全体最適視点をもつ」「誠意をもって人と接する」など、私が管理職として長年大切にしてきたことばかりで、深く共感しました。 その後の面接で事業への熱い思いやロジカルな戦略を伺い、本気で「日本を代表する企業」を目指せる会社だと確信。どんどんラクスのファンになっていったのです。 また人事担当者から「女性管理職の比率を高めたい」という話を聞いたとき、私に力になれることがあるのではないかと考えました。 私は前職で子育てをしながら管理職としてキャリアを伸ばしましたが、今と違ってそもそも管理職をめざす女性が少なかったこともあって、時には周囲からの風当たりを強く感じたこともありました。 これからキャリアを重ねていく女性社員の皆さんには、そうした思いをせず、ラクスという将来性のある成長企業でどんどん上を目指してほしい。私の経験を活かし、そのお手伝いをしたいという思いが高まったことが、入社を決めた一番の理由です。 イベントマーケティングの可能性を広げるチャレンジ ー入社後はどんな業務に取り組んでいるのですか? マネージャーとして入社後、『楽楽精算』『楽楽明細』をはじめとした『楽楽シリーズ』について、展示会やセミナーによるイベントマーケティングを担当しています。イベントの企画・準備・運営はもちろん、イベント当日には営業の人たちと一緒に会場のブースで商材の説明やデモンストレーションを行い、新規受注を後押しする部署です。 ー前職でも経験のあった領域ですか? いえ、ありませんでした。マーケティングの経験は長いのですが、前職では個人のお客様を対象としたオンラインマーケティングやブランディングがメインだったので、BtoB向けのイベントによるマーケティングは、私にとって初めてのチャレンジです。 ー手応えはいかがでしょうか。 少しずつ上向いてきたという感じです。 入社当初、営業部門から「イベントマーケティングの効果は限定的で、費用対効果が良くないのではないか」という声を聞く機会がありました。実は私自身もイベントマーケティングにはやや懐疑的でした。前職で個人投資家向けのイベントを行っても成果があがらなかったからです。 しかし、ラクスでイベントに携わるようになり考えが変わりました。イベント会場でお客様から直に課題・ニーズをお聞きでき、それらの解決方法をその場でデモンストレーションできる。関心をお寄せいただいたお客様の多くが『楽楽シリーズ』の利用を前向きに検討されているのを体感しました。 効果検証の数値からも、他チャネルに比べてむしろ費用対効果が高いことを読み取ることができ、まずはそうした情報を営業部門と丁寧に共有し、目線合わせを行うことに取り組みました。 また、リアルの場ではお客様の関心度の高さも把握しやすいため、営業が効率よくアプローチできるよう、リードを関心度に応じてセグメントするといった工夫も行いました。 そうすることで、営業部門との協力体制がうまく機能し始め、イベントによるリード創出から商談、受注という明確な成果につなげることができ始めたのです。 部署を越えて相談に応じ、嬉しい報告に心が温まった ー入社前に望まれたように、新しいチャレンジに励む日々なのですね。マネージャーとしてメンバーとの関わりについてはどうですか? メンバーには「家族第一優先」と常々伝えています。家族だけではないですが、大切な人を犠牲にして仕事をしてほしくないのです。そのような働き方は長く続かないですし、良いアイデアも浮かばないですから。 私自身も子どもが小さい頃は、急な発熱などで保育園からいつ呼び出しがかかってもいいように「仕事を属人化させない」「早め早めに仕事を済ませる」「ご近所やママ友とのネットワークを作る」「仕事も子育ても頼れるものは頼る」などを意識していました。 そうした経験もメンバーに伝えていきたいですし、自分の部署に限らず、他の部署の皆さんからのキャリアや子育てに関する相談にも応じたいと思っています。 ー実際に他部署からも相談を受けることがあるのですか? はい、喜んで応じています。ランチに誘ってざっくばらんにお話しすることもあります。 以前、他部署の女性社員から「キャリアアップを取るか、出産・育児を取るか、どちらを優先するべきなのか悩んでいて…」という相談を受け、私の経験談を交えながら「どちらも諦める必要はないよ」というアドバイスを送ったことがあります。後日、その方が私のデスクを訪ねてくれて、「明日から産休に入ります。及川さんと話した後どちらにも前向きになれて、昇進も叶いました」と、嬉しい報告をしてくれました。 ー及川さんはとても心強い相談相手なのでしょう。 そうありたいですね。キャリアや子育てなどで迷うことがあれば、遠慮なく頼ってほしいと思っています。 私にも仕事と子育てのバランスがうまくいかず、仕事を続けるべきか悩んだ時期がありました。その時は、子育てをしながら会社を上場させたとある女性実業家からいただいたアドバイスに救われました。まったく面識がなく、突然ご連絡を差し上げたにもかかわらず、とても誠実に向き合っていただき、前向きな気持ちを取り戻すことができました。 ラクスの仲間にそうした手助けができれば、嬉しいですね。 管理職をめざす女性がもっと増えるよう、尽力したい ーラクスについてはどんな印象をお持ちですか? 管理職の皆さんとお話しするたびに、皆さんのレベルの高さに圧倒されています。「ロジカルシンキングモンスター」「コミュニケーションモンスター」「リーダーシップモンスター」など、いい意味でモンスター揃いの会社です(笑)。 ラクスに転職したことで、私は井の中の蛙だったのだと気づき、皆さんから刺激を受けながら日々成長できることに充実感を覚えているところです。 ー自身の成長に励みながら、今後どんな組織づくりを目指しますか? やはりマーケティングを担うからには、リードを獲得して終わりではなく、顧客化に結びつけ、収益を上げることにこだわりたいと思っています。 収益に結びつけるうえで社内にボトルネックを見つけたなら、他部署ともオープンにコミュニケーションを取り、全体最適の視点で改善を主導できる組織にしたいですね。 ーでは最後に、新しい仲間へメッセージをお願いします。 ラクスは「 日本を代表する企業になる」ことを長期ビジョンに掲げています。 簡単に成し遂げられることではないですが、自分たち、そして仲間たちの仕事によって一歩一歩、着実に近づいている手触り感があります。また同時に、ラクスのサービスによって日本の働き方が変化しているという実感もあります。仲間と切磋琢磨しながら、自身の成長も感じられる環境です。 「日本を代表する企業になる」を一緒に実現させる仲間と出会えることを楽しみにしています。 ※所属・役職はインタビュー時点(2023年12月)のものです。

マネジメントに挑み、ブランディング&戦略で事業成長にコミット

■PROFILE 阿部 今日子  2011年通販系の企業に新卒で入社しコンサルティング営業職を経験。事業会社でマーケティングを経験したいという思いから、2014年3月にラクス入社。『楽楽精算』のプロモーション担当として、SEM・マス広告などを6年間担当したのち、ブランディングや戦略企画へ担当領域をシフト。2022年4月に課長昇格。 新・ブランドメッセージ「よりよく、寄り添う」を定義 ー阿部さんが担うマーケティング戦略企画1課の担当領域を教えてください。 『楽楽精算』『楽楽明細』などをラインナップするシリーズ全体のブランディングや、各商材のマーケティング戦略、データマネジメントの3つを主に担っています。そして、さらなる事業成長に向け、戦略面から貢献することをミッションとしています。 ーシリーズ全体のブランディングとは? ブランディングへの取り組みは主力サービスのひとつである『楽楽精算』からスタートし、ブランド・アイデンティの定義やWebサイト等のデザイン刷新、インナーブランディングを行いました。その成果をふまえて次に着手したのが、シリーズ全体のブランディングです。 それまでは各商材が単体としてメディアデザインを行っていましたが、全体のバリューをより明確に伝え、より広く深く浸透させていくためには、ブランドの統一化を図ることが効果的です。 そこで、2023年10月にシリーズ全体のブランド統一を敢行しました。ブランド共通のデザインルールも詳細に設定し、ブランドメッセージやロゴデザイン、Webデザインなどのコミュニケーションを大々的にリニューアルしています。 ー阿部さんのチームが推進しているのですね。シリーズ共通でのブランドメッセージとは? 「よりよく、寄り添う」です。 各商材の事業責任者と企画、営業、カスタマーサクセス、開発の各メンバーに参加いただき、ワークショップを開催して、あらためて商材の価値や顧客への思いなどについて話し合ったところ、「課題に悩むお客様に対して、継続して寄り添い、課題解決の力になる」といった言葉が自然とあふれ出てきました。その課程で、「よりよく、寄り添う」という言葉がすっと生まれたという感覚でした。 ーブランド統一の手応えは? 「ブランド刷新」は対外的に力強いインパクトを与えられ、社内においても商材・職種の垣根を越えて自分たちの提供するバリューの共通認識が広がり、徐々に手ごたえを感じ始めているところです。 ーマーケティング戦略、データマネジメントについては、どんなことに取り組んでいるのですか? マーケティング戦略では、商材ごとの戦略に対して、データを収集・分析を通しながら、その精度を高め、それを実行していくための戦術の策定に取り組んでいます。例えば、「地方マーケットのシェア拡大」をめざす戦略に対して、市場調査を多角的に行い、どの地域のお客様にどうアプローチするのがより効果的なのかを提案しています 。 データマネジメントでは、3C情報の集約や受注予測ロジックの組み立て、計画値・予算策定プロセスの整備・推進などを担当しています。 この2つの機能は、当チームとして新しい取り組み。各事業責任者が組織・戦略のマネジメントにリソースを注げるように、メンバーと毎日のように意見交換を行いながら、マーケティング面でどうバックアップできるかを追求しています。 自身の課題に向き合い、チームを意識した行動に変わってきた ー新しいチャレンジが続いているのですね。 慣れないことも多くて大変な面はありますが、新しいコトに挑むのは純粋に楽しくて、ワクワクしながら臨んでいます。 今はマネージャーとしてチームをまとめる立場。1人では難しいことも、チームで力を集めればより大きなアウトプットを出すことが可能です。そうやってチームとして“貢献の総量”を増やし、事業成長にコミットすることが、今の私の強いモチベーションです。 ーメンバーとはどう接しているのですか? なぜそう考えるのか、なぜそうするのかと、メンバーには常々「なぜ?」を問いかけ、目的志向をもって仕事に取り組んでもらうように意識しています。 当チームでは、前例のない業務にチャレンジすることが多く、決まった答えがあるわけではないので、「なぜ?」を突き詰めながらロジカルに最適解を導き出すことが重要になるからです。そうした思考力はメンバーのキャリアアップにおいても強力な武器になると考え、フィードバックを通して研鑽を重ねています。 ただ、うまくできているのかというと、まだまだというのが率直な自己評価です。 ーどのあたりに至らなさを感じているのですか? アシスタントマネージャー時代から、プレイヤー気質が抜けきれず、つい自分で「こうすればいい」と考えて動き出してしまうことがありました。 「人と動く」「人に頼る」という面に苦手意識があった私は、マネージャー昇格をめざすうえで課題を克服するべく、メンバーに業務を割り振りする際には、メンバーが自責で考えて実践できるように任せることを意識。他部署や上位層と調整を行う際も、一方的にならず、関係各所が気持ちよく動いてもらえるような配慮を心がけました。 ー「まだまだ」と自覚しながらも、前向きな変化を感じているのでは? そうですね。マインド面についても、自分のことよりもメンバーの成長を何よりも喜ぶように切り替わりました。例えば、あるメンバーには一定の裁量を託しながら「全体最適を意識しよう」と伝え続けていったことで、視座が高まりアウトプットの精度が向上し、さらに広い領域をお願いできるようになりました。こうした過程に寄り添い、成長の一助になれることに、やりがいを強く感じています。 失敗を恐れず、さまざまな成長フェーズに挑める会社 ーラクスに入社して丸10年。ラクスで働く魅力についてはどう感じていますか? 入社当初は2~3名のチームで『楽楽精算』のプロモーションを担当していましたので、一人で幅広い業務にチャレンジでき、目に見えた成果を上げる面白さがありました。10年前に比べて、今は事業規模も組織体制も予算も格段に大きくなり、よりダイナミックに施策を展開できる面白さがあります。 テレビCMの企画制作にもシリーズ当初から携わっており、サービスを使っていただく方々の痛みや課題を突き詰めクリエイティブに落としていき、ブランドの価値を届けていくことへのやりがいや手応えも感じています。 しかも、新しい商材もどんどん加わり、マーケットシェアがトップクラスの商材から、成長真っただ中にある商材まで、さまざまな成長フェーズにおけるマーケティング戦略に挑めます。これも、常に進化・変化を続けるラクスならではの魅力です。 全員で成長し、事業成長への貢献度を高めていきたい ー施策が順調に進んでいる印象ですね。 もちろん、うまくいくことばかりではなく、入念に練り上げた施策であっても思うような成果が出ないこともあります。 でも、たとえ失敗だったとしても、仮説のもとで実践し、振り返りを次につなげられるのであれば、失敗を許容するのがラクスの文化。むしろ「うまくいかないことがわかった」と、チャレンジを前向きに捉えることができます。 仮説、実行、検証、改善のプロセスを徹底することで、「こうすれば成果があがる」という施策を見いだし、その再現性を高めていくことが、私たちの目指すところなのです。 ーでは最後に、今後の抱負をお聞かせください。 マーケティング戦略企画の組織拡大を図り、個を磨き、チームとしてより多くの力を結集することで、事業成長への貢献度をいっそう高めていきたいと思っています。私自身、マーケターとしても、マネージャーとしても、もっと成長していく必要がありますし、何よりメンバー一人ひとりの成長とキャリアの力になりたいです。

ラクトが集結する社内イベント、「楽!フェス」を開催しました!

9月に、ラクスグループ社員総会、 その名も「楽!フェス」を開催しました! 「楽!フェス」とは? ラクスグループ社員:ラクトが一堂に会する、社員総会です。 毎年の行事…でしたが、この数年はご存知のとおり「集まる」ことが難しい状況で、2019年3月を最後に長らく開催ができておらず、4年半ぶりのリアル開催がかないました。 ただ、当日はまさかの台風予報! 交通機関への影響も予想されたため、東京のメンバーは会場での開催、他拠点のメンバーは中継(オンライン)形式での参加となりました。 各拠点の中継もみんなで視聴して盛り上がりました! 何をしたの? まずはオープニング映像でラクスのことをふりかえり。 社長の中村さんから、ラクスの歴史とビジョンのお話しがありました。 メインイベントは、全員参加のクイズ大会! 問題は、ラクスグループのサービスにまつわるものです。 サービスをご利用くださっているお客様にもご協力いただき、サービスを導入してどうだったか? どんな変化があって、どんなことに喜んでいただけたか? 各自のスマホで、4択から選んでいきました。 おいしい食事とともに歓談タイムも◎ どんなことを思った? まずは会場の広さと人数の多さに、これだけたくさんの仲間がいるんだと驚きました。さらに当日会場では会えなかった東京以外のメンバーもいると思うと、すごいことです。 そして社長メッセージやクイズ大会では、会社の歩みや、それぞれのサービスがどのようにお客様に貢献できているのかを改めて知ることができました。 ラクスグループにはたくさんのサービスがありますが、普段かかわりが少なくて詳しくは知らなかったり、同じグループだけど別の会社で展開しているサービスにも目を向けるきっかけにもなりました。 いい会社だなあ…! と思ったし、ますますがんばっていこうと思える時間になりました! ラクト募集中です! ラクスで働く仲間を募集しています。 ラクスのサービスは、さまざまな職種の仲間が協力し合うことで提供できています。 数年前と比べると大きな組織になってはきましたが、働くすべてのひとにITの可能性を届けるには、まだまだ道半ばです。一緒に挑戦しませんか?

ラクスの「営業」3つのスタイル

こんにちは。ラクス採用担当です。 今回は、「ラクスの営業とは」をテーマに記事を作成しました。 ・ラクスの営業スタイルや営業プロセスってどうなっているの? ・インサイドセールスとかフィールドセールスとか、聞いたことはあるけどよくわからない… といった疑問をお持ちの方、ぜひ最後までお読みください。 ビジネスモデル:サブスクリプション型のサービス ラクスの営業スタイルや営業プロセスの前提になっている、ビジネスモデルからご紹介します。 ラクスは、「ITサービスで企業の成長を継続的に支援します」をミッションに、企業の業務効率化を支援する複数のクラウドサービス(SaaS)を展開しています。 ビジネスモデルは月額課金の「サブスク」、サブスクリプション型です。ストックビジネスとも言って、顧客から継続的な収益を得るビジネスです。 対比されるのは、買い切り型などと言われる、新規契約の受注で売上が発生するサービスです。サブスクリプション型の場合、新規契約の際の金額は小さいものの、毎月利用料をいただくので、継続的に売上が発生することが特徴です。 つまり、「お客様に貢献し続け」「長くサービスをご利用いただく」ことが利益につながり、さらにお客様の課題解決につながるサービス改善ができるというサイクルになります 営業スタイル:プロセスごとにプロフェッショナルが担当 そのためにラクスでは、各プロセスで専門のプロフェッショナルが担当する体制をとり、組織としてお客様にしっかり向き合うことで、顧客満足度を高め、サービスの継続率を高めていくことを目指しています。 一般的な営業職が行っている業務を、ラクスでは ・インサイドセールス(IS) ・フィールドセールス(FS) ・カスタマーサクセス(CS) の3つの職種で行っています。 ここからは、それぞれの職種について説明します。 インサイドセールス(IS):アポイントの獲得 まずはインサイドセールス(IS)。お客様との最初の接点となり、お客様のニーズや課題をつかんで、ご契約をいただくまでの流れを設計することで、受注につながるアポイントの獲得をゴールとしています。 ラクスでは、インサイドセールスが営業活動を決めると言ってもいいほど、重要な役割です。マーケティングチームと連携し、データ戦略に基づいた商談セッティングを行います。 フィールドセールス(FS):契約の受注 フィールドセールス(FS)は、インサイドセールスが獲得した商談を受注につなげることをゴールとしています。 お客様によって状況や目指している姿もさまざまですが、抱えている課題をしっかりヒアリングし、どうやって解決していくのかを提案します。 カスタマーサクセス(CS):導入支援~運用伴走 ご契約後は、お客様にサービスの設定や関係者への連絡などのご準備を行っていただかないと、サービスが利用できません。そこでカスタマーサクセス(CS)が、運用を始めるまでの支援と、運用開始後の課題整理や追加提案を行います。 契約後のフォローも「営業」の業務に含めることが一般的かもしれませんが、ラクスでは別の職種を設けて、「お客様の成功」に向けて取り組んでいます。 それぞれの職種で活躍する方の特徴 職種ごとに行うことが異なるため、活躍している方の特徴も異なっています。 インサイドセールス(IS)では、ターゲティング力やヒアリング力。 お客様の課題を把握し、データに基づいてアプローチしていきます。 フィールドセールス(FS)では、課題解決力や提案力。 お客様へどのように価値提供できるのかを示します。 カスタマーサクセス(CS)では、傾聴力。 お客様の状況と描いている姿をとらえ、実現に向けて伴走します。 IT未経験でも大丈夫? ラクスに転職してきた社員全体の約65%がIT業界以外の出身です。 営業職ではその割合はさらに多く、中でも金融や人材といった無形商材の業界がやや多いのですが、有形商材も含めさまざまな業界から入社があります。重視しているのは、ITの経験ではなく、本質的な課題解決力です。 ITを含めサービスに関連する知識の学習、業務の進め方とその過程で必要になってくるスキルの習得などは、教育プログラムが用意されています。 そして、実際の業務の中で困ったことや、見えてきた自身の課題などは、上司や周囲に相談して一緒に良い方向に持っていける環境です。1on1などで一人ひとりをしっかり見ていき、活躍してもらえるようにフォローしています。 おわりに ここまで、ラクスのビジネスモデルや営業スタイルなど、「ラクスの営業とは?」という疑問にお答えする内容を書いてきました。 ラクスの営業職は、サービスを通じて企業とそこで働く方の課題を解決し、企業の成長を継続的に支援していく接点を作る、重要な役割です。 もっと詳しく知りたい方は、説明会や、個別に相談できるカジュアル面談の機会もご利用ください。 そしてご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご応募ください!

営業の学び直しとワークライフバランスの改善で、将来への不安から解放された

場当たり的な営業にはない、「再現性」に惹かれた ー現在の仕事内容から教えてください。 「楽楽明細」のパートナーセールス担当として、パートナー(販売代理店)の方々と協力して利用拡大に挑んでいます。具体的には、パートナーから依頼を受けてお客様との商談に同行し、「楽楽明細」によるお客様の課題解決を提案しています。 また、その前段階として、パートナーがお客様との商談機会をつくれるように、「楽楽明細」に関する情報提供や営業勉強会の開催などのサポートを行っています。 ーなぜラクスへの転職を選んだのですか? 将来を考え、環境を変えたかったからです。 前職では、繁忙期には深夜まで残業することが常態化していました。効率的な仕事の進め方を身に付けられないまま、少人数の組織で膨大な仕事をしなければならず、残業せざるを得ない状態だったのです。 私自身、仕事に追われてばかりでスキルアップできている実感がなく、キャリアの可能性が見えない状況でした。しかも、この働き方のままでは、将来のライフイベントもままならない。そうした危機感や不安が常に頭の片隅にある状況が続きました。 ーその状況を打開できると感じたのが、ラクスだったのですね。 はい。前職では全国型の総合職だったので、勤務地を選べず、全くゆかりのなかった地域に移り住んで働いていました。関西の大学で学んだ私は、大阪になじみがあったので、ラクスでは大阪勤務を選べることにまず魅力を感じました。 そして何より、教育体制が整っていることと、「再現性のある営業」を重視していることに惹かれ、入社を決めました。 ー「再現性のある営業」とは? 結果さえよければOKではなく、なぜその結果を得られたのか、あるいは得られなかったのかを分析し、成果に結びつく共通の「型」を見いだすこと。そして、それを個人にとどめず、チームで再現を試み、ブラッシュアップを重ねて精度を高めること。私はそう解釈しています。 前職では新卒入社後、営業としての基礎ができていない状態でお客様を担当し始め、それ以来、ずっと仕事と時間に追われる日々でした。学び直すにも時間がなく、多忙な上司・先輩にも頼れずにいました。 だからこそ、ラクスが重視する再現性のある営業に強く惹かれたんです。確かなスキルや理論を学び、効率よく成果を上げ、ワークライフバランスの改善にもつなげたい、と。 ー入社してみての実感は? 教育体制が整っていることは、入社後すぐに実感できました。 まずはお客様先でデモンストレーションを行うための製品知識について、専属の教育担当の先輩から集中的に学ぶことができました。その後のOJTでも、配属チームの先輩がマンツーマンでフォローしてくれました。 さらに、チームで案件の状況を検討しあう「案件ミーティング」、月1回上司と行う「目標管理面談」などを通して、「数字で考えるクセをつけよう」「逆算してNEXTアクションを決めよう」といった指導を受けました。 前職とは違ったアプローチで、スピードも格段に速い。戸惑いもありましたが、数字ベースの定量的な行動管理を意識的に繰り返すことで、「目標数字から逆算して行動し、さまざまな指標から自分の課題を洗い出す」ということを染み込ませていきました。 お客様・パートナーに向き合うことが実績に結びつく ーそれが、「再現性」にもつながったのですね。 いえ、しばらくは模索する期間が続きました。 きっかけを得たのは、入社から半年が過ぎた頃です。商談に同行したパートナーの方から、「製品の説明に終始するのではなく、もっとお客様の課題に耳を傾けてほしかった」と、厳しいご指摘を受けたのです。 そのお言葉をきっかけに、はっとしました。営業として「楽楽明細」を売ることばかりにとらわれ、お客様やパートナーに向き合えていなかったことに気づいたからです。 それ以来、私たちのゴールは売ることではなく、「お客様の課題を解決すること」だという前提に、あらためて立ち戻りました。 そして、パートナーから商談前にお客様の業務内容や状況などをできるだけ詳細にヒアリングし、商談の準備を徹底。商談の場では「楽楽明細」の提案ありきではなく、まずはお客様の悩みごとやご要望をフラットに伺い、課題を紐解き、そのうえで「楽楽明細」によってどう解決できるのかをご提案するように改善していきました。 ーそれが「型」にもなっていった、と。 そうです。お客様とパートナー双方をフォローし、課題解決につながる提案を重ねていったことで、双方から信頼を得られ、実績にもコンスタントに結びついていきました。 「楽楽明細」を導入されたお客様から、「『楽楽精算』の導入もぜひ検討したい」というご相談をいただく機会も増え、複数商材を提案するクロスセルについても道筋をつくることができました。 その結果、西日本全体の入社1年以内の受注件数で1位を獲得できたんです。 ー成果に結びつくと、やりがいもいっそう強くなりますよね。 はい、パートナーの商談創出をサポートするところから携わり、パートナーと協力してお客様へ価値を提供できること、その道筋を自らつくり、効率を高めながらより多くのお客様に貢献できることなど、代理店営業ならではのやりがいを味わっています。 ワークライフバランスが当たり前に浸透した文化 ーラクスの社風については、どう映っていますか? 何と言っても、「いい人が多い」ことがラクスの魅力です。自分さえよければいいと考える人とは出会ったことがなくて、相談すればいろいろと教えてくれる人ばかりです。商材や拠点間の垣根もなく、商談の機会や情報、ノウハウなどを出し惜しむことなく共有しあう文化があります。 私たちが協業するパートナー企業には、東京に本社を構える代理店が多く、東京本社とのやりとりが必要になるケースも少なくありません。そうした際も、ラクスの東京チームが間に入ってつないでくれるなど、快く協力してくれます。 ー転職のきっかけになったワークライフバランスについてはどうですか? 「仕事とプライベートを両立することは当たり前」。ラクス全体にこの考え方が自然と根づいていることに驚きました。そういう風土があるので、私も「プライベートを大切にしながら働こう」という考えを大前提にしています。 実際、有給休暇の申請・取得は本人にゆだねられていて、プライベートと仕事の予定を調整して気兼ねなく休むことができています。休みを申請しにくいという雰囲気とは本当に無縁。有給休暇は時間単位でも取得でき、午前中は病院に寄って午後から出社するとか、柔軟に活用できるので助かっています。勤務時間内に効率よく働いているので、残業についても前職に比べて大幅に減り、改善できました。 ー水曜在宅ワークデーも活用していますか? はい。オフィスでは対面ならではの温度感でチーム内での調整や意見交換、後輩の指導・フォローなどに重点的に取り組み、水曜の在宅ワークの際には研修の企画や提案資料の作成などを集中して進めています。在宅ワークの曜日が決まっているので仕事を配分しやすく、効率的だと感じています。 ーライフイベントについていうと、「ラクスマイル制度」がありますね。 子育てをしている社員が、通常型・シフト型・時短型の勤務時間や評価スタイルを選択できる制度ですよね。状況や考え方はそれぞれ異なるはずですから、自分で「育児と仕事をどう両立するか」「どう評価されるか」を選べるというのはとてもいいなと思います。将来に向けて安心感があります。 リーダーシップを磨き、組織拡大をリードしたい ー最後に、これからの抱負を聞かせてください。 2023年4月からパートナーセールス課が組織され、チームから課になりました。メンバーも増えてますます活気づいています。 入社3年目を迎えた私は、後輩とチームを組み、人材育成や数値管理などにも幅を広げているところです。私自身が上司・先輩にフォローしてもらった経験を後輩に注ぎ込み、上司から引き続きアドバイスをもらいながら、リーダーシップを磨きたいと思っています。 そして、パートナーセールス課は組織拡大の途上にありますので、そのプロセスに積極的に携わり、組織づくりをリードしていきたいですね。

