記事一覧

『2022年度・上期会社方針』を語らせてただきたい。

2022年度が始まりました。前期の年間売上は計画に対して大幅増。 2020年度売上に対して17%UPと好調な結果となりましたが、その売上にはラッキーパンチ的な部分もあり、完全な実力で…とはいかないですが…。 まずは数字は数字ということで。 さて今期の計画に当たり前ですがラッキーは数値に入れておりません。 ですから、この世の悪いところだけを抽出してみてみたら、おのずとシビアな計画が出来上がるという塩梅なのです。 ただこの計画はあくまでも上方修正の可能性を秘めた計画です。むしろその可能性は高いかな。でも計画を立てるならこれぐらいの方がいいなかなと思います。期待したつもりが達成せずに下方修正するとホントに見も当てられません。ありがたいのはラッキーを数値化するほど浮世離れしてないってこと。それが当社です。 だけど…これからもそっとロマンは、心の片隅で持ってしまうのだろうなぁ(苦笑)。それでも、日々リアルを信条に成長していくつもりです。 さてさて。今期は未来につながるような人材を積極的に登用したいと思っています。働き方はより自由に!をテーマに。基本的には地元主義なのは変わらないですが、今までとは違って〇〇でなくてはならないとは思っていません。 そもそも中小企業だから…とか、地方だから…って言葉が大嫌いなのですよ、私は。 ちょっとだけ具体的にお話ししましょう。 昨年一年をかけてDXな働き方を自ら旗を振って積極的に取り入れてきました。当初は借り物的なシステムとツールで社員から理解も得られなかったですが、根気よく説明してきたおかげで、今では社員達から必要不可欠なツールと言わしめるにまで化けてくれました。それによってコミュニケーションはもちろん、これまでは見えなかったものが見える化してきましたよ。これはちょっと嬉しい計算違い。 これによって働き方に広がりが持たせられるって少し確信してきました コロナが収束がチラリと見えてきて、経済復活がもう間近と思ったら今度は戦争という悪しきステージに場面転換。なかなか私たちの住む世界は日が差さない日々が継続してしまいそうではありますが、ならば対応して生き延びるまでです。 橋本製作所HPはこちら

製造業を訪問した時、どこを見ればいいのかお教えしてもいいですか?

新年あけましておめでとうございます。 橋本製作所は1月4日から元気に営業開始です。冬期休暇は12月25日からでしたから、比較的長めの冬休みだったのではないでしょうか。 さて、コロナの影響もあり久しく滞っていましたが(オミクロンがここまで広がってしまっているので予断は許されませんが…)、今月からお客様が数社来社される予定となっています。このブログでは何度か書いていますが、『雄弁に語る営業より寡黙に動く工場』という理念が当社にはあります。わかりやすく書くと自社が営業をするという事は工場を見学していただくという考え方です。 客先にどんなに素晴らしいプレゼンで営業したとしても、実際に製品を納めてこその製造業ですから、発注した製品の品質、納品に至るまでがしっかりされている事が、まずありきなのではないでしょうか?事実これまで新規の客先が決まったのは、工場に来ていただき工場を見た後になんて事が多くありました。 整理整頓の行き届いた製造ライン、LEDライトに包まれた明るい工場、生産行程を突き詰めた無駄な動きをしないスキのない社員、独自でプログラムしたシステムにより発注ミスを極限まで抑える事が可能にした生産管理。その普通の光景を実際に見てもらえた事が最後の一押しで信頼を頂けたのだと思っています。 でも見た目も大事!とても大事!!いやめちゃくちゃ大事!!! 本日は来るべきお客様を想定して工場をお色直ししてました。朝から社員が総出で工場の床をペンキで塗りなおしております。世間では“あれでしょ?製造業って床が油でべたべたして結構危ないって聞きますよ”なんて言われたりもします。当社ではそんな考えの方は大歓迎しております!!お越しになった時に自分のこれまでの考え方が、ピカピカの床を目の当たりにする事で文字通り上塗りされて、顔色が(いい意味で)変わっていかれる姿を目の当たりのするのは…心地いいものです。

