ターニングポイント
学生時代のアルバイトも含め、仕事を通して思う事は 仕事って人生だなぁって話です。 まずは、やることを一生懸命に覚えますよね。 覚える過程では、沢山の困難や葛藤があります。 そして、できるようになってから初めて 「仕事」が始まります。 言われてやっているうちは「作業」 自ら作り出すことができて「仕事」 この言葉を知ったのは学生時代のアルバイトでした。 宿泊施設でのアルバイトをしていた時 朝4時から朝食の準備をして、その後、何百枚ものお皿を洗い 終われば大浴場の掃除、チェックアウト後の何十部屋もある 掃除とゴミ収集、とお昼休憩までは一気にやります。 もちろん、施設内ではお客様とお会いするタイミングもあるので 言葉遣いもや立ち居振る舞いも求められるアルバイトでした。 作業自体は体力もあるので難なくできますが、 「言葉遣い」「立ち居振る舞い」は正直苦手で 好き好んで選んだアルバイトのクセに 誰にも会いませんように、と思いながら過ごしていました。 その時に自分のなかで思っていたことは アルバイトだし、学生だし、良くわかっていない自分が答えたら迷惑になるだろう… そんな気持ちがそうさせていたとも思います。 しかし、そうやって逃げていた時にかけてもらったのは 「知らないなら、自分で知りに行きなさい。 作業するだけの人を求めている会社はないよ。」 一見、厳しい言葉に聞こえますが この言葉によって、アルバイトでも期待されているんだと 思ったことと、自分ではできていると思っていた 作業すらも省みるキッカケになりました。 社会人になり「仕事」に取り組むようになると あの頃の弱い自分が見え隠れする時もありますが それよりも、自分自身の存在価値をもっと高めたいと 思うことの方が多くなりました。 そうやって、仕事を通して自分の人生を創っていると実感する日々です。 エステという、キラキラした世界に自分がいることに 自分が一番信じられませんが、どんな仕事も やっただけのことがそのまま返ってくると思うと 職業は関係ないなとも思います。 誰かのために自分ができることを精一杯やり通すことが 私のやりたいこと。 それがたまたまエステティシャンだったでもいいんだと思います。 誰かに必要とされる事にしっかりと向き合える人は格好いいなあと心底思います。