(画像提供 paiza株式会社)paizaは9月1日、同社の学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」において、データ分析や業務効率化に不可欠なSQL(MySQL)のスキルを測定できる新機能「SQLスキルチェック」のβ版をリリースした。

新機能提供の狙いとして、ビジネスにおけるデータ活用の高まりを受け、SQLスキルが職種を問わず重要になっていることを挙げる。従来のスキルチェックサービスは、エンジニア向けに特化しており、マーケターや企画職といったSQLを活用する多くの担当者にとっては自身のスキルを測る機会がないことが課題だったという。
今回のSQLスキルチェックでは、Webエンジニアだけでなく、データ活用を目指すすべての担当者が自身のスキルレベルを客観的に把握し、学習のモチベーション向上やキャリアアップにつなげることができるようにした。
新機能は、学習コンテンツとして提供され、実際の業務シナリオを想定したSQL問題を解く形式となる。エディタが提供され、テーブル情報と問題文を確認しながら、クエリ作成を行う。難易度は5段階(レベル1〜5)で構成され、SQL入門者から熟練者まで自身のレベルに合わせた学習とスキルチェックが可能。取り組んだ問題やクリアしたレベルは、学習マイページに自動で記録される。自身のスキルレベルが一目でわかり、学習の進捗管理や次の目標設定に役立つ。

レベル1〜2は、新卒社員やデータ活用に興味がある「今後分析スキルを身につけたい」層が対象で、基本操作の知識・理解や、条件を指定したデータ抽出に取り組む。
レベル3〜4は、マーケターや営業・企画職など「業務に必要な知識を組み合わせてデータ活用ができる」層が対象で、複数テーブルの情報の組み合わせや複雑な条件のデータ結合・並べ替えに取り組む。
レベル5は、データアナリストやデータエンジニアなど「データ分析を活用し、戦略的な分析業務を行なう」層が対象で、ウィンドウ関数など高度な分析クエリに取り組む。
paizaでは、新機能の提供により、エンジニアを含むIT人材が、自身の市場価値を明確化する一助となることを目指すとしている。
【参考】:データ分析を武器にしたい、すべてのビジネスパーソンへ。paiza、データ活用必須スキルを測る「SQLスキルチェック(β版)」を提供開始 | ニュース | paiza株式会社
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