
KELAとソフトクリエイトは2月16日、両社が連携して金融機関向け「ダークウェブ共同監視サービス」パッケージの提供を開始したと発表した。
ダークウェブ共同監視サービスは、複数の金融機関が共同で利用できる月次レポート形式のパッケージ型サービス。KELAグループのSLING社が提供する高度なサイバー脅威インテリジェンス基盤を活用して、ダークウェブ上の脅威情報を継続的に監視、ソフトクリエイトの監視センター(SOC)が精査・選別のうえ、レポートを月次で提供する。これにより、金融機関は、個別に監視システムを構築・運用することなく、安価かつ高品質なダークウェブ監視体制を実現できる。
近年、金融機関を狙うサイバー犯罪は極めて巧妙化している。特に2025年には、証券口座の乗っ取りや、モバイル回線を悪用した不正契約・転売事案が大きな社会問題化した。金融機関にはフィッシングサイトを通じた顧客情報の窃取や、マルウェア感染端末からの不正操作に対する抜本的な対策が強く求められている。
こうした状況を受け、KELAとソフトクリエイトは、KELAグループのインテリジェンスプラットフォームとソフトクリエイトのSOCを組み合わせることで、安価かつ高品質なダークウェブ監視をできるようにした。
金融機関には、毎月1回、PDF形式の詳細レポートが提出される。レポートには、ダークウェブ等に流出している利用者情報、コーポレートドメインに紐づくメールアドレスの流出一覧、外部から確認可能なIT資産の脆弱性情報などが掲載される。また、参加金融機関の監視結果をもとに、最新の攻撃トレンドや対策情報を共有する月次全体報告会を実施する。
利用料金は、契約期間3ヶ月(継続監視)で、500,000円(税抜)。金融機関ごとの個別報告会はオプション(別途費用)となる。
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