多角的な事業、海外展開で、地域経済や建設業界の人材不足に本気で取り組んでいます。
プロフィール
代表取締役社長 藤本 祐二
< 経歴 >
前職は会計事務所勤務。
有明測量開発社に入社する前に、
1年間九州測量専門学校へ通い入社。
平成2年4月1日 中途入社
平成13年12月19日 代表取締役社長就任
Q.多角的な事業を展開している「理由」について教えて下さい
約8年前、玉名にある「ホテルしらさぎ」が事業の承継先を探していて、ルーツが玉名にある私たちに相談をいただき、経営をすることになりました。元々婚礼や宴会をメインに扱っていたホテルだったので、コロナが流行し始めてからは客足が急激に減少。観光・宿泊・飲食業が衰退していくのを目の当たりにしました。
時代にあわせた形態の変化が求められる中で私たちもホテルを「アミューズメント施設」と捉え、空いているスぺースをより効率的に稼働させるために、ホテル内にコンディショニングジムや鍼灸整骨院、シミュレーションゴルフ、ゴルフショップを展開。結果、予約数の増加に繋がったり、宴会も回復傾向にあります。
その他にも、個室の日本料理店やパン屋をオープンするなど、元気のなかった業界や地域の一助になればという想いで、多角的な事業を展開しています。これが実現できるのも、本業の建設コンサルタント事業が安定しているからですね。
Q.今後、新たに取り組まれる事業はありますか?
私が副理事長を務めている九州測量専門学校では、これまでに多くの人材を輩出しているのですが、生徒は年々減少しており、一時は閉校も検討されていました。ただでさえ建設業界の人材不足は深刻化しているのに、閉校してしまっては建設業界全体が衰退してしまうと思い、他の理事たちを説得(笑)。そんな中、活路を見出したのが日本語学科と国際工学科の設置による外国人留学生受け入れでした。
それに加えて、実は今、人材紹介事業を海外展開している最中で、ネパールやバングラデシュに、現地の学校を自分たちの手で作り、「技術を学びたい人」「技術のある人」が日本に来やすい仕組み・ルートを作っているところなんです。
ネパールの日本観光大使でもあり、JICAと繋がりのある社員も加わり、この事業は一気に加速。海外との取引が増えることを見据え、社名もARIAKEにあらためました。建設業界の人材不足を、本気で根本から解決しようとしています。
Q.どのような想いを持った人に来てほしいですか?
建設コンサルタントは、建設業と違い一般の方はそんなに接する機会が無いので、知らない方もいるかもしれませんが、社会インフラを支える重要な存在です。無くならない仕事ですし、頑張りようによっては会社も収益をあげ、社員も高い報酬を得ることが可能です。
資格や経験、スキルによる昇給に加え、業務成績評定と言って、担当案件の点数が高得点だと表彰があり、受賞した社員は会社としても評価します。報奨金も支給しており、頑張りや成果は社員にきちんと還元しています。
専門スキルになるので、独立できるくらいのスキルを身に付けることもでき、「将来のことをしっかり考えたい」「夢がある」「○○をやってみたい!」そんな想いや考えのある方であれば楽しみながら成長できると思います。
また、建設業界は、DXなど新技術がどんどん取り入れられているので、新しいことに前向きに取り組んでいける方に是非来てほしいですね。