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行動力がある人の特徴やアピール方法とは？　自己PRの例文や高める方法

掲載日：2024年04月05日

仕事で求められる行動力とは、単に「すぐ行動に移せる人」ではありません。では一体、どんな力でしょうか。行動力を高めるメリット、具体的な高め方についても知っておきましょう。

行動力を履歴書や職務経歴書、面接などでアピールしたい場合の例文、注意点についても併せて解説します。

行動力とは？

そもそも、行動力という言葉にはどのような意味があるのか、また、仕事ではどのような行動力が求められるのかについて解説します。

行動力の意味や定義

行動力とは、目標や目的のために自ら考え行動を起こす力を指します。

行動力がある人は、与えられた仕事をこなすのではなく、目標や目的を達成するために計画を立てて、積極的に行動し、成果につなげられる人です。

仕事における行動力

仕事で求められる行動力は単に「すぐ行動に移せる人」ではありません。行動計画を自分で立てることや、行動によって成果を出すことも求められます。具体的には下記のような行動力です。

行動力がある人の特徴

行動力がある人の特徴は、大きく6つ挙げられます。

それぞれの特徴について解説します。

向上心が高い

行動力の源となる要素に「向上心」が挙げられます。

向上心とは、成長し続けようとする強い気持ちのことです。成長し続けるためには、明確な目標を設定し、それを達成するために行動し続ける必要があります。

目的意識がある

行動力がある人の特徴として、目的意識があるという点も挙げられます。目的や目標を自ら立てて、自分が果たすべき役割を明確にできる人です。

目的意識がある人は、行動の意味や意図をしっかり理解しているので、会社の利益向上や効率化など、より高い成果を上げて企業に貢献できます。

好奇心旺盛

行動力がある人は、好奇心が旺盛で、新しい物事に積極的に関わろうとする人です。

「知りたい」「チャレンジしたい」という気持ちを満たすために自ら行動し、さまざまな経験を積んでいきます。

好奇心旺盛な人の中には、自分の気持ちの赴くままに行動したり、自分の興味のあることだけ行動したりする人もいます。しかし、行動力のある人は、目的や目標を達成するために必要なことに取り組むため、自分の興味の有無にかかわりません。

責任感が強い

行動力がある人は、自分で立てた目標を達成するために最後までやり抜く責任感の強い人です。

最後までやり切るために、オンオフを切り替えるなどモチベーションを保つのが上手な人が多いのも特徴です。

• 「責任感が強い」の自己PR例文

計画性がある

行動力がある人は、目的や目標を達成するために計画を立てて行動できるという特徴があります。

達成したい目標に向けて、いつまでにどのような行動を取らなければならないかも併せて考えているからです。

ビジネスでは、目標のために素早く行動できるだけではなく、計画的に目標を達成できることが重要視されます。

また、自分一人で課題を解決するのではなく、チームで課題解決をすることもビジネスシーンでは重要です。ほかのメンバーの行動も含めた計画を立てることができれば、より大きな目標や大きな課題を解決することができます。

• 「計画性」の自己PR例文

主体的に取り組める

行動力がある人は、物事に対して主体的に取り組める人でもあります。

行動力がある人はいろいろなことに自ら問題意識を持つことが多く、その解決のために決断が早く、積極的に行動できます。

主体性については、以下の記事でも詳しく解説しています。

• 主体性の意味や定義とは？　自主性との違いや高める方法・アピール方法
• 「主体性」の自己PR例文

行動力がない人の特徴

行動力がない人には下記のような特徴があります。

上記に思い当たる人は、「行動力を高める方法」にもチャレンジしてみてください。

行動力を高めるメリット

行動力を高めるとどのようなメリットがあるのでしょうか。主な3つのメリットをご紹介します。

生産性や業務効率が高まる

行動力を高めることで、生産性や業務効率を高めることができます。

行動力がある人は、自ら目標を立てているため、行動に移すスピード、あるいは物事を決断するまでのスピードも速いのが特徴です。そのため、効率的に時間を使うことができます。

業務効率が上がるメリットは、仕事が早く終わるだけではありません。余剰時間で作業のクオリティを上げたり、ほかの課題に取り組むことができるため、生産性を高め、更なる成果を出すことも可能です。