社員数4分の1だった5年前と、変わったこと、変わらないこと

こんにちは。ラクス採用担当です。 ラクスに今年入社した方と話していて、私が入社した2017年、2018年頃のラクスの様子を思い返す機会がありました。今とはかなり違うように感じる一方で、変わらないなと思うところもありました。 そんな私が感じる、5年ほど前と変わったこと、変わらないこと、書いてみます! 変わったこと 仲間が増えた これは、思い返すとまず、いや、思い返そうとしなくても感じるところです。客観的に見ても増えていますね。 有価証券報告書を見てみると、私が入社した2018年3月期末の社員数は、ラクスグループ全体で561名。それが、2023年3月期末の集計では2,197名でした。5年で約4倍…?! 今は「楽楽精算」部門も入りきらないところに、ラクスグループの東京にいる全員の席がありました。経験していたことなのに、もはや信じがたい! 急増しているので、顔と名前が一致しない人の方が多くなっているのはちょっとさみしい気もしますが、それだけさまざまな強みを持つ仲間が増えたことを心強く思っています。 「すでに考慮してあること」が増えた 入社したころは、マニュアルやルールが今より少なくて、何かを進めようとしたときに苦戦したことが結構ありました。 複数の関係者にいちから話を聞いてどうしたらいいかを考えたり、ルールがあっても想定外が発生して都度問い合わせをしていた記憶があります。 (私は新しい業務を作る役割でもあったので、なおさら想定されていなかったことにぶつかりがちではありましたが) それが今では、このマニュアルあるのかな…? と検索してみたら中身が充実してわかりやすいものがあっさり見つかったり、イレギュラーケースだからルールはないかもなと思っていたらきちんと想定したものが出てきたりします。 人も、発生する事象のバリエーションも増えて、考慮することが広がり、組織が成熟、成長してきたな、と感じます。組織の経験値が上がっている! もちろん「完璧」ではなくて、というより変化を続けるので完璧はありえなくて、まだここもうちょっと! と思うこともあるし、一度作っても都度見直しをしていく必要はあります。ただ「完璧はない」「変化は当然し続けるもの」と認識して、都度考慮し、手を入れられていく様子は、まるでSaaSのようだし、ラクスらしいなと思います。 変わらないこと 人が良い、優しい 親切でいい人の集まりだな、という印象は、ずっと変わらずです。感じが良い! 協力し合うのがスタンダードなので、仕事で困ったことを相談して足蹴にされることはないし、他部署に協力をお願いするとたいてい快く引き受けてくれます。 裏付けをもって仕事を進めるラクスの文化にも関係しているのかなと思っています。「相手もロジカルに導き出した結果『協力してもらうことが必要だ』と判断している」という前提があるから、相手の取り組みをうまく進めるために協力する。 そして、「自分さえよければ」ではなくチームで進めることが全体の成果を上げるという価値観もあるので、全体がうまくいくために自分はどうしたらいいか? と考えると、なおさら協力しあうのかな、と思っています。 変化や新しいことへの順応が早い 変わり続けることが宿命(?)のラクス。 「変わったこと」に書いたこととも近いのですが、さっと仕組みができたり変更されたりして、みんながそれにさっと対応しているところは変わらないな、と思います。 新しい施策をするのでこれまでと運用を変えるとなったら、関連する運用もすぐに考慮されてすんなり対応が始まるし、新しいツールが導入されたらあっさり使いこなすし。 変化に対応することがスタンダードなので、この先想定していないことが起こってもなんとか乗り越えられそう、と、頼もしく思っています。 ラクス、仲間を募集中です ラクスはきっとこれからも、変わらない強みをもって、どんどん変化していくことでしょう。そんな環境だからこそ経験できること、身につくこと、たくさんあります。 これからのラクスを一緒に育てていく、新たな仲間を募集しています。 皆様からのご応募、お待ちしております!

【採用ブランドムービー】ITの可能性を 働くすべてのひとへ

ラクスの採用コンセプト 「ITの可能性を 働くすべてのひとへ」を表現したブランドムービーです。 https://www.youtube.com/watch?v=1ncWh962ros ラクス東京オフィスで撮影し、ラクスの社員が働く姿をイメージし、撮影しました。 ラクスは、業務改善に貢献するITサービスを 20年以上前から開発、提供してきました。 今では数万社の日本企業にとって、 欠かすことのできないサービスだと自負しています。 しかし、働くすべてのひとにITの可能性を届けるには、まだまだ道半ばです。 私たちの掲げる「日本を代表する企業」への歩みを決して緩めることなく実現し、 その先の世界も見据えた挑戦を続けていきます。 この壮大な道のりを、ともに進んでいく、 新しい仲間を求めています。

西日本の教育研修を変革し、誰もが成長できる仕組みへ

教育の属人化を改善する、標準化プロジェクト ー西日本(大阪、名古屋、福岡、広島)営業部門の社員は、8割以上が他業界からの転職者だと聞きました。これは教育研修を年々充実させてきたことの表れだと思いますが、さらにブラッシュアップするべく、原田さんをリーダーに2023年度から新たな教育研修プロジェクトがスタートしています。その内容は? これまでは現場単位で新入社員の研修・OJTを行ってきましたが、それを標準化・共通化するというプロジェクトです。 西日本営業全拠点の新入社員を対象に、入社後最初の2カ月間、私たち教育チームが西日本共通の研修プログラムに沿った研修を行っています。 ー配属先の上長や先輩によるOJTではなく、西日本全体で共通化する狙いは? 背景には、ラクスの急速な組織拡大があります。西日本の営業部門も、私が入社した2015年から約20倍の規模に拡大しています。 西日本の営業部門はこれからも成長スピードを加速させ、ラクスが誇るSaaSの利用を広げることで国内企業のデジタル化にいっそう貢献していきます。その実現に向けて、これからも新しい仲間が増えていきますので、新入社員の成長を着実に後押しできる仕組みをつくる必要があります。 現場主導のOJTでは、「各配属先に負荷がかかりすぎる」「教える人や繁閑状況の違いによって新入社員の習熟度にばらつきが生じる」などの懸念がありました。一方、配属拠点にかかわらず、同等の質・量の研修・OJTを受けられる仕組みがあれば、新入社員は研修に専念しやすく、スムーズに業務に入りやすくなります。 そこで2023年4月、西日本営業全体の教育研修の標準化・共通化をスタートさせたのです。 ーリーダーに抜擢された原田さんの意気込みは? 私はこれまで「配配メール」「メールディーラー」「楽楽精算」の営業を経験してきましたが、決して最初から順調だったわけではなく、なかなか成果をあげられず苦戦した時期もありました。 その際に上司に繰り返し伝えてもらったのは、お客様の検討背景の深掘り、課題の特定、運用状況の把握を徹底するということです。アドバイスを参考にすることで、実績に結びつき、西日本営業の「楽楽精算」担当NO.1の実績をあげることができました。 そうした自分自身の経験も研修プログラムやOJTに盛り込み、新入社員の皆さんの成長をサポートしていこうと意気込んでいます。 オンラインを中心に、現場に即した座学とOJT ーでは、研修の概要を教えてください。 大きく3つの柱があります。会社理解、製品理解、そして商談OJTです。 会社理解とは、ラクス全体の理念やビジョン、コンピテンシー、営業手法、社内ツールの活用方法、西日本営業の方針や商流について理解するものです。 製品理解については、「楽楽精算」や「楽楽明細」など担当するサービスの内容、それに関連する業務や法律に関する知識、商談の進め方などを学びます。 これらをふまえて、実際の商談によるOJTによって営業スキルを磨くという構成です。 ーどのように進めていくのでしょうか。 最初の3週間で会社理解と製品理解の定着をめざします。 西日本営業は大阪、名古屋、福岡、広島の4拠点にまたがっていますので、リアルな場での集合研修ではなく、オンラインでの研修やeラーニング形式の講座、ロールプレイング研修が中心です。 オンラインの研修講座は約40種類をそろえ、実践的なものばかりです。例えば「楽楽精算」は経理業務の効率化・ペーパーレス化を推進するサービスであり、導入を提案する営業としては、経理担当の方々がどんな業務を担い、「楽楽精算」を活用することでどう効率化を図れるのかを理解しておく必要があります。 そこで、業務知識を学ぶ講座では、経理経験者を講師に招き、「経理の人たちはこういうことに困っていて、『楽楽精算』のこの機能を使えばこう解決できる」という具体事例を取り入れた講義を行い、経理に慣れていなくてもわかりやすく学べる内容にしています。 ー座学で知識を身につけ、その次のステップは? 4週目から具体的な商談の場でのOJTがスタートします。私たちがオンラインもしくは対面にて商談に同席し、過去に取引実績のある企業を中心に商談経験を重ねます。 現場単位でOJTを行っていたときには、拠点によってリード(見込み顧客)の数や繁閑状況などが異なることから、研修期間中の商談件数に個人差が生じ、結果として拠点間で新入社員の習熟度にばらつきが出てしまっていました。 そうした差をなくすためには、OJTの「量」についても標準化を図っていく必要があります。そこで、現在は「研修中の商談は○件」という全拠点の統一基準を設定し、各拠点のマネージャーがその基準に沿ったリード数を新入社員に割り振るようにしています。 ー各拠点のマネージャーとの連携を密に取っているのですね。 研修内容について検討する際も、各拠点の課長クラス全員と1on1ミーティングの場を設け、人材育成について現場で実践できていること、できていないこと、課題に感じていること、統一してやってほしいことなどをきめ細かくヒアリングすることに努めました。 そのひとつとして、ロールプレイング研修が十分にできていないという声があったため、研修1カ月目に実際の商談を想定したロールプレイング研修を手厚く行い、事前準備をへて実際の商談のOJTに臨んでいくというステップを設けています。 未経験入社からスキルアップできる仕組みづくり ー教育研修の標準化を進めるにあたって、留意してきたことは? 「定量化を図る」ということです。 とくにIT・SaaS法人営業未経験からスタートする方々は、研修の過程で自分がどこまでできるようになったのか、どこが足りていないのか、どういう評価・フィードバックだったのか、自分の習熟度を定量的に可視化し、フィードバックを振り返りながら自分の課題を克服していくことが大切になります。 そこで、今回の標準化ではチェックシートを新たに作成しています。「商談の際に○○についてヒアリングできたか」といった項目が並び、各項目について私たちが4段階評価とコメントをつけています。受講者はこのシートを通して随時振り返ることができ、自分の改善点を意識しながら次の商談に臨むことができます。 ー受講者からの質問や相談には随時対応しているのですか? はい、チャットでのやりとりを中心に、受講者とは密にコミュニケーションを取りながら進めています。 私は名古屋を拠点にしているのですが、大阪、福岡、広島の各拠点の受講者とも違和感なくやりとりできていますし、定期的に朝礼や夕礼の時間を取って状況の確認や相談対応などを行っています。 もちろん、私だけでなく、各拠点の上長や先輩たちがいつでも相談に乗ってくれるので、新入社員の皆さんはたくさんの相談相手に恵まれたなかで研修を進められます。 ゆくゆくは企業内大学のような仕組みをつくりたい ー手厚いフォローがあるから、業界未経験でもチャレンジできるのですね。 もっともっと充実させていきたいと思っています。 受講者の出身業界によって習熟度に違いが出てくることも想定されます。そうした面についても、受講者のきめ細かなニーズを汲み取り、場合によっては出身業界ごとに細分化させるなど、どんな業界から来ていただいても安心してスタートできる研修プログラムを開発していこうと考えています。 また、現在は入社後2カ月間の教育研修に専念していますが、3カ月目以降の研修プログラムも開発していきたいですし、ゆくゆくは企業内大学のようなかたちで、研修プログラムのアーカイブを誰もが自由に受講できる体制をつくりたいと構想しています。 ーでは最後に、ラクスへの入社を検討されている皆さんへメッセージを。 前職の経験にかかわらず、ぜひ前向きにチャレンジしていただきたいと思っています。 2カ月間の研修を受講することで、早くからSaaSの法人営業の手法を身につけられると自負しています。具体的な商談の機会が多いことも、その理由のひとつです。 もちろんご自身の努力も必要不可欠ですし、周りからのアドバイスや指摘を柔軟に受け入れることも大切です。努力を惜しまず、アドバイスをもとに振り返りと改善を重ねられる人なら、なおいっそう成長できる環境だと思います。 ぜひ仲間に加わっていただき、日本一のSaaS企業をめざしましょう!

面接で必ずされる質問って? 異動ってあり? 座談会レポート③

社員座談会のようす、レポート③をお届けします。 ご参加のみなさんから当日お寄せいただいた質問に、順番にお答えしました! 最後には、それぞれのキャリアビジョンも聞いてみました。 Q7.異動について カスタマーサクセス(CS)で入社して人事に異動した方はいますか? 数年勤めて異動することはありますか? 藤井(採用担当) CSから人事、は現時点ではないと思います。ラクスは、ジョブローテーションをゴリゴリ回す文化ではなく、一定の専門性を高めていくスタイルです。2~3年経験したうえで、希望を出して異動したり、キャリアチェンジ制度を活用して異動したりという感じですね。サービスや職種を変更することもあります。この中で異動したのは…。 営業→プロモーションの例 矢﨑(プロモ) 私は異動しました。最初は営業で、当時の新卒は3年たったら異動の希望を聞かれる仕組みだったので、営業を経験して1:1の課題解決はできるようになったな、メールディーラーをもっとたくさんの人に知ってほしいなと、ちょっと上流のプロモーションに異動希望を出してかないました。 営業→製品企画の例 西山(製品企画) 僕はちょっと特殊だと思いますが、面接の段階で将来的にチャレンジしたいと伝えていました。営業で入社して、4年たったころに「そろそろ行こうか」と言ってもらって、製品企画の組織立ち上げのタイミングで異動しました。 Q8.ビジネスサイドとエンジニア組織とのかかわり ビジネスサイドとエンジニア組織はどのようなかかわりがありますか? ビジネスサイドが理想の状態を定義し、エンジニア組織が具体的に形にしていく 西山(製品企画) 事業ごとに様子が違うのでメールディーラーの場合ですが、基本的にはビジネスサイドがお客様の課題や、どうなったら理想的でハッピーか? を定義します。それをもとにエンジニア組織が機能や仕様上どう実現するかを具体的に形にしていく、という感じです。 Q9.製品企画の起点 プロダクトアウト、マーケットイン、どちらが多いですか? CSの声が企画の起点になりますか? マーケットインやCSの要望をバージョンアップで反映 西山(製品企画) どちらもあります。希望の数を分母にするとマーケットインの方が多いです。CSからの要望も多くて、使っていただいてる方が一番ご存じなので、その声がスタートになることも多いです。四半期に1回のバージョンアップで反映します。 藤井(採用担当) 要望はどうあげるんですか? 西山(製品企画) DBに蓄積する仕組みがあります。どういうことに困って、その背景は何で、といったことをまとめています。それを見てCSのところに行って、これってどういうこと? と話したりもしますね。 Q10.面接で印象的だった質問 面接で印象的だった質問を教えてください。 藤井(採用担当) …質問、覚えてます?(3名苦笑)特殊な質問はそんなにないですよね。面接も担当されている山岸さん、どんな質問をされていますか?  課題設定からのプロセス、PDCAは必ず聞きます 山岸(営業) ご経歴やご経験を伺い、今後どうしたいか、なぜ志望したのか、転職理由、と言ったところは伺います。絶対聞くのは、どのように課題設定して、アクションして、数字に反映されたか。課題設定からのプロセスは聞きます。 汐口(CS) 私も1年前聞かれました。どうPDCAを回しているか。 藤井(採用担当) ほかの事業部でもそうなので、ラクスの共通項ですね。「上から言われたのでやりました」だとカルチャーのミスマッチになりやすくて聞いているケースが多いですね。ということで、面接に進んでいただく場合は、PDCAの観点で業務を棚卸いただくと良いかと思います! Q11.商談は対面? 1:1? 山岸さんに質問です。お客様との商談は1:1の対面ですか?どのような商談の場かイメージを深めたいです。 お客様複数名:営業1名 のWeb商談が多い 山岸(営業) 案件にもよりますが、お客様と1:1での対面はあまりないですね。お客様側が複数いらっしゃって、問い合わせされた方、実際に利用する方、管理職、というケースが多いです。無形商材でBtoBだとステークホルダーが多くて、いろんな方にアプローチします。Web商談が多いですが、最近は訪問も増えてきました。 Q12.プロダクト・組織を超えた提案があるか プロダクトごと、縦割りの組織になっている印象があります。組織の垣根を超えた提案ってありますか? プロダクト単位が多いが、クロスセルもある 藤井(採用担当) 前提として、自社でインバウンド(問い合わせ)を作り出していて、プロダクトに興味を持ってお問い合わせをいただくことが多いです。ただ、クロスセルは多いですよね。 山岸(営業) メールディーラーに問い合わせをいただき、課題をヒアリングしていく中で、他の商材で解決できる課題もありそうだなとわかって、他の事業部に紹介するクロスセルは行っています。 藤井(採用担当) ラクスのビジネスモデル的に、「すべてのソリューションを一括提供」ではなく、プロダクトも基本的には分野に特化したものです。横連携はするけれど、複数をまるっと提案してほしいというニーズはあまりないですね。 Q13.今後の目標やキャリアビジョン 藤井(採用担当) たくさんご質問いただいていますが、そろそろ最後の質問の時間です。 みなさんがイメージする今後を、漠然としていてもいいので、どういうキャリア、経験をしていきたいか? を教えてください。 プラスアルファの提案をしたい 汐口(CS) そうですね… まだ1年くらいで、CSとしてお客様に120%で対応できているかというと、足りないと思うことが多いです。なので、こちらからお客様の業務がより便利にやりやすくなるためのプラスアルファの提案をできたらなと思っています。 課長を目指したい 山岸(営業) いまはアシスタントマネージャー、課長代理ポジションです。今後課を持ちたいので、そうなるためにマネジメントの勉強、戦略や上位思考力をつけて、事業の戦略ゴール達成のために、戦略を立てて小さく試して大きく育てて、課長を目指したいです。 キャリアを高めつつライフイベントも大事にしたい 矢﨑(プロモ) 7年働いて、自分って仕事好きだな、って思っています。色々挑戦していきながら、評価していただけたら上に上がっていきたい思いもありつつ、ライフイベントもあります。育児支援も手厚くなってきているので、自分のキャリアを高めつつ、プライベート、人生も大事にしていけたらと思っています。 組織作り、事業責任者を目指したい 西山(製品企画) 短期的には、製品企画という機能自体が立ち上がって浅いので、ちゃんとチームとして回る組織を作っていかなきゃと思っています。今後の目標、キャリアビジョンで言うと、最後なのででかいこと言って終わりますけど! 事業を引っ張っていく事業責任者を目指したいと思っています。 藤井(採用担当) ありがとうございます。 いろんな志向性の人がいるとわかっていただけたかなと思います。 これじゃなきゃいけないという正解もないですし、自分なりの選択がしやすい会社かと思っています。 前向きに検討いただけたらうれしいです。 不明点をすべて解消してからじゃないと応募できないということもないので、選考中にもいろいろご質問ください。 本日は、ご参加ありがとうございました! ラクス、仲間を募集中です これからのラクスを一緒に育てていく、新たな仲間を募集しています。 採用担当による会社説明会や、職種別の説明会なども行っています。ぜひご活用ください!

東京と連携し、西日本に新たな受注モデルを構築

「SEとの連携が受注率UPにつながる」と仮説 ー髙橋さんは、2022年4月から東京と連携した「SEプロジェクト」を推進しています。どんなプロジェクトなのですか? 「楽楽販売」の商談において、東日本営業では技術的な側面から営業を支援するセールスエンジニア(SE)が営業と連携し、お客様に対して技術面のフォローを行っています。 一方、西日本ではこの連携が進んでおらず、お客様の技術的なご要望や不明点などについて、営業がほとんどすべてにお応えするというスタイルを続けていました。本来、西日本の営業からもSEを頼っていいはずなのに、西日本では営業とSEが連携した事例があまりなかったこともあって、どんな時に連携すればいいのか、どんなメリットがあるのかという理解が進んでいなかったからだと思います。 そこに新たな活路があると考え、西日本においても東京のSEとの連携体制を確立していく取り組みをスタートさせたのが、いわゆる「SEプロジェクト」です。 ーどんな活路があったのでしょうか。 前職のソフトウェア営業時代には、SEの方々に「この機能をこう活用すれば、ご要望に沿うことができます」といった技術的な知見にもとづいた説明をしてもらい、それがお客様に安心して導入・利用していただく強力な後押しになりました。 その流れを「楽楽販売」でもつくれる、むしろ必要だと考えたのです。 というのも、「楽楽販売」のお客様は業種業界も部署もさまざまで、お客様によって機能の使い方や設定要件などが異なります。商談の際には、そうした個別の活用方法やシステムに関する知識が求められるため、とりわけ知識の浅い新入社員は受注に苦戦していました。そうした課題も、技術面に強いSEと手を組むことで解消できるのではないかと。 上司にこうした考えを伝えているうちに、「よし、やってみよう!」と話が進み、まだ入社2年目だった私がプロジェクトの推進役を担うことになったのです。 ーラクスらしいスピード感ですね。どのように進めていったのですか? まずはゴールの設定からです。西日本の受注率を東日本と同水準に引き上げること。営業の技術的なフォローに要する負荷を軽減し、オンボーディング期間を短縮すること。おもにこの2つの実現をめざしました。 次に、西日本にはSEとの連携事例がほとんどないため、東日本の事例の収集・分析に着手しました。すると、SEに協力を依頼した案件では受注率が高く、お客様のトライアル期間にSEがフォローした際にはさらに明確に受注率が伸びていることがわかりました。 さまざまな切り口から事実や数値を分析すればするほど、「SEに連携を依頼すれば、受注率を改善できる」という仮説が成り立っていったのです。 仮説から「型」を導き、ポジティブな影響を広げた ーしかし、仮説はあくまでも仮説。 はい、まさしく手探りの状況からのスタートだったので、まずはやってみることが重要だと考えました。そこで、私から西日本各拠点のマネージャーやメンバーに東京のSEへの依頼をうながし、東京のSEにも営業からの依頼に対する協力を仰ぎました。 そのようななかでも、プロジェクトのリーダーとして、営業・SEが無理なく実践できる道筋をつくらなければいけないと、最善のやり方を考え続ける日々。 実績がないわけですから、双方に連携のメリットを理解してもらうこと、足並みをそろえることにも難しさがありました。しかし、そこは結構泥くさく、コツコツと意図を伝え続けることで、「やってみよう」という声があがり始め、SEへの依頼が増えていきました。 ーその結果は? 施策を実践して2カ月、パフォーマンスが一気に上がったメンバーがいたんです。 早速、そのやり方をつぶさに分析。すると、商談のどのフェーズでSEがフォローすれば、お客様の不安が解消され、導入に結びつくのか、成功パターンが見えてきたのです。 ーそれを次のアクションにつなげていったのですね。 誰もが再現できるように、営業とSEの連携のフローをモデル化しました。そして、西日本全体へ展開していきました。 そこから一気に受注率が高まり、東日本と同水準の受注率目標を達成するメンバーが続出していったのです。 ー髙橋さん自身も実際の案件でSEとの連携を実践したのですね。 もちろんです。自分が口火を切った施策なのですから、自分で成果をあげ、仮説を裏付けようと考えていました。 実は私も、前年まで受注が伸びず、オンボーディングに苦戦していたひとりだったのです。しかし、SEとの連携を率先して実践することで、SEプロジェクトの立ち上げ初年度には西日本全体で営業生産性1位を達成することができました。 私が実践した受注モデルや提案資料などを新人メンバーに展開することで、受注率が改善され、オンボーディング期間の短縮にも結びつき始めています。 お客様の希望する運用の仕方などについても、SEが「この機能を使えばできる」「これはシステム上難しい」と、技術面から明確な説明を行うことで、契約の前段階からお客様の「楽楽販売」に関する理解が進み、契約後のカスタマーサクセス(CS)による導入支援の立ち上がりの良さや、早期解約率の低下といった効果も見えてきました。 ー東京のSEとの”距離”も縮まりましたか? そう感じています。 東京のSEが大阪に出張で来てくれた際には、西日本の事例ややり方を吸収し持ち帰ってくれましたし、西日本の営業メンバーが東京に「短期留学」のようなかたちでノウハウを学びに行くという取り組みも行っています。 これまで関わることが少なかった営業とSEの交流が生まれ、連携の基盤を築けたのではないかと思っています。 ーこのプロジェクトを通して、髙橋さんが感じるやりがいとは? 純粋に、できなかったことができるようになるのは嬉しいですよね。 しかも、それが自分個人だけではなく、西日本全体へ、ラクス全体へ、そして何よりお客様へ、これまでになかった価値を生み出し、ポジティブな影響が広がっていく。 その過程そのものにやりがいがあり、自分の成長動機にもなって楽しいですね。 根拠のあるアクションを自ら推進できる風土 ー西日本営業はどんな組織だと感じていますか? やりたいことを発信すれば、実現のチャンスを得られる、そうした文化がある組織だと思っています。 私はラクスに入社後、当たり前のように飛び交うSaaS業界特有の用語に苦戦した経験から、社内Wikiを企画してつくりました。他にも、個々のノウハウが詰まった営業日報を自由に閲覧できればお互いの参考になると考え、日報をデータベース化し、共有できる仕組みをつくりました。そうした動きが目に留まり、SEプロジェクトの担当に選んでもらえたのかもしれません。 やりたいことを叶えるためには、根拠と行動が求められます。これもラクスならではの文化です。私がSEプロジェクト立ち上げ時に東日本の事例・データを参考にしたように、社内の知見から学び、根拠のある行動につなげることが可能です。その進め方は個々の裁量に委ねられているので、とても動きやすいですね。 ーSEプロジェクトでいえば、ヨコのつながりも推進力になったのでは? そう思います。西日本営業は拠点間の連携を取りやすく、商材ごとの垣根もありません。 どの拠点も各商材の営業チームがワンフロアに集まっていますので、「このお客様に一緒に提案に行こう」「こう提案するとお客様の反応がよかった」といったやりとりが日常的。複合的にお客様に貢献することが可能ですし、さまざまな商材・サービスの考え方やノウハウを吸収しながら、お客様への提案やフォローをブラッシュアップできます。 次の中期計画を担い、成長に貢献したい ーSEプロジェクトの今後の展開は? 営業とSEの連携という新しい受注モデルをつくることができました。次に考えているのは、ずばり「営業活動の選択と集中」です。 今後、「楽楽販売」をさらに広げていくためには、誰もがよりいっそう円滑に提案・受注を進められる仕組みが必要だと思っています。その仕組みとして、営業の誰もがお客様への効果的な提案を迷いなく選択でき、提案に集中できることをめざします。 そうすれば、新人メンバーも早くから効果的に成果をあげられると考えています。 ー髙橋さん個人の抱負もぜひ教えてください。 ラクスでは現在、2026年3月期をターゲットとした5カ年計画が進行しています。その達成の力になることはもちろん、次の中期経営計画を担うポジション、つまりリーダーやマネージャーに就きたいと考えています。 SEプロジェクトを通して、思考力や推進力を磨くことができたと感じています。こうした自分の成長をチームや拠点、会社全体の発展に活かし、「次の中期計画を担うのは髙橋でしょ」「まずは髙橋に相談しよう」と言われるくらいの存在をめざします。

