海外転職を希望する日本人に「ベトナム」をオススメする理由
「海外で働いてみたい」という人にとって、転職先の国を選ぶことは重要なポイントです。成長している「ベトナム」に興味はあるけれど……と迷っている人に、海外の転職先としてベトナムを選ぶメリットをベトナムの人材サービス「Premium HRnavi」のキャリアアドバイザーが紹介します!
掲載日:2018/07/03
成長中のベトナムマーケットはチャンス大
ベトナムは、2000年から急激に経済が活発化し、2017年にはGDPの前年伸び率6.8%(日本は約1.7%)と安定成長を続けています。
全人口の約64%が40歳未満(2014年、ベトナム統計総局)で、平均年齢約30歳と若く、人口は毎年増加。平均年齢が46.5歳(2017年)とされる日本と比べると、ベトナムには豊富な労働力があるといえるでしょう。そのため、ベトナムの低い労働コストは、諸外国からも大きな注目を集めています。
また、原油や天然ガス、銅、石炭、森林・水産資源といった天然資源にも恵まれ、これからどんどんビジネスチャンスが増えていく国の一つです。
日系企業が多く進出している
外務省の海外進出日系企業実態調査(平成30年要約版)によると、2017年10月時点でベトナムに進出している日系企業数は1816拠点(そのうち、現地法人1474拠点、日本企業の支店や駐在員事務所など323拠点)。海外進出日系企業数の国・地域別ランキングでは6位にランクインしています。
語学のハードルが低い
ベトナムの公用語はベトナム語ですが、日系企業内でのコミュニケーションはほとんど英語か日本語で行われます。そのため、日常ビジネス会話程度の英語が話せればOKという企業も多いです。
ビザ(労働許可書)の取得が比較的簡単
就労目的でベトナムに入国する場合、労働許可書(ワークパーミット)とベトナム在留資格認定書類(就労ビザ、もしくはテンポラリレジデンスカード)の申請が必要になります。近年は、実務経験がなければ取得できないなど、ビザの発給が徐々に難しくなっていますが、香港やシンガポールなどアジア先進諸国に比べると、ビザは通りやすい傾向にあります。
日本人の口に合う食文化
ベトナム料理は、東南アジア料理の中では比較的マイルドな味付けで、辛さやクセが少ないのが特徴です。主食はお米で、ベトナムの国民食であるフォー(お米の平たい麺)やゴイクン(生春巻き)にもお米が使われているため、日本人でも馴染みやすいメニューがたくさんあります。また、ベトナムのサンドイッチである「バインミー」も日本国内にも専門店があるほど人気メニューです。
温暖な気候と安定した治安
ベトナムは南北に長く、同じ時期でも地域によって気候が異なります。南部は1年をとおして気温差が少ない常夏で、平均気温は26℃。北部にはゆるやかな四季があり、最低気温は12℃ほどになります。
また、ベトナムの治安は、観光客を狙ったスリやひったくりなどの軽犯罪はあるものの、東南アジアの中では比較的よいといえるでしょう。とはいえ海外ですので、十分に気を付けて過ごす必要はあります。
日本人コミュニティーの交流も盛ん
ベトナムには、約16,000人の日本人が滞在しており、趣味サークルや出身地の繋がりなど日本人同士の交流も盛ん。大きすぎず小さすぎないコミュニティーの規模感で、仕事以外のプライベートな時間も助け合って楽しい生活がおくれそうです。
責任あるポジションにつくチャンスも
日系企業の進出も増えているベトナムでは、日系企業向けの営業職やエンジニアなどの技術職だけでなく、現地スタッフを管理するリーダーなど責任ある管理職ポジションにつくチャンスも増えています。
海外で働いてみたいと思った時に、ベトナムをオススメする理由を紹介してきました。ベトナムは、海外で文化が違うとはいえ、親日な人も多く、日本人と価値観が似ているため、ビジネスや日常の生活でもコミュニケーションがとりやすい国の一つです。めざましい経済発展により世界から注目を集めるベトナムへの転職に、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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