9月16日(土)開催のマイナビ転職フェアに参加します
今回は2人目の担当者を紹介しますね。
フェアは初参加!転職経験ありの相談業務担当I主任です。
【経歴を教えてください】
大学卒業後、教員採用試験の勉強をしながら、学童クラブや保育園に勤めていました。
その中でダウン症や自閉症のお子さんの担当をさせて頂き、とてもやりがいのある仕事だと感じました。
次第に学校の先生にこだわらなくても良いのではないかと思い、いろいろな仕事の情報収集を始めました。
【つくしの里に就職した理由は】
子どもと接する仕事をしていましたので、障がい児の施設に勤務したいと思っていました。
しかし、当時から児童の施設は少なく、職員を募集している事業所はなかったので、たまたま求人票を目にしたつくしの里に応募しました。
希望とは異なる成人の施設でしたが、障がい児もゆくゆくは大人になるわけで、成人の方への支援にも少しずつ興味が湧いてきました。
そして何より、見学時や試験当日の利用者さんの歓迎ぶりにほっこりとした気持ちになったからです。
【入職当時の思い出は】
当時は畑作業(トラクターの操作)、トラックでの出荷、草刈り・芝刈りなど、利用者さんに関わる全てのことをできるようになる必要がありましたので「ここは何の職場だっけ?」と思うことも多々ありました😓
今はそこまで要求されませんので、ご心配なく♪
【目指していた教職とのギャップはありませんでしたか】
私の中で、子どもの頃の経験や支援が充実すれば、成人になった時に困り感が軽減するのではないか、いろいろな場に馴染めるのではないかという想いがありました。
その子ども時代の過程に携わるのか、成人になってから携わるのか、という違いだと思っています。
学校は決められた枠の中で決められたカリキュラムがあるので大変ですが、その点では障がい者支援施設は自由度が高いと思います。
【現在は相談業務の担当ですが、どんな仕事ですか】
主に利用者さんやそのご家族が福祉サービスを受けたいと思われた時に、相談に乗ったり、計画書を作成したりする仕事です。
その他、サービスを受けられている様子を確認に行ったり、学校や保育園等の関係機関と話し合いをしたりすることもあります。
【初対面の利用者さんやご家族に対して特に気を付けていることはありますか】
話しやすい雰囲気作りですね。
笑顔を絶やさず、何でも話して頂けるように言葉かけをしています。
中には言いたくない話もあると思いますので、相手の表情や言葉選びにも注意しています。
【どんな時にやりがいを感じますか】
担当の利用者さんが福祉サービスから卒業する時、良い意味で私の手元を離れる時ですね。
療育を続けなくても十分な力が備わった児童、一般就労に移行した成人の方などです。
【利用者さんとの運命の再会もありましたね】
「支援が困難な自閉症児がいる」と保育園から大学に話がきて、私が保育園に就職することになりました。
私は副担任という立場でほぼ毎日、その子と一緒に過ごしました。
そして、卒園から11年後、支援学校から彼がつくしの里に実習に来ました。
家庭の事情で名字が変わっていましたし、別人のように大きくなっていた為、最初は全く分かりませんでした。
でも、下の名前の漢字が同じであることが気になり、笑っている時の表情、鼻の上にある傷跡で確信しました。
思い切ってお母さんに声を掛けてみると、私がいることをとても喜んで下さいました。
卒業後に入所され、長い付き合いになっています。
【休日やプライベートな時間はどのように過ごしていますか】
まだ小さい子どもがいるので日中は基本的にお出かけか遊び相手です。
子どもが寝静まったら、趣味のプロレス観戦です。翌日の仕事を忘れて、日を跨ぐこともよくあります(笑)。
【家に帰れば3人の子どものお父さんですが、ワークライフバランスについてはどうですか。】
他のスタッフには申し訳ないですが、私は変則勤務が少なめですので、リズムは作りやすい状況です。
夜勤明けが土日だと、子どもに付き合うのが体力的に厳しいこともありますが…。
以前よりも定時に退社できることが増え、家庭での役割も全うできているかなと感じています。
【職場としてのつくしの里の推しポイントは】
職員間の仲の良さ、利用者さんのフレンドリーな感じが働きやすさに繋がっていると思います。
コロナ禍が落ち着き、スポーツ観戦、お笑いライブ、コンサートなど、個人の興味に合わせて、外出を行っています。
【その他、転職フェアへの意気込み、求職者に伝えたいことがあれば。】
初めての参加で緊張しますが、少しでも自分の経験をお伝えできたらなと思っています。
福祉の業界は大変そうだというマイナスイメージがあるかもしれませんが、几帳面以外、何の取り柄もなかった私が勤続20年目を迎えています。
一生に一度の人生。利用者の皆さんはその一度の人生を施設で過ごされています。
施設でも十分楽しい人生だと思ってもらえるように、自分も一緒になって楽しもうと常に思っています。
一歩踏み出す勇気を持って、一緒に働いてみませんか?