こんにちは! プラスト編集部のOです。
第11回目となる「みんなの転職ストーリー」。 今回はニッパテック株式会社に営業として入社したTさんにお話しを聞きました。
記事では”転職におけるさまざまな決断の瞬間”や”転職成功を実現するための手段”が語られています。 転職活動中の方はもちろん、これから始めようと考えている方にとっても、きっと参考いただける転職体験談になっていますので、ぜひご一読ください。
※本記事は2023年10月11日時点の情報をもとに作成しています




——大成功の転職を実現

現職を含め、3社で働いた経験を持つTさん。3社ともにメーカーの営業職だという。メーカーとしてのニッパテック社の魅力はどんなところにあるのか聞いてみた。
「まず入社して驚いたのは、日本を代表するような大手製鉄メーカーと取引があること。さらに、その顧客を訪問して注文や相談を受けるたびに、当社の技術・製品に対してとても信頼が厚いことがひしひしと感じられます。当社に入社してから、メーカー営業のやりがいを感じる機会がとても多くなりました」
また、Tさんが所属する九州営業所は4人の少数精鋭体制で、人間関係が良いのも大きな魅力だという。
「ことあるごとに、先輩たちが『いい人が入ってきてくれて良かったわ』と言ってくれるんです。入社したてのころから、とにかく私を受け入れてくれている感じがありました。だからすぐに馴染めたし、ときどき、ずっと前から働いていたような感覚になることも。まだ入社して1年くらいですが(笑)。居心地はとてもいいですね」
タグ特集 (11).png 仕事にやりがいや誇りを感じることも多く、さらに人間関係も良い。大成功の転職となったTさんだが、決して順風満帆にキャリアを歩んできたわけではなかった。どんな経緯でニッパテック社にたどり着いたのか、Tさんの転職ストーリーを紹介します。


——福岡への移住を決断

大阪出身で、就職するまで地元で過ごしたというTさん。大学を卒業した後の数年は就職せずにフリーターだった。
「高校からバンド活動をしていたこともあり、大学卒業後の3年ほどは音楽活動に注力していました。大学時代にやりたい仕事がみつからず、就活は一切していませんでした」
そんなTさんに転機が訪れる。
「関西で働いていた彼女が地元の福岡に戻ることになったんです。結婚も考えていたので、自分も一緒に行って就職しようと決断しました」
しかし、どちらのご両親にも大反対されることに。就職のタイムリミットを設け、それを守れなければ大阪に戻るという条件付きで福岡への移住を強行した。


——初めての就活に苦戦

福岡ではアルバイトをしながら就活に励んでいたTさん。どんな軸で仕事を探していたのだろうか。
「希望していたのは営業職。バンド活動で人前で話すことも多く、そこに苦手意識はなかったんです。だから、営業が向いているのかなと」
営業に絞って数社受けるもうまくいかず、焦りばかりが募っていったという。そんなTさんのもとに一本の電話がかかってきた。
「一番初めに面接を受けた会社から、『もう一度面接にこない?』というお誘いがあったんです。私が受けた後も、いい出会いがなかったとのことでした。再チャレンジの結果、なんとか内定をゲット。リミットギリギリでしたね」


——転職を決意した瞬間

Tさんが入社したのは業務用の厨房機器メーカー。主に飲食店向けのIHコンロやグリル付きテーブルを提案する営業だった。
「外に出て働く解放感だったり、仕事を通して顧客と仲良くなったり、はじめて経験する営業の仕事はとても楽しかった。この原体験があったので、今も営業を続けているんだと思います」
しかし、次第にやりがいだけでは続かないということを肌で感じるようになっていく。
「営業エリアが九州・沖縄全域に加え、中国地方の一部までと、とてつもなく広大でした。それに、営業ながら機器のメンテナンスや施工も担当しなければならず…。とても忙しく、帰りが遅くなることも日常茶飯事でした」
「あと、仲良くなったお客様のお店が事故で運営できなくなるといった事態も重なり…。自分が悪いわけではないんですが、精神的にまいってしまったんです」
だんだんと体力的にも精神的にもきついと思うことが多くなっていったTさん。そして、転職を考えだす決定的なタイミングを迎える。
「在籍中に結婚し、新婚旅行で海外に行きました。楽しい時間を過ごし、いざ帰国となった時、真っ先に『仕事に行きたくないな』と考えている自分がいたんです。転職しようと心に決めた瞬間でした」


