ITコンサルタントとは?年収・仕事内容・資格・将来性を解説
掲載日:2024年09月26日
記事まとめ(要約)
- ITコンサルタントとは、IT戦略の立案や予算編成、システム・ツールの選定・導入を主導する仕事
- ITコンサルタントの平均年収は684.9万円
- 未経験からの転職は難しいが、ITに関するスキルを身に付け、適切な面接対策をすることでチャンスが広がる
- ITコンサルタントの需要は今後も高まっていくことが予想される
ITコンサルタントとは、企業のさまざまな課題をITによって解決する専門職です。
専門性が高いため、未経験からいきなりITコンサルタントに転職するのは難しいものの、IT業界でエンジニアや営業等の経験を積むことで、転職するチャンスを広げられます。
本記事ではITコンサルタントの種類や仕事内容、年収、働き方、関連する資格、未経験から目指すためのポイントなどを詳しく解説します。
ITコンサルタントとは?意味・役割
ITコンサルタントとは、クライアント企業の経営戦略や課題をとらえ、戦略実現・課題解決に向けてIT戦略の立案や予算編成、システム・ツールの選定・導入を主導する仕事です。
企業の経営上の課題解決や事業成長を支援するコンサルタント職のなかでも、IT領域に高度なノウハウを有した職種です。
クライアント企業の現状や課題のヒアリング・分析、戦略立案、プロジェクトの編成、スケジュール・予算の管理、導入後の運用管理など、業務領域は多岐にわたります。
ITコンサルタントとSE(システムエンジニア)の違い
両者はどちらもITを駆使する専門職ですが、役割や立ち位置に違いがあります。
ITコンサルタントは企業のIT戦略を企画するのがおもな役割です。一方、SEはITシステムの開発・構築・運用を担う技術職です。
ITコンサルタントは最上流の戦略立案から手掛けますが、SEはITコンサルタントが立案した戦略に基づいてシステムを構築します。
戦略立案する立場と具体的な構築を担う立場という面で、役割のすみ分けが明確です。
ITコンサルタントと業務コンサルタントの違い
業務コンサルタントとは、広く業務上の課題を解決するコンサルタントのことを指し、業務課題の洗い出しや業務フローの構築、効率アップの仕組みづくりなどを主導します。
一方、ITコンサルタントはIT領域を専門とするコンサルタントです。
つまり、業務課題全般に関わるのが業務コンサルタント、ITに特化しているのがITコンサルタントという違いがあります。
近年のIT領域の高度化・多様化は目覚ましく、IT領域のコンサルティングには専門性が必要とされるため、職種もこのようにすみ分けられています。
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ITコンサルタントの種類
ITコンサルタントと一口に言っても、担当する領域に応じていくつかの種類に分かれています。おもな種類を一つずつ見ていきましょう。
IT戦略コンサルタント
IT戦略コンサルタントとは、企業の経営戦略や事業戦略、課題などを整理・分析し、経営の視点でIT戦略を支援するコンサルタントです。
経営コンサルタントに近い立ち位置で、クライアント企業の経営陣と共に戦略の検討を行います。
ERPコンサルタント
ERP(Enterprise Resource Planning)コンサルタントとは、クライアント企業の経営資源を一元的に管理し、最適化を図るERPシステムの選定・導入・運用・改善を支援するコンサルタントです。
CRMコンサルタント
CRM(Customer Relationship Management)コンサルタントとは、クライアント企業の収益や競争力向上に向けて、顧客戦略をITによって支援するコンサルタントです。
その手段の一つとして、顧客との関係構築や顧客に応じた最適なアプローチを行うことができるCRMシステムの導入・運用を主導します。
PMOコンサルタント
PMO(Project Management Office)コンサルタントとは、企業のIT部門やSIerなどのプロジェクト管理やプロジェクトマネジャーを支援する役割です。
プロジェクトの進捗管理、予算管理、リスク管理などを行い、プロジェクト成功を支援します。
SCMコンサルタント
SCM(Supply Chain Management)コンサルタントとは、サプライチェーンと呼ばれる原材料の調達から輸送、製造、卸、販売、消費までの一連の流れを俯瞰し、全体の最適化を担うコンサルタントです。
ITシステムを駆使し、仕入れ・在庫・生産計画の効率化やチェーンの連携強化などを支援します。
SAPコンサルタント
SAPとはドイツに本社を構えるソフトウエア会社で、そのSAP社が提供しているERPのパッケージを指すこともあります。
