ダイヤモンド・オンラインの記者が斬る! 最近のおシゴト事情
4人に1人は給料に不満! 納得できない理由は?
掲載日:2015.9.15
「もう会社行きたくない」「こんな会社辞めたい」
そう思った経験、サラリーマンならきっと一度はあるはずだ。では多くのサラリーマンは、会社にどんな不満を抱きながら働いているのだろうか?
ダイヤモンド・オンラインでは、読者に対し「いまの会社、仕事で一番の不満は?」というアンケートを実施。5万2372人から回答を得た(※)。
「不満はない」とした回答者は38%だった一方、不満を持つ人は62%に。その内訳を見ていくと、最も多いのが「給料」で全体の24.6%を占め、次いで「人間関係」(14.9%)、「仕事内容」(13.0%)が続いた。最近、多くの企業が削減に取り組んでいる「残業時間」は9.4%と、10人に1人にも満たなかった。
(※)スマートフォンにてサイトにアクセスしたダイヤモンド・オンライン読者を対象に実施。調査期間2015年5月14日~25日。
給料に不満がある理由 「評価と結びついていないから」
今回のアンケートで約4人に1人が不満に感じていることが分かった「給料」。その背景には、一体どのような事情があるのだろうか。中小企業を中心に人事制度のコンサルティングを行う日本人事経営研究室の山元浩二社長はこう語る。
「日本の全労働者の約7割が中小企業で働いていますが、評価が給料に結びついている中小企業は2~3%ほどに過ぎません。自分の評価がそのまま給料に反映されていないことが、会社への不満につながっているのです」
一方、昨今、社員のワーク・ライフ・バランス実現のため、残業ゼロや早朝残業などを始める企業が大手などを中心に増加しているが、今回のアンケートでは「残業時間」に対する不満は9.4%に過ぎなかった。これからもわかるように、まだ日本では「残業=悪」と考える人は多くないようだ。
実際、残業をほぼゼロにしたにもかかわらず、社内の雰囲気は最悪になり、社員の不満が爆発してしまった会社がある。
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ほぼみんな残業ゼロでも 社員は幸せになれない
化粧品メーカーのランクアップは、2011年の震災を機に、定時は8時半~17時半ながら仕事が終わっていれば「17時に帰ってもいい」という制度を導入した。この制度によって、社員には集中して働く癖がつき、制度を導入した年度は売上が前年の130%にアップ。その後も売上を伸ばし続けている。
しかし、社員は決してそれで幸せになったわけでなかった。当時の同社には「売上目標」もなく、「評価制度」が整っていないことで、社員が目的意識を持てず、社内はギスギスした雰囲気に。人間関係が悪くなる中、ある日、社員の不満が大爆発してしまった。
そこで、同社の岩崎裕美子社長は、まず会社の価値観である理念を「挑戦」に定め、社員たちへの浸透を促した。そして、評価制度を導入。社員一人一人がどんな目標に向かって働いていけばいいのかを示した。
「これまで数値目標さえなかった部署の社員は『目標ができてうれしい』と言っていました。さらに、上司が評価するフィードバックの機会を設けることで、『自分が認められている』と感じてくれるようになりました」(岩崎社長)
アンケートからも明らかになった社員が抱える不満の実態。しかし、「給料」に不満を持つ人が多いからと言って、給料がアップされれば不満が解消するような単純な問題でもないこともわかった。もし「給料に満足できない」という不満を同僚から聞いたら、あなたの会社の評価制度に原因がないか、一度振り返ってみてはいかがだろうか。
(ダイヤモンド・オンライン編集部 林恭子)
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