海外転職体験談
子育てを終え、40代で単身ハノイへ
「挑戦してみること」「人とのつながり」が視野を広げてくれる

【ベトナムで働く! インタビュー】 国際結婚をして日本で生活していたRさん。20代の時から「海外で働くこと」にあこがれていたというRさんが、子育てが一区切りしたことをきっかけにハノイで海外でのキャリアをスタート! 海外転職をするまでの経緯や現地の生活を楽しむヒントを聞きました。

掲載日:2018/07/27

マイナビ転職グローバルを通して、ベトナム転職を成功したRさん

海外転職に目覚めた、ある出来事

看護師として、前職は美容整形外科に勤務していました。25歳の時に結婚して、2人の子どもを出産。海外転職を目指すきっかけとなったのは、オーストラリアでケガをして現地の病院に息子と入院したこと。

言葉がままならない異国でのアクシデントに不安でいっぱい。そんな時、入院先に日本人看護師がいて、通訳などのサポートをしてもらったんです。彼女の仕事ぶりで、とても安心できたことが痛烈に記憶に残り、自分もいつか海外で誰かの手助けをしたいと思うようになりました。

単身での海外転職、家族の反応は?

今春、子どもたちが成人や学校卒業で自立しました。このタイミングで転職できるよう、「マイナビ転職」など数社の転職サイトに登録して準備を進めてきました。長年仕事を離れていた私が単身海外転職することに心配する声もありましたが、息子たちが一番の理解者となり、挑戦を後押ししてくれたおかげで前向きな気持ちで渡航できました。

ベトナムで「日本基準」のサービスを

ベトナム・ハノイに来て半年。日系クリニックで看護業務と現地スタッフのマネージメントを兼務しています。実は、不安はあまり感じていませんでした(笑)。日系企業の勤務体系は日本とほぼ同じですし、自分の専門性をストレートに生かせるという自信がありました。

本院の患者は旅行や仕事でベトナムに来ている日本人。日本と変わらないサービスを提供するため、7名の現地スタッフに日本語や応対テクニックなどを指導しています。衛生観念など日本人の視点で気づいたことなども伝え、クリニック全体の品質向上に取り組んでいます。

職場は日本語が基本で、ベトナム人スタッフは日本語学校でも会話のスキルを磨いているので、意思疎通は問題ありません。私は週1回ベトナム語学校に通っていますが、発音で苦戦。でも、言葉はかっちりできなくても何とかやっていけます! 街中ではスマートフォンの日本語、ベトナム語の翻訳アプリが便利で、画面を相手に見せてジェスチャーを交え、ああだこうだとやっていると大体通じますよ(笑)。

好奇心のまま交流を楽しむ

仕事・プライベート問わず、色んな交流を楽しんでいます。病院で知り合った方やその方を通じて出合った方々、企業のトップなど日本にいた時は接点が全くなかった方たちとお話しする機会があり、気づかされることがあります。日本人コミュニティでは、先輩たちにベトナム生活に役立つ情報をいろいろ教えてもらっています。

お誘いは基本的に断りません。フェイスブックで見つけた面白そうなお誘いであれば、都合が合う限り積極的に参加します。現地の方は社交的なので、一人と知り合うとそこから新たな出会いが生まれ、今では友人の半分は日本人、半分は現地の方とハノイに来ている外国人です。日本にいたらありえない、国籍も職種もばらばらな人たちがつながり、視野が広がっていく楽しさを実感していて、それが日々の活力になっています。

仕事・プライベート問わずアクティブに楽しむRさん

海外転職を考えている人に

チャレンジを恐れないでほしい。興味が持てなかったり到底できないと思うようなことも、やってみたら意外と合っているかもしれません。何が縁になるか分からないもの。お声がかかったらまずは参加してみることをおススメします! 置かれた場所で精一杯やって、充実した海外転職を叶えてください。

ベトナム転職で気になるポイントを直撃!

家族を大切にする国民性

ベトナム人は優しい人が多い。職場の仲間はちょっとしたことでも気にかけてくれますし、彼らは家族のつながりをとても大切にしています。早婚でお子さんがたくさんいるスタッフがほとんどで、勤務中は親や親せきに子どもの世話をしてもらっています。その感覚で「お母さんが病気なので休みます!」となり、シフトが急変することも(笑)。「家族」が本当に生活のベースになっているのを感じますね。

ベトナム名物「昼寝タイム」

こちらに来て驚いたのが昼休憩の過ごし方。現地の企業や病院、商店は、昼の休憩を2時間くらいとってごはんの後昼寝をします。その間営業はストップ。ハノイやホーチミンなど都市部の外国系企業だとそうはいきませんが、私の職場も1時間の休憩は院内を消灯してみんなしっかり寝ます。暑いせいもありますが、脳を休めて集中力を回復する意味もあるようです。 ランチ後すぐの睡眠は太らないかとひそかに心配です(笑)。

あこがれの温シャワー

住まいは、職場から徒歩3~5分、守衛さん付きのサービスアパートメントで家賃は550ドルです。門限がありますが、遅くなると伝えておくと帰宅時に鍵を開けてもらえます。渡航前は家族のためにご飯をつくって掃除して洗濯して……という生活だったので、サービスアパートメントで家事から解放されたのは大きかったですね。難点はシャワーの温度調整。夏は温かいシャワーを浴びるのに30分くらい要します。暑いことが多いので、お湯の必要性が低いみたいです。

恐怖の道路横断はハノイの洗礼!?

「交通量が多い」というのがハノイの第一印象。交通モラルは日本とまったく異なり、ドライバーは歩行者に気づきながら誰も止まってくれません! はじめは怖くて道路を横断できずにいましたが、1か月をすぎたあたりからコツをつかみ、今ではストレスなく渡れるようになりました(笑)。

移動はタクシーやバイクが一般的。でも一人で移動する時は「流しのタクシー」は使いません。やはり日本ではないので気を付けています。私はスマホのタクシー配車アプリ「Grab Taxi」をよく使っています。稼働中のタクシーとのマッチングから、目的地の指示や最適ルートの確認までスマートフォンでできるのは安心です。