こんにちは 福岡の建設コンサルタント オービット設計部のFです。
私は技術士の社内勉強会を受講し、今年の4月で晴れて技術士になることができました。
設計部長に聞く、技術士としての誇りと社内勉強会の意義
現在技術士試験まで1ヶ月を切っている状況ですが、私の経験が少しでも役に立てばと思い、私の学習方法や学習時における注意点を中心にご紹介させて頂きます。
効果があった学習方法
私は2023年から技術士受験を始め、今回で3回目の受験となりました。今までは白書等資料からキーワードを抽出しながら過去問題を解いていましたが、この度の勉強では実際のアウトプットを意識して、資料の論点を整理するということをやってみました。
画像は鹿島建設株式会社の「A4CSEL(クワッドアクセル)」という自動化施工システムについての勉強資料です。記事の内容と国の施策を見比べ、課題、解決策、想定されるリスク、その克服策、更に技術者倫理・社会の持続可能性の観点から必要となる要件を自分なりに整理することで、これをネタ帳・パーツ集として試験本番でそのまま活用できるようになりました。
※画像は実際の勉強ノートですが、著作権保護および社内ノウハウ保護の観点から、一部にモザイク処理を施しています。
学習における注意点
上司や技術士の資格保持者の添削を受けるとかいう内容は巷にあふれているので、ここではあまり話題にならないことを中心に書きたいと思います。
1.漢字を覚える(度忘れ対策)
技術士試験は「記述士」と言われるくらい字を多く書く試験です。午前は1800字、午後は3600字書かないといけません。特に試験中はプレッシャーや疲労が重なり、午後になる程漢字が急に出てこなくなる傾向にあります。
イメージ的には、含浸工法・グラウト充填・エフロレッセンスが滲出等の技術用語の漢字を間違えそうですが、実際は逆で普段使っている何でもない漢字ほど急に度忘れしたり、本当に部首が合っているのか不安になります。私は過去の試験で「組織」と書こうとした瞬間に、「織」の部首がいとへん「糸」なのか、みみへん「耳」なのか、ごんべん「言」なのかが分からなくなった経験があります。
なので、特に普段使う漢字ほど本番できちんと書けるよう練習しておくことが重要です。
2.手書きで論文を書く(筋肉の鍛錬)
実際の試験環境に近い状態で勉強することが最も効果的で・・・とか、気軽にカットアンドペーストができないプレッシャーのなかでも実力が出せるように・・・という話をしたいところですが、結論は単純な話で、普段パソコンに慣れ切った人が計5400字を手書きで書くのはかなりきついです。特に筆圧が強い人ほど地獄を見ます。
私の場合、午後になると一行書いては手を振りながら休めて休憩し、また一行書いては休憩するという状況でした。なので、せめて論文を書ききれる程度には腕や指の筋肉を鍛えておくことをおすすめ致します。
3.自分の「文字速度」を知る(ペース配分)
手書きの試験において、時間管理は命です。しかし、ここで言う管理とは、単に「急いで書いて時間を稼ぐ」ことではなく、むしろ、「ゆっくり書いて平静を保つ」ことが重要になります。
試験が始まると、誰しも強い緊張感の中に置かれます。その状態で自分が完璧に準備してきたテーマが出題されたらどうでしょうか。「忘れないうちにすべて書ききりたい!」と気持ちが高まり、開始直後から全力でペンを走らせてしまいがちです。
そうやって、午前のうちに筋肉を酷使すると、午後には文字が震えて書けなくなるか、脳のスタミナが切れて文章が崩壊します。なので、普段の学習から「自分はどのくらいのペースなら、腕を壊さずに(かつ読める字で)書き続けられるか」という巡航速度を計り、身体に覚え込ませておくことが不可欠です。
おわりに
これらは言ってしまえば「他愛もない話」ですが、オービットの社内勉強会(対策講座)では、これ以上の本質的なノウハウを大量に学ぶことができます。
もちろん、資格対策が充実していることだけが会社を選ぶ理由にはならないし、選ぶ理由にして欲しくもありません。ただ、このような「本質も見据えて、泥臭い努力を一緒に楽しむ仲間がいる環境」で共に頑張りたいと思ってくださる方がいれば、いつでもお待ちしております。
