転職ノウハウ

応募企業の探し方や履歴書の書き方、面接のポイントから円満退職の秘けつまで。あなたの転職を成功に導くためのノウハウを紹介!

初めての転職活動体験談 覆面座談会

「職務経歴書づくりで、参考にした情報は?」「どんな心構えで面接に望んだの?」
年齢も職種も異なる3人の転職成功者に、初めて転職した際の工夫を語ってもらいました!

1参加者プロフィール

転職体験者家田のサムネイル

同業種へ転職
不動産ディベロッパー・家田さん 32歳

大学卒業後、不動産会社に就職、9年間の勤務の中で統括支店長経験後、30歳の時、ディベロッパーへ転職。

転職体験者工藤のサムネイル

同業種へ転職
エンジニア・工藤さん 28歳

大学卒業後、技術職専門のアウトソーシング会社に入社。7年間自動車設計等にかかわった後、今年メーカーへ転職。

転職体験者広本のサムネイル

異業種へ転職
広告代理店・広本さん 24歳

専門学校卒業後、WEB制作担当者として制作会社に勤務。1年半の勤務後、昨年広告代理店の営業職へ転職。

2転職を考えるようになったきっかけは?

家田:私の場合は、会社の上層部が代わり、それまでは営業の現場にあった権限がなくなってしまったことですね。
どんなに良いプランを思いついても提案することすらできなくなってしまった。「これじゃ、もうやってられないな」と思ったんです。

工藤:僕は技術職専門のアウトソーシング会社から他の会社にエンジニアとして派遣されていたのですが、1カ所に長く勤められないのでどうしても特定の技術分野を追求しにくかった。
仕事の幅も限られてしまい、エンジニアとしてこのままでいいのかと疑問を感じ、転職を決意しました。

広本:私は、前職ではホームページなどを作る制作の仕事をやっていました。広告代理店の営業の方と一緒に仕事をしているうちに営業の仕事をやってみたいと思うようになり、今の会社に応募しました。

工藤:制作から営業というと、かなり大幅な方向転換ですよね?

広本:制作の仕事も面白かったのですが、もっと深くお客さまにかかわれる仕事がしたかったんです。
営業職なら最初の提案のフェーズからお客さまにかかわることができますから。

家田:確かに。営業職の醍醐味の一つは提案ですよね。
僕自身も、提案ができない環境になったから転職することにした。人生は一度きりですから、やはりやりがいを感じられる仕事じゃないと。

広本:でも、家田さんの場合、9年間も勤めて支店長になられてからの転職ですよね。
私だったら、躊躇(ちゅうちょ)しちゃいますけど……。

家田:全然迷わなかったですね(笑)。
収入や役職よりも、これからずっと働いていくうえで、やりがいを見出せるかどうかが大切だと思ったので。
でも、両親はなかなか納得しませんでしたよ。

広本:ご両親の反対を押し切ってまで転職した理由は何ですか?

家田:当時、半同棲していた女性がいたのですが、彼女に相談したら、「好きなようにやってみれば」と言ってくれてね。

広本:いいカノジョさんですねえ(笑)。
私もいろんな人に相談しました。やっぱり自分を評価してくれる人に話を聞いてもらうのって大事ですよね。

3転職先はどうやって探したの?

応募先を転職サイトで検索するイメージ

家田:私は求人誌を見て、その中で絞り込んだ3社を受けました。

工藤:僕がメインで使ったのは求人サイトでしたね。応募したのは4社でした。

広本:私は求人サイトも人材紹介会社も使いましたね。3社応募し、2社から内定をいただきました。

4転職活動期間はどのくらい?

家田:大体、3カ月かな……。

工藤:僕は2カ月弱ですね。

広本:私は5カ月ぐらいでした。
前の会社を辞めてから転職活動を始めたので、結構焦りましたね。

家田:転職先が決まる前に会社を辞めちゃったの? それは大変だったでしょう?

広本:はい(笑)。
でも、懇意にしていた別の制作会社の社長さんが、「転職先が決まるまでウチで働いてみたら?」とおっしゃってくれたんです。ですから、転職活動しながらそこで働かせてもらっていました。

工藤:なるほど。
僕の場合は在籍しながらの転職活動だったので、会社にバレないようにするのが大変でした。志望企業に面接日を金曜日に設定してもらい、有給休暇をうまく使って、金曜の午後から泊まりで遊びに行くように装ったりしましたね。

家田:私も面接時間のやりくりには苦労しましたね。
有給休暇も使ったし、先方が「どうしてもこの日に!」という時は、会社には客先を訪問するフリをして面接に行きました。
自分の一生を決める問題ですから、多少のウソは許されると思いますよ(笑)

5初めての職務経歴書づくりは苦労した?

転職職務経歴書を書くイメージ写真

家田:ホントに、さっぱり分からなかった(笑)。とりあえず、転職情報誌の後ろに簡単に書いてあった"職務経歴書の書き方"を真似してみましたね。

工藤:僕も転職情報サイトに載っている職務経歴書のサンプルを参考にしました。そこからブラッシュアップしていきましたね。僕は技術系なので、これまで習得した技術については、かなり細かく書き込みました。

家田:一度書き上げると、何をアピールすべきなのかが見えてくるんですよね。僕も最初に真似して書いたものをベースに、自分流に書き直したな。

広本:私は未経験職種へのチャレンジだったので実績はなかったのですが、営業職と関連がありそうな、接客アルバイトの経験があることは書きましたね。
家田さんの場合、たくさん実績があったと思うんですが、全部網羅して書かれたのですか?

