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「障害がある」ということ。 【豊明校】

あなたのお子さん、あるいは自分や家族に 障害があります、と言われた時に あなたならどう思われますか? 健康的に育ってきたのに とある日、「自閉症です」と言われた保護者の方の多くは 「そんなはずない」と否定をしようとします。 障害を受容するまでに 「ショック期」「否認期」「混乱期」 「解決への努力期」「受容期」と 様々な感情の波を繰り返していくそうです。 さて、「きらり」に来所される保護者の方はどうでしょうか? もちろん、受容をし前向きに考えておられる方もいます。 もちろん、まだ受容をしきれないながらも どこかに繋がらなければと苦しい中で動いてくださっている方もいます。 頭では障害があると分かっていても 普段生活をする中でこの子には障害があって、こういう特性だから こういう言葉かけをしてあげないと…と 実行できる人も実はそう多くありません。 家族の手前、兄弟姉妹の手前、 今さら態度を変えられない… または逆に過剰になりすぎて、 家族が我慢をせざるを得ない状況になっている事も。 障害があるからって特別なことが必要な訳ではないんです。 障害があるからって誰かが我慢をしたり苦しむ必要もないんです。 私の子どもにも障害がありますが 彼に告知をしました。 あなたには発達障害があるよ、それはこういう特性があるよ。 けれど、あなたの上に障害が貼られているのではなくて あなたの持っているモノの中に発達障害というモノがあるだけで あなたがあなたである事に何も変わりはないよ、と。 視覚優位の彼には絵で示しながら。 発達障害の彼、ではなくて 彼には発達障害がある、のです。 障害がある。と言われると 障害を主体で考えてしまいませんか? もちろん知識も必要ですが、何よりもその子を見てあげて欲しい。 「障害者であるその子」ではなく、ありのままの子どもたちを見て欲しい。 そして、それを保護者と共有していくことで きっと保護者にも「障害者の彼ら」ではなく、 あの日あの時ただただ可愛かった彼らが戻ってくると思うのです。 私たちはこどもたちを支援する施設ですが 「他の子とは違って変…」と言われ続けた保護者の心のケアもしています。 (受容のために私たちが出来ることは小さいのかもしれませんが)

お花見に行ってきました。 【豊明校】

豊明市では今桜が満開で見頃です。 そんな中だったので、思い切ってイベントを決行。 ①おにぎり作り ②お団子作り ③お花見 というプログラムです。 おにぎり一つでもそれぞれのお子さんに応じて 手で握る、ラップを使って丸める、型押しにする…と 分けて用意をします。 どうやったら出来るかな?がポイント。 出来なかった…という失敗体験ではなく 出来た!という成功体験を重ねていくことがとても大切です。 作ったおにぎりやお団子を 桜の下で頬張るお子さんの姿に職員も感無量。 個別療育以外もやっています、の紹介でした。

とある保護者のお話。 【こどもサポート教室「きらり」豊明校】

とある保護者のお話です。 お子さんは2歳半で広汎性発達障害といわれ 自分ルールのこだわり、語彙の少なさ、 意に反する人を叩いたり噛みついたりする他害行動のあるお子さんでした。 叩いたり噛んだりしたらダメ!人を傷つけるのはよくないこと! なんでこんな簡単なことも分からないんだろう? なんで人を攻撃してしまうんだろう? お子さんが理解出来ていない事を保護者は理解出来なかったのです。 とある保護者の、とあるお子さんは 今では中学生。 今日に至るまでに、ここでは書けないような色々な事が起こりました。 現在、二次障害ではと言われています。 自己肯定感が低く、やはり今でも自分の気持を他者に伝え 理解をしてもらうことが苦手です。 そして、その保護者は私です。 あの時、ああしてあげればよかった。 こういう関わりを持ていればよかった。 後悔は尽きませんが あの時、あの瞬間に 私がかけて欲しかった言葉、してほしかった事。 それを今悩んでいる保護者の方に伝えることは出来ます。 あなたの経験、あなたの思いも 保護者に伝えていってみませんか? 保護者は一緒に向き合ってくれる人を探しています。

個別療育のよさ 【豊明校】

集団生活の中では自分を出せず押し殺してしまう子も 協調性が足りないばかりに苦しむ子も たくさんいます。 自分の子供のころをふと思い返してみた時に クラスの中にいた 今思えば配慮が必要だった子たち。 保育園や小学校で、学童ではなじめない。 だから、児童発達支援(主に未就学児)や、 放課後等デイサービス(小学生以上)に預ける保護者の方も多くおられます。 実際に集団の通所施設に勤めていたの私が思うのは 1人1人のニーズに合わせた支援なんてとてもやっていられない。んです。 恐らく中にはスペシャリスト集団のような施設もあるのかもしれません。 しかし、個別療育になんで興味を持たれたのか聞くと 「集団では手をかけてあげられなかったからこそ、個別に魅力を感じた」 という話はよく聞く話でもあります。 個別療育の一番のよさは 1対1だからこそ、その子を見つめその子のための時間を提供してあげられる。 その子だけを見て、その子のためだけに指導員が存在している。 その子にとって居場所として、 その子にとって認められる場所として、 その子にとって輝ける舞台として。 そのために 「きらり」豊明校は個別療育を行っています。

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