
米マイクロソフトは米国時間8月19日、Microsoft 365 Insider Blogにて、Excelで利用できるCopilot関数を追加したことを発表した。この関数は、従来の数値計算中心のExcel関数とは異なり、自然言語による指示文(プロンプト)をセルに直接入力することで、AIがデータの分類・要約・生成などを実行できる新しい仕組み。Microsoft 365 Copilotライセンスを持つベータチャネルユーザーから利用がスタートしている。
Copilot関数は、通常のExcel関数のように任意のセルで「=COPILOT(prompt_part1, [context1], [prompt_part2], [context2], ...)」を入力することで利用できる。
Prompt_partは、AIモデルのタスクまたは質問を説明するテキスト。context(オプション)は、 AIモデルのコンテキストかデータを参照するセルを指定する。
例えば、Prompt_part「List airports codes from major airports in」、contextに「E3」を入力し、セルE3の値を「USA」「Australia」などと入れ替えると、USAの場合には「ATL」「LAX」「ORD」など、Australiaの場合は「SYD」「MEL」「BNE」などといった空港コードが値として出力される。
また、「=COPILOT("Classify this feedback", D4:D18)」などとして、フィードバックの範囲を参照することで、各コメントを感情やカテゴリごとに分類するようCopilotに依頼し、実行可能なインサイトを収集できる。
活用シナリオとしては、マーケティングキャンペーンの計画時にExcel内だけでブレーンストーミングを行ったり、複雑な計算を分かりやすい言葉で説明したり、長文を要約したりといった例を挙げている。また、顧客からのフィードバックやサポートチケット、アンケートの回答を分類することや、複数行にわたるデータのリストや表を生成することもできる。
使い方のコツとしては、指示を明確すること、セル、行、列、結果の表示順序、そしてリストや見出し付きの表などの必要な形式を指定すること、「要約する」「分類する」「ランク付けする」などの直接的な動作を表す言葉を使用することなどを挙げている。
【参考】:Bring AI to your formulas with the COPILOT function in Excel
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