社長が社員にインタビューしてみた~生産管理Yさんの場合②はたらき方編

前回【転職編】はコチラ!! ーこのインタビュー・シリーズ、いつもは二回目は実務編でお話を聞いていますが、Yさんにはもう少し広い意味で【はたらき方】を聞いてみようかと。 Yさん:足掛け10年近くお世話になっていますから。なんだか青春時代の一部をこの会社で過ごしてきたと言っても過言ではないかと(笑)。 ー派遣として生産管理のサポートという立場から、正社員として改めて入社することになりましたが…。 Yさん:前回も言ったのですが、この会社を契約満了という形で退社して自分の夢を叶えるべく正社員として働いて、その世界で現実を知って当時は少し仕事に対してナーバスになっていたような気がします。考えれば考える程に答えが見つからない深みにハマっていたような。 ー働いていれば誰でもその“沼”にハマると思います。現にインタビューしてきた二人も同じようなことを言ってました。 Yさん:そうなんですか、IくんもHさんも…。偉そうに言うわけではないのですが、どんなに好待遇や望んでいた業界で働いたとしても、結局は会社と自分の相性に尽きるのではないでしょうか?私がこの会社に再びお世話になった時に思ったのは“ただいま”という気持ちでした。 ーもう少し深堀していい?再び会社に帰ってきた時に周りから何か言われたりした? Yさん:素直に“おかえり”とか“帰ってきたの?“、“ようやく正社員?頑張ってね”と言う言葉がほとんどだった様な気がします。派遣期間満了しての退社とはいえ、一度辞めた人間が、しれっと帰ってくるのは、いくら何でも虫が良すぎはしないかとは思っていたので、温かい言葉で迎えられてホッとしました。 ー辞め方の問題です。スムーズ仕事が進められるように辞める準備をきっちりしてくれたからかと。辞め方って実はとても大切な事です。きれいに辞めればその世界を断ち切ることなく継続されて、結果的に自分の世界が広がる事に繋がりますから。 Yさん:タイミングも大切ですよね。結局は巡り合わせなんでしょうか? ーさてその後、結婚されてお子さんにも恵まれて。 Yさん:会社に対しては強く思っているは、当たり前を当たり前としてしてくれているところです。産休も育休も当たり前としてマックスで取らせていただいて。その間も会社から法的な事を理解できるまで丁寧に説明してもらいましたし、現在の時短出社・退社も当たり前として認めてくれてます。技術部に所属しているお二人のお子さんがいらっしゃる女性がいます。その方からの生きた情報?も大いに参考になりました。やっぱり当たり前なんだぁって。あれ?当たり前しか言ってませんね(笑)。 ーお子さんを抱いて会社に来てくれた時が度々ありましたよね?あの姿を見るとウルっとしちゃって(笑)。我ながらいい会社だなぁって。 Yさん:育休期間もフラっと寄れる空気感がここにはあります。私も寄るのが楽しみでしたし。 橋本製作所のHPはこちら マイナビ転職サイトはこちら

『2021年度・下期会社方針』を語らせていただきたい。

2021年度下期が始まりました。 当社は一年に2回、4月と10月に全社員の前で、半年の総括と次の半年に向けてのビジョンをお話しするという事をしています。ただこの1年以上、コロナ禍による三密を避けるため一部の社員の前でしか話せないという状態ではありますが…。 今回のブログは昨日行った会社方針の話した内容を書かせていただきます。 売上予測では前年度比15%超えになりそうです。私としてまずはホッとしたのが正直な気持ちです。思い返せば、一昨年の取引先が起こしたコンプライアンス・トラブルによるブランド低下による売上減、昨年のコロナ禍における経済停滞による売上減、この二年間は厳しい時代でした。 が、その期間も小さな事からコツコツと改善を社員達と取り組んだ事で、利益確保が出来る力を得れた気がします。このような時だからこそ浮かんだアイデアもありましたし、また社内をデジタル化に向けて歩み始める事に舵を切ったのもこのピンチの時代だからこそでした。奇跡を待ってても仕方ないので、未来への軌跡を描こうとしたわけです。 当社のワクチン接種率は一回目90%、2回目70%を超えました。周囲の会社はいまだに60%程度だと産業医の先生から伺いました。その接種率の高さを根拠に、今期の方針発表の中心となったのが、『アフターコロナ』への取り組み方についてです。 ①他工場との積極的な交流の復活 ②1Fと2Fに分けていた事務所の統合 ③コミュニケーションツールアプリ全社員活用 ①、②はコロナ禍における『まん延防止のための緊急危機対策』でしたが、接種率90%に伴い解禁しました。これによりより生産性が捗り業務の平準化が進みそうです。③に関しては先行して行った全工場『フリーWifi』化から一歩前進して社員同士(パートタイマー、派遣社員含む)のコミュニケーションを気軽に、そして会社からの指示、連絡を一斉配信する事で情報の共有化がスピーディーになる事が期待されます。 またZOOM、Teamasを使った新しい営業方法の確立により顧客の開拓もスムーズにいきつつあるとの報告も受けています。 否が応でも時代が変わる節目にいるのですから、元に戻ってアハハ!よかったね!!で、どうするの?古い人にはそれがわからんのですよ!って私はついつい思ってしまうわけです。 橋本製作所HPはこちら

