2026年転職最前線!「苦」を「楽」にするいまどき転職活動4つの時短術
マイナビ転職が実施した「2025年に転職した600人に聞いた、今年の転職活動と仕事に関する調査」によると、転職活動経験者に転職活動を漢字1文字で表してもらったところ、「苦」「難」といった漢字が多く選ばれました。
これは、転職市場が求職者にとって「売り手市場」と言われ、新卒市場では新卒での入社先を「ファーストキャリア」と表すなど転職が珍しくなくなり、転職しやすい状況が整っていてもなお、転職にはそれなりの労苦が伴うということを示しています。
では、転職活動はなぜ「苦しい」と感じるのでしょうか? 同調査の「漢字を選んだ理由」を見てみると、主な理由は3つのようです。
- 履歴書、職務経歴書の作成、面接対策など、やるべきことが多い。
- 在職中に進める場合、準備時間が限られる。また、平日の日中に面接が行われることも多く、勤務を抜ける時間を作らなければならない。
- 選考が通らない、内定が出ないなど、思うような結果がなかなか得られないケースもある。
とはいえ昨今、こうした背景のなかで転職活動を進める転職者のために、さまざまなサービスの提供や募集企業の譲歩が見られるようになりました。おかげで、転職活動の進め方次第で、「以前より楽」になる部分も増えています。そこで、今回は「転職活動をスムーズに進めるための4つのポイント」を紹介します。
この記事はMEETS CAREER by マイナビ転職で
2026年01月19日に掲載された記事の転載です
ポイント1:情報収集をスマートに
「応募先を選ぶ際に見落としがちな条件」「履歴書や職務経歴書で採用担当者の目に留まりやすい書き方」「面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問」など、転職活動も「事前に情報収集をできているか否か」でスムーズさや、結果の満足度は大きく変わります。
しかし、忙しい毎日のなかで情報収集にわざわざ時間を割くことは簡単ではありません。そこでおすすめなのが、「ながら聞き」での情報収集。YouTubeや音声配信サービス「Voicy」など、通勤時間や昼休み、家事や身支度や筋トレをしながらなど、「ながら聞き」で転職ノウハウを学べるコンテンツが最近は数多くあります。
このようなコンテンツを活用することで、意外な気付きを得られ、転職活動をぐんと進めやすくなる部分があるかもしれません。
【OK例・NG例あり】面接時の自己紹介【キャリアアドバイザー徹底解説】
ポイント2:WEB面接が可能な企業、転職フェアに出展している企業も狙い目?
現職と並行して転職活動を進める場合、大きなハードルになるのが「面接の時間をいかに捻出するか」。実際に面接を行う1時間前後に加え、応募企業への移動の時間も含めるとそれなりの時間がかかり、業務との調整が難しくなってきます。
そんななかで狙い目になるのがWEB面接を実施している企業。あくまで仕事内容や希望の条件、生かせるスキルと合致していることが前提ではありますが、 WEB面接を実施している企業であれば会社の近くの個室ブースや自宅などから面接を行うことができ、大幅な時間の節約になります。
また、転職フェア(合同企業説明会)に参加している企業の場合、転職フェアは多くが土日祝に開催されているので、仕事に影響させずに参加できるというメリットがあります。転職フェアでは、企業ブースで面談し感触がよければ「書類選考免除」「一次面接免除」「その場で二次面接のスケジュール確定」など柔軟に対応してくれる企業もあるため、これまた時間の調整が難しい方には救いの手になるかもしれません。
ポイント3:「他社で生かせる強み」を言語化しアピールしよう
転職活動で多くの方が直面するのが「選考がなかなか通らない」という悩み。そして、選考の通りやすさには「自身のスキルを余すことなく言語化できているか」が大きくかかわってきます。
なぜなら、いくら優れた能力や高い経験値を持っていても、応募書類や面接という限られたシーンで伝えることができなければ評価されませんし、同じ求人に複数の人の応募があった場合、「より自社に合う方」「即戦力になってくれそうな方」が採用されるからです。
では、「スキルの言語化」はどのように進めていけばいいのでしょうか。今回は3ステップで解説していきましょう。
【1】スキルを分類
自身のスキルをまずはざっくり以下の2つに分類してみましょう。
- テクニカルスキル:特定の分野・業務・界隈で使われる専門知識や技術
