情報更新日:2026.07.21
キャリアチェンジ
UIターン
福岡から神戸へ、民間企業から神戸市役所へ。「ちょうど良い街」で見つけた私の新しい生き方
「住めば住むほど好きになった」神戸との出会い
──ご出身は福岡とのことですが、どのような経緯で神戸に来られたか教えてください。
学生時代から「社会インフラに携わりたい」という強い想いがあり、就職活動では事業内容を重視して前職の総合電機メーカーに入社しました。神戸に配属となったことは偶然の巡り合わせです。当時は、勤務先として神戸を選択したわけではなく、やりたい仕事を選んだ結果、配属先が神戸になりました。
──友人や知り合いもいない新天地での新生活。住み始めた当時はいかがでしたか?
神戸で生活して最も印象深かったことは、人の温かさでした。福岡に住んでいた自分から見た神戸は「洗練されたおしゃれな街」であり、勝手に少しお高い人が多いイメージを持っていました。しかし実際に生活すると、全くそんなことはありませんでした。皆さんとても気さくで優しく、何より「自分たちの住む神戸の街が大好きで、誇りに思っている」ということを強く実感し、神戸に惹かれるようになりました!
定住したいと思える土地で社会に貢献したい
──そこから転職で地元に戻るのではなく神戸を選んだのはなぜですか?
地元に戻る選択肢もあったのですが、私にとって神戸が「これからも住み続けたいと思える場所」になっていました。私は、都会の利便性に魅力を感じますが、日々の暮らしに少し心のゆとりや落ち着きも欲しいと思っています。そんな私にとって、神戸の「都市と自然の共存」は理想的です。中心部は洗練されていながらも落ち着いた雰囲気で買い物やレジャーに便利な一方、すぐ近くには海や山が広がっています。誰もが心地よく暮らせる、本当に「ちょうど良い街」だと思います!そんな神戸の街に貢献したい、ずっと住みたいと思い、神戸で転職を考えることになりました。
──そこから神戸市役所に転職したきっかけはありましたか?
前職の総合電機メーカーでは下水処理場の電気設計を担当し、主に東京都をはじめとする官公庁のお客様向けの製品を手がけていましたが、業務を行ううちに自分の中で少しずつ意識の変化がありました。入社当時は、社会インフラを支える製品に携わることが社会貢献につながると考えていましたが、前職の業務では、どうしても「社会に貢献する」というよりも「お客様の求める製品を納める」がゴールになってしまいがちで、社会貢献という意味では、間接的であると考えるようになりました。また、メーカー側から、公務員がいかに直接的に社会貢献しているかを目の当たりにし、神戸市役所に転職を決めました。
経験を積んで広がった視野。市役所だから人生が変わった
──実際に市役所に入庁して、民間企業との違いはありましたか?
本当に良い意味で大きなギャップがありました。学生時代は「役所の仕事はやりがいが見えにくいのでは?」と思っていましたが、実際は全く逆でした。神戸市役所は企画・発注していく立場であるため、「自分たちが神戸市民のあたりまえの日常を支えている」、「自分たちがまちづくりをしている」といった実感を持つことができ、民間企業にいた頃よりもずっと強いやりがいを感じています。
──お仕事の中で、特に印象的な仕事を教えてください。
私は総合設備(電気・機械)区分で入庁し、現在では、市が保有する建物の建築設備に関する設計・工事監督などの業務を行っています。ある時、公民館の照明をLED化する工事を担当し、たまたま市民の方と直接顔を合わせる機会があり、「すごく明るくなって、使い勝手が良くなったよ!」と声をかけていただきました。自分が携わった仕事が、神戸市民の役に立っていると肌で実感でき、本当に嬉しかったですね。
──他にも神戸市役所に転職して変わったことはありますか?
職場には長時間労働を美徳とするような風潮がなく、ワークライフバランスは劇的に向上しました。平日の過ごし方が一変し、以前は「急な残業を考えると平日の夜に予定を入れるのは難しい」と諦めていましたが、現在は退庁後に友人と食事をしたり、家庭での時間を大切にしたりと、私生活を存分に楽しめています。フレックスタイムや在宅勤務、育児休暇などの制度も整っているので、人生の充実度が大きく高まったと実感しています。
新しい仲間、UIターンを考える方こそ知ってほしい
──そんな神戸市役所への転職の際におすすめの、「KOBEナビゲーター」という制度があるそうですね?
私自身は転職活動時に知らなかったことを後悔しているほど、おすすめしたい制度です。本制度では、転職前に職場訪問やオンライン座談会に参加でき、インターネットやSNSだけでは得られない「職員の生の声」を直接聞くことができます。ワークライフバランスのリアルな質問、民間企業と比べてどんな違いがあるかなどを包み隠さず、私たちの実体験をお話ししているので、公務員という世界に不安がある方はきっと参考になると思いますよ!私もKOBEナビゲーターの一人ですので、皆さんとお話しできることを楽しみにしています!
──最後にUIターンや転職を迷っている方へメッセージをお願いします!
市役所には、私のようにインフラ関連出身の人もいれば、全く関係のない民間企業から飛び込んできた人もたくさんいます。大切なのは、今のスキルよりも「神戸市のためにどれだけチャレンジできるか」という前向きな気持ちだと思います。そして今の神戸は非常に重要なフェーズです。阪神・淡路大震災からの復興フェーズを経て、現在中心地である三宮は、駅前を含めて大規模な再開発の真っ只中にあります。街が大きく様変わりする中で、大規模な事業に携われることも魅力です。神戸市民のために貢献するという市役所職員ならではの仕事の醍醐味を味わえると思います。
「都会の便利さ」と「豊かな自然」の両方を楽しめる、これ以上ない“ちょうど良い街”神戸で、あなたも一緒に働きませんか?
お話を伺った方
神戸市役所 建築住宅局 設備課
友清 浩介さん
神戸市役所 建築住宅局 設備課
友清 浩介さん
総合電機メーカーから神戸市役所へ転職。2026年現在は入庁9年目、建築住宅局設備課で業務。「神戸市民のあたりまえの日常」を支えるため、総合設備(電気・機械)区分の技術系職員として、設備の設計、工事監督、保全等の業務を担当。
業務の傍ら、神戸市役所による神戸市職員採用ナビゲーター(KOBEナビゲーター)としても活躍。神戸市役所へ転職を考える社会人の職場訪問やオンライン面談なども対応している。