前職とのカルチャーの違いは? 業務のやりがいは? 座談会レポート②

社員座談会のようす、レポート②をお届けします。入社してみてどうだった? どんなふうに仕事を進めているの? 当日みなさんからいただいた質問にもお答えしました! Q2.前職と比べて違うところ(組織やカルチャーについて) 藤井(採用担当) では2つ目の質問です。 前職と比べて違うところは? 主に組織やカルチャーについて教えてください。 時間の関係もあるのでおふたりに答えてもらいましょう。 ロジカルシンキング、「その行動は何のために?」 山岸(営業) 先ほどの「ラクスを選んだ理由」にも重なりますが、ロジカルシンキングのカルチャーが違いすぎて、衝撃を受けました。「行動が正義」だったところから、「その行動は何のために?」を考えて実行するのがラクスでした。思考力が全く違うのがいいギャップでした。 藤井(採用担当) 最初は苦労されましたか?山岸(営業) そうですね。やみくもにやってもよくないんだな、何につながっているか考えないとな、と、最初は大変でした。でも楽しかったです。あとは、前職は個人技で、予算も自分のしか持たないし、他の営業が実績を出していると悔しかったりしましたね。ラクスでももちろん負けたら悔しいですけど、チームで仕事を行うカルチャーで、Aさんが落ち込んでたらBさんが手伝って実績を挙げればいいし、チームで達成していたらよい、というのがフォロワーシップがあっていいなと思いました。 ボトムアップで、理にかなった提案なら進められる 西山(製品企画) トップダウンかボトムアップか、ですかね。前の会社は縦ラインがしっかりしていて、上から指示されたことをこなすのが偉いカルチャーでした。余計なことをするな、という空気感もありましたね。ラクスはわりとボトムアップというか、「こういうことをしましょう」という提案が理にかなっていたらできるところが違うし、楽しいです。あとは、帰れます(笑) 山岸(営業) 考えて、根拠を持っていたら、いいよねやってみよう、となるよね。 藤井(採用担当) ボトムアップ、結構言われます。僕も自分から取りに行かないと仕事がないくらいだなと思ったりします。受け身より、取りに行ける人の方がマッチすると思います。 Q3.業務のやりがい 藤井(採用担当) 用意していた最後の質問です。 業務のやりがいについて教えてください。 こちらは、先ほどとは別のおふたりに伺いましょう。 新たな課題を見つけて提案して、解決して喜ばれる 汐口(CS) メールディーラーを導入いただいて、抱えていた課題が解決したと言っていただいたときはすごくうれしいですし、フォローしていく中で新たな課題を見つけて、それに対して提案して解決していくことはうれしいし、やりがいですね。 藤井(採用担当) 課題って、営業がすでに解決してるんじゃないかと思ったりしますが、出てきますか? 汐口(CS) 出てきます。最初課題とおっしゃっていたことを解決しても、運用していく中で「もっとこういう機能はないの?」といただいたり、すでに完結している方にも提案したりして、喜んでいただいたりします。 藤井(採用担当) カスタマーサクセス職は、カスタマー "サポート" 職 と混同されることもあるんですが、成功にどう導くかという職種ですし、それがやりがいですよね。 みんなの成果につながっていることが見える、やりたいことに挑戦できる 矢﨑(プロモ) リードを作るところまでが仕事ですけど、「メールディーラー」という大きな一つのチームなので、営業のみんながアポが取れたり受注できたり、みんなの成果につながるのが目に見えるのがうれしいです。自分に営業経験があるからかもしれませんが。それから、やりたいことに挑戦できることですね。プロモーション施策も時代の流れでいろいろある中で、根拠や費用対効果があれば何でも走らせてくれるのは、入社理由の「裁量」ともつながっていて、やりがいを感じます。 藤井(採用担当) 僕は採用チームにいますが、今はちょうど後ろの席がメールディーラーで、職種をまたいでいろんな人が行き来してる様子が見えています。いい環境だなって思っています。 ではここからは、ご参加のみなさまからチャットでいただく質問に答えていきます。遠慮なく質問を送ってください! Q4.チームでどのように仕事を進めるのか 山岸さんに質問です。チームで目標に向かって助け合う点、非常に魅力的と感じました。他にも具体的にチームでどのように仕事を進めるか教えてください。 個人の案件もチームミーティングで高め合う 山岸(営業) まずチームの予算があって、チームでどう達成するかを考える場があります。個人が保有している案件を、こう進めていこうとか、いい取り組みだとフィードバックしたりする「案件ミーティング」を週次で設けています。ラクスでは「再現性」という言葉が良く出てきます。一人で高いパフォーマンスを出すのではなく、みんなで高め合っていこうというカルチャーです。 Q5.サービスの継続利用率が高い理由 継続利用率が高いのは導入後のサポート、CSの取り組みが素晴らしいからと思いますが、競合他社と比べてどうですか? 人が介在し、課題解決に向き合う 藤井(採用担当) いったん私から話しますね。前提として、ラクスのお客様対応は手厚いと思っています。一般的なSaaSは「ロータッチ」と言われる、人が介在せずサービスを利用いただくケースも多いですが、ラクスはそれぞれが課題抽出、提案、解決に向けて向き合っているので、満足度が高まり継続率が高い、ということです。 CSと製品の良さ 山岸(営業) メールディーラーの継続率が高い理由、私は2つあると思っています。1つ目は、人が積極的に介在するCS。2つ目は製品企画、サービスの良さ。先発サービスで、いろんな運用に耐えられる豊富な機能がある強みを生かし、CSが人の手を使ってかなえていく、ということです。ほかのサービスと比べると、機能の量と質、手前味噌ですが一番だと思っています。CSに関しても、お客様から伺う限り接点の量や支援の流れも異なっていて、それらが強み、競合との違いかなと思っています。 Q6.SaaSの中でなぜラクスを選んだか 転職の際、他SaaS企業を見ていた方は、なぜ数ある中からラクスを選びましたか? 藤井(採用担当) 他のSaaSを見ていた方って…(挙手)僕含めて3名ですね。 安定と成長 藤井(採用担当) ラクスは複数サービスを持っていて、実質無借金経営なので、自社の利益をどこに投資するかの経営判断がしやすく、よりスピーディーな事業成長ができること、そんな中なら自分の業務も安定がありつつ成長速度がありそうと考えました。 安定と投資余力 西山(製品企画) 僕が転職した頃は7年ほど前で、SaaSという言葉はそれほど言われていなかったのですが、SaaS競合も受けていました。当時その中で上場していたのはラクスだけで、長く働きたかったので一定の安定がある安心感は大きかったです。マザーズに上場してそれほど経っていないころで、当時の面接官に「投資余力があって面白いタイミングだよ」と言われて「確かに!」と思って入社したところもあります。 業務内容と会社の成長性 汐口(CS) ラクスを選んだ理由と近いですけど、CSの業務内容を聞いたときに、一番自分がやりたいことにマッチしていたこと、あと昨対比を見てもかなり勢いがある会社だなと選びました。 レポート②はここまで。 気になる異動や、面接で聞かれたこと、キャリアビジョンなどを聞いています。 ラクス、仲間を募集中です これからのラクスを一緒に育てていく、新たな仲間を募集しています。現在の募集はこちらです。 採用担当による会社説明会や、職種別の説明会なども行っています。ぜひご活用ください!

チームごとの役割は? ラクス入社理由と実態は? 次世代リーダー4名と語りました。座談会レポート①

異業界から中途入社&新卒入社の次世代リーダーと座談会をしました!ラクスで働くってどういう感じなんだろう?チームの関わりは実際どうなの?そんな質問にお答えすべく、「メールディーラー」事業部門の各職種から4名+進行役が、13の質問を切り口にお話ししました。当日のようすをお届けします! 当日は全体カメラ+個人カメラでお届けしました 登壇者自己紹介 藤井(採用担当) 中途採用担当の藤井です。本日は進行をメインに務めます。経歴は、新卒でウェディングプランナー、人材会社・転職エージェントで法人個人両面型営業をしていました。2021年にラクスに入社し、採用マーケティング担当として、カジュアル面談や説明会の企画運営をメインで行っています。 本日はご参加のみなさんと一緒に、現場のみなさんの本音を引き出していきたいと思います! 本日は、メールディーラー事業統括部から、こちらの4名にご登壇いただきます。 山岸(営業) フィールドセールス課ダイレクトセールスチームのリーダーの山岸です。前職は人材の法人営業で、2018年にラクスに入社し、19年からチームリーダーをしています。今はアシスタントマネージャーとしてマネジメントもしています。 汐口(CS) 1年前に入社しました、カスタマーサクセス(CS)課の汐口です。前職は既存営業で、アップセル、契約継続のために提案などをしていました。 矢﨑(プロモ)  プロモーション課の矢﨑です。他3名と違って2017年に新卒でラクスに入社しています。もともと営業で、インサイドセールスの立ち上げなどをした後、職種変更してプロモーション担当になりました。オフライン展示会、セミナーなどの業務をしています。 西山(製品企画) 製品企画課の西山です。前職はWeb系広告代理店で運用やメディアさんとの向き合いを経験し、2017年にラクスに入社しました。もともとはパートナーセールスで、2021年に製品企画に異動しまして、新機能やバージョンアップのリリースを担当しています。 メールディーラーについて 藤井(採用担当) 今日は、気になる質問をどしどし投げてください。その前に、まずはみなさんが担当している「メールディーラー」と、組織について教えてください。 山岸(営業) 「メールディーラー」は、実はラクスで一番歴史のあるサービスで、2001年から提供しています。しっかりとお客様の課題解決をしてきて、14年連続売上シェアNo.1(※)、累計導入社数8000社を超えています。 ※ 出典:ITR「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2023」メール処理市場:ベンダー別売上金額推移およびシェア2009-2022年度(予測値) 複数名で利用する共有アドレスやメーリングリストなどを管理する、便利なメールソフトだと思っていただくのが分かりやすいと思います。ネットショップの問い合わせ窓口など、複数名でメール対応していると、見落としや対応漏れが発生してトラブルになってしまったり、他の人が対応しているメールが見られなくて履歴が追えないといった課題があります。だれがどこまで対応しているかを可視化し、これらを解決するサービスです。 ラクスのビジネスプロセス、職種の役割紹介 山岸(営業) ラクスはどの事業部も分業制で、『THE MODEL』という本にあるような組織、ビジネスプロセスになっています。メールディーラー事業統括部は50名くらいで、課が6つあります。それぞれの役割についてはみなさんからお話しいただきましょう。 西山(製品企画) まずは製品企画からですね。サービスを作る仕事です。年に4回バージョンアップしていて、どういう機能をつけるか、ニーズを受け取って形にしていきます。メールディーラーは22歳のサービスですが、今も成長していて、より価値を感じてもらう製品にすべく奮闘中です。 矢﨑(プロモ) 次は企画・マーケティングです。営業にリードを作る仕事です。メールディーラーを多くの方に広げていきます。オンラインではGoogle広告や比較サイト、オフラインでは展示会やWebセミナーなどさまざまなチャネルを通して多くのお客様にMDの良さを届けていきます。 山岸(営業) 営業は、マーケチームが作った大事なリードに、インサイドセールス課がアプローチし、提案のアポを取ります。フィールドセールス課が商談し、受注します。 汐口(CS) CSは、受注した案件を、定着するまでフォローします。お客様は課題解決のために導入してくれているので、課題をキャッチアップして、こうするとうまくいきますよと機能を案内したり、より便利に使っていただけるオプションを提案したりしています。 藤井(採用担当) ありがとうございます。各領域でプロが対応することで、満足度が高まり、継続利用していただける、と認識いただけたらと思います。 ではここから、あらかじめ用意した3つの質問にお答えいただき、その後ご参加のみなさまからの質問タイムとします。 Q1.転職理由とラクスに入社した理由 藤井(採用担当) まずは1つ目です。 転職理由と、ラクスに入社した理由を教えてください。 どなたから行きましょう。入社時期が早いのは… ワークライフバランス、キャリアの軸 西山(製品企画) はい。2017年入社です。前向きじゃない転職理由で恐縮ですが、前職が忙しくて家に帰れなかったんです。週に10時間睡眠の時もあって身体がもたないと。入社した理由は、ワークライフバランスの観点で長く勤めることができそうと思ったのはもちろん、面接官に評価いただいたポイントと、自分が伸ばしていきたいところが一致していて決意しました。 藤井(採用担当) 自分と合いそうだな、と。 西山(製品企画) キャリアの軸と合っていたのと、あと雰囲気ですね。フラットだというのがよくわかりました。 人とのマッチ、若いうちから裁量を持てる 矢﨑(プロモ) 新卒で2017年入社です。人、周りの人とマッチしないと長く続けられないだろうと重視していました。それから与えられた仕事だけは嫌だな、裁量があった方がいいなと思っていました。面接での人当たりの良さ、楽しそうに仕事しているのが伝わってきたのが印象的でした。マッチしたなと、7年続いてます。裁量に関しては、当時社員500名くらいの規模で、会社が成長していく中なら若いうちから裁量持ってできそうだなと入社しました。 藤井(採用担当) 聞いてたのと違うな、みたいなのってよくあると思いますが、なかったですか? 矢﨑(プロモ) いまのところ(笑) 課題解決型営業、ロジカルシンキング 山岸(営業) 転職したのは5年ほど前です。前職の人材で営業としてのスキルをこれ以上付けるのは難しいなと。課題解決型営業をしたかったのですがなかなかかなわず。ラクスは、同年代が多くて切磋琢磨できそうなことと、ロジカルシンキングの文化が根付いていたことですね。前職は行動重視で自信はありましたが、ロジカルの力をつけたかったんです。藤井(採用担当) 人材業界は行動ですよね。ラクスでも行動量は必要ですか? 山岸(営業) 一定はあります。営業としてはできた方がいいですね。 自分の提案ができる、上司となる人にひかれた 汐口(CS) 1年前に入社しました。前職は既存顧客の営業、アップセルで、継続いただくコンサルにやりがいを感じていましたが、商談数や架電数といったKPIに縛られず、自分なりの経験を生かせる仕事につきたいと転職活動をしました。営業よりはKPIに縛られず、自分の提案ができるCSで探しました。他の会社と面接する中で、どんな行動をするかを聞いたら、毎日架電60件で、お客様が電話に出なくても電話したという事実を残していたらいいというような会社が結構あって、これは望んでいることではないな、と思っているところにラクスと出会いました。フォローが手厚いところに胸を打たれましたし、今のCS課長との面接がすごく良くて、この人と働きたいと思ったのも理由です。 藤井(採用担当) 営業でKPIのために仕事していて本質的な提案がしたいとCSにキャリアチェンジしたというお話し、結構聞きます。かなっていますかね? 汐口(CS) かなってます! レポート①はここまで。続きは、こちらをご覧ください。前職と比べて違うところや業務のやりがいなどを聞いています。 ラクス、仲間を募集中です これからのラクスを一緒に育てていく、新たな仲間を募集しています。 採用担当による会社説明会や、職種別の説明会なども行っています。ぜひご活用ください!

前例も、組織の垣根もない。だから面白くて、成長できる!

地銀連携という新たな仕組みとクロスセルを推進 ー今回はラクス福岡の3名に集まっていただき、これまでの仕事や成長、ラクス福岡の文化などをざっくばらんに話してもらおうと思います。まず3人の関係性は? 村上: 私は現在「楽楽明細」の営業マネージャーで、内田さんはメンバーのひとりです。私と東島さんは、私が「楽楽精算」を担当していた時期に、一緒に新規プロジェクトに取り組みました。 東島さんと内田さんの関係は、大学時代までさかのぼるんだよね。 内田: 同じ大学・学科出身で、同学年。一時期は同じサークルにも入っていたんです。 東島: 一緒に授業を受けたりもしたね。 内田: ラクスへの入社が決まってから、人事の人に「同じ大学の東島さんって知ってる? 1年前からうちで働いてるよ」と教えてもらって、びっくりして久々にLINEしたんだよね。 東島: こっちもびっくりしたよ(笑)。 内田: それからはなんでも相談しあう仲。私が入社した当時、ひかり(東島)は新規プロジェクトをぐいぐい推進していて、「テスト前に一緒に勉強した、同い年のあのひかりが1年でこんなに成長してるなんて。私も早く追いつきたい!」と思ってたんだよ。 ーどんなプロジェクトだったんですか? 東島: 立ち上げた張本人からお願いします。 村上: はい(笑)。2020年当時、九州では「楽楽精算」の認知度が低く、プロモーションをかけても思うような反響を得られずにいたんです。そのため、違ったアプローチから九州の企業へ提案することはできないかと、可能性を探りました。 そこで立ち上げたのが、「地銀連携プロジェクト」。九州に支店を展開されている地方銀行と連携し、銀行の取引先企業のDX全般をサポートするというプロジェクトです。 東島: パートナーセールスの新しいかたち。立ち上げ当時は村上さんひとりだったんですよね。 村上: ひとり草の根運動(笑)。銀行の方々と協力して各地でDXセミナーを開催したり、銀行の支店に足しげく通って営業担当の方々とのリレーションをつくったり。 東島: そこに私が新しく加わり、銀行の支店の方々との関係構築や取引先企業への商談同行などを担当することになったんです。 内田: 入社してすぐ? ひかりってやっぱすごい! 東島: いやいや、ゆな(内田)だって早くからクロスセルを推進してたよね。 ークロスセルとは? 内田: 私の担当は「楽楽明細」なのですが、他商材のチームとも連携してラクスのサービスを広く提案し、お客様の課題全般を解決していこうという取り組みです。 それぞれの課題を乗り越え、力強い成長を実現 東島: 結果に結びつかずに悩んだ時期もあったよね。私もそういう時期を経験してきたので、「大丈夫。もっと力を抜いていこうよ」と声をかけてはいたけど……。 内田: ひかりのアドバイスのおかげで、焦りから空回りしていることに気づくことができた。あ、もちろん村上さんのアドバイスも役立ちました! 村上: ありがとう(笑)。たしか、「自分のやるべきことを整理し、優先順位をつけて取り組んでいこう」「PDCAを徹底しよう」ということを伝えたんだったよね? 内田: そうです! アドバイスを参考にしてToDoリストをつくり、お客様や他商材のチームとも調整してスケジュールを組むようにしました。そうすることで、考える余裕が生まれ、「自分の行動を振り返って課題を見つけ、次につなげる」というPDCAを意識的に回せるようになりました。 村上: そこからの内田さんの伸びはすごかった。福岡の「楽楽明細」営業の中で、この1年で最も成長したのが内田さんだと思うよ。1年、半期、クオーター、月次というように逆算して行動することもできるようになった。 内田: ありがとうございます! 東島: その頃の私は入社2年目。ゆなの成長スピードを間近で感じて、私ももっと成長しようって、ギアを再びグッと入れ直すことができたんだ。 村上: 東島さんには最初は苦労をかけたよね……。地銀連携プロジェクトは全国的にも前例のない取り組みで、自分たちで正解をつくっていく必要があった。だから、試しては改善の繰り返しで、不安にさせた面もあったよね。 東島: そんなことないですよ!立ち上げ期から携われて楽しかったです。 村上さんには「ラクスのサービスで九州の企業に価値を届けよう」と背中を押してもらい、試行錯誤しながらも軸がぶれることはなかったですよ。 内田: どう進めていったの? 東島: 意識したのは、人間味のあるリレーションづくり。私たちと組むメリットを銀行の第一線の方々に知ってもらうためにも、地道にコミュニケーションを取り続けたんだ。 村上: そこだよね。東島さんには「コツコツと信頼を広げ、ラクスのファンを増やしていこう」というようなことを言ったような記憶が…(笑)。 東島: そうです(笑)! 銀行の方々の商談に同行する際には、移動の車中で「異動する前は○○支店にいたんです」「○○さんがいらっしゃるところですよね。先日お会いしましたよ!」と、共通の話題で盛り上がってはフランクな関係を築いていきました。 その積み重ねで少しずつ信頼関係を育み、取引先企業への導入実績をつくることで、「東島さんに任せれば大丈夫」と、頼ってもらえるようになったと思っています。 自分たちが楽しんでこそ、お客様をハッピーにできる ー東島さんと内田さんの成長ぶりは、本当に頼もしいですね。 村上: ふたりはもちろん、ラクス福岡全体がレベルアップしていると感じます。地銀連携プロジェクトやクロスセルの取り組みを通して、「小さく試して大きく育てる」というラクスの文化が浸透し、一人ひとりの自発性が促されている感覚です。 内田: ラクス福岡でいうと、コンパクトなオフィスでタテヨコのつながりが強いことが強みですよね。フリーアドレスなので部署にかかわらずいろんな人と話す機会を持ちやすく、クロスセルに向けた情報共有やお客様の紹介も当たり前のように行われています。 東島: 地銀連携プロジェクトでも、最初の商談ではお客様の課題がまだ明確になっていないケースが多く、各商材の担当が協力して提案することが日常的。 村上: 確かにそうだよね。九州で地銀連携がうまく進んでいるのも、商材ごとの垣根がなく、ラクスのすべてのサービスでお客様のさまざまな課題を解決することができるから。ふたりの話を聞いていて、その確信が強まったな。 内田: しかも、そもそもラクス福岡はみんな仲がいい! 村上: だから、「こういうことをやってみない?」というアイデアもじゃんじゃん言いやすいよね。もちろんアイデアを具現化するには、ロジックを立てて実行し、改善して再現性を高めるというプロセスが求められるけど、チャレンジに対してとても寛容で、地銀連携のようにうまくいけば大きく展開することが可能。 東島: 目標に向かっていろんな意見を出し、協力してチャレンジできるので、とても楽しいですよね。部署や役職にしばられず、みんなが仲間という感じ。 村上: 自分たち自身が仕事と成長を楽しんでこそ、お客様やパートナーさんをハッピーにできる。そういう考え方が浸透しているよね。 育成に力を注ぎ、地方DXのモデルをつくる ー話が尽きないですが、最後に抱負をお願いします! 東島: 商談創出から提案、受注のサイクルについてはカタチができてきたと思っています。その手法を再現性のあるかたちで後輩たちに伝え、成長を後押ししていきたいです。 内田: 私も後輩の力になりたいという気持ちを強くしています。2年目から新人メンバーの育成を任せてもらっているので、私自身が何に苦労し、どう改善できたかということも惜しみなく伝えて、フォローしていくつもりです。 あと、これからいろんなライフイベントを経ながらキャリアを伸ばしていきたいと思っています。新しく加わる仲間も将来のライフプランをイメージしやすくなるように、プライベートとキャリアの両立を実践していきます。 というのが私たちの抱負。では村上さん、締めてください! 村上: はい(笑)。事業については、地銀連携プロジェクトの成功を活かし、地方DXのモデルケースを新たにつくっていきたいと考えています。九州発で全社への展開を目指します。 組織については、これからも楽しい職場をつくっていきたいですね。価値観はそれぞれ違うのですから、いろんな「楽しい」があっていいと思っています。「成長が楽しい」「メリハリよく働くのが楽しい」「人材育成が楽しい」など、それぞれの「楽しい」と仕事が紐づくような職場をつくることが、私にとっての楽しみですね。