家田:全部書くとものすごく長くなっちゃうので、採用担当の目に留まりそうなものに絞って書きました。
それから、「支店初の○○達成」といった具合に形容詞を付けて、多少の味付けはしましたね。嫌味にならない程度に、さりげなく(笑)。

工藤:僕もプライベートでフットサルチームのキャプテンをやっているので、「チームをまとめる力はあります」とマネジメント能力についてアピールしました。
仕事のことではなくても、プラスの材料になると思ったら書いてみるべきだと思いますね。

6面接の時は緊張した?

家田:最初は緊張しましたね。相手が自分をどう見ているのかがとにかく気になって……。

でも、数社面接を受けるうちに、「営業活動と変わらないんだ」ということに気づきました。営業の場合は、売り物は「商品」ですが、転職の場合は「自分」が売り物。どちらにしても、売りに行っているのは同じ。

広本:「自分」を売りに行くという感覚はよく分かります。
私の場合は、とにかく熱意で押しました。「体力には自信があります!」「残業にも馴れています!」という感じで(笑)。

家田:そうそう、結局自分の良い所をアピールして、それが相手にとってメリットがあることを伝えればいいんですよね。
それでも向こうが話に乗ってこなければ、「オレを買わないなんて、あの会社はものすごく損をしたなあ」って思えばいい。

広本:そこまで強気にはなれませんでしたけど(笑)。
でも、確かに社会人経験がある分、新卒でガチガチに緊張していた時に比べれば、転職の面接はずっと気持ちがラクでしたね。

工藤:僕の場合は派遣先が変わる際に毎回面接していたので、特に緊張はしませんでした。
でも、1社だけこれは参ったなと思った面接がありましたね。

家田:どんな感じだったの?

工藤:面接の間、とにかくずっと怒られっぱなしだったんですよ。技術の詳細な部分を質問されて、こっちは一生懸命に答えるんですけど、「全然分かっていないじゃない!」と決め付けられて、これはダメだと思いましたね。

広本:それで結果はどうだったんですか?

工藤:それが、内定をもらえたんです(笑)。面接って、本当に分からないですね。

家田:きっと工藤さんが一生懸命説明している姿が好印象だったんでしょうね。
当たり前だけど、こちらはその職場で働いた経験がないんだから、向こうの方が詳しいに決まっている。だから、少しくらい間違えたって全然構わないと思いますね。

広本:面接官との相性もありますよね。

家田:僕の場合、面接官と同郷だというだけで話が盛り上がった企業もありました(笑)。
本当に面接は運も必要ですね。1社の面接がダメだったとしても、「単に気が合わなかっただけ」ぐらいに考えるといいと思いますね。

7退職は、やっぱり言い出しにくかった?

退職し、会社を去るイメージ

家田:私は社長に引き止められてしまい、結局3カ月ほど退職を伸ばしました。部下には結構ギリギリまで黙っていましたね。

広本:引き継ぎが大変じゃなかったですか?

家田:内定が決まってから、部下に「そろそろ君もこういう仕事をしてみた方がいいよ」って感じで徐々に自分の仕事を部下に振っていったから大丈夫でした(笑)

広本:管理職の方って、そうやって転職するんですね。今度から気をつけて上司を見てみます(笑)

工藤:僕の場合は、辞める時は特に問題なくスムーズに行きましたね。辞めてから有給休暇を使って半月ぐらいリフレッシュできました(笑)

家田:それは賢い!(笑)
広本さんは、退職はスムーズだった?

広本:退職すること自体は特に問題なかったんですけど、雇用保険や年金などの手続きが大変でしたね。

家田:それは僕も思ったな。退職して初めて、自分のお金がこんなふうに運用されていたんだということに気づきましたね。

8転職経験を通じて、自分自身は変わった?

工藤:転職活動は、自分のスキルを見直すいい機会になりましたね。自分が市場でどれだけの価値があるのか、更にキャリアアップするため何が必要か分かりました。

家田:人見知りが治りました(笑)。冗談抜きで、前職で勤めていた時はひどい人見知りだったんです。
でも、いろんな企業へ「自分」を売りに行く経験を経て、いつのまにか人見知りが治っていました。

広本:会社を見る目が鍛えられたと思います。それから、新卒の時の就職活動の時よりも、自分のやりたいことがもっと明確になりました。

工藤:それはありますね。僕も転職をきっかけに自分の方向性がハッキリしたと思います。最終目標はまだまだ遠いけど、どこに向かうべきなのかが見えてきた。

家田:僕も同じですね。転職することで、自分の夢が見えてきた。実は、転職する前は、「転職するヤツは根性がないんだ」と思っていたんです。
でも、いまでは、現在の職場で夢を描けないのなら思い切って飛び出してみるべきだと思っています。

9これから転職する皆さんへ

家田:自分ができること、それが志望企業にどういうメリットがあるのかを明確にするといいと思います。それから、多少無理をしてもスケジュールを調整することが大事。

工藤:不安になることもあるでしょうが、常に"自分は何がやりたいのか"を意識していると面接の時にとまどうことも少なくなると思います。

広本:20代前半であれば、全然違う業界や職種への転職もしやすいと思います。積極的にチャレンジして、チャンスを掴んでください!

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