【石川県へのU・Iターン転職・移住】仕事・暮らしの魅力を解説|移住前に知りたい地域情報まとめ

【石川県のU・Iターン転職・移住ガイド】自然の中で、のびのびと働く!石川県でのU・Iターン転職の魅力とは

【石川県のU・Iターン転職・移住ガイド】自然の中で、のびのびと働く!石川県でのU・Iターン転職の魅力とは

こんにちは!マイナビ転職note編集部です。

「就職で上京したけど、地元に戻りたい」「いつかは自然豊かな場所に移住したい」と考えている方もいるのではないでしょうか? そんな方にぴったりなのが、石川県です。

石川県は歴史が育んだ文化や、自然が身近な環境、人々の温かい人柄が特徴で、U・Iターン転職や移住を検討する人からも人気です。

今回は、U・Iターン転職や移住を考えている方に向けて、石川県の暮らしや仕事の魅力をご紹介します。マイナビ転職で石川県エリアを担当し、自身も約4年の居住経験があるYさんに、石川県の魅力や住みやすさ、転職ニーズの高い業種などを伺いました。

この記事はマイナビ転職公式noteで
2025年7月11日に掲載された記事の転載です

目次

    “加賀百万石”が育んだ文化と、豊かな自然が魅力

    江戸時代、石川県は“加賀百万石”と言われ、全国でも経済力の高い土地として、城下町・金沢を中心に、文化や芸能、豊かな食文化などが育まれてきました。

    そのさまは現代にまで伝わり、以下のような観光地として親しまれています。

    • 日本三大名園と呼ばれる「兼六園」(※1)
    • 伝統的な建築や伝統文化に触れられる「ひがし茶屋街」
    • 新鮮な食材が多数並ぶ「近江町市場」

    「JR金沢駅」にある鼓門(つづみもん)も、見事な建築として評判です。世界中から人々が訪れる「金沢21世紀美術館」や、「和倉温泉」「加賀温泉郷」といった著名な温泉地もありますね。

    特に2015年に北陸新幹線が開通してからは、東京からのアクセスも格段に良くなり、インバウンド需要も高まっています。観光地はいつも多くの人々でにぎわい、活気があります。

    また、雄大な日本海や山々があり、日頃から豊かな自然に触れられるのも特徴です。新鮮な海の幸・山の幸が楽しめますし、釣りやキャンプ、スキーなどのウィンタースポーツも盛ん。アウトドア好きな方でも、充実した日々を過ごせます。

    転職ニーズが高い職種は製造業や建設業

    石川県には大企業の支社や工場が多数あります。特に採用ニーズの高い業種・職種は、以下の2つです。

    • 製造業
    • 建設業

    石川県の産業構造を見ると、製造業・建設業が県内総生産の約30%を占めています。内訳は、製造業が23.5%、建設業が5.3%。(※2)

    製造業では、生産用・業務用機械や、輸送用機械などを作っている企業が多く(※2)、これに比例して製造業、建設業の採用ニーズも高まっていると考えられます。

    特に、製造業従事者や電気工事士などの専門職志望者は、未経験からでも丁寧に育成してくれる企業も多数。新たなキャリアを築くのに、ぴったりな土地だと言えそうです。

    ストレスフリーな暮らしができる点が魅力的

    石川県で暮らすメリットは、都会に比べると人口密度が低く(※3)、ストレスを感じる機会が少ないこと。電車が混雑することはあまりなく、朝の通勤ラッシュもほとんどありません。

    だからといって公共施設が少ないわけではなく、公園や学校はある程度の数があります。子育て世代も、暮らしやすいのではないでしょうか。

    そして人柄の温かさも、石川県の魅力です。たとえば雪道を運転していてタイヤが雪にはまってしまい、動けなくなった時も周囲に居る人が助けてくれます。困っている人を自然と助ける風土があるのかもしれませんね。

    移動は車が基本。冬の雪対策も必須

    石川県では、移動手段が電車ではなく自家用車になることがほとんどです。移住する前に運転免許を取得し、運転に慣れておくことを強くおすすめします。

    特に、スーパーマーケットや病院、学校などへの距離は必ず確認を。「思っていたよりも遠くて、車がないとスムーズに移動できない……」という事態になりかねません。

    天候面でも、注意したいことが2つあります。1つ目は、年間を通して天候が崩れやすいことです。石川県は雨や雪の日が多く、年間降水量は全国平均を大きく上回ります。(※4)季節の移り変わりも比較的はっきりとしていて、季節ごとの寒暖差も大きめです。

    2つ目は、雪対策が欠かせないこと。先ほど紹介した降水量にも関連しますが、冬は雪が降る日が多く、屋根やカーポート、車に積もった雪かきも頻繁に行わなければなりません。雪は意外と重いので、雪かきに慣れていない人だと最初は苦労するかもしれませんね。

