タイでの私のお気に入りグルメ Part2

タイ人の食事は一日に4~5回⁉ 一度に食べるご飯の量は少なく、食事の合間に何度もお菓子をつまむのがタイ流。路上でスナックや果物を売る店舗の数は、ご飯ものと同じかそれ以上で、オフィスで働く人々が屋台でランチを食べた後は、何個も軽食を買っていくのが定番です。今回はバンコクならどこでも簡単に購入することができる、私のお気に入りのタイのスナック・デザートを紹介していきます。

1.小腹が空いたら、炭火で炙った手作りソーセージ「サイコップ・イサーン」

サイコップ・イサーンの写真

タイの路上で売られているB級グルメの中でよく食べるのが炭火焼。揚げ物に比べ、ヘルシーなのはもちろん、出来たては香りや食感が良くお気に入りです。中でもオススメなのが「サイコップ・イサーン」。タイ東北部(イサーン)のソーセージで、豚肉とハーブの他に、春雨やご飯が入っていて、付け合わせのキャベツ、生姜、唐辛子を一緒にかじりながら食べます。

ほんのり酸味があり、ハーブの爽やかな味と炭火の香ばしさが絶妙。屋内店舗でも見かけますが、炭火を使った屋台でこそ買いたい一品です。

2.トロピカル・フルーツ天国ならではの新鮮な「ココナッツ・ジュース」

ココナッツ・ジュースの写真

タイでは年間を通してさまざまな種類のフルーツを安く買うことができるので、毎日のように食べています。その中でも以前は苦手でしたが、タイに住んでから大好きになったのが「ココナッツ・ジュース」。

新鮮なものはそうでないものと別物で、常温で飲んでも十分に美味しく感じるほど。 スーパー、デパート、屋台など、街のあちこちで見かけ、ペットボトルに入ったものはコンビニでも売られています。消化吸収がよく、汗をかいた後の水分補給にはもちろん、熱が出た時などの栄養補給に欠かせません。

3.女性は大好き! 甘酸っぱいフルーツ「タマリンド」とそのお菓子

タマリンド

酸味として料理によく使われる「タマリンド」は、甘酸っぱいマメ科の植物です。フルーツとして食べる品種は干した状態で売られており、殻を割って種を避けて食べます。茶色い実は干し柿に近いテクスチャーで、自然な甘さと酸味が絶妙な味です。

旬は乾期ですが、種を抜いたものや、砂糖と唐辛子をまぶしたソフトキャンディーなどの加工品はコンビニやスーパーで年中購入可能です。美容にも良いと言われているので、タイ人女性もよく食べます。梅やあんずが好きな人ならきっと好きな味だと思いますので、ぜひお試しください!

4.冷たいデザートは自分好みにカスタム! タイのかき氷「ナムケン・サイ」

ナムケン・サイ

タイは暑いのでアイスクリームや冷たいデザートは欠かせません! タイのかき氷「ナムケン・サイ」は屋台やフードコートで定番のデザートです。かき氷の上にメロン、蓮の実、かぼちゃ、ナツメ、ゼリー、ハトムギ、もち米などの20-30種類の具材からトッピングをいくつか選び、シロップをかけていただきます。

私は薬膳デザート風にしたり、かぼちゃや黒豆を入れて和風にしたりと、気分に合わせて色んな味を楽しんでいます。指差しで注文できるので、誰でも気軽に色んなカスタマイズに挑戦できるのが魅力です。

5.美容にも健康にも嬉しいハーバルドリンク「アンチャン(バタフライピー)」

アンチャン(バタフライピー)の写真

古くからタイではハーブは食用としてはもちろん、民間療法や生活の知恵として、日常のあらゆる場面で活用されてきました。健康志向の高まりとともに、昔ながらのハーブの効能が見直される中、近年はお洒落なハーバルドリンクを提供するカフェも増えています。

中でも、青い花「アンチャン(バタフライピー)」はアントシアニンがたっぷりの美容ハーブで、レモネードにすると青から紫のグラデーションが可愛くお気に入り。デパートや駅のスタンドでも色んなハーブを使ったドリンクが売られていて、女性に人気です。

このデータを調査した人
サカモトヨウコさん・タイ特派員サムネイル
写真を学んだ後、関西の制作会社でカメラマンとして勤務。現在はバンコクに拠点を移し、主に日本のビジネス誌や現地メディア向けに、東南アジア各地で取材・撮影を行う。音楽とお茶と山を好み、旅先ではアートギャラリー巡りと猫の撮影を欠かさない。バンコクのエネルギッシュな若者文化を伝えるべく、地球の歩き方バンコク特派員ブログに寄稿中。

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