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ベトナム転職で気になる! ホーチミンの住宅事情~いくらで住めるの??

旅行先として、また海外勤務先でも人気上昇中のベトナム・ホーチミン。経済が発展し日系企業の商業施設も完成し、日本人の居住が増えています。今回は、現地採用としてホーチミンに居住する場合、どのような部屋に住めるのか、家賃はどれぐらいかかるかなどをご紹介します!

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ベトナム・ホーチミンにはどんなタイプの住まいがあるの?

ホーチミンの賃貸住居は、“家具付き”がほとんどで最低限の設備があるので非常に引越しが楽です。日本で住居を構える際には、家具や電化製品などをすべて揃えて、不用品を処分するなど大掛かりな引越しとなる場合が多いのではないでしょうか? しかし、ホーチミンではスーツケース一つで入居できます。ベトナムの賃貸住居のタイプは大まかに下記のようなものです。

(1)サービスアパートメント

家具付きでクリーニングサービス(お部屋の掃除・洗濯・シーツ交換・ごみ捨てなど)が定期的に付加される、ホテルのようなアパートメント。アパート内の施設(フィットネスジム・プールなど)も利用可能。男性が単身で赴任する場合は便利なタイプです。

平均家賃相場は、30~40平米で、月250~350USD(約2万7,000~4万円)程度ですので、かなりリーズナブルで生活コストを抑えられます。

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(2)コンドミニアム(単身ワンルーム)

家具付き、レジデンス内の施設やサービスが利用できます。女性に人気があり、高層マンションのような造りです。クリーニングサービスを利用希望する場合は別途手配することも可能です。場所にもよりますが、銀行、コンビニエンスストア、クリーニング店、ジム、レストランやキッズルームなどが利用できるところも多くあります。

平均家賃相場は、月600~1,500USD(6万7,000~16万7,000円)と幅広く、建物の階数や地区、オーナーの意向により決定されます。

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(3)コンドミニアム(数名でシェア)

(2)の施設をベッドルーム2部屋以上で2~3名でシェアするタイプ。部屋をシェアすると、一人で借りるよりも高級な場所に住めるメリットがあります。

しかし、居住証明(滞在確認書と呼ばれることもあります)を取得する時に、大家さんに全員分のパスポートを預けて、届出を行ってもらうことになります。入居の際、大家さんが全員分の居住証明を手配してくれるか確認する必要があります。※居住証明は、一時滞在許可証(テンポラリーレジデンスカード)やベトナム国内の無犯罪証明書を取得する時に提出する書類です。

平均家賃相場は、一部屋月1,000~1,500USD(約11~16万7,000円)、1人あたり月500~750USD(約5万5,000~8万3,000年)になります。

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(4)ヴィラ(一軒家を3~4名でシェア)

学校が多い地区に集合住宅が並ぶ“ヴィラ”と呼ばれる戸建て住居で、欧州や米国などにある洋風の一軒家タイプです。このヴィラを3~4名で借りるとマイホームとして広々と住むことができます。

コンドミニアムのシェアと同様に、居住証明を発する際、大家さんに全員分の手続きを行ってもらうため、全員分の手配が可能か確認する必要があります。

平均家賃相場は、月2,000~3,000USD(約22万3,000~33万5,000円)、1人あたり月500~700USD)(約5万5,000~7万8,000円)になります。

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現地採用の日本人がよく住む地区は?

現地採用の日本人には下記のエリアが人気です。
■1区のグエンティミンカイ通りのヘム(裏路地)内18A/18B
■バックパッカー街があるファングーラオ通り
■ローカルだが和食レストランが増えているビンタン区のファンビエッチャン通り

いずれも市内中心部へ徒歩圏内、車で5分程度、バイクで10分程度の好アクセスですが、治安や衛生面から女性はよく検討し、入居するのをおすすめします。

ビンタン区の”The Manor “のスタジオタイプは、税・管理費・光熱費・施設利用料込み、月650USD(7万2,000円)で実際ライターである私が借りていたこともあります。

そのほか、駐在員や家族で移住する日本人が多く住んでいる地域は、市内中心部の1区、隣の3区、ビンタン区、欧米人が多い2区、唯一の日本人学校がある7区や、空港に近いフーニャン区となっています。

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勤務先から居住エリアを選ぶ

市内勤務であれば、中心部の単身アパートを選び、不動産屋を通してオーナーと直接賃貸契約を結びます。基本的に1~3年程度の賃貸契約となり、そのほかの内容に関してはオーナーと交渉し、家賃や光熱費、管理費などを決定します。デポジット2カ月+前払い家賃2カ月の支払い完了後に新居の鍵をもらいます。

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ご紹介したように、ホーチミンでは家具付き物件などの設備が完備されていて即入居可能です。日本の都市部の家賃相場と比べてもリーズナブルに生活できるかと思います。入居前の手続きや、ご自身の生活スタイルに合った住居を選んで、快適な海外生活を送ってくださいね。

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参考までに、こちらはライターである私の部屋をちょこっとだけご紹介。ベトナムの物件はシャワーのみでバスタブがないものが多いです(高級物件になると例外あり)

この記事を書いた人
ホーチミン特派員サムネイル
日本で貿易商社、物流系会社に勤務後、初の海外駐在先はベトナム・ホーチミン。慣れた土地ではあったものの、法的な問題に直面し、外資系コンサルティングファームへ転職。在住4年目を迎えるが、海外で活躍する日系企業様の悩みを伺い、専門家として解決へと導いている。今後は育児と両立し、更に日本の技術や品質を世界へ届け、世界の優れた原料やアイディアを日本へ伝える架け橋となれるように、会計・税務分野だけではなく、生活環境や教育などの領域へも積極的に関わって行きたいと考えている。現在は、地球の歩き方T&Eホーチミンエリアリサーチャーとしても活躍中です。