    都会が息苦しく感じる人にぴったりなエリア

    私は大阪からの転勤で2019〜2023年までの4年半、石川県金沢市に住んでいました。年齢が40歳を超えていたこともあり、石川県、特に金沢駅周辺のほど良く都会な部分と豊かな自然、観光地の活気・街の美しさをとても気に入りました。

    特に人口密度は、大阪に比べると驚くほど低いと思います。道を歩いていても、行き交う人々と肩がぶつかることはほとんどありませんでした。

    観光地は多くの人でにぎわいますが、日常生活のストレスは格段に下がったことを覚えています。実際に20代〜30代の方で石川という土地が好きで、移住する知り合いもいました。

    コロナ禍が明けてからは、雪山や海、温泉などへのレジャーを楽しめましたね。当時6歳の子供を連れて、家族でよく出かけていました。特に車で1時間〜1時間半ほど走れば、雪山に到着したことにも感動しましたね。大阪在住だと、どうしてもそういった場所には距離を感じてしまっていたので。

    都会の暮らしに息苦しさを感じ、自然の豊かさと新鮮な食材に魅力を感じる方へ、ぜひおすすめしたい土地ですね。

    データから見る石川県

    では、次に石川県がどのような県なのか、データからも見てみましょう。

    物価は全国平均とほぼ同レベル

    まずは厚生労働省が実施している「小売物価統計調査」の結果です。この調査の結果は全国平均を100とし、それよりも指数が低ければ物価が平均より安い、高ければ物価も平均より高い、という見方をします。

    同調査における石川県の結果をまとめると、以下の通りです。(※5)

    石川県の物価指数

    ※住居の費用には、土地や住宅の購入費は含まない

    「食料」「被服及び履物」「教育」が全国的に見てもやや高額である一方、「住居」の費用は全国トップクラスに低額。物価全体を見ても、全国平均とほぼ同値です。

    「被服及び履物」が高額になる理由はさまざま考えられますが、「季節ごとの寒暖差が大きいため、防寒着などの出費がかさむ」といったことがあるかもしれません。

    家賃相場は主要都市と比べて大幅に下がる

    物価指数の調査から、石川県は全国でトップクラスに住居にかかる費用が低いとわかりました。具体的にいくらぐらいなのか、全国の賃料をまとめたデータからも見てみましょう。

    全国賃貸管理ビジネス協会の調査によると、2025年4月現在、石川県の平均賃料は49,866円。東京都の平均賃料は78,440円です。つまり、石川県は賃料が都内の64%ほどで済むことがわかります。

    以下に、国内の主要な3つの都市や全国平均と比較した間取り別の賃料をまとめました。(※6)

    石川県の家賃相場

    どの間取りでも、主要な都市と比較すると賃料は低め。1人でも家族とでも、今よりゆとりのある生活を送れるようになるかもしれません。

    平均年収は全国平均をやや下回る

    厚生労働省によると、石川県の平均年収は308.4万円でした。こちらも、国内の主要な3つの都市や全国平均と比較すると、以下の通りとなります。(※7)

    石川県の平均年収

    数字だけ見れば、石川県の平均年収は東京都の約76%。全国平均も、やや下回っています。

    ただし前述の通り、石川県の賃料相場は比較的安価。家計に占める住居費の割合は、グッと抑えやすくなります。物価も全国平均とほぼ同レベルなので、実質的な手取り額や生活の余裕度で考えると、決して悪くない環境だと言えるのではないでしょうか。

    石川県で新しいキャリアの一歩を踏み出そう

    石川県は、歴史や文化、豊かな自然に恵まれた、魅力的な土地です。都市部と比べて家賃が安く、通勤ラッシュもほとんどありません。ゆったりと、ストレスの少ない暮らしを送れるのではないでしょうか。

    製造業や建設業を中心に、転職のチャンスも豊富。未経験からでも丁寧に育成してくれる企業が多い点も特徴です。主な移動手段が自家用車になることや、雪対策など事前に知っておくべき点もありますが、それらを上回る魅力がある土地だと言えるでしょう。

    都会の喧噪から離れて新たなキャリアを築きたい方は、ぜひ石川県での転職を検討してみてください。

    【出典】

    1. 金沢市公式ホームページ 指定文化財

    2. 令和4年度 石川県県民経済計算概要【訂正】

    3. 住民基本台帳による東京都の世帯と人口:毎年
      石川県庁 石川県の概要(シンボル、人口)

    4. 総務省統計局 社会・人口統計体系 / 統計でみる都道府県のすがた2024 / 社会生活統計指標

    5. 総務省「小売物価統計 調査(構造編)2023年(令和5年)結果」

    6. 全国賃貸管理ビジネス協会「全国平均家賃による間取り別賃料の推移」2025年4月調査)

    7. 厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況(都道府県別)

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