(画像提供:株式会社Polyscape)AIスタートアップのPolyscapeは8月20日、生成AIとプロのシステム開発者のペア作業によりソフトウェア開発を高速化する「AI駆動開発ソリューション」の提供を開始した。要件定義からリリースまで全工程でAIをフル活用し、通常開発期間を平均40%以上短縮できるという。また、中堅中小企業でも「手の届くシステム開発」を実現できるとする。

AI駆動開発ソリューションは、AI エージェントを用いたVibeCoding(バイブコーディング)手法によって、従来のWebサービスやシステム開発を高速かつ低コストで実現する開発サービスとなる。特に、要件定義段階からリリースまでの全工程でAIをフル活用していることが特徴だという。
Polyscapeの調べでは「フルスタック型のVibeCodingツール(Replit Agent、Google AI Studioなど)を活用した本番環境フルスタック型開発ソリューション」というカテゴリにおいて国内で初めて提供されたソリューションとなる。
提案フェーズでは、初回の課題ヒアリングから約1週間で主要画面のフロントエンドを実際に動作する形で提示。発注者はこの段階で画面構成や機能の具体像を確認・合意できるため、仕様の曖昧さが大幅に減少し、提案段階から見積の精度を大きく高め、プロジェクト成功率が高まる。
要件定義フェーズでは、プロジェクト開始と同時にテスティング環境を提供。人間が仕様を定義し、AIがソースコードを自動生成することで、開発予定のシステムを短期間で動作する形に落とし込む。発注側は付与されたURL上で自由に操作しながら仕様を検証できるため、システムの完成イメージが格段に明確化し、認識齟齬を防ぐことにつながる。

開発・テストフェーズでは、プロのエンジニアがシステム全体の設計を担当し、要件定義段階でAIが生成したソースコードに対して徹底的にリファクタリングを実施。仕様やロジックがすでにコードレベルで定義されているため、本開発フェーズにおいてエンジニアが実装や仕様確認に費やす工数を大幅に削減できる。エンジニアは設計やコードレビューにより集中でき、開発効率と品質の両方を向上させることが可能となる。
ユーザー事例として、千葉県で物流・ロジスティクスサービスを展開する美翔や、東京都渋谷区で個人主権型IDサービスやWalletサービスを展開するUPBONDの取り組みが紹介されている。
【参考】:株式会社Polyscape、国内初* ”フルスタック型AI駆動開発ソリューション”を正式提供開始 | 株式会社Polyscapeのプレスリリース
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