——初めての転職活動はスムーズに進む

退職後に本格的な転職活動を始めたTさん。転職サイトを利用して仕事探しをすることに。
「1社目で営業に嫌気がさしていたのは事実ですが、それでもお客様と仲良くなることなど、楽しい仕事であるという認識は変わっていませんでした。次の会社でも営業をしたいと思っていましたね」
今回の仕事探しは順調に進み、2社に応募して2社ともに内定が出る。そのなかから、業務用タンクメーカーの営業を選択した。
「正直に言うと、選んだ会社はネームバリューに惹かれ部分があります。ただそれだけでなく、営業エリアなど、前職でネックだったところが改善できることはしっかりと確認したうえで入社しました」
非常にスムーズに進んだ転職活動だが、何か対策はしていたのだろうか。
「特別な対策はしていません。企業に自身の魅力や強みが伝わるよう、1社目の経験や実績を整理していたくらいですね」


——新天地では人間関係がネックに

前職よりも規模が大きい企業だったためか、しっかりと分業体制が敷かれていることに感動したというTさん。営業エリアも福岡県内で労働時間も減ったようだが…。
「2社目は人間関係があまり良くなかったんです。それが原因で辞める人も少なくなかった。部署をまたいで仕事のお願いをする時は、とても気を使わなければなりませんでした」
Tさんは違和感を覚えながらも3年半ほど勤めあげた。
「最終的に転職を決意したのは、人手が足りなくなった部署に異動を打診された時です。営業としてのキャリアを積みたかったのもありますが、会社の将来性が心配になったのが大きな要因です」


——ニッパテックとの運命的な出会い

2回目の転職活動でも転職サイトを利用していたと語るTさん。そこで見つけたニッパテック社に興味をもったという。
「今までのキャリアを振り返ると、1社目は忙しかったけど、メンバーに恵まれ居心地が良かった。少人数の組織というところがその要因じゃないかと考えました。だから、次の職場は少人数の会社、もしくは拠点を志望していたんです。ニッパテックの九州営業所の環境はまさに理想的でした」
ただ、会社から引き留めがあり、一旦転職活動をストップすることに。その間にニッパテックの募集期間は終わっていた。
「半年後に転職活動を再開するのですが、なんとなく、今まで使ってなかったマイナビ転職を見てみたんです。そしたら、ニッパテックの求人が出ていてびっくり。ずっと気になっていた企業だったので、即応募しました」
面接に進むことになったTさん。職場を訪問し、さらに入社意欲があがったという。
「まず、営業所に工場も併設されているのは好ポイントでした。現場の知識を吸収できることはメーカーの営業にとって大切だと思っていたからです」
「それに、面接官だった所長も関西出身の方で、私と境遇が似ていたんです。本社が地元の大阪にあることなど何かと共通点が多く、面接は盛り上がりました。何よりも、偶然に求人を再度見つけた時から、運命を感じずにはいられませんでした(笑)」


——営業所を背負って立つ人材になりたい

内定が出て、無事に入社が決まったTさん。奥様も喜んでいるという。
「実は、妻は私に安定的に働いてほしいと思っていて、転職にはずっと反対していたんです。でも、ニッパテックに入社してから、以前より残業も少なくなったし、休みも取れるようになった。今では転職して良かったねと二人で言い合っています」
メーカー営業としての経験はあるものの、ニッパテックではゼロからのスタートだと語るTさん。今後の目標を聞いてみた。
「当面の目標は一人で商談も顧客フォローもできるようになることです。所長はもう10年も単身赴任で九州営業所で働いていて、いつかは関西の拠点に戻ると聞いています。だから、所長がこの10年で築き上げた顧客との関係や信頼をさらに積み上げ、九州営業所を背負って立つ存在に成長したいです」
タグ特集 (12).png 最後に求職中の方にエールを送ってもらった。
「スケジューリングをはじめ、仕事の進め方などの裁量が大きいのは当社の営業職の魅力です。営業経験者はより自由な働き方が実現できると思いますし、営業未経験の方は職種に対するイメージが変わるかもしれません。現状を打破したい人は、ぜひチャレンジしてみてください」





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