新たな事業や仕事に取り組むチャンスが生まれる

自ら行動を起こすと、受け身の状態では決して得られないさまざまな経験ができます。

ビジネスシーンでは、特に自分で行動を起こすことで新しい経験や人に出会うことができます。例えば、新しい分野の営業に挑戦することで、顧客の開拓につながるでしょう。小さな業務改善の提案から、新たな仕事を任せられることもあるでしょう。

仕事の幅が広がれば、自分の経験値が増えるだけでなく、大きなビジネスチャンスをつかむこともできるかもしれません。

人脈が広がる

目標達成のためには、周囲のメンバーとの協力が欠かせないことも多くあります。そのため、行動力がある人は、コミュニケーション力を発揮して、周囲を巻き込んで物事を推進できる傾向があります。

コミュニケーションを円滑に取ることで、社内・社外問わず人脈の幅が自然と広がります。また、良好な人間関係を構築することは、生産性や業務効率を高めることにも、仕事の幅を広げることにもつながるでしょう。

行動力を高める方法

考え方や行動、習慣を工夫するだけでも行動力を高めることはできます。3つの方法を紹介するので、挑戦してみてください。

具体的な目標を設定する

目標を立てる時は、できる限り具体的に設定しましょう。例えば「契約を獲得する」という漠然とした目標ではなく、「今月中に10本成約する」というように具体的な目標を立ててください。

目標を具体的にすると、その目標に向けてどのような行動を取らなければならないかが明確になります。達成するまでの期間なども設定すると計画性が生まれ、より行動力を高めることが可能です。

優先順位を付けて行動する

自分が抱えているタスクに優先順位を付けて行動しましょう。

優先順位を付けることで、やりたくないことや面倒なことを先延ばしにせず、行動力を高められます。

多少の失敗は恐れない

失敗することを恐れてしまうと、なかなか行動に移せなくなってしまいます。

「失敗も成長のきっかけ」と考え方を変えて積極的にチャレンジすることで、行動力は自ずと高まります。

「行動力」の自己PR例文

面接や履歴書、職務経歴書で行動力をアピールする際の例文をご紹介します。事務職、営業職、販売職それぞれの例文を参考にしてください。

事務職

　

営業職

　

販売職

そのほかの行動力をアピールする自己PR例文はこちら

• 「行動力」の自己PR例文（履歴書・職務経歴書）＆面接でNGなアピールは？

職種・シチュエーション別の自己PRの例文も参考にしてください。

• 受かる！　自己PRの書き方・伝え方、面接での伝え方【自己PR例文集】

行動力を自己PRする際のポイント

行動力は、アピール方法によってはマイナスなイメージを持たれてしまう可能性も少なくありません。自己PRする際に注意したいポイントを3つご紹介します。

応募先企業に求められている行動力を把握する

求められる行動力は企業によって異なります。そのため、行動力をアピールする際には応募企業が求める人材を把握することが大切です。

例えば、「目標に対してやるべきことをしっかり策定し、実践していく行動力」を求めている企業に対して、「思いついたことをすぐ実践する行動力」をアピールすれば、マイナスなイメージを与えてしまうかもしれません。
求人情報を読み込み、応募先企業が求めている行動力に合致した内容をアピールしましょう。

行動力にまつわる具体的なエピソードを盛り込む

「私の強みは行動力です」と自己PRしても、どのような行動力があるのかまでは伝わりません。

そのため、自己PRの際には、「このような行動を続けたことで○○が実現した」など、具体的なエピソードを盛り込むようにしてください。

応募先企業で生かせそうなエピソードを盛り込むだけでなく、成果を具体的な数値で表現できると、より説得力が増します。

行動力を仕事でどのように生かせるのか記載する

自分の行動力を仕事でどのように生かせるかをアピールすることも重要です。

「これまで養ってきた自分の行動力は御社の○○に貢献できる」など、具体的なアピールをすることで、採用担当者は一緒に働くイメージを持ちやすくなります。

まとめ

行動力には、向上心や自主性などさまざまな要素が含まれます。そのため、企業が求める行動力を具体的に把握し、ポイントを押さえて自己PRすることが重要です。

また、具体的なエピソードを交えて行動力をアピールすることで、企業からより高い評価を得ることもできます。あなたならではの行動力をしっかり表現しましょう。

監修者

マイナビ転職　編集部

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