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ベトナム転職で気になる! ホーチミンのアフター5(ファイブ)はどう過ごす?

(1)日本人が多く住む「レタントン通り」周辺

他の国の都市とは異なりホーチミンの繁華街は点在しておらず、街の中心部である1区に密集しています。その中で、街を東西につらぬくレタントン通りには、お洒落なショップやカフェ、レストランが建ち並び、ドンコイ通りへも徒歩圏内と普段の生活で、何をするにも便利な立地となっています。そのため、外国人が多く住むエリアとなっています。

レタントン通り
<ホーチミンの顔、人民委員会もレタントン通り沿いにあります>

実はこのレタントン通り、在住外国人の間では「日本人街」と呼ばれるほど、日本人が多く住んでいます。その理由はまず、中心街への利便性はもちろん、リーズナブルな部屋貸しからサービスアパートまで、住まいの選択肢が幅広くあるからです。

大家さんも外国人に慣れている人が多く、賃貸契約でのトラブルもほかの地域と比べて少なくなっています。そのため、ベトナムにはじめて住む日本人にとって、まず候補に入れたいエリアといえます。

通り沿いに並ぶ、設備の整った大型サービスアパートメント
<通り沿いに並ぶ、設備の整った大型サービスアパートメント>

また、このエリアは「食」のバリエーションも豊富なんです! 日本人が多いこともあり、周辺には日本料理店や日本食材店、各国の料理店が軒を連ねています。さらに最近は表通りだけでなく、路地を入った裏通りにも店舗が続々オープンしています。

わいわいと大人数で食事をした後に、場所を変えはしごして飲む。そして歩いて家に帰りたい、そんな要望にも十分に応えてくれます。しかも、2016年には徒歩またはタクシーで5分ほどの場所に日系デパートも誕生しました。仕事帰りにデパ地下でちょっとしたお総菜を買って帰ることも可能となりました。

ベトナムの雰囲気を味わいながらも、外国人が多い地域だけあって、夜遅くまで比較的治安が良いのも、安心した海外生活を送る上で重要なポイントです。

日本料理店が並び、ホーチミンで日本風情が感じられる路地裏
<日本料理店が並び、ホーチミンで日本風情が感じられる路地裏も!>

(2)ホーチミンでのアフター5の過ごし方は?

ベトナムが国として急速な発展をしているとはいえ、ホーチミンの夜は東京などの都市と比べるとまだまだ発展途上といえます。日本やタイのようないわゆる「遊び場所」がまだ少ないため、仕事のあとは、同僚や友達たちと、食事やお酒を楽しんだり、フィットネスクラブに通って身体を動かしたりする人が大半です。

バー、居酒屋、レストラン

外国人、特に日本人好みのお店は、レタントン通りを中心に集まっています。居酒屋や焼酎バーなどもあり、仕事帰りの人々が毎晩、にぎやかに食事を楽しんでいます。また、ベトナム料理では、オープンエアのレストランも数多く、ビアホールのような雰囲気の中、南国の夜を楽しむのにもうってつけです。

新しいレストランやプロモーションの情報は、日本人が訪れるレストランなどに置かれている、現地で発行されているフリーペーパーなどで入手できるので、訪れた際はフリーペーパーをチェックしてみてはいかがでしょうか。

東西に伸びる大通りの周辺には屋台村
<東西に伸びる大通りの周辺には屋台村もある>

ショッピング・マーケットなど

地元の人々向けの市場は夕方頃に閉まってしまいますが、ショップやデパートなどは夜の9時頃まで開いています。レタントン通りやドンコイ通り周辺には、ブティックや雑貨店が数多く並んでおり、夕方からのショッピングも十分に楽しめます。

日系企業デパート
<高級ブランドからスーパーマーケットまでそろうデパートは在住者の強い味方>

フィットネスクラブ・カルチャースクール(教室)

料理教室など趣味的に学べる学校・講座もベトナムにはありますが、そのほとんどは現地ベトナム人向けなのです。残念ながら英語や日本語で学べる場所は数少ないのが現状です。

しかし、フィットネスクラブはサービスアパートやホテル、大型のデパート内にあり、料金も手頃なため入会している在住者も多くいます。現時点ではアフター5の楽しみの種類はそう多くありませんが、いちじるしく成長を続けるホーチミン。あと数年もすれば、さらに幅広い選択ができるようになると思いますよ!

ホーチミンのフィットネスクラブ
<最新の機器が充実する、フィットネスクラブ>

(3)ガイドブックにあまり載っていない「現地グルメ」

コム・タム

ごはんの上に、炭火で焼き上げた豚のスペアリブと目玉焼きを豪快にのせた一品です。甘めに味付けられた豚肉に、ベトナムの魚醤ヌックマムのタレをごはんにかけて食べる料理で、南国の暑さに負けない力の源として、ベトナム南部の人々に愛されています。

また、この料理には、砕いたお米が使われるのも特徴です。お米を細かく砕くことでタレがしっかりとからまり、濃厚な旨みを存分に味わえます。

ベトナム料理「コム・タム」
<炭火焼きの香ばしさがたまらない「コム・タム」>

フォー・ボー・コー

ベトナムを代表する米麺料理といえば、なんといってもフォー(米粉麺)。しかし、こちらは一般的な牛や鶏のスープではなく、こってり濃厚なビーフシチューにフォーを入れて食べるもの。フランス文化の香りを感じるこのベトナム風ビーフシチューは、フォーではなく、フランスパンを添えて食べることもあります。普段とは少し違ったフォーの味を、ぜひ試してみませんか。

ベトナム料理「フォー・ボー・コー」
<野菜がごろごろと入ったビーフシチューに麺が入った「フォー・ボー・コー」>
この記事を書いた人
ホーチミン特派員サムネイル
ベトナム在住12年の編集者&フォトグラファー。ベトナム初の日本語情報誌「ベトナムスケッチ」編集長を経て、編集&制作プロダクション「Grafica*Ninepoints」を主宰。ベトナム航空機内誌『Heritage Japan』ほか、多数の媒体にてお役立ち情報を発信中。地球の歩き方ホーチミンWeb特派員としても活躍中。