入社1年目から大手企業への戦略的アプローチを開拓

お客様との接点を増やすため、独自のアプローチを模索 ―比嘉さんは入社1年目から、大手企業に向けた新しいアプローチ手法をつくっていると聞きました。どういった内容なのですか? アプローチする業種業界をあえて絞り込み、専門性を掘り下げることで提案の精度をあげ、お客様の課題解決に貢献するというものです。1年前に金融機関と医療法人からアプローチをスタートし、現在は新たな業種にも横展開を始めているところです。 ―どのような経緯でスタートしたのでしょうか。 ラクスではマーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの各部門が分業し、リード(見込み客)の創出、商談アポイントの獲得、商談・契約、契約後のフォローという流れでリレーしています。 一方、西日本のエンタープライズ(大手企業)向けセールスチームでは、私が配属となった当時、さらなる事業拡大に向けた動きとして、リードの創出を独自に進めていこうという機運が高まっていました。 そこで、突破口の一つとして、チームに加わったばかりの私が推進役となり、新規のお客様へのアプローチからリードの創出、商談・契約を一気通貫で進めることになりました。 幅広いアプローチから、「狭く深く」へ ―その過程で導き出していったのが、業種業界を絞り込む戦略だったのですね。 そうです。 第1段階として、リード創出のために1000社以上の企業へDM送付と架電を行いました。しかし思うように商談に至らず、第2段階では、商談アポイントの取得率向上をめざし、各企業の決裁者の方々に向けてバイネームによるアプローチに切り替えました。 ―この段階ではまだ業種業界を絞り込まず、幅広くアプローチした? はい。バイネームによるアプローチを取り入れたことで、アポ取得率向上という成果は一定得られました。しかし、いざ商談に臨むと、お客様はこちらの話を聞いてはくださるものの、実際の導入には消極的――といった温度感のお客様がほとんどでした。 ―なぜだったのでしょうか。 幅広いお客様に向けて広く浅くアプローチしていたため、お客様の課題を深く理解した提案をできていなかったことが要因のひとつです。 アポの取得はお客様に「楽楽精算」を活用していただくためのきっかけづくり、つまり手段であるはずなのに、アポ取得自体が目的化し、商談のキーとなるお客様の課題・ニーズを十分に掘り起こせていなかったという反省がありました。 ―そこで、業種業界に絞って掘り下げることを検討した、と。 はい。「楽楽精算」の機能には汎用性があり、あらゆる業種業界に有効です。ただ、業種業界によって業務や課題が異なるため、どのように課題を解決できるかという提案には専門性が必要となります。 幅広い業種業界の企業へアプローチし、それぞれの経理業務の運用状況をつかんでいくにしたがって、業種業界に応じた提案の必要性を痛感しました。と同時に、そこに新たな活路を見いだせると考えたのが、金融機関と医療法人だったのです。 ―というと? 例えば、「楽楽精算」は社員の出張が多い企業の交通費精算業務を楽にすることが特長の1つで、お客様にまずご紹介することの多い機能でもあります。しかし、公共交通機関での移動が少ない地元密着型の金融機関や、ドクターやスタッフの外出がほとんどない医療法人に、その機能をご紹介しても響きません。それよりも請求書に関する業務と法対応に課題を感じ、解決策を探していらっしゃいました。 社内に蓄積された事例やデータにもあたっていくうちに、こうした業界ならではの運用や、よく利用されているシステム、共通するニーズなどが見えてきて、それらをもとに提案の進め方を体系化していきました。そして、「楽楽精算」が具体的にどうお役に立てるのかをお伝えすることで、商談につなげることができるようになったのです。 ―商談での手応えはどうでしょうか。 お客様から「とても有益な情報をいただきました」といったお言葉をいただいており、有意義な商談を進められていると感じています。 人を巻き込むことの重要性を痛感した1年 ―これまでのプロセスで苦労した点はありますか? 入社半年で新しい施策を任せてもらえたことを意気に感じ、当初は「まずはやってみよう」と、手当たり次第にアポ取得をめざしました。 しかし、計画性がとぼしく、DMの反響対応やアポイントの日程調整が重なり始めると、手が回らなくなってしまいました。実は割と早い段階で、行き詰まっていたのです。 ―どう打開していったのですか? 上長のアドバイスを参考に、要員計画から組み立て、社内から人員を回していただき、第2段階からチーム体制で臨みました。私自身はお客様とのやりとりから離れ、メンバーの皆さんが業務を進めやすいフローやマニュアルの精査、そして成果の分析と戦略の検討に注力することができるようになりました。 ―奏功したのですね。 上長やメンバーの皆さんには感謝しかありません。上長が予定表や要員計画の作成など、本当に初歩的なことからアドバイスしてくれて、「人を巻き込む」ことの重要性と責任を学ぶことができました。 ―「人を巻き込む」経験は、前職を通して初めてだったのですか。 そうですね。証券会社の営業時代は、まだ経験が浅かったこともあり、自分のことしか考える時間がありませんでした。 だから、私にとって新しいチャレンジ。「チームで達成をめざすことを伝え、協力を仰ぎ、フォローしながら推進していく力」を、この1年で磨くことができました。 ラクスに入社してから、自分ひとりでできることには限界があり、組織のパフォーマンスを上げられるようになりたいと思うようになったのです。 やりたいことを全力でサポートしてくれる会社 ―入社1年目から新しい施策に挑めると思っていましたか? 私が転職を考えたのは、成長企業で自分がどれだけパフォーマンスを発揮し、バリューを生み出せるのか、挑んでみたいと思ったからです。 ラクスはそのチャレンジができる環境だと思って入社しましたが、まさかこんなに早くチャンスを得られるとは思っていませんでした。 ―入社してみて、ラクスという会社はどのように映っていますか? やりたいことを全力でサポートしてくれる会社だと思います。 もちろん、何でも自由にできるというわけではありません。なぜそうする必要があるのか、どんな成果が期待できるのかといった論理的な理由が求められます。 しかし、私が本気で考えたことに対して、上司や先輩は真摯に向き合い、どうすれば実現できるのかを一緒に建設的に考え、「一緒にやっていこう!」というスタンスで後押ししてくれます。 ―施策を一緒に進めているメンバーの皆さんは、どんな存在ですか? とても心強い存在です。なかには仕組みづくりが得意なメンバーがいて、お客様へより効率的にアプローチするための情報共有やツールの活用をどんどん進めてくれています。 自分と異なる強みを持つメンバーと取り組むことで、施策がさらにレベルアップできそうだとワクワクしています。 すべての施策に共通するのは、「お客様のため」 ―今後の展開について教えてください。 金融機関、医療法人に続き、新たな業種業界へのアプローチをすでに始めていて、そうした横展開を今後、随時進めていきます。そのためには、チームで施策をブラッシュアップし、パフォーマンスをあげ続けられる仕組みをつくっていきたいと考えています。 ―そのモチベーションの源泉は? すべてはお客様のお役に立つため。私が営業としてぶれずに持ち続けている信念です。 チームで新しい施策づくりに挑んでいるのも、業種業界の専門性を磨いているのも、お客様の課題に正面から向き合い、その解決や成長のお力になるためです。「お客様のお役に立つこと=自分の実績」と考え、これからもチャレンジを続けていきます。

前職の挫折から再起。ラクスだからこそ実現できた「昇格」

順風満帆ではないキャリア。だからこそ成長につながる ――榊原さんがマネージャーを務めるのは、拠点最大規模のチーム。入社当初から、マネージャー昇格をめざす思いが強かったのですか? 強かったですね。「人を育てるポジションを担いたい」と意気込んでいました。 でも、決して何かに秀でていたわけではありません。むしろ前職では上司や先輩たちの要求レベルに応えられず、挫折を味わっていたくらいです。環境を変えて再起したい。実はそう考えて転職に踏み切ったのが、ラクスでした。 ――なぜラクスだったのですか? 私が入社した2016年当時、ラクスの社員数はまだ3桁台で、これから急速に大きくなっていく時期でした。早くから裁量権を持つチャンスがあり、組織の拡大とともに自分自身も高めていける。そう思ったのが、理由のひとつです。また、私自身が「楽楽精算」をユーザーとして利用していたので、即戦力としても活躍できると思っていました。 決め手になったのは、面接でお会いした方々の印象です。とても聡明でロジカルに話す方々ばかりで、こんな人たちと一緒に働くことで、自分の弱みであるロジカルな思考力やコミュニケーション力を伸ばしていきたいと思い、入社を決めました。 ――キーワードは、「成長」だったのですね。では、ラクスではどのようなキャリアを歩んできたのか、振り返ってください。 入社後は「楽楽精算」のフィールドセールスからスタートしたのですが、2年目の夏、当時の上司が何の前触れもなく、「西日本で『楽楽明細』チームを新しく立ち上げるんやけど、やってみない?」と。 本当にこんなノリで声をかけてもらいました(笑)。チャンスだと思った私は「ぜひ!」と即答し、立ち上げを任せてもらうことになったのです。 ――まさに白羽の矢。立ち上げをどのように進めたのですか? 「楽楽明細」はすでに東京で立ち上がっていたサービスで、東京のチームをけん引していた方々から直接フォローを受けながら、まずは所属拠点で営業の仕組みづくりやメンバーの育成などに注力しました。 そのうえで、他拠点への横展開においても、研修や営業同行といったかたちで携わり、西日本全拠点へ広げていきました。 ――その後、2022年4月にアシスタントマネージャーへ、翌4月に現職のマネージャーへ昇格。入社前に思い描いたキャリアを歩んでいる手応えがあるのでは? いえいえ、この1年で立て続けに昇格したのでそういう印象があるかもしれませんが、実際には決して順風満帆ではなかったです。 でも、だからこそ、成長してこられたと思っています。今もそうですが、壁に直面することが多く、そのたびに何がネックになっているのかを考え、周りの方々から助言をいただき、乗り越えていく過程を楽しんでいる自分がいます。 「全体最適」を意識したことで、視座が高まった ――どんな壁に直面してきたのですか? 「楽楽精算」の営業時代は、思うように成果をあげられない時期が続きました。その要因は、自分で案件をコントロールできていなかったことにありました。 お客様との商談で好感触を得たとしても、導入に至らなかった案件が少なくなかったのです。いかに「楽楽精算」が素晴らしいサービスかを伝えることに必死になり、説明員に終始してしまっていたので、今考えると当然の結果だったと思います。 ――その要因に気づけたきっかけは? 毎週定例で行っていた、上司との1on1の案件ミーティングです。案件の状況や課題、課題の原因、改善策などをやりとりするなかで、自分の弱みが浮かび上がってきました。 ――1on1ではどんなやりとりをしていたのですか? 私は「壁打ち」と呼んでいるのですが、もう壁に穴が開くくらい、壁役つまり聞き役の上司に自分の考えや状況を伝え、改善点を指摘してもらうということを繰り返していました。自分がなぜ成果をあげられていないのか、何ができていないのか、自分に足りない面と向き合うことは正直きつかったです。しかし、目を背けていては何も変わらないので、向き合い続けました。 ――その時期に得た学びは? 今も肝に銘じているのが、「大事なのはファクトの収集」「リスクをゼロにして初めて受注」という上司からのアドバイスです。 「お客様の反応がよかったから、受注に至るだろう」と安易に判断するのではなく、「ここがネックになるかもしれない」「ここが導入の支障になるかもしれない」と、「かもしれない」という視点でファクトを収集し、リスクを取り除いていくという意味あいです。 これらのアドバイスをもとに、お客様への関わり方をよりきめ細かくすることで、徐々に自分主導で案件をコントロールでき、計画的に実績を積み上げられるようになりました。 ――そして「楽楽明細」チームの立ち上げ・育成へ。キャリアの転機といえそうです。 「育成すること」に自分の適性を見いだせたことが、私にとって大きかったです。 メンバーそれぞれが持ち味を遺憾なく発揮できるように、環境や仕組みを整えていくこと。自分が表に出るのではなく、裏方として活躍の舞台をつくること。そうした役割にやりがいと楽しさを感じる日々でした。 実際、私よりもメンバーたちのほうが実績をあげていることもありましたし、西日本の月間MVPやトップセールスを自チームから複数名輩出することができました。 ――しかし、アシスタントマネージャーへの昇格はなかなか叶わなかった。 はい。「楽楽明細」を担当して以降、実績を出し、メンバーの育成や営業の仕組みづくりにも成果をあげているという自負がありました。だから、昇格にも結びつくだろうと考えていたのですが、安易ですよね。 ――ラクスの管理職に求められるのは、実績だけではないということですね。 当時の私が上司に指摘されたことも、まさしくそこです。「営業として実績をあげるのは当然のこと。どんな付加価値を生み出せるかが重要」だと。 ――付加価値といいますと? その一例が、ラクスのリーダーシッププリンシプルにある「全体最適」につながることです。 自分や自チームの成果だけでなく、拠点全体、西日本全体、ラクス全体に視野を広げ、どんな価値を生み出せているのか。短期的な目標達成だけにとらわれるのではなく、中長期的な視点に立って組織運営や仕組みづくり、育成ができているか。 ここでも上司との壁打ちを通して、そうした視点が足りないことに気づいて以降、「これは全体への貢献につながるか」と常に意識し、他部署を巻き込んだプロジェクトにも積極的に取り組むようになりました。 上司の助言のおかげで、視座を高めることができ、マネージャーへの道を切り拓くことができました。ラクスに入社しなければ、マネージャーになれていなかったのではと思うくらい、私にとって貴重な出会いに恵まれ、成長機会にあふれた職場だと実感しています。 「全体最適」が浸透し、メリハリのきいた職場 ――ラクス西日本営業の社風についてはどう感じていますか? 自部門だけに閉じこもることがない組織です。日頃から部課を超えた情報共有や意見交換が活発で、マネージャー陣に限らず、みんなが全体最適の視点を持ち合わせている印象があります。 また、KPIマネジメントへの意識が強いことも、ラクスの文化だと思います。本当にさまざまな数値指標を駆使して施策やアクションを分析し、PDCAを回し、改善を重ねていくことが根づいています。 ――かといって、仕事一辺倒になるわけでもないですよね。 そうなんです。勤務時間内に効率よく成果をあげ、オフを満喫するというメリハリのきいたスタイルが浸透しています。 私の所属する名古屋営業所は、オフタイムの交流もあり、仲良く盛り上げていこうという雰囲気があります。とはいえ、もちろん交流への参加は自由で、自己研鑽に励んだり、家族と過ごしたり、それぞれが自分の希望する時間の使い方をしています。 「楽楽明細」を使うのが当たり前の世の中にしたい ――これからの抱負を聞かせてください。 マネージャーとしての責任をまっとうし、ラクスの成長に貢献できる組織をつくり上げていきたいと意気込んでいます。 さらに広い視野で言うと、マネジメントはあくまでも手段であり、その先の目的として「『楽楽明細』が当たり前に利用される世の中にすること」と据えています。 例えば電車に乗っていると、「うちの会社、いまだに『楽楽明細』を使ってないんだ」「まだ導入してないの?」といった会話が聞こえてくる。それくらい世の中に浸透させ、日本企業に貢献していきたいですね。 ――「楽楽明細」に惚れ込んでいるのですね。 導入していただいたお客様からの評価がとてもよく、「導入しない理由がない」と言ってくださるお客様もいらっしゃいます。 業務効率化、ペーパーレス化、コスト削減など、日本の社会課題の解決に貢献できるサービスなので、もっともっと広めたいというモチベーションが高まるばかりです。

誰にどんな価値を提供しているの?「楽楽精算」の例

ラクスのサービスって、誰にどんな価値を提供しているんだろう? 導入すると、お客様の業務がどう変わるんだろう? BtoB、かつバックオフィス(お客様と直接やり取りしない、経理や総務といった業務)向けサービスだとイメージしづらい…というお声をいただくことがあります。 先日「楽楽精算」が公開したお知らせが分かりやすいかと思いますので、ご紹介します。 オーケー株式会社様の例 日ごろお世話になっている方も多いでしょう。ディスカウント・スーパーマーケットを展開しているオーケー株式会社様が、ラクスのクラウド型経費精算システム「楽楽精算」の導入を決定されました! スーパーマーケット事業を展開するオーケー株式会社、「楽楽精算」の導入を決定 “電子帳簿保存法”対応により、約14,000枚の”紙の証憑“管理/保管をゼロに 株式会社ラクスのプレスリリース(2023年1月25日 10時00分) スーパーマーケット事業を展開するオーケー株式会社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000048948.html?utm_source=note&utm_medium=referral ■139店舗から送られる、”紙”の入った段ボール また、「現状の経費精算フローだと、平均して約14,000枚の”紙”の証憑(請求書や領収書)が毎月店舗から本社に段ボールに入れられ送られてくる。現場は”紙”の証憑を台紙に貼る作業が発生し、本社も送られてきた”紙”の証憑を管理/保管する手間が発生している。更なる出店も計画しているので、今後も現在のフローを続けていると”紙”の証憑を保管するスペースも必要になってしまう。」と、危機感を覚えている様子が伺えました。 スーパーマーケット事業を展開するオーケー株式会社、「楽楽精算」の導入を決定 “電子帳簿保存法”対応により、約14,000枚の”紙の証憑“管理/保管をゼロに (段ボールの写真が衝撃的です…!) 導入後はどうなる? 「楽楽精算」導入後は、「紙」であるがゆえの作業がなくなり、画面上で完結できるようになります。 店舗の方、本社の方、それぞれにメリットがあります。 店舗の方は、紙での伝票作成・発送をしなくて済むようになりますし、本社の方は、段ボール箱を開けて分類して担当者に割り振って…といった、支払手続きそのものの前に発生する作業や、紙のデータをシステムに転記する作業などもなくなります。 その分、かかる時間がぐっと減らせますし、処理の抜け漏れや、転記を誤ったりといったリスクもなくなります。 また、請求書等は法律で7年の保管が必要なため、一定期間は処分ができませんが、電子化することで、新たな紙の保管場所を確保する必要もなくなります。追加の倉庫代が不要になるなど、コストダウンも見込めるでしょう。 「経費精算」という、もしかしたら"点"に感じられるかもしれない領域の課題解決が、実は社内の広い範囲の業務改善につながるんです! なお、こちらのお知らせは、さまざまなニュースで取り上げられました。 「楽楽精算 オーケー」などで検索してみてください。 私たちのサービスにできること 今回は、暮らしに身近な業界のお客様の例でしたが、 ラクスのサービスはさまざまな業種・業界のお客様にご利用いただいています。いわゆる「ホリゾンタルSaaS」にあたります。 ホリゾンタル(horizontal):水平  ホリゾンタルSaaS → 業界を問わない、特定の業務の課題を解決するSaaS バーティカル(vertical):垂直  バーティカルSaaS → 業界特有の課題を解決するSaaS この記事を読んでくださっている方も、毎日たくさんの企業の製品やサービスに支えられて生活をしているかと思いますが、そのほとんどの企業に対して、ラクスのサービスが貢献できる可能性があると言っても過言ではない…? そして、ラクスにはさまざまなサービスがあり、それぞれに解決できる課題があります。 例えば「楽楽精算」は経費精算業務、「楽楽明細」は請求書などの帳票発行業務、「楽楽販売」は販売管理業務、など、企業が円滑に運営され、発展していくのに欠かせない業務を支援しています。 ラクスがサービスを通じて提供できる価値について、ちょっとでも理解が深まっていたらうれしいです。

社員数4分の1だった5年前と、変わったこと、変わらないこと

新たな期が始まり、大型連休もあけて、 実は現在ラクス6年目(信じがたい)の早川が感じる、変わったこと、変わらないこと、書いてみます! 変わったこと## 仲間が増えた これは、振り返ると、いや、振り返ろうとしなくても、まず感じるところです。客観的に見ても増えていますね。有価証券報告書を見てみると、私が入社した期(2018年3月期)の期末の社員数は、ラクスグループ全体で約560名でした。それが、2023年3月期末の集計では約2,200名でした。5年で4倍…?! 今は「楽楽精算」部門も入りきらないところに、ラクスの東京にいる全員の席がありました。経験していたことなのに、もはや信じがたい! 顔と名前が一致しない人の方が多くなっているのはちょっとさみしい気もしますが、それだけさまざまな強みを持つ仲間が増えたんだなあと心強いです。 「すでに考慮してあること」が増えた### 入社したころは、マニュアルやルールが今より少なくて、何かを進めようとしたときに苦戦したことが結構ありました。複数の関係者にいちから話を聞いてどうしたらいいかを考えたり、ルールがあっても想定外が発生して都度問い合わせをしていた記憶があります。(私は新しい業務を作る役割でもあったので、なおさら想定されていなかったことにぶつかりがちではありましたが) それが今では、このマニュアルあるかな? と調べてみたら中身が充実してわかりやすいものがあっさり見つかったり、イレギュラーケースだからルールはないかもなと思っていたらきちんと想定したものが出てきたりします。 人も、発生する事象のバリエーションも増えて、考慮することが広がり、組織が成熟、成長してきたな、と感じます。組織の経験値が上がっている!もちろん「完璧」ではなくて、というより変化を続けるので完璧はありえなくて、まだここもうちょっと! と思うこともあるし、一度作っても都度見直しをしていく必要はあります。ただ「完璧はない」「変化は当然し続けるもの」と認識して、都度考慮し、手を入れられていく様子は、まるでSaaSのようだし、ラクスらしいなと思います。 変わらないこと 人が良い、優しい 親切でいい人の集まりだな、という印象は、ずっと変わらずです。協力し合うのがスタンダードなので、仕事で困ったことを相談して足蹴にされることはないし、他部署に協力をお願いするとたいてい快く引き受けてくれます。 裏付けをもって仕事を進めるラクスの文化にも関係しているのかなと思っています。「相手もロジカルに導き出した結果『協力してもらうことが必要だ』と判断している」という前提があるから、それをうまく進めるために協力する。そして、「自分さえよければ」ではなくチームで進めることが全体の成果を上げるという価値観もあるので、全体がうまくいくために自分はどうしたらいいか? と考えると、なおさら協力しあうのかな、と思っています。 変化や新しいことへの順応が早い 変わり続けることが宿命(?)のラクス。「変わったこと」に書いたこととも近いのですが、さっと仕組みができたり変更されたりして、みんながそれにさっと対応しているところは変わらないな、と思います。 新しい施策をするのでこれまでと運用を変えるとなったら、関連する運用もすぐに考慮されてすんなり対応が始まるし、新しいツールが導入されたらあっさり使いこなすし。変化に対応することがスタンダードなので、この先想定していないことが起こってもなんとか乗り越えられそう、と、頼もしく思っています。

表彰式を行いました! ~「表彰」から見えるラクス~

2023年3月期のグループ表彰対象が決定し、先日表彰式を行いました! 受賞されたみなさん、おめでとうございます! ラクスグループの表彰って? 大きく3つの賞があります。 グループ社長賞 ラクスグループの成長に大きく貢献した組織 チャレンジ賞 不確実性の高い取り組みにチャレンジし成果を出した、あるいは今後の糧となる“良い失敗”をした個人あるいは組織 特別賞 縁の下の力持ち的な役割でコツコツとラクスグループに貢献している個人あるいは組織 なお、これらは全体のもので、他に独自の表彰・アワードを設けている部署も多いです。 どんなことが表彰されたの? 表彰理由はさまざまなですが、あえて分けてみるとこんな感じになりそうです。 「"成果" を生む、新たな仕組みや施策を作った」 「金銭的インパクトが大きい/前例のないプロジェクトをやり遂げた」 「組織間、企業間で協力体制を構築して計画を大きく達成し、今後につながるアクションができた」 「企業としてすべきことを、コストを抑えてスピーディーに実現した」 「人の育成を通じて組織成長に貢献した」 「お客様がサービスをより長くご利用いただけるような、新たな取り組みができた」 表彰から見えてくるラクスの価値観 上の理由を見て、「表彰ってだいたいそんな感じだよね」と思った方も、「え、あれとかこれとかないの?」と思った方もいらっしゃるかと思います。 何を表彰するかって、その組織の特徴や価値観が良く出ているところと言えそうです。 どんなことを "成果" としているのか、大切なことは何なのか、一人ひとりにどのように行動してほしいのか、目指してほしいのはどこか…。 ラクスの場合は、 ・「組織への貢献」が重視されていること。 ・「成果を出したこと」自体ではなく「未来の成果・成長につながること」が重視されていること。 でしょうか。 これまでのラクスになかった新たな「仕組み」「経験」をもたらし、これからのラクスを成長させていく足掛かりを作った、ということですね。 ラクスでよく言われている「再現性」や、SaaSという「継続的に価値を提供する」ビジネスモデル、さらにはラクスの「日本を代表する企業になる」というビジョンとのつながりも感じてもらえたらうれしいです。

