つくしの里では、利用者さんの状態や介護度に合わせて、グループ・班に分かれて活動しています。 各グループ・班では主任を中心に利用者支援にあたっています。 利用者さん、職員にとって身近な存在でもある主任を順番に紹介していきます! (転職フェアに参加したI主任、H主任、N主任は既に紹介が終わっているので、過去の記事を見てください)
今回はY主任です
【経歴を教えてください】 高校を卒業後、地元長崎で1年、原爆被害者裁判支援や居酒屋でバイトしながら遊んで過ごしました😓 その後、児童関係を学びたくなり熊本へ。 大学の夜学部社会福祉学科に社会人枠で入学し、在学中は自分が学びたい授業以外に興味がなく、卒業するつもりもあまりなかったです😓 バイトやヘルパーをしながら遊んでいたので、通常より長い期間(最長在籍期間)を経て卒業しました。
【つくしの里に就職した理由は】 児童関係の仕事をしたかったのですが、諸事情により断念。 大学で障がいについて学ぶ機会もあり、興味を持った事がきっかけの一つです。 また、年齢も20代後半だった事と、親から「卒業だけはしてくれ」と言われた事、当時の彼女(現在の妻)から「あと2年しか待たない」と言われ就職先を探していました。 いくつか候補はあったのですが「親無き後の…」というご家族の想いからの施設の成り立ちに心を惹かれて就職を希望しました。
【入職当時の思い出は】 毎日が覚える事の連続でした(゚Д゚;) 利用者の方と信頼関係を築くためには色々ありました。 意思疎通がうまくいかず拒否されたこともありましたが、介助を受け入れてくれて、名前を憶えてもらった時は嬉しく感じました(^^♪ あと、福祉職なのに夏祭りの櫓や舞台の設営、門松作成、テント張り、雑草の刈り払い、チェーンソーの使い方等、色々な事を教えて頂きました。 IMG_1673.JPG
【どのような班を担当していますか】 10代~60代と幅広い年齢層の利用者さん達で、直接的な介助度は低く、行動面やコミュニケーション、個別での活動に支援が必要な方が多い班です。
【班運営をどのように思っていますか】 利用者の方の意思を尊重し、個人の能力を活かせるよう支援する体制をつくる事。 利用者の方が意思決定できる環境づくりを心掛けています。
【利用者さんと接する時に気を付けていることは】 相手の想いに出来るだけより添えるように、表情を見る・目線を合わせる・分かりやすい説明をする・ジェスチャーを交える等を心がけています。 意思疎通が難しい方と接する時には、表情や動作に気を付け、嫌がる素振り、不快な表情が無いかを見ています。 DSC_4821.JPG
【職員との関わりで心掛けていることは】 挨拶をすること、強い言葉は使わないことです。 相談を受けた時は相手がどう思っているのかを聞く。 注意や助言をするときは、相手の受け入れやすい言葉で話すようにして、理解が難しく何度も同じことを繰り返しても叱責せず、より分かりやすく説明するように心がけています。 普段の会話では、当たり前ですが、相手の嫌がる事、不快に感じそうな事は言わないようにしています。
【どんな時にやりがいを感じますか】 利用者の方から活動や行事を楽しかったと言われた時。 利用者の方の笑顔。 些細な事ですが「次いつ来ると?」「いつ泊まるとね、はよ来てよ」と言われると嬉しいし、やりがいも感じます(^-^)
【休日やプライベートな時間はどのように過ごしていますか】 土・日・祝日が休みの時は基本的に子どもと出かけます。 平日休みの時は、家の事(子どもの送迎・掃除・夕食作り)をした上で、一人の時間を楽しんでいます(^^♪ ランニング・釣り・パン作り・ランチ・夕食を凝る等々、その日の気分で自分がやりたい事をします。 なので、スマホを触っていたら1日が終わる事もあります(゚Д゚;)
【ワークライフバランスはどうですか】 そもそも自分は、毎日同じ時間に出退勤し週末を休むようなローテンションが耐えきれないので、日々の業務も同じ事の繰り返しではなく働ける環境は良いと思うし、個人的にはバランスが取れています。平日休みで自分の時間も確保できます。 土・日で予定のある時は事前に申請して休みも取れます。
【どんな人と一緒に働きたいですか】 明るくなくても良いし、元気でなくても良いです。 少しでも福祉関係に興味がある人と働きたいと思います😀
【職場としてのつくしの里の推しポイントは】 利用者さん・職員共にいろいろな人がいます。 合う、合わないはあると思いますが、善良な人ばかりです。 あと、やっぱり不規則勤務推しです(^_-)-☆
【転職を考えている人に伝えたいことがあれば】 転職が当たり前の時代です。少しでも興味がある事には恐れずに飛び込んで下さい。 働いてみないと分からない事もあります。誰かの言葉や印象をそのまま受け入れて拒否する事が間違っているとは思いませんが、そこに自分に合った何かがあるかもしれません。 一度しかない人生です、興味を持った事はどんどんやってみましょう(*^^)v