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マイナビ転職EXPO 講演レポート
会場風景1

JR東日本の「変わらぬ使命」と
「無限の可能性の追求」

東日本旅客鉄道(JR東日本)
人事ダイバーシティ推進グループ 課長 松澤 一美

[プロフィール]1991年4月 東日本旅客鉄道株式会社入社/2008年7月 事業創造本部 子育て支援施設プロジェクト 課長/2012年6月 人事部 ダイバーシティ推進グループ 課長

JR東日本とはどんな会社なのか

こんにちは。今日は私どもの会社の紹介と、社会人採用に対する思いをお伝えできればと思います。

まずは私の簡単な自己紹介をさせてください。私は1991年にJR東日本に入社しました。当時はまだ女性社員も少なく、社員全体に占める女性比率は0.8%でした。現在に至るこれまで、人事部門での仕事と“エキナカ”などの開発に携わる生活サービス部門での仕事を中心として、主に新しい事業の立ち上げに携わりながらキャリアを積んできました。私自身が新しい仕事に向き合う時、それまでの経験や人脈が武器になりました。そのことは、転職にも通じるものがあるのではないかと考えています。

まずJR東日本の概要について、ご紹介します。関東甲信越から東北までを営業エリアとして、およそ70線区、7,500km、1,700駅があります。社員は約6万人で、そのうち女性社員は約5,500名。そして、社会人採用の方も約5,000名います。

事業の形態としては、4つの柱があります。
まずは皆さんよくご存知の“鉄道事業”。近郊のネットワークに加えて、5方面への新幹線のネットワークを持っているのは当社だけです。また鉄道車両を造って海外に向けても販売していく、“鉄道車両製造事業”もこれからの事業の柱の一つとして注力しています。そして、「エキュート」や「キオスク」などの物販、高架下での開発といった“生活サービス事業”、電子マネー、セキュリティといった“IT・Suica事業”です。

特に今年は東京駅ができて100周年という、一つの節目を迎えています。「新しいビジネスの開発や新しい人たちを迎え入れて、もう一つ上のステージを目指す!」そんなタイミングでもあります。

次に経営の基本的な方向性ですが、これはいわゆる私たちの“思い”です。2012年に打ち出した基本姿勢が、“変わらぬ使命と無限の可能性の追求”。私たちは東日本大震災で多くのものを失い、そして学びました。例えば「鉄道はルールだけでは安全を守れない」ということ。ルールを守るだけでなく、社員一人ひとりに判断する力が必要であることを改めて知りました。“変わらぬ使命”でこれまでの安全性を担保しつつ、“無限の可能性の追求”では、そのなかで変化を恐れずにチャレンジすることを目指していくことをうたっています。JR東日本グループのステークホルダーには、社員・株主・お客さま・地域・社会があります。中でも社員一人ひとりがこれらを意識して貢献していくことが、当社のコンセプトワードである、“地域に生きる。世界に伸びる”につながっていくと考えます。

JR東日本が持っている強みは3つあります。「1日およそ1,680万人のお客さまにご利用いただく駅」「首都圏の生活基盤である鉄道ネットワーク」「東京から5方面に伸びる新幹線輸送ネットワーク」です。

鉄道のネットワークについては、2つのポイントがあります。まず東京圏のネットワークの充実。東京・新宿以外の街の開発も随分進みました。東西に伸びる中央・総武線に加え、南北に湘南新宿ラインが走るようになったことにより、東京を中心とした広域な人の移動を生み出しました。もう一つが都市間ネットワークの充実。2014年度末には北陸新幹線が、2015年度末には北海道新幹線が開業予定です。これらの新幹線のネットワークを利用して作りあげたいのが、“観光立国・インバウンド戦略の推進”です。海外のお客さまをお迎えして、東京から東北に向かう日本における第二の“ゴールデンルート”をつくりたいと考えています。

JR東日本のこれからについて

会場風景2

当社社員の年齢構成図を見ていただくと分かるように、30代・50代を中心とした“フタコブらくだ”のような形になっており、50代以上が4割を占めています。つまり、あと10年もすると定年退職者が増えていくという状況。私たちは毎年、新卒で1,200名、社会人採用で500名程度の採用を行っています。特に社会人採用には単に数を補うだけではなく、それまでの経験や思考を生かして、リーダーシップを発揮したり、新しいプロジェクトを推進する力を発揮していただきたいという期待があります。

当社ではさまざまな技術革新にも取り組んでいますが、何かを発明するというより、現在の鉄道技術は、汎用技術をいかに磨いていくかがポイント。そのほかに、過密したスケジュールのなかで列車を安全に走らせるための設備に関するメンテナンスも非常に大切な役割を担っています。

また、IT・Suica事業では、さらなる“Suicaの利便性の向上”を目指しています。Suicaが生まれて10年を超えていますが、電子マネーのさらなる成長こそ、社外でいろいろな経験をされた皆さんの知恵や工夫が生きる場でもあるでしょう。

グローバル化についてですが、私自身、入社当時は海外事業の展開があるとは想像もしていませんでした。それがここに来て海外への機運が高まっています。海外で鉄道市場が見直されており、日本の鉄道技術が改めて注目を集めているのです。その一方で、日本の鉄道が世界のシェアにほとんど踏み込めていないという事実もあります。そのような中、当社ではブリュッセル・シンガポール・ロンドンなどに拠点を置き、日本の基準を世界標準にするための働き掛けを行ったり、海外での情報収集に努めています。実際に参画しているプロジェクトもあります。タイ・バンコクのパープルラインでは、鉄道車両や各種地上設備についてトータルでメンテナンスを行う事業に初めて参画します。また、当社グループの車両を新造し、供給します。

最後に募集職種についてですが、JR東日本での仕事というとどうしても駅での業務を想像してしまいがちですが、実際には多種多様な仕事・部署があります。例えばテクニカルエンジニアの仕事だけでも、保線・保守土木、列車制御システム・電力設備・情報通信、車両、建築、機械設備、建設工事と幅広く、業務が細分化しているのも特徴の一つです。最近では女性の技術者も増えています。もちろん、駅や技術事務、事業用地管理などの業務もあります。ただ、どの仕事にも共通しているのは「列車を運行し、安全・正確・快適に、目的地までお客さまをご案内すること」「鉄道を中心として、お客さまの生活をより便利で豊かにすること」という想いです。

社会人採用について、ご興味のある方はぜひエントリーしてください。そしてエントリーしていただいた皆さんにはぜひ、「経験を生かして活躍したい!」いう情熱を持って挑んでいただきたいと思います。一人ひとりの成長が、会社の成長につながることを私たちは信じています。ありがとうございました。

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