お客様の課題を深掘りし、解決していく。そのためのヒアリング力を強化

急成長を続けるSaaS企業・ラクスで、営業として成長したい -まずは、志鷹さんが転職しようと思ったきっかけを教えてください。 前職の銀行では、法人向けに融資や新しい商材のご案内をしていました。担当企業は、もともとお取引のある企業や新規開拓した企業でしたが、どちらも信頼を築き、その関係性によってお付き合いいただいていた状況。そのため、ゼロから課題をヒアリングして提案するというよりは、新しい商材が出るたびに都度お客様にご提案させていただくような営業スタイルだったんです。 自分としては、もっとお客様の課題を聞き出しながら、お客様が本当に必要なモノを提案・提供していきたい。そのための営業力を身につけたいと思い、転職を決意しました。 -数ある企業の中で、ラクスを選んだ決め手は何でしたか? 銀行員時代、多種多様な企業の財務諸表を見る中で、SaaSビジネスを行う企業の成長率の高さは目を見張るものがありました。自分も伸びているSaaS業界に身を置き、成長していきたいと思ったんです。 仕事柄、これまで中小企業の経理担当の方々とお話させていただくことが多く、ラクスの『楽楽精算』フィールドセールスであれば、これまで身に着けた経理・財務の知識も生かしながら、営業として成長していけると思い、入社を決めました。 以前契約につながらなかった企業へ再提案。問われるヒアリング力 -現在の具体的な仕事内容について教えてください。 以前『楽楽精算』についてお問い合わせをいただいたものの、ご契約に至らなかったお客様(企業)に対して、インサイドセールスのメンバーが再度商談のアポイントを取ってきてくれるので、そうしたお客様に改めてご状況や課題をヒアリングさせていただき、課題解決につながるような提案をしています。 -実際に仕事をして、ギャップに感じたことはありましたか? 提案の仕方が、前職の営業とはまったく異なっていたのがギャップでした。 以前は、関係性が十分できているお客様が多かったため、商談のほとんどは世間話がメイン。最後の5分10分でご提案して、ご契約いただくことがほとんどだったんです。 一方、ラクスのフィールドセールスは、お客様の課題を聞き出したり、その課題に合った解決策をご提案したりすることに商談時間の多くを費やしています。 とくに現在私が担当しているのは、二度目以降のご提案となるお客様。すでに課題を伺っているので、商談の際はさらなる課題や潜在的な課題を把握し、ご提案させていただく必要があるのです。この時に重要になってくるのが、ヒアリング力。でも私自身、ヒアリングのスキルはほぼゼロ。前職のように関係性で契約が取れることはなく、お客様に必要性を感じてもらえなければ契約につながらないので、最初のうちはかなり苦労しました。 ただ、もともと自分としては、お客様の課題を聞き出し、本当に必要なモノを提案できるようになりたいと思っていたので、大変ですがそれ以上に学べることが多く、いい意味でのギャップだったなと思っています。 ロープレ・商談同席のおかげで、ヒアリング力が飛躍的に向上 -入社したころと比べ、ご自身が成長したなと思うことは? 入社当初はうまくヒアリングができず、お客様の課題を全然深掘りできなかったんです。 たとえば、「紙での経費精算が大変でね」とおっしゃるお客様に対して、本来であれば紙での経費精算のどの工程に苦労や不便さを感じているのか、もっと深掘りして課題を明らかにすべきなのに、当時はそれができておらず、お話しいただいた課題に対する提案しかできていませんでした。 『楽楽精算』の機能をお伝えすれば、ある程度知名度がある商品なので検討していただけると思っていたのですが、そうした提案ではお客様に全く刺さらず、「はあ…それで?」といった反応ばかり。もちろん受注につながるハズもなく…。 今の自分はヒアリングが圧倒的に足りていないと痛感。そこで、上司にどうしたら課題を深掘りできるのか相談したところ、ヒアリング力を鍛えるために2か月近く毎週のようにロープレをしてくれて、商談にも同席し継続的にアドバイスをくれたんです。 具体的には、必ず聞いておくべき質問や押さえておくべきポイントができていないと「今回はここが聞けていなかったよ」とフィードバックしてくれ、その上でどうヒアリングすればよいか毎回丁寧に教えてくれました。 ロープレや商談同席を通して、押さえておくべきポイントをしっかり聞けるようになったおかげで、お客様の課題を深掘りできるようになり、さらには深掘りした課題に合わせてより具体的な解決策も提案できるように! 自信を持って『楽楽精算』を導入すべき理由をロジカルにお客様にお伝えできたときは、自分でも手応えを感じますし、成長したなと思います。また、ヒアリングがきちんとできてこそお客様に寄り添った提案ができること、課題を明らかにすることで同じ提案内容でもお客様の納得度が変わることに気づけたのも、自分にとっては大きな学びでした。 -上司からのアドバイスで、特に生かせているものを教えてください。 「示唆質問」というお客様が気づいていない潜在的な課題やニーズを聞き出すための質問方法があるんですが、それがものすごく商談で役に立っています。 お客様が認識している課題だけでなく、「実はこういう点も悩んでいませんか?」と伺ってみると、「あー確かに!」と別な課題にも気づいていただけることが多いんです。その上で、「『楽楽精算』であれば、どの課題も解決できますよ!」とご提案することで、たとえばコスト面で競合他社と悩まれていたお客様がより『楽楽精算』の必要性を感じ、多少コストをあげてでも導入してくださるケースが、示唆質問をすることで増えてきました。 再現性のあるナレッジを活用し、チームみんなで目標達成を目指す -成長を実感できる一方、大変なことも多いのでは? お客様とあまり関係性が取れていない中で、『楽楽精算』に興味を持っていただき、提案から受注につなげることがやはり大変で、難しいところですね。 ただ、ラクスでは再現性のあるナレッジを数多く蓄積しているのも強みの一つ。 受注につなげるために、お客様のフェーズごと(たとえば「他社商品と比較検討したい」「導入未定だがトレンドを知りたい」など)に合わせた提案方法がナレッジとしてあるので、それらを活用して受注の確度を高めています。 他にも、「このフェーズのお客様には、以前こういう提案で受注できたよ!」といった再現性のあるナレッジをメンバー同士やチーム全体の作戦会議で共有しあっているので、一人で悩むこともなく心強いです。 -チームの連帯感が強そうですね。 チームメンバーはライバルでもあるんですが、それ以上にみんなでお客様の課題を解決し、目標を達成しようという意識が強いんです。だからこそ属人的ではなく、誰がやっても再現できるナレッジかどうかという視点を大事にしているし、私たちもそうしたナレッジを活用・実践することで、自身の成果や成長につなげていけるのだと思います。 時には受注につながらないこともあるのですが、そんな時は気兼ねなく上司・先輩・仲間に相談できるのもいいし、商談をどう進めるべきか悩んでいる時には、「このお客様には△△をアピールした提案が刺さるんじゃない?」などと、みんなが親身になってアドバイスをくれるのもいいところ。 しかも、チームの誰かが受注すると、社内チャットにはかわいいスタンプがいっぱいついて、にぎやかになるんです笑。そのくらいみんな仲がいいし、チームワークもバッチリです。 もっと成長したい!ラクスならその思いが叶う -現在チャレンジしていることや、今後の目標はありますか? まずは、チーム内で一番多く受注を取って成果を出したいです。現在はチームメンバーが10名いるのですが、他のメンバーと比べると自分はまだまだヒアリング力が足りないので、もっとお客様の悩みや課題を聞き出したり、見つけ出したりできるように努力していきたいです。 中期的な目標だと、チームリーダーを目指したいです。ラクスでは現在CMや広告からのお問い合わせがどんどん増えてきており、今後商談が進まないお客様や時間をかけて導入を検討するお客様も増えていくのは明らか。 それに伴い、フィールドセールスの部署も大きくなりチームが増えていくハズなので、その時にチームリーダーに抜擢してもらえるよう、定量的な目標だけでなく、リーダーに求められる定性的な目標も達成できるよう日々意識しながら仕事に取り組んでいます。 -最後に、成長という観点から見て、ラクスにご入社されていかがでしたか? 入社して約2年経ちますが、ラクスは着実に成長できる場所だと思います。 私含めフィールドセールスの多くは、人材・金融・広告など異業種からの転職組ですが、先ほどお伝えした通り、ラクスでは再現性のあるナレッジを数多く蓄積しています。そのため、異業種で入社した私たちもナレッジを活用することで、ヒアリング力や課題発見力、提案力など営業に必要なスキルを効率的かつ着実に身につけていくことができました。 逆にナレッジを活用するだけでなく、一人ひとりが再現性のあるナレッジを見つけて発信することも求められているので、日々トライ&エラーを繰り返しながら、自ら学び成長していける環境もあります。 私自身、ラクスに入社してからヒアリングスキルをイチから学び、チームのみんなと助け合いながら、お客様の課題解決に向けて寄り添った提案が少しずつできるようになり、日々成長を実感しています。

高みを目指し、自身の課題に挑戦しつづける

2年前の私は、リーダーとしての視座が低かった -『楽楽精算』のダイレクトセールスに一貫して携わっているのですね。 はい。私が所属するフィールドセールス1課では、TVCMやWebからお問い合わせいただいたお客様に対して提案・商談を行っています。私はチームリーダーとして、メンバーの育成や案件・進捗管理などにかかわり、チーム目標の達成をめざしています。 -須永さんは2020年9月掲載の「営業座談会」に参加しています。今から2年前の記事を読み返してみて、率直な感想は? 当時はユニットリーダーになって1年ほど経ったタイミング。読み返してみると、「楽楽精算事業を成長させるための視点をもって施策を考えている」など、自分なりにリーダー目線を意識した発言がありました。 その一方で、「お客様からのフィードバックが嬉しい」「顧客の業務課題に向き合えている実感があり、やりがいを感じる」といった言葉により力がこもっていて、個々のお客様に対する思いが強かったんだなと、改めて振り返ってみると感じます。 -リーダーとしての視座はまだまだ低かったと。 そう思います。座談会の後、2020年下期に若手リーダーを育成する「ネクストリーダー育成プログラム」(以下:NLP)への参加を決めたのも、マーケティングの知識や課題解決力、リーダーシップなどに課題感を持っていたからです。 リーダー研修にて、ラクスのリーダー像とのギャップを痛感 -そのあたりをライフライングラフに沿ってお話を聞かせてください。NLPに参加した時期にモチベーションがぐっと上昇しています。どんな内容だったのですか? 研修期間は6カ月間。前半の3カ月間はインプット中心で、課題図書のレポートやグループワークなどを通して、マーケティングや課題解決、事業計画立案などに関する知識を徹底的に学びました。後半の3カ月間はアウトプット中心で、最終的には事業部長や役員陣に対してプレゼンテーションを行いました。 NLPの参加は挙手制で、小論文と面接によって参加者が選抜されます。上司から参加を勧められた際、「ただし、かなりハードだよ」とも言われたのですが、「リーダーとしての視座を高めたい」という気持ちを強く抱いていたので、参加に迷いはありませんでした -確かにハードな内容ですね。研修を通して得られたことは? 足りない知識やスキルを吸収できたことはとても大きな収穫でした。 また、リーダーシップやマネジメントを学べば学ぶほど、ラクスのリーダー像と自分とのギャップを痛切に実感したことも事実です。そこに気づけたからこそ、その後の成長にもつながっていると思っています。 他部署も巻き込んで課題を解消。私生活では第二子誕生 -しかし、研修後の2021年上期には、チームの目標達成が伸び悩んだのですね。その要因は? お客様の状況やニーズを的確に把握しきれていなかったことが挙げられます。 例えば、2020年12月に閣議決定された電子帳簿保存法(電帳法)改正への対応。2022年1月施行に向けて、お客様はどんな課題や不安をお持ちなのか、『楽楽精算』でどう解決できるのか、その情報収集や提案のロジックが十分ではなかったことが要因の一つです。 また別の要因として、営業の重要指標でもある”見込み数”に関して、「見込みの定義」が確立されておらず、営業担当それぞれが主観で判断していたため、基準にばらつきが生じ、要因分析及び受注予測が正しく行えていない状況が見られました。 -どのように課題を解消していったのですか? 事業部や営業部、製品企画による勉強会を通して、電帳法改正による精算業務への影響やお客様のインサイトを整理・共有し、営業スクリプトをブラッシュアップして自組織へ展開しました。 「見込みの定義」については、他部署とも意見交換を行いながら「定義」を明確化し、客観性を徹底することで、要因分析や受注予測の精度を高めていきました。 こうした改善案を提案した際には、「こうしたらどう?」「この基準も定義に盛り込むといい」など、部署の垣根を越えて前向きな意見がどんどん寄せられ、「組織で課題を解決していこう」というラクスならではの文化を改めて実感できました。 -新たな仕組みを入れることで課題を解消し、ライフライングラフは上昇トレンドへ。しかも、仕事で充実感を得ていた頃、私生活ではふたり目のお子さんが誕生したのですね。おめでとうございます! ありがとうございます。出生直後の子育てに専念するために、育休を1カ月半取得しました。妻もとても喜んでくれて、家族とかけがえのない日々を過ごすことができました。 ラクスでは男性の育休取得者が増えていて、直属の上司も「パパとしてしっかり育児を楽しんで」と快く送り出してくれました。前述のように新たな仕組みを確立し、メンバーそれぞれの成長にも頼もしさを感じていたので、安心して育休に入ることができました。 変えることに果敢にチャレンジし、組織力UPへ -公私ともに順調だった状況から一転、育休明けにはグラフがガクンと落ち込んでいます。何があったのでしょうか。 退職及び事業部の戦略的な判断から、自チームからメンバーの異動が相次ぎ、過去経験したことのない組織変化に順応できるか、私自身とても不安な時期でした。また、メンバーに関しても同様の不安を抱かせる懸念があり、グラフも落ち込んでいます。 リーダーとしてこの難局をどう乗り越えていくのか、自分のリーダーシップが試された時期でもあったと思います。 -どう乗り越えていったのですか? 課長とも密に連携し、メンバーたちとの対話を重視しました。今一度、事業・チームのミッション・ビジョンを共有し、メンバー自身はどう成長していくか、どんなキャリアを描くかという思いを引き出すことで、モチベーションを高めていきました。 マインドセットを丁寧に行うことで、メンバーそれぞれの生産性が徐々に向上し、新たなチームとして再び力強く動き出した感触がありました。そのうえで、メンバー一人ひとりにマネジメントが行き届くよう、組織体制の再編にもより一層力を入れました。 -変化を起こすことにとても前向きですね。組織体制をどう変えたのですか? 組織をより強固にするため、メンバーから新たなユニットリーダー(2~3名の小組織を束ねるリーダー)を任命し、きめ細かなフォローアップが実現できる体制を整えました。加えて、別部署より新たなメンバーも加入したため育成体制も整備しました。 異動により組織構成にズレが生じたため、改めて適正かつ最善の組織運営ができるよう上司とも議論を重ね、挽回を図りました。 -その後、グラフが今に至るまで上昇しているため、手応えを感じているのですね。 はい。チーム目標に向けて全体の士気がさらに高まった手応えがありますし、ユニットリーダーを務めるメンバー、そして私自身も、一段と視座が高まり、組織マネジメントがうまく機能していると思っています。 子どもたちに挑戦している姿を見せたい -2年前の座談会では、「できることをもっと増やすために、課長ポジションを狙っていきたい」という意気込みが語られています。その気持ちに変化はありますか? 今もめざしているところです。しかし、2年前に比べると、課長という目標がよりくっきり見えてきたと思っています。 仕組みや組織の改善に取り組むことによって、部長や課長がいかに事業部全体を見通し、全体最適を考えているのかがわかるようになり、同時にまだまだ自分にはギャップがあることも自覚しています。 -そのギャップを埋めていくためにチャレンジしていることは? 階層別研修を受講し、コンピテンシーの強化に取り組んでいます。研修では他部署・他拠点から参加者が集まりますので、多様な考え方や価値観に触れられ、受講するたびに刺激を受けています。 また、『楽楽精算』の営業部では、先輩社員2名が後輩1名の指導・フォローを行うという育成プロジェクトを実施しています。私も教える立場の一人として、他部署のメンバーの指導にあたっています。こうした部署を横断したプロジェクトにも積極的に参加し、事業部全体へ視野を広げていこうとしています。 -学ぶ意欲がとても高いですね。そのモチベーションの源は何ですか? 家族の存在ですね。ふたりの子どもはまだ3歳と0歳。子どもたちに父親が頑張って挑戦している姿を見せたいですし、自分の成功体験を語れる父親になりたいと思っています。 組織の課題や外部要因の影響を、事業部全体やチームで乗り越えていく中で、めざす姿の解像度があがることを実感しています。今後も成長を実感しながら挑戦を続けていきたいと考えています。

成長を支え続けるために、成長する。インタビュー公開しました!

「楽楽精算」カスタマーサクセス(CS)のマネージャーにインタビューした記事を公開しました!「お客様のためにもっと貢献したい、継続的に価値を提供したい」と考えている方に、ぜひ読んでほしいインタビューになりました。 記事のご紹介がてら、作るにあたって考えていたことを書いてみますね。担当は早川です! 【成功に導く。そのために私たち自身が成長し続ける】 https://career-recruit.rakus.co.jp/stories/people-107/?utm_source=note&utm_medium=referral なぜ作ったの? 楽楽精算のカスタマーサクセス(CS)はどんな組織か、どんなことを考えて働いているか、「CS」をどのようにとらえているか…。私たちのことを知ってもらって、ぜひ一緒に働くことを検討してほしいという思いから、新たに公開しました。 ラクスのサービスは、ご契約後すぐにご利用できるわけではなく、実際に運用を始めるまでにお客様には設定や運用ルールの決定などを行っていただく必要があります。そこで登場するのがCSです。1社1社と向き合い、成功に導く仕事です。 ありがたいことに、新たなご契約をいただく機会が増えているので、CSを担う仲間がさらに必要になっています。 どんな課題感があったの? ラクスにCSとして入社後、「想像より良かった!」というような、「良いギャップ」を感じる方がけっこういらっしゃいます。例えば、できあがった仕組みの中で業務をきっちりこなしていくようなイメージだったけど、実際は新しい仕組みづくりをしたり、チャレンジすることが多くて、期待以上に成長できている実感がある! とか。 期待を超えられたのは結果として「良かった」話ではあるのですが、裏を返せば、実態より差し引かれたイメージを持たれていたとも言えますね。 逆のパターンの「期待していたほどではなかった」よりは良いにしても、もしこの差し引かれたイメージによって、そもそもラクスで働くこと自体を選んでもらえなかったとしたら、ラクスにとってだけでなくご本人にとっても、たいへんもったいないことです。できるだけ実態に近いことをお伝えしたいと考えました。 担当的ぐっと来たポイント インタビューで質問に対して返ってくるお答えって、多くが予想や期待よりはるかに高かったり深かったり、いい意味の斜め上だったりして、「そうなんだ!」「そうだよなあ…!」の連続なんです。個人的にぐっと来たお話しを挙げると…・急かさない、焦らせない。今できていないからといって不安に思わなくていい。・自分がメンバーに寄り添い成長を支援することは、本人がお客様に寄り添い成功に導くことにもつながっている。・CSに必要なのは利他的であり主体的であること。お客様に貢献したいという思いがあり、貢献のためにすべきことを自問し改善を重ねていくこと。・「ゴールが明確」だからこそ自由度が高い。より成果が出やすい選択をするために「主体的に考えて動く」ことが大事。 記事では凝縮していますが、ぜひ探してみてください! ちなみに:メンバーに聞いた場合のインタビュー CS最前線で活躍しているメンバーのインタビューも以前に公開しています。この記事は、ラクスが大切にしている「成長」にひきつけ、「成果を出せる自分」になっていく姿をお伝えしたいと作成しました。楽楽精算CSのスタイルに共感して未経験で入社した方に、本当の「お客様のため」を実現できるように一つひとつ取り組んでいった様子をうかがいました。ぜひ、あわせて読んでみてください。 カスタマーサクセスの、より具体的な仕事って? それにはカスタマーサクセス(CS)の募集を見ていただくのが早いかもしれません^^  詳しくは、説明会イベントやカジュアル面談などで聞いてみてください!

歴史ある大企業から、急成長SaaS企業に転職して驚いたこと3選

こんにちは、ラクス総務人事部の早川です。先日、他部署の方とランチをしていたら、ラクスに転職して驚いたことの話になりました。新卒から歴史ある大企業で働いていた方で、前職の常識が世間の常識だと思っていたけれど、そうじゃなかったんだ! ラクスに来てよかった! と熱くお話をしてくれました。 実はけっこうあるあるなのでは? ということで、他の方にも聞いたことも含めてまとめてみました! 驚き①残業前提で業務が組まれていない 仕事量を下回る人数しかいないのが当たり前だから残業しないと終わらないとか、当然のように急に仕事がやってくるとか、昔からの慣習だけど役に立っているのか理解できていない仕事に時間を取られる、というような話、覚えがある方もいらっしゃるのでは…? ラクス、残業が少ないとは聞いていたけど、本当に定時で帰れるんだ! と驚いたそうです。 理由も教えてもらいました。 ・残業しないと終わらない量の仕事を振られない(とはいえ「楽」で「ゆるい」わけではなく、程よい緊張感とスピード感は必要な量)・定時付近に突然急ぎの仕事を振られたりしない・難易度が高い仕事でも必要な手は差し伸べてもらえるので、できないままずるずる時間が過ぎていくことがない・「失敗」があっても重厚長大な報告書の作成に時間を取られることなく、建設的なリカバリーの時間にあてられる・現在は不要と判断した業務はすっぱりやめる決定をし、そこに時間はかけない・上司へあいさつをするために戻りを待つようなことがない 時間が読めるので、勤務時間後の予定が立てやすくなったし、自分の時間や家族、仕事以外の人間関係を大切にできるようになったという声をよく耳にします。 また、あらかじめ業務終了が定時を過ぎることが分かっている場合、例えば19時開始のセミナーを担当するような時は、その日の勤務を11時~20時にシフトさせて、残業にならないようなこともしています。 驚き②ローテーション的異動に惑わされない 数年で部署や職種を変えていって様々な経験を積み、ゼネラリストとして会社に貢献することは、特に歴史ある大企業で期待される姿かもしれません。 ジョブローテーションは個人へのメリットもたくさんありますが、自分が担当した施策の効果がちゃんと検証できるかというと…?ラクスでは、機械的に異動が決まってしまうことがないので、実行した結果を踏まえて次の取り組みができる、PDCAをきちんと回せるのがよいとお話ししてくれました。施策を育てられるし、そのことを通じて自分も育てていける、ということです。 また、スキルを身に付けられないまま異動してしまったり、自分がキャリアを歩んでいきたい分野を見つけたとしても離れせざるをえなかったりして、このままでは「これができる」と胸を張れることはないのではと不安だったという声もありました。 ラクスの場合、同じ部署で経験を重ねていくのが基本です。前の期で得たことを次の期に反映させようとか、3年後はこういう状態にしようとか、中長期の目線で考えながら、今の業務に取り組むことができます。ただ「同じ仕事しかしないと成長が止まるのでは」のように、デメリットに感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方には、「部署がどんどん大きくなったり新しい業務ができたりして、大きな異動をせずとも仕事や環境が変化していくし、新たな経験もたくさんできるよ!」とお伝えしたいです。そして、仕事を深めていくことで身につけられる力にはビジネスパーソンとして汎用的なものがたくさんで、着実に成長できるし、他の仕事をすることになっても生きてくるはずです。 もちろん、本人が異動の希望を出して実現した例もたくさんあります。相談してみてください! 驚き③個人が希望するキャリアプランを無視されない 先ほどの、部署や職種のローテーションの話に加えて、特に育休明け・子育て中の女性に対しての「配慮」として、本人の意思に関わらず比較的責任の軽い仕事に変えられて、昇給や昇格がかなわなくなってしまう様子を見てきたそうです(いわゆる「マミートラック」ですね)。 事情に応じて仕事の調整をしてくれるという点ではありがたい環境ですが、それが本人の話を聞くことなく「良かれと思って」でなされてしまうと、むしろ本人の頑張りたい気持ちを削いでしまうことも…。難易度の高い仕事をしていきたいし昇格もしていきたい思いと、育児をしていることや性別は、本来かかわりがないはずですよね。 ラクスでは、こんな分野でキャリアを積んでいきたいとか、将来的になりたい姿などを、上司との1on1の場や人事アンケートなどでヒアリングしていきます。育児やその他事情があるからといって聞かれなくなることはありません。 自分の意志や状況、配慮してほしいことなどを伝えておくことで、すべてが希望通りとはいかなくても、個々人の描く姿に近づけるようにできるだけ考えてくれるはずです。 本人の意向に近い業務を任せてもらえたり、将来像を見据えて必要な言葉をくれたり。日常の業務やコミュニケーションが成長の後押しです。 仕事とプライベートはトレードオフではない。仕事も、プライベートも。 仕事でかなえたいこととプライベートでかなえたいこと、どちらかをあきらめたりしなくていい。ただ仕事をするだけじゃない。自分が貢献できている、成長できていると感じられる仕事を、集中して思いっきりできる。 と言うときれいすぎますが、社内でいろんな人を見ていて、嘘ではないと感じています^^ ラクス、もちろん「すべてが理想的」ではないし、社員が「もっとこうだったらいいのに」と思っている点もいろいろあるはずです。ただ、「どんどん変わっていく」会社なので、昔はなかったけれど今はある制度や文化があるし、これからもできていくし、アップデートもされていくでしょう。そのように組織自体が成長していっているのも、ラクスのいいところだな、と思っています。 ラクス、積極採用中です ラクス、さらに多くのお客様に貢献できるよう、新たな仲間を募集しています。現在の募集はこちらです。 どんな会社か知りたい方はこちらをどうぞ。 気になることが出てきた方、この職種ってどんなことをするの? 求人がたくさんあってよくわからない! という方は、説明会イベントやカジュアル面談もご活用ください! 