RE:ようこそ!橋本製作所です。

はじめまして!! 最初に橋本製作所のブログをご覧になって頂きまして誠にありがとうございます。 私は代表取締役社長を務めている佐藤文泰と申します。 このブログは経営者である私自身がが思うこと、考えたこと、動いたこと、やりたいことを具体的に書き連ねていく内容となっております。もしこのブログをお読みになってご興味がおありでしたら、今後もお付き合いくだされば幸いです。経営者の考え方、製造業とは何なのか?働き方はどう変わっていくのか?未来はどうなっていくのか?といった中小企業の今が伝わるのではないかと思っております。 まず当社が行っている業務をご説明します。 当社は金属板を材料として用いて試作から量産に至るまでを行っている、プレス業、板金業といった【金属加工製造】を営んでいる会社になります。創業は昭和31年に起業し、現在は65年を超えて、社員総数55人をかかえる会社となっております。 当社は一部上場の企業を中心に直接の取引を行っております。商社等を通さずに相手先とダイレクトでお取り引きさせていただく事で、互いの意思疎通のスピード化を図ることが可能になります。結果、お客様のご希望される製品が、ご希望通りの形でお納め出来るというわけです。 その直接取引には様々なメリット産まれます。 当社においては製造部以外に技術開発部という部署があります。彼らは開発者と同時に営業も兼ねた集団です。お客様がご希望される製品を構想の段階からお打ち合わせをさせていただく事から始まり、量産に至る前の試作も当社でお作りします。その試作品をお客様と共に、製品性能の試験や、さらなる性能向上に繋がるご助言、また製品量産におけるコスト低減といった製品すべての納品に至る事お手伝いをさせていただいております。 中小企業が大企業と対等に仕事をする。 我々、橋本製作所とは知恵で勝負する会社を目指している会社なのです。 中小企業のイメージを聞いてみると、残業が多い…有給が取りづらい…女性比率が少ない、働く環境が厳しいといったお話をよくお聞きします。このようなご意見は残念ではありますが実在もしています。 私達はそのイメージを刷新することを会社目標の一つに課掛けています。社員ファーストという言葉が定着する遥か前より、この取り組みにチャレンジしている会社なのです。 なぜそのチャレンジにこだわるのか? 社員が快適に働ける環境作りを徹底する事こそが、生産性や品質の更なる向上に至る最短の道となると考えているからです。事実当社には無駄な残業がありません。週休二日や有給取得や産休に育休を用意する事が当たり前だと考えます。その当たり前のことを当たり前とする事が企業の未来に繋がるからなのです。 その試みは今も進行しています。 2020年3月以降【コロナ】という厄災において世界はあまりにも変わってしまいました。私たちがその新世界に対応するべき道はDX(デジタル・トランスフォーメーション)が、その一つと考えます。デジタルを使う事で、さらによりよい働く環境を作るという考え方です。デジタルによる社員同士の思考の接続・共有化はよりよいアイデアや働き方の向上に適したアイテムだと思います。我々は2021年4月に新たに【情報システム部】、【DX推進室】を立ち上げました。 現在、新しいコミュニケーション方法を実験的に取り入れてます。その準備段階として 工場、事務所において会社中を【フリーWi-Fi】によって繋がる環境を用意しました。社員たちが自由に無料でネットを使い、コミュニケーションを取れるのが当たり前となりつつあります。 ここが我々橋本製作所の新しい未来へのスタートラインなのです。 橋本製作所HPはこちら マイナビ募集はこちら

+Storiesとは?+Storiesとは? 見つける