- ポータブルスキル:業種や職種を問わず活かせる能力のこと。
転職時に特に重要なのは「ポータブルスキル」。具体的にどのような能力がポータブルスキルとして評価されるかは、「社会人基礎力(経済産業省提唱)」の3つの能力群を参考にするといいでしょう。
■前に踏み出す力
- 主体性(物事に進んで取り組む力)
- 働きかけ力(他人に働きかけ巻き込む力)
- 実行力(目的を設定し確実に行動する力)
■考え抜く力
- 課題発見力(現状を分析し目的や課題を明らかにする力)
- 計画力(課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力)
- 創造力(新しい価値を生み出す力)
■チームで働く力
- 発信力(自分の意見をわかりやすく伝える力)
- 傾聴力(相手の意見を丁寧に聴く力)
- 柔軟性(意見の違いや立場の違いを理解する力)
- 情況把握力(自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力)
- 規律性(社会のルールや人との約束を守る力)
- ストレスコントロール力(ストレスの発生源に対応する力)
まずは、このような「力」を発揮し、成果につながったエピソード、あるいはそれぞれの能力を褒められた経験を書き出してみましょう。それによって、他社で生かせる自身の強みはどのような部分にあるのかが明確になるはずです。
【2】企業ニーズを読む
転職活動は企業と応募者のマッチング。特に中途採用は欠員募集のケースが少なくないため、事前にポジションや担当業務が決まっており、そこに「ハマる」人材を求めているという形になります。よってやみくもに「自信のあるスキル」をアピールするのではなく、「企業が求めているスキル」をアピールすることが重要です。
まずは求人の募集要項をじっくり読み、「どのような業務を担当するか」「どのようなスキル・経験を求めているか」を把握しましょう。そして、自分のこれまでの経験や身に付けたスキルのなかで合致しそうなものから重点的にアピールしていくようにしましょう。
【3】「定量」「定性」を意識し、説得力を持たせる
スキルや経験をアピールする際は、漠然と説明するより数字(定量)や客観的評価を加えると説得力が増します。
(例)
- 売上を前年比120%に伸ばした」(数字)
- 顧客満足度アンケートで100人中常に上位10%にランクインしている(数字)
- 上司から『調整力が高い』と評価された(客観的評価)
- 顧客から『毎回返信が早くて助かる」と言われており、スピーディーかつ細やかな対応力を生かしていきたい(客観的評価)
現在の勤務先に評価制度がある場合は、今までの評価で高くついたポイントや上司からフィードバックなどを見返すと、自身の強みを伝えるヒントが見つかることも多数。ぜひチェックしてみてください。
ポイント4:生成AIツールを活用する
近年、生成AIツールによる業務の効率化などが注目されています。そして、転職活動でも生成AIをアシスタントとしてさまざまなシーンで活用することで「大変さ」を緩和できるのです。
(例)
- 自己分析、強みの言語化
- 自己PRの作成
- 職務経歴書の作成
- 面接の練習
(参考ページ)
ただし、生成AIで作成した文章をそのままコピー&ペーストするだけでは「あなたらしさ」が伝わりません。また、採用担当者が応募書類を見た時に「テンプレート的な内容に終始しており、人物像がつかめず選考を進める決断をしにくい」と頭を抱えているのもよくある話です。
生成AIはあくまでベース作成の補助として活用し、生成AIを使用した際は必ず、自分自身の目で内容に問題や不足がないか、チェックすることが重要です。
まとめ:転職活動をアプデして、効率よく進めよう
以上、転職活動をよりスムーズに、楽に進めるためのコツをお伝えしてきました。 「情報収集の効率化」「WEB面接や転職フェアの活用」「強みの言語化」「生成AIツールの活用」この4つを踏まえて進めていくことで、転職活動の負担は大きく減らすことができるかもしれません。
「転職活動疲れ」で妥協して決めてしまって後悔…… とならないためにも、また、一番大事な「自分に合った仕事・職場・働き方を見極め、応募先にミスマッチな点がないか精査する」という部分にリソースを取っておくためにも、ぜひ取り入れてみてください。
制作:マイナビ転職編集部/国家資格キャリアコンサルタント 本城奈々子
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