【スキル・環境・キャリア編まとめ】ラクスの営業職が気になる人はこれ読んで!社員インタビュー11選

転職活動中で、ラクスのことを調べている。自分の希望がかなえられそうか知りたい。そんな方にぜひ読んでほしいインタビューをご紹介します。 このnoteでは、営業職の経験がある方に向けて、ラクスのスキル・環境・キャリアに関するおすすめ記事をまとめました! (※記事の内容は公開当時のものです。話し手の現在の業務とは異なっている場合があることをご了承ください) 【ラクスで得られるスキル・経験って?】 新たな営業スタイルに取り組み力を伸ばしていっている様子や、自分のできることを広げていっている様子が分かるインタビューです。 数ではなく、思考。データドリブンによる再現性を徹底 お客様のニーズや課題をつかみ、アポイントを獲得するには、どんなデータを蓄積し、どんな改善を行っているのか? 「楽楽精算」インサイドセールスの比留間に聞きました。 100社あれば100通りの提案。だから、さまざまな業界の経験が活かせる お客様によって課題発生の原因が異なり、解決したい事象も異なる。そんな中で再現性のあるナレッジをどう蓄積していったのか? 「楽楽販売」フィールドセールスの伊勢に聞きました。 お客様の課題を深掘りし、解決していく。そのためのヒアリング力を強化 お客様と良好な関係を築くだけではご契約をいただけない。お客様の潜在的な課題を引き出すために、自分自身の課題をどう乗り越えていったのか? 「楽楽精算」フィールドセールスの志鷹に聞きました。 リファラル立ち上げからチーム化へ、想像以上のスピード感 一人で始めた新たな施策がチームとして成果を上げ、全社表彰されるまでになった、「楽楽明細」フィールドセールスの梶原に聞きました。2年前のインタビューとあわせて読んでみてください。 【ラクスで得られる成長環境・教育環境って?】 全社向けの教育、サービスごとの教育はどんな内容で、どんなことを目指しているのか。業務ではどのように力を伸ばしていくのか。成長イメージがわかるインタビューです。 人材開発課に聞く、人材育成のポイントと研修体制 ラクスが社員に目指してほしい姿とは? ミッション・ビジョン・戦略ゴールを実現するために、どんな力が必要なのか? 全社向けにオンボーディングや階層別研修を担当する人材開発課の上祢に聞きました。 未経験者が経費精算の業務改善プロになるまでの教育体制とは 全社向けとは別に、サービスごとの教育プログラムもあります。どんな内容で、どんな力を身に着けていくのか? 「楽楽精算」の教育も担当している小林に聞きました。 『ネクストリーダー育成プログラム』を経て、新サービスのマネジメントへ 受講前、先輩に「覚悟がないならやらない方がいい」と言われたほどの内容と、濃密な半年を経て身についた思考と行動とは? プログラムに参加し、新サービスのマネジメントを行っている石川に聞きました。 組織規模4倍へ。事業拡大と両輪で、人材育成に新たなメソッドを入れる 高い売上成長を実現するために欠かせないのは、組織の成長と、メンバー一人ひとりの成長です。継続的に成果を上げられる組織・人材をどう育成していくか? 「楽楽明細」の営業部門を統括する三浦に聞きました。 【ラクスで広がるキャリアパス・ビジョンって?】 営業職として入社後、企画職に転身したり、立ち上げ期のチームを推進したり。これまでと異なる経験が、どんな成果を生み、自分のキャリアをどう後押ししたかがイメージできるインタビューです。 プロモーションから営業企画へ、新しい挑戦 異動と1on1をきっかけに変化したキャリアビジョンとは? プロモーションを担当していた約2年前のインタビューを糸口に、「楽楽精算」営業企画の岡沼が、自身を振り返ってくれました。 立ち上げフェーズならではの躍動。全員が主体となり成長する組織 銀行員から、立ち上げフェーズの新規サービス営業チームへ。どんなふうに自分の課題に向き合って、ロジカルな課題解決や再現性の高め方を身に着けていったのか? 「楽テル」フィールドセールスの真鍋に聞きました。 思考を重ね、自由度の高いプロダクトのプロモーション戦略を切り開く 営業職から異動するまで企画は未経験。そんな中でもプロモーション方針を転換できたのはなぜ?「楽テル」の販売戦略を確立させていった石原に聞きました。 もっと知りたい方へ 他の社員の声も読んでみてください ラクスキャリア採用サイトには、他にもインタビューが掲載されています。複数お読みいただいて、ご自身の中の「ラクス」のイメージを作っていただけたらうれしいです。気になるトピックスがありましたら、ぜひご覧ください。 イベント開催します IT・SaaSの営業や、ラクスの概要を知りたい。気になることを聞いてみたい。そんな方は、説明会イベントや、カジュアル面談をご活用ください。質問大歓迎です!

東京第2オフィスに新しいフロアができました

こんにちは。総務人事部の早川です。東京第2オフィスが増床して、新しいフロアができました!どんなオフィスになったのか? 写真とともにご紹介します。 (ぜひ、ラクスのみんな、とくにこのフロアを使う方にも読んでほしいですー。「そうだったんだ」な話もあるので!) これまでと似ているけれどちょっと違うオフィス 「戦略的オフィスワーク」を選択しているラクス。ありがたいことに仲間が増え続けているので、ここ数年は常にどこかの拠点のフロア拡張や移転や新設を準備しているような感じで、この後の計画も進んでいたりします。 ※戦略的オフィスワークについてはこちらを! 毎回いちから設備やデザインなどを考えるのではなく、ある程度方針や基本仕様を決め、実際に運用してみて見えてきた点をもとにアップデートして、こうしてみたらよいのではと考えられる新しいことも加えて…という流れで進めています。(営業やCSと同じですね!)そして実は、今回(も)社内の総務ファシリティ担当が図面を引いています! 決まった形を横展開でもなく、いちから考えるのでもなく。すでにあるラクスのオフィスと似ているけれどちょっと違う、これまでの取り組みがあるからこそのオフィスができました。 様子を紹介します リフレッシュルーム 見た目が楽しいこちらから。実はここ、ビルの構造上どうしてもできてしまうデッドスペースでした。間口が狭くて奥行きがかなりあるので、会議室にするには細長すぎるし、執務席にもできない。倉庫には広すぎる。 そこで、オープンスペースとは毛色を変えたリフレッシュルームにすることにしました。食事はNGですが、飲み物はOKです。 窓の方にはこんな椅子を置きました。ゆらゆらするので、行き詰まったときに座って、糸口を見つけるのにもいいかもしれない?!後ろにはキャンプチェアみたいな、どかっと座れる椅子もあります。 1人用ソファ。回転します。足を上げてOKですが、靴はぬいでね! ワークもできるように、膝の上にノートPCを置いてパチパチできるグッズを置いています。使ってみると作業しやすい! 全体はこんな感じです。サインとかイラストとか壁紙とか、少し遊びを入れてみました。 会議室 もはやラクスの文化!1on1用の部屋は、新フロアにも複数作っています。部屋ごとに壁の色を変えました。並べてみるとこんな感じです。よく見ると壁と椅子の色を近づけています(画像小さくてごめんなさい)。 見ただけではわからないけれど、これまでより壁を少し厚くしているんだそう。 会議室サインを高い位置に置くことで、ついたてに重ならず、離れたところからも場所が分かりやすいようにしているのは、アップデートポイントです。 複数名での会議室は、少し薄い色にしています。くすみカラーかわいい。 よく見ると、イラストで会議室の定員が分かるんですよ。上は1on1ルームなので2名。下は6名のMeetingルームです。 オープンスペース 普段は自由に使えるスペースとして、ランチをとったり、休憩したり、打ち合わせをしたり。勉強会やワークショップ、いずれは飲食付きのビアバッシュ(短いプレゼン形式で発表したり意見交換したり)などもできるように、プロジェクターとスクリーンと演台をおいています。これは特にエンジニア・デザイナーが多いフロアには必ず入れたい設備としていて、今回も導入しました。 スクリーン側からみるとこんな感じです。高層階は眺めがいいですね。 実は配慮したポイント。窓ぎわ席の椅子は向きを変えられます。普段は窓向きで、勉強会のときはスクリーンの方に向けたり!クルクル回るのではなく、ヌン って感じで(伝わるでしょうか)向きが変わるので、落ち着いて座れます。座るときに椅子を引く音がしないのもメリットです。 執務エリア 引っ越し前の写真なので、PCなどが入るとだいぶ違う雰囲気になりますが、広い感じがする…! 個人ロッカーはこんな感じ。列ごとに色分けされていて、自分のロッカーの場所を間違えにくそう。(考えごとをしていて違う列に行きそうになったこと、私はあります^^)上の写真の左側にもちらっと写っていますが、シンプルなフロアのアクセントにもなります。会議室もそうですが、今回は少しカラフルにしました! ラクス、仲間募集中です オープン当初の今は2割も埋まっていない新しいフロアですが、すぐに仲間でいっぱいになるんだろうな、というか、していきたい! のです。ラクスは、「もっと多くのお客様の課題解決に向けて伴走していく」という方向に、企業活動の意思決定をしています。これは今いる仲間だけでは進められないことで、継続的に新たな仲間に加わってもらい、一人ひとりが自身の強みを発揮して、やっとなしえることだからです。 成長している組織にいたら自動的に自分も成長できるというわけではないけれど、組織の成長と自分の成長の両方を感じられる環境で働くことでこそ得られるものがあり、きっとご自身にとってプラスの経験になるはずです。 ラクスの現在の募集はこちらです。 会社説明会や、職種に特化したイベントも開催しています。こちらからご覧いただき、気になる会がありましたらぜひ!

ラクス西日本営業の組織やコミュニケーションって? 名古屋の営業マネージャーに聞いてみた(座談会③)

異業界からSaaS営業への転職を視野に入れている方に向けて、自身も以前は他業界で働いていた名古屋営業所のマネージャー・山中に、みなさまからいただいた質問をぶつけてみるイベントをしました!聴き手は、西日本営業の採用担当・大東です。 きろく③では、西日本営業の組織、コミュニケーションの様子についての質問にお答えします。 前の記事 → ②必要な力や得られるキャリア編前の前の記事 →①営業活動や業務の進め方編もどうぞ! 組織で行っていることや様子 社内ナレッジ 大東 社内のナレッジの仕組みはいかがでしょうか? というご質問をいただいています。山中 我々の部では西日本ポータルというナレッジがあって、営業資料やルールなどが掲載されています。人事手続き関連などは全社のポータルサイトもあるので、分からないことを解決する導線はたくさん用意されています。大東 西日本ポータル、私も見ているんですが、新しく入社した社員が出ていたり、サービスの説明や事例なども載っていて、活用できる情報が集まっていますよね。山中 面白いですよね! 成功体験シェアの場 大東 トップ営業から、成功体験をシェアする機会などはありますか?山中 月に1回、西日本営業統括部の中でアワードを行っています。「Good Job」の共有や、一つの印象深い受注案件についてどう受注に至ったかを、言語化して伝えています。先ほど出てきた西日本ポータルにも、過去に成果を生み出したメソッドを載せていて、いつでも見に行けますよ。大東 西日本3エリア(大阪、名古屋、福岡)の営業職が集まって表彰式もしていましたよね。山中 各拠点それぞれのカラーを出して、正装してカッコつけて開催しましたね(笑)。名古屋は、みんなでエンジ色のネクタイで行きました。 メンバーやマネージャーの育成 大東 営業のメンバーやマネージャーの育成についてのご質問です。入ってすぐだけでなく、入社してしばらくしてからもいかがでしょう?山中 新人教育体制は、手前味噌ですがかなり充実していると自負しています。プロダクトによって異なりますが、企画課によるオンボーディングプログラムがあります。名古屋だと、「大阪留学」と言って、1カ月間大阪に滞在し、学習とリレーションを作る機会もあったりします。全社では、各階層や身に着けたいスキルによって人事が行う研修もありますし、管理職研修も定期的にあります。 名古屋の現在の課題 大東 応募をご検討されている方からですね。うれしい、ありがとうございます! 名古屋に応募したいと考えているのですが、現在の課題や困っていることはありますか? というご質問です。山中 名古屋では、「楽楽精算」「楽楽明細」「楽楽販売」を扱っていて、商材ごとにチームを分けています。この1年で20名から40名ほどと人数がほぼ倍になって、横のコミュニケーションがやや少なくなっていることが課題ですね。それを解決するための仕組みを作りたいと考えています。大東 商材を超えたコミュニケーションってありますか?山中 ありますね。例えば「楽楽精算」は経理の方と商談を進めていくことが多いのですが、その中で同じ経理の方の課題解決ができる「楽楽明細」で解決できそうなお悩みを伺ったらお客様に紹介したりします。仕事以外でもコミュニケーションはありますよ。 扱うプロダクトとクロスセル 大東 大阪勤務想定の方からですね。大阪で扱っていないプロダクトの場合も自分が受注できるのか、それともそのプロダクトを扱う拠点にパスをするのか? とご質問いただいています。大阪では、楽楽シリーズの4つと、「メールディーラー」と「配配メール」を扱っていますね。 西日本で扱うサービスについて 山中 受注はプロダクトの専任営業が行うので、自分の担当していないプロダクトの場合は担当している部門にパスをします。自拠点で扱っているかどうかではないので、例えば大阪の「楽楽精算」の担当が「楽楽明細」のニーズを確認した場合も、「楽楽明細」の部門にパスをします。一方で、能動的に他サービスを紹介するクロスセルは目標にも組み込まれていますし、ベストオブブリード(※)戦略の肝ですから多いですね。全体最適を考えられるメンバーが多いので、拠点を超えたパスも多いです。 (※)ベストオブブリード(Best Of Breed)お客様の立場で言うと、各分野で最も良いサービスを選択し、それらを組み合わせていくこと。ラクスの立場で言うと、サービスごとに価値を高め、各分野の課題解決のために最も良いサービスとして選んでいただけるようにすること。 女性リーダー、マネージャー 大東 女性のリーダーやマネージャーの有無とその年齢を知りたいといただいています。今は多くはないですが、西日本営業では女性のマネージャーとAM(アシスタントマネージャー)が1名ずついますね。山中 そうですね。女性のリーダーは5名くらいですね。年齢で言うと、マネージャが30代後半、AMは30代半ば、リーダーは幅はありますが30歳前後といったところでしょうか。 残業時間 大東 マネージャー、AMの残業時間について聞かれています。メンバーを含めた全社の平均は20時間を切るくらいですが。山中 ほぼ同じです。私は20時間強ですけど…(苦笑)。名古屋全体では平均12時間くらいです。大東 特に名古屋は、限られた時間でしっかり成果を出す文化だなと思っています。山中 若くしてご結婚されている方も多いですし、オンオフのスイッチがあって、オフの時間を大事にしている方が多いですね。 Uターン、Iターン 大東 東京在住という方からご質問いただいています。Uターン、Iターン、多いですよね。山中 多いですね。ご家族の転勤で名古屋に来られた方や、地元で働きたくて帰ってきた方など、特に若手では半分以上がロケーション都合です。 以上、3回にわたってお届けしてきました!先に公開している2本、②必要な力や得られるキャリア編 ①営業活動や業務の進め方編 も、よろしければご覧ください。 いろいろ分かったけど、うーん、まだまだ聞いてみたいことがあるなあ。という方には… 採用やキャリアに関するイベント、開催しています カジュアル面談という、個別に質問やご相談されたいことをお話しする機会をご用意しています。ぜひご活用ください。 また、説明会などイベントも開催しています! その場での質問も大歓迎です。転職を検討されている方、迷っている方はもちろん、今すぐということもないけれど今後のキャリアについて考えたい方もどうぞ。 開催一覧はこちらです。随時新しいイベントも公開しますので、気になる会がありましたらぜひお申し込みください。

ラクス西日本営業で必要な力や得られるキャリアって?名古屋の営業マネージャーに聞いてみた(座談会②)

異業界からSaaS営業への転職を視野に入れている方に向けて、自身も以前は他業界で働いていた名古屋営業所のマネージャー・山中に、みなさまからいただいた質問をぶつけてみるイベントをしました!聴き手は、西日本営業の採用担当・大東です。 きろく②では、営業担当に必要な力や得られるキャリアについての質問にお答えします。 前の記事 → ①営業活動や業務の進め方編次の記事 → ③組織やコミュニケーションの様子編もどうぞ! ラクスの営業担当に必要な力 活躍している人の特徴 大東 ラクスで活躍している人の特徴ってどんなところでしょうか? といただいています。山中 私たちが売るシステムは、1回の訪問で即受注はまずありません。お客様の意向を高め、機能要件を握って、先方のキーパーソンに出ていただいたりと、さまざまなことを行います。プロダクトによって、月当たりの目標受注数や管理しておくべき案件数、フェーズ管理方法などは異なりますが、それぞれを逆算して行動している人が成果を出せていますね。 過去の経験 大東 未経験でも受け入れてくれますか?というご質問です。これは私からお話ししますね。西日本エリアの営業職は、なんらかの営業経験は必須とさせていただいています。ただ業界経験は全く見ていなくて、実際に様々な業界から入社しています。山中 いろんな人がいますね。(名古屋の)トップ営業は不動産業界出身です。大東 ラクスは無形商材ですが、前職が有形商材だったから苦戦している、ということでもなく、先ほどお話にあった逆算思考が身についているかによる、という感じですかね。山中 そうですね。ルート営業や有形商材経験者が活躍しづらいのかと聞かれますが、どちらの方も活躍しています。よく聞いて課題を抽出していくようなテクニックでリカバリーできます。過去の成功体験にとらわれず、コンサルティング要素を身に着けていく。大東 面接でも見ていますが、素直に先入観なく受け入れることが重要な気がしています。 ラクスに転職して苦労したこと 大東 始めての転職活動中という方からのご質問ですね。ラクスに転職して一番苦労された経験ってどんなでしたか? 新たに入ってくる方を見ていて思うことなど。山中 面接では、成し遂げたことやそのプロセスを伺います。ただ業界が変わると覚えることもたくさんなので、成功体験にしがみつくと成長が遅くなってしまいます。そのことに気付かせるのも我々の役割と思っています。アンラーニングですね。例えばルート営業で売れていた人は、顧客リレーションを取るのが抜群に上手だったりしますが、課題のヒアリングが甘くなることがあったりして、そこでつまづく人も多いです。ただ、テクニックでカバーできるところでもあります。本人の努力は必要ですが、周囲からアドバイスもしていきますし、そこはしっかりフォローしますよ。 職種で生かせる経験 大東 それぞれの職種で生かせる経験はありますか? IS(インサイドセールス)、FS(フィールドセールス)、CS(カスタマーサクセス)、それぞれでどんな経験が特に役立ちそうかということですね。山中 例えば、ISは、KPI管理をしっかりやってきた経験がすごく活かせますね。FSは、お客様の真の課題を引き出すためのヒアリング力ですね。難易度の高い商材を売ってきたなど。CSは、一気通貫して営業する中でも特に契約後のフォローが楽しかった方などに向いていると思います。 ヒアリング力とは? 大東 ヒアリング力と提案力が重要とのことですが、いいヒアリング、いい提案のために工夫していることはどんなことでしょう?山中 「楽楽精算」なら経費精算業務、「楽楽明細」なら請求書発行業務と、改善できるポイントは明確にあります。ポイントを改善してどうしたいのか? お客様が最終的に目指しているところはどこか、課題の芯の部分が聞けているかが肝です。 キャリアについて 営業職のキャリアプラン 大東 営業職のキャリアについてご質問をいただいています。西日本だと、マネジメントに進んでいく人もいれば、スペシャリストの人もいますね。山中 ご本人の希望次第でいろいろなキャリアパスを提供できます。基本はプロダクトごとの縦割り組織になっていますが、商材をまたぐ異動もできますし、マネジメントかスペシャリストかの選択もできます。 ラクスで得られるキャリア 大東 ラクスを退職した人はどこに転職しているか、その後はどういうキャリアかというご質問もいただいています。山中 ラクスはSaaSの着手が早かったことから、転職マーケットでは注目されているようです。マーケットバリューが上がると言われますね。他のSaaSで活躍している人もいます。大東 辞めていく人が多い会社というイメージはないですね。長く働きたいと考えて入社し、活躍している人が多いです。山中 そうですね。名古屋は営業所開設から8年くらいですが、3名しか辞めていないです。 役割を超えた異動 大東 営業のプロセスが分かれているとのことですが、各セッションの異動は頻繁にあるか?といただいています。IS⇒FS などへの異動があるかというご質問ですね。山中 名古屋と福岡はFSのみですね。東京や大阪は各セッションごとの異動ができます。大東 名古屋、福岡の方が例えばCSをしたいと思ったら、現時点では大阪や東京に異動になりますね。 座談会②営業力・キャリア編はここまで!③組織・コミュニケーションの様子編 ①営業活動や業務の進め方編 こちらもぜひご覧くださいね。 採用やキャリアに関するイベント、開催しています ラクスでは、転職を検討されている方、迷っている方、今後のキャリアについて考えたい方に向けたイベントを開催しています。 ラクスの営業・セールス系について、もう少し知りたい方はぜひこちらにご参加ください。 開催一覧はこちらです。随時新しいイベントも公開しますので、気になる会がありましたらぜひお申し込みください。

ラクス西日本営業の営業活動や業務の進め方って? 名古屋の営業マネージャーに聞いてみた(座談会①)

異業界からSaaS営業への転職を視野に入れている方に向けて、自身も以前は他業界で働いていた名古屋営業所のマネージャー・山中に、みなさまからいただいた質問をぶつけてみるイベントをしました! 当日いただいた質問とその回答を、参加されていない方にもお伝えしたく、note記事にしました。事前にいただいた質問だけでなく、当日のチャットで時間いっぱい、たくさんの質問をいただきました。ありがとうございます!ラクスの西日本営業について、率直に話していますので、ぜひ見てみてください。※西日本営業=大阪、名古屋、福岡、広島の各拠点で、ラクスサービスのセールスを担当する部門です!聴き手は、西日本営業採用担当・大東です。 きろく①では、営業活動や業務の進め方についての質問にお答えします。 次の記事 → ②必要な力や得られるキャリア編次の次の記事 → ③組織やコミュニケーションの様子編もどうぞ! なぜSaaS/ラクスに入社した? 大東 今日はよろしくお願いします! まずは山中さんのご経歴を教えてください。山中 美容業界から人材業界7年、それから他のSaaS企業を経て、2020年にアシスタントマネージャーとしてラクスに入社しました。現在は名古屋営業所でマネージャーをしています。前職も同業界ですが、ラクスに行きたいと考えたのは、解約率の低さでした。SaaSの価値提供ができている企業だと刺さりました。 大東 SaaSに挑戦しようとしたきっかけは何だったのですか?山中 6年ほど前なので、まだSaaSという言葉がはやる前ですね。転職を相談したキャリアアドバイザーの方から、新しいことをするならこの業界が良いですよ、とお薦めいただいて興味を持ちました。 営業活動や業務の進め方 具体的な業務内容 大東 選考の時にもよくご質問いただくのですが、具体的な業務内容を教えてください。山中 一般的な営業とSaaS営業の違いをよく聞かれます。よく言われる営業は、新規開拓から商談、受注、既存顧客のフォローまで1人が一気通貫で行いますね。SaaSは分業です。大きく4つに分かれていて、企画・マーケティングがリードを獲得し、インサイドセールスがアポイントを獲得します。われわれフィールドセールスはアポイントを受注に導くミッションがあります。その後はカスタマーサクセスが、永続的にご利用いただけるようフォローします。 このように分かれている目的は2つです。1つは、プロセスの数値化、可視化、それらによる改善。もう1つは、お客様の満足度の向上です。 大東 それぞれ専任の人が担当するからこそ、解約率も低いんですね。 商談のスタイル 大東 対面とリモート、新規顧客と既存顧客の割合ってどれくらいでしょうか? というご質問をいただいています。山中 名古屋では、対面7、リモート3くらいですね。Web商談が多いと想像されるかもしれませんが、西日本営業では戦略的に訪問する手法を取っています。とはいえ、名古屋が受け持つエリアには静岡や北陸などもあり、Web商談も行います。新規と既存の割合については、名古屋と福岡は新規のみです。大阪は、一部既存のお客様向けの営業もあります。8:2から9:1くらいでしょうか。 新規ってテレアポ? 大東 「新規」と聞くとテレアポのイメージを持つ方も多いのですが、新規のお客様とはどのように接点を作るのでしょうか?山中 新規のアポイントにもいろんなパターンがありますね。多いのは、企画・マーケティングで行っているWebやCMなどを見てお問い合わせいただく、受注確度の高いホットリードです。最近では例えば銀行の方が、ITコンサルティングのソリューションの中にラクスの商材を入れてくださるケースも増えてきました。それからSaaSでは「リサイクルリード」と言っていますが、過去お問い合わせをいただいたときは受注に至らなかったものの、その後法改正の対応が必要となってニーズが上がっていたりするようなことがあるんですよね。そういった方に改めてご連絡し、再度ご検討、ご契約いただけるケースもあります。 大東 飛び込み新規ってありますか?というご質問もいただきました。山中 全くないです。「リサイクル」案件のアポイントの電話を掛けるといったことはありますが、アポなしで行くことはないですね。 リードの割り当て 大東 だれがそのリードを対応する、とかって決まっていますか?山中 名古屋では、メンバーへのリードの割り当ては、マネージャーが適性を見て行っています。チャネルによってミッションや戦術の傾向も違ってくるので、個人の強みとチャネルの特性を掛け合わせて決めることが多いですね。 サービスのシェアの地域差 大東 サービスごとの市場シェアに、東京と西日本の差ってありますか?山中 相対的には東日本ですが、大差はないと思います。ラクスにはシェアトップクラスのプロダクトが複数あって、各領域でのマーケットシェアは高いですね。 大東 競合って、首都圏でもそうでなくても同じような会社が出てくるんですか?山中 競合に地域差はないですね。ただ「楽楽精算」は競合に負けることって少ないです! 「楽楽精算」の導入実績は累計で1万2千社を超えています。(※2022年12月時点) 会社としてのラクスの強み 大東 解約率の低さ以外でのラクスの強みってなんですか? といただいています。山中 キャッシュフローが良いところですね。SaaSって、ビジネスモデル上最初に赤字になってしまうことから、赤字でも上場できたりするのですが、ラクスはずっと黒字です。かなり地に足がついていて、経営基盤の安定はどこにも負けないと思っています。 きろく①業務の進め方編はここまで!②必要な力や得られるキャリア編 ③組織・コミュニケーションの様子編 こちらもぜひご覧くださいね。 採用やキャリアに関するイベント、開催しています ラクスでは、転職を検討されている方、迷っている方、今後のキャリアについて考えたい方に向けたイベントを開催しています。 ラクスの営業・セールス系について、もう少し知りたい方はぜひこちらにご参加ください。 開催一覧はこちらです。随時新しいイベントも公開しますので、気になる会がありましたらぜひお申し込みください。

