転職ノウハウ

応募企業の探し方や履歴書の書き方、面接のポイントから円満退職の秘けつまで。あなたの転職を成功に導くためのノウハウを紹介!

転職Q&A【転職検討】

転職回数は採用に大きな影響を与える?

新卒で入社した会社(テレマーケティング)を3年半経験後、もっと営業力、マネジメントスキルを得たいと思い退職し、雑貨の企画営業が主業務の会社に入社したのですが、2カ月後に給与体系がいきなり変わったことから給与ダウンなど、納得いかないことが多々あり退社。

現在は、知り合いの会社でとりあえず営業業務で働きながら、中小企業診断士の勉強をしています。資格取得、もしくは目処がつく1~2年中には転職したいと考えていますが、やはり回数が多いことは不利になりますか?

さくら(27歳 男性)

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企業が転職回数や在職期間を問題にする大きな理由は、自社で採用しても前職と同様に定着しないのではないかという懸念があるからです。共通性の見出せない転職を繰り返していると、どの仕事も長続きしないというイメージを与えますし、人間関係にも不安を持たれます。

このことを払拭するためには、今までの転職を通じて共通する信念があり、その経験を応募企業で活かすことができるという説明をするか、もしくは即戦力として相当の実力があり、転職回数を意識させないくらいの企業メリットを与えることが必要です。

さくらさんの場合、営業職の仕事を経験して、さらにスキルアップしたいという強い気持ちから中小企業診断士の資格を取得したいと考え、期間を決めて勉強に専念することにしたという流れで問題ないと思います。回数が多いことを気にするより、営業職の経験と中小企業診断士としての知識を強みとして、応募企業で貢献できることを具体的に示すことが大切です。

面接などで転職回数を気にするあまり表情に自信がないと、話題も前職の転職理由に集中します。過去のことより、今後何ができるのかということをアピールできれば、3・4回の転職回数は気にしなくて大丈夫です。

1・2年中に転職したいとの考えですが、期間を定めず資格の勉強をしているとすぐに3・4年経過してしまいます。3・4年のブランクは、資格を取得できたとしても現場から離れていたデメリットのほうが大きいと思います。できれば1年という期間を定めて、思いっきり資格取得に励んでください。そして、仮に取得できなくても相当の知識は習得できているはずですから、未練を残さず転職するというくらいのスタンスで臨むべきだと思います。

キャリアアドバイザー 谷所健一郎

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