Z世代(※)の働き方や生き方を調査データから導き出すプロジェクト。毎月テーマを決めてアンケートを実施し定量的な調査をするとともに、座談会でZ世代の生の声を聞くことで、Z世代を取り巻く状況、理想の働き方や生き方を紐解いていきます。
- ジェネレーションZ世代(1995年以降生まれの若年層)
はたらきかたラボ第7回目
Z世代の「SDGs」事情を深堀り
第7回目の調査は、Z世代の「SDGs」事情を深堀りするため、Z総研が運営するリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーへのアンケートを実施。その結果をもとに『マイナビ転職』の若手社員とZ総研メンバーが座談会を行いました。
TOPICS18割以上がSDGsに「興味あり」、鍵は“自分ゴト化”
Q SDGsに対して興味・関心はありますか?
SDGsに興味・関心があるか尋ねたところ、8割以上が「ある」と回答。座談会では、SDGsの問題を身近なものとして“自分ゴト化”できるかどうかが、興味を持てるか否かの軸となっていることもわかりました。
TOPICS2SDGsで最も興味・関心が高いのは「ジェンダー」
Q SDGsの17の目標について最も興味・関心が高いのはどれですか?
SDGsで最も興味がある項目を尋ねたところ、「ジェンダー」が一番高い結果に。インフルエンサーの発信や身近な人の存在が興味のきっかけとなっているようです。座談会では「“SDGs”きっかけで各項目に興味を持ったというよりは、以前から注目していたことがたまたまSDGsだった」という意見も。
TOPICS39割以上がSDGsの取り組みをする企業に「好感あり」
Q SDGsの取り組みをしている企業に好感が持てますか?
「SDGsの取り組みをしている企業に好感が持てますか?」と尋ねたところ、9割以上が「好感が持てる」と回答。
座談会では「好感を持つだけにとどまらず、実際に商品選択の時にその企業の取り組みを意識しているが、企業選択の基準までにはなっていない」という意見も。
総括
Z世代の「SDGsに対する意識」とは
今回の調査から、多くのZ世代がSDGsに興味があり、その取り組みをしている企業にも好印象を抱いていることがわかりました。
自身の体験から問題が「自分ゴト化」されたり、日々キャッチしているSNSやメディアの情報から個別の社会課題に興味を持つようになることが、SDGsへの興味・関心の高さに繋がっているようです。
しかし、座談会で深堀りしてみると、「SDGsだから興味がある」というよりは「以前から注目していたことが実はSDGsだった」など彼らの“本音”も明らかになりました。
調査方法
STEP1
Z世代へアンケートを実施
調査時期:2022年8月12日~8月17日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国男女18~25歳 207名
STEP2
オンライン座談会を実施
実施日:2022年9月1日
参加者:マイナビ転職メンバー3名、Z総研コミュニティ所属メンバー3名、はたらきかたラボ所長 道満綾香(Z総研)計7名
『はたらきかたラボ』とは
マイナビ転職を運営しているマイナビのZ世代社員と、Z総研に所属するリアルZ世代メンバーたちが主体となり、Z世代を定量調査によって定点的に観測し、これからの働き方や生き方を考えるプロジェクトです。
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