誰にどんな価値を提供しているの?「楽楽精算」の例

ラクスのサービスって、誰にどんな価値を提供しているんだろう?導入すると、お客様の業務がどう変わるんだろう? BtoB、かつバックオフィス(お客様と直接やり取りしない、経理や総務といった業務)向けサービスだとイメージしづらい…というお声をいただくことがあります。 先日「楽楽精算」が公開したお知らせが分かりやすいかと思いますので、ご紹介します。 オーケー株式会社様の例 日ごろお世話になっている方も多いでしょう。ディスカウント・スーパーマーケットを展開しているオーケー株式会社様が、ラクスのクラウド型経費精算システム「楽楽精算」の導入を決定されました! 現在(サービス導入前)の様子 各店舗の方は紙で経費申請の伝票を作成し、のりづけしてハンコをもらい、本社に送付しています。本社には毎月、139店舗から約14,000枚の紙が送られてきているそうです。 ■139店舗から送られる、”紙”の入った段ボールまた、「現状の経費精算フローだと、平均して約14,000枚の”紙”の証憑(請求書や領収書)が毎月店舗から本社に段ボールに入れられ送られてくる。現場は”紙”の証憑を台紙に貼る作業が発生し、本社も送られてきた”紙”の証憑を管理/保管する手間が発生している。更なる出店も計画しているので、今後も現在のフローを続けていると”紙”の証憑を保管するスペースも必要になってしまう。」と、危機感を覚えている様子が伺えました。 スーパーマーケット事業を展開するオーケー株式会社、「楽楽精算」の導入を決定 “電子帳簿保存法”対応により、約14,000枚の”紙の証憑“管理/保管をゼロに (段ボールの写真が衝撃的です…!) 導入後はどうなる? 「楽楽精算」導入後は、「紙」であるがゆえの作業がなくなり、画面上で完結できるようになります。 店舗の方、本社の方、それぞれにメリットがあります。店舗の方は、紙での伝票作成・発送をしなくて済むようになりますし、本社の方は、段ボール箱を開けて分類して担当者に割り振って…といった、支払手続きそのものの前に発生する作業や、紙のデータをシステムに転記する作業などもなくなります。その分、かかる時間がぐっと減らせますし、処理の抜け漏れや、転記を誤ったりといったリスクもなくなります。 また、請求書等は法律で7年の保管が必要なため、一定期間は処分ができませんが、電子化することで、新たな紙の保管場所を確保する必要もなくなります。追加の倉庫代が不要になるなど、コストダウンも見込めるでしょう。 「経費精算」という、もしかしたら"点"に感じられるかもしれない領域の課題解決が、実は社内の広い範囲の業務改善につながるんです! なお、こちらのお知らせは、さまざまなニュースで取り上げられました。「楽楽精算 オーケー」などで検索してみてください。 私たちのサービスにできること 今回は、暮らしに身近な業界のお客様の例でしたが、ラクスのサービスはさまざまな業種・業界のお客様にご利用いただいています。いわゆる「ホリゾンタルSaaS」にあたります。 ホリゾンタル(horizontal):水平 ホリゾンタルSaaS → 業界を問わない、特定の業務の課題を解決するSaaSバーティカル(vertical):垂直 バーティカルSaaS → 業界特有の課題を解決するSaaS このnoteを読んでくださっている方も、毎日たくさんの企業の製品やサービスに支えられて生活をしているかと思いますが、そのほとんどの企業に対して、ラクスのサービスが貢献できる可能性があると言っても過言ではない…? そして、ラクスにはさまざまなサービスがあり、それぞれに解決できる課題があります。例えば「楽楽精算」は経費精算業務、「楽楽明細」は請求書などの帳票発行業務、「楽楽販売」は販売管理業務、など、企業が円滑に運営され、発展していくのに欠かせない業務を支援しています。ラクスがサービスを通じて提供できる価値について、ちょっとでも理解が深まっていたらうれしいです。 ラクスってこんな会社です ラクス、どんな会社?という方に向けた、ラクスのご紹介ページがあります。 もっと詳しく知りたいとか、こういった点はどうなの? 働くとしたらどんな風に? など出てきましたら、ぜひ説明会イベントやカジュアル面談に参加してみてください。 そもそもどんな仕事があるの?という方は、募集一覧をどうぞ。 ラクスは、社会を支えているたくさんの企業の成長に貢献できる会社です。一緒に挑戦していけたらうれしく思います!

2年間、苦しみも喜びも。振り返って得られた手ごたえ

2020年に一度インタビューした社員に、その後どういった経験をしたのか、ライフライングラフにそって振り返りながら今をお話ししてもらう記事を公開しました! 良かったことも苦しかったことも聞きました 前回のインタビューから2年ほどのライフライングラフを作ってもらい、それに沿って経験してきたことや心の動きなどを聞いてみました。 ライフライングラフとは、これまでの自分を振り返り時系列で変化をあらわしたグラフです。今回はモチベーションについて作ってもらいました。 この2年、どんな歩みをしてきたか。当時イメージしていた「将来の自分」に近づいたのか、それとも描く姿に変化があったのか。 うまくいっていたときのことだけでなく、悩んだり不安だったり、苦しかったときのことも、リアルにお話ししてもらいました。ぜひ読んでみてください! ラクスにある、それぞれのはなし ラクスの仲間は、どんなことを考えて、どんな行動をして、どんな風に「成長」していっているのか。どんな人になって、さらにどうなろうとしているのか。 採用サイト「ストーリー」では、ラクスで働く人に、自身の目線や思い、経験してきたことなどを聞いています。ぜひ他のストーリーも見てみてください! 【プロモーションから営業企画へ、新しい挑戦】 https://career-recruit.rakus.co.jp/stories/people-101/?utm_source=note&utm_medium=referral 【高みを目指し、自身の課題に挑戦しつづける】 https://career-recruit.rakus.co.jp/stories/people-102/?utm_source=note&utm_medium=referral ラクスにご興味をお寄せくださる方へは、会社説明会も開催しています。どんな風に仕事をしていて、どんなキャリアがあるのか? 人それぞれではありますが、事例もお話ししています。開催状況はイベントページからどうぞ。 個別の質問やご相談、大歓迎! カジュアル面談もご利用ください。

「チーム」で働く理由。ラクスの場合(現時点の仮説)

こんにちは。総務人事部の早川です。 ラクスにいると、「チーム」で考えているなあ、目線が「チーム」にあるなあ、と感じることが多いです。社員インタビューの中や、取材のためにお話しを聞いているときに、「チーム」という単語や、「チームで○○できるように」といったフレーズが良く出てきます。 ――営業組織は個人主義で動いていますか?それともチーム主義ですか?・完全にチーム主義ですね。・ラクス自体がチームを重視していると思います。・『楽楽販売』もチームを重視しています。 営業社員が語る現場のリアル(営業座談会 #2) ところで、どうして「チーム」なんだろう?そして、どういうことを「チーム」と言っているんだろう?ラクスの公式見解ではなく、他にもいろんな理由や意見があるはずですが、私なりにつながったのが、ラクスのビジョンと、ラクスでよく耳にする「再現性」というキーワードでした。 前提となるビジョン:「日本を代表する企業になる」 ラクスは、日本のデジタル化を推進し、「日本を代表する企業になる」ことを目指しています。 「日本の全上場企業で時価総額トップ100に入る」としているので、今のラクスから考えるとかなり高いところを目指していると言えるでしょう。たとえものすごく成長できた時があったとしても、一瞬で終わってしまったら、とてもたどりつけません。「成長し続ける」ことがとっても重要です。 ビジョンを実現するためには、成長を継続できるような、強い組織になる必要があります。 キーワードは、チームでの「再現性」 成長を継続できる組織であるために欠かせないのが「再現性」です。簡単に言うと「偶然ではなく、繰り返しできるようにすること」でしょうか。 この「再現性」は、個人としてそなえることはもちろん大切なのですが、自分だけにとどまらず、自分以外の人を含めた「チーム」として発揮できるかがとても重要になってきます。複数人が成果を出せたら、全体でみるとより大きな成果となりますし、個人に依存することなく持続的な成果を出すことができます。 なぜうまくいったのかもしくはうまくいかなかったのかを、分析して明らかにし、自分以外の人も成果を出せるような形にして伝える。個人の中だけにとどめず外に出そうとすると、必ず言語化することになるので、自分の考えが整理でき、自身の成長にもつながります。他の人の目に触れることで、一人で考えるより思考が深まったり、気づかなかった点がブラッシュアップされたりして、さらによい方法になるメリットもありますね。 そして、一度導き出して終わりとせず、改善し、育てていく。それをまた共有する。こんな風に一人ひとりが行動していくと、全体での成果・成長が見込めます。 チームでの再現性追求は、ラクスの文化と言ってもよいかもしれません。ラクス入社以前には考えたことがなかったが、重要性を日々の業務の中で認識していった、という話も耳にします。 組織貢献への評価 さらに、評価制度でも裏付けられていて、「組織」に対する貢献を見ている箇所があります。 ラクスのコンピテンシー(期待される発揮行動)とは、思考力、行動力、人間関係力、組織推進力の4つです。 人材開発課に聞く、人材育成のポイントと研修体制 「組織推進力」には、チームの一員として周囲を支援しているか、経験の共有に努めているか、といったことも含まれています。 もちろん、個人のパフォーマンス、例えば営業職なら契約数や契約の金額といった数値などは重要です。でも、それらの指標だけで個人を評価しているるわけではありません。チームが成果を出していくための行動を、きちんと評価していきます。 評価制度と、育成についてはこちらもご覧ください。 ラクスの仕事の進め方や文化が分かる機会、あります ラクス、成長を続け、強い組織になって、さらに多くの企業とそこで働く方々に貢献するべく、積極的な採用活動を行っています。自分の今いる環境では「再現性」という観点で考えたことがなかったけど、ラクスの人はどんな風に動いているか知りたい。自分が働くうえで大切にしたいことが実現できる環境か知りたい。どんなキャリアを作っていけそうだろう?ラクスについての説明会や、先を見据えたご自身のキャリアを考えるヒントになるかもしれないイベント、採用担当者にいろいろ質問できるカジュアル面談を開催しています。ぜひご活用ください。

2022年のラクスの動きをふりかえる テレビCM、導入実績、働く環境…

早いもので、2022年も終わりが近づいてきました。ラクスはどんな1年だったんだろう? 今年の動きを振り返ってみたら、初めての取り組み、新しい出会い、たくさんありました! CMが過去最高の作品数 成長投資の時期と位置づけ、広告宣伝を積極的に行いました。特にテレビCMでは、数年実施している「楽楽精算」「楽楽明細」に加え、新たに「楽楽販売」や採用に関するCMにもチャレンジしました。この1年で放送された作品数はラクス史上最高です。 サービス初:「楽楽販売」 サービス初CM。「二度手間」篇、「誤請求」篇の2本を放送しました。いつものお二方がユーモラスに演じてくださいました! 企業CMとして初:採用CM こちらも初めてのCM。ラクスで働く仲間たちをイメージした、「ITの力」篇、「成長しよう」篇の2本を放送しました。 「楽楽精算」 経理部門に関わる大きな法改正をテーマに、「審判(電子帳簿保存法)」篇、「審判(インボイス制度)」篇の2本を新たに放送しました。 「楽楽明細」 「楽楽明細」で具体的にできることを知っていただけるように、「八木(ヤギ)製紙」篇、「教える横澤さん」篇、「審判(インボイス制度)」篇の3本を新たに放送しました。審判篇は、「楽楽精算」と「楽楽明細」のコラボです! CMは、以下の再生リストからまとめてみられますので、ぜひぜひ! なお、「楽楽精算」と「楽楽明細」のCMは、CM好感度調査および業績の向上に貢献したCMに贈られる広告賞を受賞しました。「楽楽精算」は、中でも本年度を象徴する10銘柄に贈られる特別賞にも選出されました! CMをきっかけにサービスや会社のことを知ってくださる方が増えてきました。本当にありがたくうれしいことです。 新たなお客様との出会い この1年、おかげさまで、新たにラクスのサービスを使っていただけるようになった企業様とそこで働く方々も多くいらっしゃいました。 サービス累計導入社数 ついに大台に乗ったサービスも!●「楽楽精算」(3月に10,000社超) ●「配配メール」(11月に10,000社超) 各種No.1 売上シェアや累計導入社数などの調査で、No.1にもなりました。 ●「メールディーラー」 「メールディーラー」サービスサイト ●「楽楽精算」 『楽楽精算』サービスサイト ●「楽楽明細」 『楽楽明細』サービスサイト こうして数やシェアだけ見ると「ふーん」となるかもしれませんが、1社1社それぞれにお悩みやお困りごとがあって、ラクスのサービスをご検討いただき、ご契約、使い続けてくださっている結果なんですよね。そして、1社1社それぞれにそこで働く方がいらっしゃって、ラクスはお一人おひとりの業務に携わっている…。 思いをはせてみると、本当にありがたく感じ、さらにご満足いただけるサービスを提供していかなければという思いを新たにします。 仲間が増えて、オフィスも広がった 従業員数 ついにラクス単体で従業員数1,000名を超えました! 従業員数 連結:1,890名 単体:1,067名(2022年4月1日現在) 株式会社ラクス 会社概要 4月以降も仲間が増えていて、連結(グループ)では約2,000名。これだけ多くの方がラクスで働くことを選んでくれているのは、本当にうれしいことです。これからも一緒に挑戦していきましょうね! オフィス 人数が増えたこともあり、オフィスが広くなりました。初めて札幌にも拠点ができました!オフィスワークだからこそのコミュニケーションは、ラクスが前に進んでいくための力となっています。●東京第2オフィス拡大移転(4月) ●福岡オフィス拡大移転(7月) ●札幌オフィス新設(10月) ●大阪オフィス増床(10月) この流れは、来年も続きそう…?! 2022年、ありがとうございました! 本当にありがたいことに、たくさんの企業様とそこで働く方々にラクスのサービスをお使いいただくことができました。業務のデジタル化と、そこから生まれる豊かさに貢献できていましたら、これほどうれしいことはありません。そして、私たちだけでものごとを進めることはできず、社外にもご協力くださった方が大勢いらっしゃいます。本当にありがとうございます。2023年もチャレンジを続け、ご期待に応えられるよう取り組んでいきます。 ラクスは、年末年始、12/28~1/3にお休みをいただきます。年明けからまたいい仕事ができるようリフレッシュします! さらに多くのお客様のお役に立てるサービスを提供していくため、ラクスで働く新たな仲間も募集しています。 現在の募集はこちら。 1月に開催する会社説明会の日程もイベントページで公開しています。 会社説明会動画もぜひご覧ください。 今年もありがとうございました。どうぞ、それぞれにとっての良いお年をお迎えくださいませ!

私たちの失敗が役に立つなら。『配配メール』チームが実践していること

ラクスが提供しているメールマーケティングサービス『配配メール』が、おかげさまで累計導入社数10,000社を超えました!本当にたくさんの方にお使いいただいています。ありがとうございます! ところで、『配配メール』ってどんなサービス? どんな思いで提供しているの?答えは、私たちがメールマーケティングを実践して得たノウハウを詰め込んだサービスを活用して、成果を出してほしい! でした。成功も失敗もたくさんしてきて、だからこそご提供できることがたくさんあります。 配配メールとは 「メールマーケティングを科学し、実践的なノウハウを提供するサービス」です! 引用:『配配メール』サービスサイト 手段でいうと、メールマガジンやメール一斉送信ができるサービスなのですが、ただメールを送るためのサービスではありません。・お客様へのアプローチ効率化・成果を出すための運用提案やノウハウ提供・分析や改善のためのデータ提供など、お客様がメールマーケティングで成果を出すための支援までをサービスとして提供しています。 特長 たくさんの推しポイントがある中でも特にお伝えしたいことは、私たち自身が試して見つけ出したことや、使ってくださるお客様とのやり取りの中で得られたことを、システム開発やカスタマーサクセスに反映しているということです。 サービスを提供している私たち自身が、一番のメールマーケティング実践者であろうとしています。実践して得られたノウハウのご提供や、「効果の出やすい活用方法」のご案内もサービスの一部なんです。 ノウハウはnoteでもご紹介しています 『配配メール』のnoteもあります!インサイドセールスやマーケティングの担当が、実際に試して学んだことを公開しています。 より効果のあるメルマガはどんなものだろう? と、『配配メール』自身のメルマガで試してみた結果をまとめてみたのがこちら。 「失敗した事例」も知りたいというお声から、私たちの失敗例もご紹介してみたのがこちら。これ自体がコンテンツになることも発見! 直近ではこんな記事で、「ステップメール」を活用した事例をご紹介しています。ステップメールとは、例えば申し込みの当日、2日後、1週間後…などと順を追って配信されるようなメールのことです。 使ってくださるお客様に成果を出してほしい 『配配メール』のシステムは、定期的にアップデートして、機能も増えてきています。もちろん完璧ではないけれど、さまざまなことができるシステムです。 一方で、たとえどんなにすぐれたシステムだとしても、導入するだけで成果が出ることはなく、どう使っていくかが鍵をにぎります。重要なのは、システムを導入することではなく、どう使うか、どう分析して次につなげるか、なんですよね。 それらを決定できるのはサービスを使ってくださる方のほかにはいませんが、プランを立てて実行し検証するための支援は、私たちが強みとするところです。システムを活用するご支援も含めて、『配配メール』なんです! 『配配メール』で成果を出してほしい。その先にいるお客様とさらに良い関係を築いてほしい。私たちの失敗や成功をヒントにして、期待する結果を早く得てほしい。そんな思いをもって、仮説を立て検証し、得られた結果の発信を続け、サービス利用のご支援を行っています。 note以外にも、『配配メール』のサービスサイトや、メールマーケティングを支援するメディア「メルラボ」、オンラインセミナーなどでも情報発信をしています。ぜひご覧ください! ラクス、仲間募集中です おかげさまで、サービスの導入に関するお問い合わせや、活用してくださるお客様が増えています。発信している情報をみて信頼できそうと感じて問い合わせた、なんてお声も。本当にうれしく、ありがたいことです!業務のデジタル化や効率化といったニーズにさらにこたえていくために、さらなる仲間の力が必要です。 現在の募集はこちらから。 メンバーはどんな風に仕事をしているのか聞いてみたい、ラクスについてもっと知りたい、自分とラクスが合いそうか知りたい、といった方に向けて、説明会イベントやカジュアル面談を開催しています。ぜひご活用ください!

ラクスの「育成」「教育」「評価制度」って?

与えられるのを待つのではなく自ら学んでいく姿勢が基本、とはいえ、なんだかんだ気になる、人材育成や研修、密接にかかわる評価制度について。人材開発課に聞いてみました。ぜひ読んでみてください! ラクスの評価制度について、大きな特徴はこちらでしょうか。 ラクスでは、社員の能力を「成果に繋がる行動」という視点で観た「コンピテンシー評価」と、「成果」という視点で観た「パフォーマンス評価」の2つを実施しており、上位の等級を目指すには、コンピテンシー評価における「期待される発揮行動を一時的ではなく、継続的にどのくらい発揮できているか」がより重視される 人材開発課に聞く、人材育成のポイントと研修体制 言い方を変えると、「"成果" を出しさえすればOK」ではなく、「"成果" につながる "行動" が継続的にできているか」を重視している、ですね。 その "行動" を生み出し、組織やチームの目的に貢献できる人になる支援を、研修では行っている、となります。じゃあ、どんな "行動" なの? そちらはぜひ記事で。 教育関連について、ざっくり知りたい人はこちらもどうぞ。 「職種別教育」として、職種やサービスごとに必要な知識やスキルを身に着けていく研修、一例はこんな感じです。 ちなみに、教育・研修を担当するメンバーも、ラクスのあらゆるメンバーと同じように、 目的とゴールを理解したうえで、あるべき姿と現状のギャップをしっかり特定し、正しい手段を講じていく。 人材開発課に聞く、人材育成のポイントと研修体制 というように仕事を進めていることも、あわせて知っていただけたらうれしいです。 ラクスについてもっと知りたい、自分とラクスが合いそうか知りたい、といった方向けには、説明会イベントやカジュアル面談といった機会があります。ぜひご参加ください!質問、相談なども大歓迎です。

ラクスはIT企業ですが、ベーカリーを運営しています

こんにちは。総務人事部の早川です。ラクスの東京エリア各オフィスでは、週に1度、ランチタイムに社内のカフェでパンが買えるようになっています! 置いているのは、ラクスグループが運営するベーカリーカフェ「天使の小麦」で作っているパンです。 …ん? ラクスって「楽楽精算」「楽楽明細」とか、いわゆる企業向けクラウドサービスの会社だよね? なぜIT・SaaS企業がベーカリーを? ラクスグループにはベーカリーカフェがあります ラクスグループには、社会貢献を推進する「株式会社ラクスみらい」という会社があります。そこで運営しているお店が「天使の小麦」というベーカリーカフェです。 お店のインスタグラム(@tenshinokomugi)見ているとおなかがすいてきます…! 100%国産小麦、化学合成添加物なしの生地が特徴です。おそうざいパン、おやつにぴったりの甘いパン、サンドイッチやパニーニ…40種類以上はあるのでは?!新作がどんどん出ていて、定番のパン、季節にあわせたパン、他では見たことのないユニークな組み合わせのパンもたくさんです。おいしいですよ! お店もかわいいんです。ゆったりしたイートインスペースもあって、地域の方に親しまれています。 なぜIT企業がパンを作っているの? きっかけは企業に義務付けられている、障がい者の法定雇用率です。障がいを持つ方の雇用機会確保のため、従業員が一定数以上の規模の企業は、障がいを持つ方の割合を法定雇用率以上にする義務があります。 ラクスグループも対象で、さまざまな特性を持つ方と一緒に働けるようにするにはどうしたら? と、IT事業以外にも目を向けてチャレンジすることにしたのが、ベーカリーカフェでした。このあたりの話は、以前テレビのニュースで紹介されたときにも触れられていました◎ パン作りのプロセス、ラクスっぽい! パンができるまでには、材料をはかって混ぜて、こねて、発酵させて、成形して、焼く、と、いくつかのプロセスがあります。 それぞれでコツや注意するポイントがありますが、いわゆる「経験と勘」ではなく、水の量や発酵でふくらむ大きさなどの各製造プロセスを「おいしく作れる数値」で手順化しているのが特徴です。 この「おいしく作れる数値」を見つけるまでにはいくつもの失敗があるけれど、見つかったら、安定した品質のおいしいパンを作れるし、マニュアル化できるので、さまざまな方に仕事をしてもらいやすくなります。 また、各プロセスで行うことやその基準が明確になり、分業がしやすくなるのもメリットです。最初から最後まで1人が担当しなければならないということもなく、一人ひとりの特性に合わせて少しずつ業務を覚えていったり、自身の得意なプロセスを多く担当するといった調整もできます。 数値で考えるとか、1人で抱えないとか、ラクスっぽい! パンを通じて、実は「企業の社会的責任」にも触れている? オフィスでの販売は、おいしいパンが会社で食べられるという福利厚生の面はもちろん、会社の取り組みを自然と理解してもらえるという社内コミュニケーションの面でも、ぜひ始めたい取り組みでした。 「企業の社会的責任」というと、なんだか堅苦しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、今目の前にあるパンは、ラクスにできることを考えて、実際に仲間が作ってくれたから、存在しているんですよね。知らなくてもおいしいけれど、少しだけ背景に思いをはせてみると、さらにおいしくいただけるかもしれません◎ ラクス、仲間募集中です おかげさまで、サービスの導入に関するお問い合わせや、活用してくださるお客様が増えています。本当にありがたいことです!業務のデジタル化や効率化といったニーズにさらにこたえていくために、さらなる仲間の力が必要です。 現在の募集はこちらから。 ラクスについてもっと知りたい、自分とラクスが合いそうか知りたい、といった方向けには、説明会イベントやカジュアル面談といった機会があります。ぜひご参加ください!

「成長とは?」を定義したプロセスあるいはジャーニー

こんにちは。ラクス総務人事部の早川です。前回の記事で、成長とは? 成長の定義って?と考えていったんたどりついた、「成長」についての仮説をご紹介しました。 ここに至るまでの道が個人的にとっても心おどる体験だったので、自分の振り返りをかねて書いてみます。 こんな流れでした 自分で考える 「成長」って何だろう? まずはノーヒントで、こういうことかな? と思ったことを書き出しました。 …自分の中からすぐにそれらしいものが出てくるはずもなく、どうにも断片的で、これは早々に行き詰まりました^^ 世の人がなんと言っているかを調べる 次に、「成長とは?」のようなことを考えて公開している方の記事をいくつか読みました。どれも、そうだよなあ、と思えることが書いてあったのですが、うーん、表面的というか、クイズの答えを当てるためのヒントのように思えて、核心をついていない感じ…とまたしても行き詰まりました。 そこで、方向性を変えて、仲間の考えていることから、関係していそうな要素を探してみることにしました。 社員ヒアリングの資料を読み解く 別件で、20名ほどのラクス社員に、普段どんな思いで仕事をしているか、ラクスはどんな会社だと思っているか、ご自身はどうなっていきたいか、といったことを聞いたときの資料があったので、お借りして読んでみました。一人ひとりのお話しの中から、・その方がなぜ高く評価されているのか、成果を上げているのか、といったことに関連しそうな考え方や思い・成長に必要と考えている要素や行動、ラクスという組織が寄与していること・ラクスでは求めていないパターン(ネガティブとは限らず、考え方の違い)・どういうことが成長と考えているかなどを抜き出してマインドマップ形式にまとめていきました。 これで、多くの方に共通する考え方が見えてきて、何となく「ラクスらしい成長」像が描けてきました。が、まだ「要素」や「条件」であり、ヒントのようで、それらを包含する、成長を指す概念には至れていないな…となりました。 「ラクスらしい」とは反対のマインドを考える 見えてきた「要素」「条件」に対比するものがあったほうが、「ラクスらしさ」がより明確になるのでは考え、それらと反対のマインドを考えて表にしていきました。例えば、ラクスらしい:コツコツ積み上げ ⇔ 反対:ホームラン狙い とか。 対比してまとめていくことで、ラクスで高く評価されている人の様子がもう少し言語化され、「自分で考え行動を続け、失敗も生かしてチャレンジを積み重ねる」とまとまってきました。 一歩進んだ!! だが、うーん。これはまだ「成長できる人の条件」や「成長に必要な姿勢やマインド」であり、成長について語ってはいないぞ…。 これまで書き出したものを行きつ戻りつ考える さてどうしたものか。社員ヒアリングの抜き出しや、ラクスらしさとは反対のマインドを書いた表を交互に読み返したり、再度ヒアリングの元資料にあたってみたり、これまでいろんな機会で社員から聞いてきた話を思い返したり… ぐるぐるしているうちにひらめいた 「さっきまとめたあの部分、他の人も似たようなことを言っていたな」と元資料を読んでみたり、過去のインタビュー記事と並べて見てみたり…そんなことをしているうちに、自分が「成長」と「成果」をごちゃ混ぜにして考えていたことに気づきました。「成長」はその人自身のことであり、「成果」は成長したからこそ得たもの、ということですね。その瞬間、「成果」という言葉に「達成」「乗り越える」「結果を出す」といった要素を集約できるし、「成果を出せる"自分になる"」とすることで「力が身につく」「できるようになる」「蓄積されていく」といったさまざまなヒント的要素を集約できるのでは? と一気にひらめきました。 そこから、「成果を出せる自分になる」を成長の定義とし、「成果とは」「達成すべきこととは」とブレイクダウンしていく形式で詳細を深めていくまとめができていきました。 答えはその人の中にある、なんて言いますが、答えはやっぱり仲間の中にありました。 ラクスにある成長ストーリー ラクスの仲間は、どんなことを考えて、どんな行動をして、どんな風に「成長」していっているのか。どんな人になって、さらにどうなろうとしているのか。この数カ月で公開した採用サイト「ストーリー」の記事は、ここまでに書いたような定義の「成長」をベースにしてできました。一人ひとりの様子を見守っていただけたらうれしいです。 ラクスにご興味をお寄せくださる方へは、会社説明会も開催しています。どんな風に仕事をしていて、どんなキャリアがあるのか? 人それぞれではありますが、事例をお話ししています。開催状況はイベントページからどうぞ。 個別の質問やご相談、大歓迎! カジュアル面談もご利用ください。自分のゴールに向けて経験したいことがある、できるようになりたいことがある、といった思いがある方、ラクスでかないそうか聞いてみてくださったらうれしいです。

「成長」についての現時点での仮説

こんにちは。ラクス総務人事部の早川です。ラクスは一人ひとりが「成長できる」会社だし、そのことを多くの方に知ってほしいと思って業務をしています。 採用サイトのインタビュー記事を作るにあたって、どうしたら読んでくださる方に「成長できる」と感じてもらえるだろう、と考えていく中で、そもそも「成長」ってどういうこと? という壁にぶつかりました。私の中で、「成長」についての解像度、理解度が不足している…! 「成長」ってなんだろう? 成長って、何かができるようになること? 乗り越えた結果得られるもの? 何をもって成長したって言えるの? 分類するとしたらどんな切り口? ……なんとなくわかるけど、実体がつかめていないかんじ。まとめて1つ上のレイヤーで言えないかな。うーん、もやもやしている…。 考えました。 きれいにまとまってはいないし、抜け、漏れ、重複、ツッコミどころもいろいろありそうだし、もちろんラクスの公式見解でもないのですが、私の中でいったんそれらしいところが見えたので、現時点で着地した仮説を書いてみます。 現時点での着地 「成長」とは、「成果を出せる自分になる」こと。 「成果」とは、「自分/自分の職責/組織(会社)」が「達成すべき事柄/クリアすべきハードル」を「達成/クリア」すること。言い換えると「ミッションコンプリート」すること。 「達成すべき事柄/クリアすべきハードル」は、組織や個人がさまざまな理由、意図、考えで設定するもの。 分解してみると・人から与えられる/求められるもの・自分の信念(こうありたい・こうなりたい、"夢/希望/理想")に由来するもの・(きっかけは自分由来でも他人由来でも)自分で設定した目標・ゴール、もしくはそれに関係/具体化したもの・(信念、目標、ゴールに向かって進むと)結果として降りかかってくる、せざるをえないもの 設定する事柄やハードルは本当にさまざまで幅広いので、「成長」と聞いて浮かぶイメージはさまざまで幅広い。ここをどう設定するかがその人らしさ、その組織らしさでもある。 「ミッションコンプリート」するために、ラクスで評価されるのは「自分で考え行動を続け、失敗も生かしてチャレンジを積み重ね、変化・進化していく」こと。(これは「成長できる人」の特徴とも言える) すると、「ラクスは成長できる会社」と知ってほしいなら、ラクスの仲間が「自分で考え行動を続け、失敗も生かしてチャレンジを積み重ね、変化・進化していっていき、"成果" を出せる自分になった」様子が分かるようにしていく必要があるのか! という考えに至りました。 ※ここに至るまでのプロセス(と言えるほどかっちりしていないのでジャーニー?)が個人的にとても面白い体験だったのですが、ちょっと長くなるので、もうひとつの記事にしました! ラクスにある成長ストーリー ラクスの仲間は、どんなことを考えて、どんな行動をして、どんな風に「成長」していっているのか。どんな人になって、さらにどうなろうとしているのか。 この数カ月で公開した採用サイト「ストーリー」の記事は、ここまでに書いたような考えをベースにしてできました。一人ひとりの様子を見守っていただけたらうれしいです。 ラクスにご興味をお寄せくださる方へは、会社説明会も開催しています。どんな風に仕事をしていて、どんなキャリアがあるのか? 人それぞれではありますが、事例をお話ししています。開催状況はイベントページからどうぞ。 個別の質問やご相談、大歓迎! カジュアル面談もご利用ください。自分のゴールに向けて経験したいことがある、できるようになりたいことがある、といった思いがある方、ラクスでかないそうか聞いてみてくださったらうれしいです。

ラクス22歳になったので、誕生したときと今を比べてみた

2022年11月1日、ラクスは22歳のお誕生日をむかえました!設立は2000年11月1日です。(計算しやすい^^) そのころと今、比べてみたらどんな感じだろう?  2000年と2022年の数値や状況 社員数 ▽2000年4名▽2022年連結:1,890名 単体:1,067名(2022年4月1日現在) 4人の仲間で作り、その後すぐに5人目が加わりました。現在は約500倍…?! オフィス ▽2000年大阪市内のマンション(最初はメンバーの家)▽2022年ラクス(&ラクスライトクラウド、ラクスみらい)のオフィス<東京>本社、東京第1オフィス、東京第2オフィス<大阪>本店<札幌>札幌営業所<名古屋>名古屋営業所<福岡>福岡営業所ラクスパートナーズのオフィス<東京>本社、第1ラーニングセンター、第2ラーニングセンター 畳の部屋のちゃぶ台にノートパソコンだった、という証言も!その後本社を東京、本店を大阪とし、各地に拠点ができました。一番新しくできた札幌営業所は2022年10月オープンです。 売上高 ▽2000年(事業開始前)▽2022年20,629百万円(2022年3月期) これはビジュアルで見てもらうのが一番でしょうか。ラクスの事業や財務、ESG(環境や社会貢献)などの情報をまとめているサステナビリティレポートのグラフです。 出典:RAKUSサステナビリティレポート2022 事業 ▽2000年ITエンジニアスクール(事業開始前、準備期間)▽2022年クラウドサービス事業、IT人材事業 ラクスの祖業はITエンジニアスクールです。個人の方にプログラミングやネットワークの技術をお伝えしていました。設立してすぐは、スクールで利用するカリキュラムやテキスト作り。スクールは翌2001年4月にオープンしました。クラウド事業も同じく2001年4月に始まっています。最初のサービスは現在も提供している『メールディーラー』です。(ちなみに最初に "楽楽" を冠して世に出たサービスは2009年の『楽楽精算』です)2002年には、現在はラクスパートナーズで行っているIT人材事業を開始しています。 振り返るとかなり変わっています 会社を設立した2000年当時から今をみたら、どんな気持ちになるでしょう…!今度の4月の新入社員に同い年がいるくらいまで続けてきました。現在は5カ年計画の途中。これからも変化していきます。 変わらないこともたくさんあります 例えば、ITの力を社会に活用しようとしていること。先人の知恵や経験、自分たちの失敗から学び、挑戦し続けていること。チームで大きくなろうとしていること。 こんなところは「ラクスらしい」と言えるし、会社が成長してきた理由とも言えるかもしれません。 仲間募集中です! 22歳になったラクス、さらに多くの企業とそこで働く方のご支援をすべく、積極的な採用活動を行っています。どんなふうに働いているの? 具体的な募集職種や、社員のストーリーなどを掲載している採用サイトもご覧いただけたらうれしいです。

昨年と "強み" は変わった? 6年連続「働きがいのある会社」になりました!

こんにちは、総務人事部の早川です。ラクスは今年も「働きがいのある会社」として認定されました!この認定は、世界60カ国で働きがいのある会社の調査を行う Great Place to Work®が、会社の施策や制度、実際に働いている社員の働きがい(満足度)を評価した結果によるものです。(世界共通基準で認められた働きがいのある会社…!)認定制度が始まったのは昨年ですが、その前のランキングから数えると、初参加から6年連続となります。 ちなみに今年はラクスで働く人が1000人以上となったので、「中規模部門」からお引っ越しして「大規模部門」での認定となりました。 ラクスのみんなはどんなところに働きがいを感じているの? 「働きがいのある会社」のサイトには、各社の「働きがいポイント」が公開されています。働きがいポイントの説明はこちら。 この組織で働く人へのアンケート結果から、同規模の他社と比較し相対的に強みといえる特徴を上から順に3つ表示しています 会社の規模によって結果の傾向が違うそうで(大規模の会社は制度面がしっかりしていることが多いので該当する項目の平均値が高い、とか)、今回ラクスは中規模部門から大規模部門に変わったことから単純比較はできないという前提ではありますが、今年と昨年の「働きがいポイント」を比べてみますね。 今年の働きがいポイントTOP3 1.ワークライフバランスが奨励されている2.経営・管理者層の事業運営能力が高い3.経営・管理者層は失敗を許容している 昨年の働きがいポイントTOP3 1.ワークライフバランスが奨励されている2.休暇がとりやすい3.経営・管理者層の事業運営能力が高い 注目ポイント:「経営・管理者層は失敗を許容している」 新たに入った「経営・管理者層は失敗を許容している」これは、ラクスを象徴する価値観の1つと言えるものなんです。 ラクスが、持つべきマインドや行動指針として定めている「リーダーシッププリンシプル」には、「失敗を許容する」という項目があります。同じだ! ラクスのマネージャーたちは「失敗しないと成功も成長もしない」と理解しているので、「失敗」自体をとやかく言われることはありません。 「こうしたらうまくいくのでは、期待する成果が出せるのでは」と仮説を持ってやってみたけれど、結果として思うようにいかなかった。じゃあ次はここを変えてまた試してみよう。 そんな経験をいたるところで重ねてきたからこそ、今のラクスがあるとも言えます。 ※「失敗」という響きに胸が痛む方もいらっしゃるかもしれません。むしろ多いかも。できれば避けたいものと思うかも…。そんな方には「失敗」を「実験結果が分かった」と考えてみるのは、個人的におすすめです!例えば何か新しい素材を開発するとして、材料や混ぜるタイミングをどうするか? 初めから期待通りのものはできそうにないですよね。1回目の結果を踏まえて2回目は材料を変えてみる、3回目はタイミングを変えてみる、などと進めていくでしょう。もちろん闇雲にではなくうまくいきそうな方法を考えて実行するけれど、実際に試さないと本当のところは分からないよね、じゃあどんどん進めよう、という感じです。 今年のTOP3には入らなかったもの 「休暇が取りやすい」が入りませんでした。が、該当する調査項目の結果は特に下がってはいませんでした! (ほっ) ラクスは今年から、シックリーブ(Sick Leave)という、本人やご家族の体調不良時に利用できる有給休暇を新たに設けました。急な体調不良のために有給休暇を取っておくことなく、計画的に使ってもらえるようにという背景です。さらに有給休暇の付与数を最大5日間増やしています。 2022年3月期の有給休暇利用率は87.7%でした。今期はさらに高めようとしています。休暇付与数が増えたのに利用率も上げようとしているからか、これまで以上に「休みは積極的に取るもの」という雰囲気になっているように感じます。 周りが「休み取りなよ!」と後押しすることもよくありますし、人事からは連休につなげたお休みも推奨されています。それぞれがご自身の事情や希望に合わせて計画を立てて活用しているようです。 ラクスの取り組みについて 今年に限らずですが、具体的な取り組み、ラクスの特徴などはこちらもどうぞ。 仲間が増えて、事業の状況や規模も少しずつ(いや、どんどん)変わって、これまでにはなかった新たな課題も出てきています。変化し続けているラクスにとって未経験のことばかりです。新しい取り組みはすぐにうまくいかないこともたくさんだけれど、試してみた結果を踏まえて、効果が高い方法を見つけて、成果につなげていく。一人ひとりがそんなプロセスを通じて、楽しさや成長の手ごたえ、自分は役に立っているんだという感覚 ⇒「働きがい」を感じられる、と言えるかもしれません。 説明会やカジュアル面談でも聞いてみてください どんな人たちが働いているの? 自分はこういうことに働きがいを感じるのだけれど、ラクスでかなえられそうかな?説明会やカジュアル面談で、ぜひ質問してみてください。

大阪オフィスに新しいフロアができました

こんにちは。総務人事部の早川です。10月、大阪本店に新しいフロアが増えました。7階、14階に加え、6階もラクスになりましたー! なぜフロアを増やしたの? 最大の理由はシンプル。ラクスで働く仲間が増えて、これからも増やしていきたいから。です! ラクスは「戦略的オフィスワーク」として、時間や場所を共有しながら、組織内、チーム内でのタイムリーかつスピーディなコミュニケーションスタイルを選択しています。 「戦略的オフィスワーク」についてはこちらを↓ このビルに引っ越してきた2018年は、1フロアに大阪の全メンバーがいました。2021年に2フロアになり、今回で3フロアになりました。それだけ仲間が増えているんだなあと実感します。 様子をちょこっと紹介 (先にごめんなさい! 引っ越し中の写真なので一部段ボールやケーブル類も見えます…!) 社内用会議室 色味をちょっと工夫していて、壁や椅子は部屋によって違うんですよ。 この壁、東京第2オフィスの会議室とおそろい! 六角形は飾りと思いきや、実は音や振動を吸収するパーツです。少しでも快適に使いたいよね、ということで、大阪でも取り入れました。 執務エリア 6階のワークデスクはこんな感じです。ここはすっきりと!オフィスならではの、長く座っても疲れにくい椅子を入れています。よく見ると上着を掛けられるバーがついています。 デスクとは別に、打ち合わせスペースもあります。ちょっとした確認などにはこちらをどうぞ。壁で囲まれているので、座ってみるとけっこう集中して話ができます。 エントランス ここは、以前からある7階ですが、今回は写真奥に見えるセミナールームにも手を入れ、ちょっと広くしました!10月なので、ハロウィンの飾りつけも◎ 入るとこんな感じです。名前はセミナールームですが、実は多目的スペース。ワークデスクとは違った環境で集中して作業するもよし、お昼を食べるもよし!ドリンクマシンもありますよ。コーヒーいれたてでおいしいです。 奥には他拠点で人気の1人席も導入しました。今日は絶対本読む! 動画みる! なんてときに重宝します。 6階セミナールーム 7階セミナールーム同様、普段はワークスペース、カフェ、ランチスペースなどとして自由に利用できる場所です。イベント用にプロジェクターとスクリーンもつけました。 この場所では、開発部門で「ビアバッシュ」という社内勉強会を開催予定です! 有志がLT(短いプレゼン)形式で、最近学んだ技術や参加したイベントを紹介したり、自己紹介をしたり。状況によってオンライン開催のこともあるのですが、楽しみながら学びあい、仲間のことも知っていける、ラクスのエンジニア文化を象徴する会なんです。 大阪勤務、募集中です! フィールドセールス、カスタマーサクセス、エンジニアなどなど! どんな風に仕事を進めているの? 自分に合いそうなのはどのチームだろう?詳細は説明会やカジュアル面談でもご紹介します。技術系イベント予定もこちらから見られます! おかげさまで、ラクスのサービスはさらに多くのお客様にご利用いただけるようになってきました。ご期待を背景にサービスの提供体制を強化していて、ぜひ仲間に加わってほしいなと、積極的な採用活動を行っています。 仲間が増えるということは、新たな強みが増えるということ。他の誰とも違う一人ひとりが集まって、ラクス、ますます面白くなっています!

ラクスのマインドや行動指針って? 「リーダーシッププリンシプル」を社員インタビューから探ってみた

ラクスの価値観がよくあらわれている「リーダーシッププリンシプル」。プリンシプル (principle)は、原理、原則という意味です。ラクスのマインドであり行動指針をまとめたものです。 自分自身の会社だと思う全体最適視点をもつ誠意をもって人と接する学習し成長し続ける小さく試して大きく育てる費用対効果を考えるやるべきことを実行する他者の考えを受け入れる失敗を許容する考えている事を言葉で伝える結果にこだわる いろいろあるけれど、実際のところ、どんな感じでみんなはとらえているの?社員インタビューから探ってみました。 失敗を許容する ――「失敗を許容する」というのはどういうことでしょうか?失敗したこと自体を怒るような環境ではないということです。失敗することはあっても、その原因を検証して、次に活かすことを大切にしています。(中略)今考えると、上司はわざと私に失敗を経験させたんだと思います。私の施策が甘かったことには当然気付いていたはずですが、きっと、ただ指摘するよりも、影響範囲が小さいところで失敗して自ら気付き、学び、成長することを望んでくれていたんだと思うんです。もちろん、仮説の立案と効果検証が前提ですが、小さいことをどんどん試して、失敗したとしてもそれを許容する。そういう環境で1つひとつ学び、できることを増やして成長してきました。 小さく試して大きく育てる ――その意識は、ラクスに入ってさらに強まった印象ですか?より強くなっています。ラクスには、マネジメント層が持つべきマインドとして「リーダーシッププリンシプル」が明文化されています。その一つに、「小さく試して大きく育てる」があります。仮説を立て、試み、検証を重ねて大きく育てていくということです。これは私が今取り組んでいるCSの仕組み化、再現性向上にも通ずる考え方だと受け止めています。一つひとつの小さな施策をできる範囲で実践・検証し、根拠をもってCSチーム全体で再現できる仕組みに昇華させようとしているからです。ラクス入社前の私は、一気に仕掛けていくことにとらわれがちでしたが、今はこの「小さく試して大きく育てる」という視点をふまえたマネジメントに取り組んでいます。 全体最適視点をもつ ラクスのリーダーシッププリンシプルの一つである、「全体最適視点をもつ」ことの難しさに直面しているところです。先ほど例にあげたように、各部署からさまざまな相談が寄せられます。しかし、それらに対して、特定の部署や個人ばかりに目を向けて効率化を考えるだけでは、時として会社全体の成長や利益と乖離してしまうことがあります。――それでは本末転倒だと。そうです。一歩引いた立場で広範囲を俯瞰したうえで、各部署へ最適な手法やフローについて提言・交渉する必要があります。各部署がやりたいことを因数分解し、会社全体の利益を考えて再構築し、最適解を導き出すという感覚。そのバランスの取り方に悪戦苦闘しています。 説明会やカジュアル面談でもお伝えします ラクスってどんな会社? 何を大切にしているの? どんな人たちがいるの? 説明会やイベント、個別に相談できるカジュアル面談もご活用ください。 事前のご質問も受け付けています。聞いてみたいことなどありましたら、ぜひお知らせください! 

こんにちは、ラクスです。

「ITサービスで企業の成長を継続的に支援します」 をミッションに、企業の業務を効率化するさまざまなクラウドサービス(SaaS)を提供している、株式会社ラクスです。ついに! noteの公式アカウントを作りました。ラクスが大事にしていることやメンバーが考えて実行していることなど、書いていきます。 キーワードになりそうなのは、PDCA、チャレンジ、失敗を許容する、などです。成功確率が高そうなことを考えて積極的に実行し、うまくいかなかったことも含めて次に生かすことを続けています。そんな様子をお伝えしていけたらと思います。 はじめたわけ ずっと、もどかしい思いがありました。 ラクスとかかわりがある方からは、ありがたいことに、社員やサービス、会社の戦略などに好意的な声をいただきます。 “「楽楽精算」の運用が軌道に乗るまで丁寧にサポートしてくれた”“「メールディーラー」がない業務にはもう戻れない”“着実に利益を出していて、これからの成長も期待できる会社” 一方で、 “会社名は聞いたことがあるけれど、何をしているかは知らないし、会社に対するイメージも特にない”“サービス名は知っているが、提供している会社は知らない”“ラクスという会社があることを知らない” 残念ながら、「…ラクス?」という方のほうがまだまだ多いんです。 そして、社内でも、会社の(中にいてもびっくりするくらいの)成長によって仲間が増えて組織が大きくなってきたことや、新しい取り組みが次々に生まれていること、さらに時期によっては原則在宅勤務で偶発的なコミュニケーションが減りがちなこともあって、社内でも直接の接点がない部署のことやメンバーのこと、それぞれが取り組んでいることがわかりにくくなってきたように感じています。 ラクスという船の行き先と、進んでいくために自分が果たす役割はわかっていても、船はそこそこ大きいので普段行かない場所が結構あるしそこで働いている人のこととなると…? みたいな。。 社内の人がよくわからないということは、社外から見たらもっとわからないってこと…!これを解決するためにも、中にいる人が自分の言葉でお伝えしたいと考えました。 何をしているのか、なんでそれをしたのか、どう考えたのかなど、背景にある思いやプロセスを書いていけたらと考えています。それがさらに、読んでくださった方の仕事のヒントになったり、ご自身を振り返るきっかけになったりしたら、最高だな! って思っています。 手探りですが、ラクスらしくPDCAとチャレンジで、noteを楽しく続けていきます。ラクスのラクは「楽」ですから! お付き合いいただけたらうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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IT・通信・ インターネット
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