SAPコンサルタントとは、ERPシステムを中心とするSAP製品について専門性を深め、システムの選定やカスタマイズ、導入、運用の最適化を支援するコンサルタントです。
ITコンサルタントの年収・働き方
平均年収
684.9万円
年間休日120日以上
87.32%
原則定時退社
8.45%
リモートワーク可
52.11%
転勤なし
66.90%
職種未経験OK
28.87%
第二新卒歓迎
61.27%
学歴不問
48.00%
平均年収出典:「職業情報提供サイトjob tag」ITコンサルタント|厚生労働省
その他の調査対象: 2024年8月5日にマイナビ転職に掲載されたIT系コンサルタントの求人情報から各特徴項目フラグが付いている割合を算出
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、ITコンサルタントの平均年収は684.9万円とあります。
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者全体の平均は458万円(令和4年度)であるため、ITコンサルタントの平均年収は高水準といえます。
ITコンサルタントは成果が明確に評価される傾向が強く、年齢に関係なく高収入を得るチャンスがあります。
コンサルティングファームによっては30代で年収1,000万円以上に到達する場合もあります。
働き方については、マイナビ転職の集計データによると、年間休日120日以上の求人は87%以上と多く、リモートワーク可の求人も半数以上を占めています。
ITコンサルタントは裁量が大きく主体的に業務を進められるため、執務の場所を選ばず、リモートワークを取り入れることが可能です。
クライアント企業との打ち合わせや戦略案のプレゼンテーション、エンジニア陣とのミーティングなどを行う機会が多いものの、そうした場についてもWeb会議ツールの活用が浸透しているため、リモートと出社・対面を柔軟に使い分けることができます。
ただ、後述するように状況によっては多忙になることもあり、忙しさに対する耐性も必要となるでしょう。
ITコンサルタントの将来性
今後も多くの企業においてデジタルトランスフォーメーション(DX)や業務の自動化、積極的な海外進出などの動きが活発化するなか、IT・AI・クラウド・IoTなどの活用がますます重要になります。
企業の経営課題に対してITの活用はもはや必要不可欠であり、多種多様なIT製品・サービスや先端技術が登場するなか、的確な解決策の提示・実行を担うITコンサルタントの需要は更に高まっていくでしょう。
将来性が高く、これからも多種多様な産業から求められ、企業経営において重要な役割を果たすことが期待されています。
ITコンサルタントに求められるスキル
ITコンサルタントには、ITとコンサルティング双方に関連するスキルが求められます。
IT関連については、企業の課題解決において最適なシステム・ツールの選定やプロジェクトの編成・管理などに関わるため、システムの種類や設計・開発・運用の一連の流れを広く理解しておくことが必要です。
プログラミングやAI、ビッグデータ、セキュリティなど、幅広い知識があれば、課題解決のための提案の幅が広がり、課題解決の精度も高まります。
コンサルティング関連のスキルとしては、経営に関する理解や、情報収集・分析力、課題から解決策を見いだす論理的思考力、プロジェクトマネジメント力などが求められます。
クライアントの業種・業界、業務に関して掘り下げることも必要になるため、学び続ける力も欠かせないといえます。
ITコンサルタントとして働くメリット・やりがい
ITコンサルタントとして働くメリット・やりがいを4つにまとめ、それぞれを解説します。
顧客の課題を解決した時の達成感
クライアント企業が抱える経営課題は、簡単に解決できるわけではありません。
課題を抽出し、その背景・原因を分析し、練り上げた戦略を改善に改善を重ねながら実行することで、売上高や収益率の向上、費用対効果や業務効率の改善といった成果を得られます。
このように簡単なプロセスではないからこそ、成し遂げた時の達成感は大きなものになるでしょう。
高い給与が期待できる
高収入を狙えることは、ITコンサルタントならではの大きな魅力・メリットです。
高度なITスキルや経営に対する理解、論理的思考力などが求められ、決して簡単な仕事ではありません。
クライアント企業からは明確な成果を求められ、困難に直面することもあるはずです。
しかし、託される役割が大きく、責任を伴うからこそ、成果を積み上げていけば高収入を期待できます。
最新の技術を吸収できる
ITコンサルタントは、さまざまな選択肢の中からクライアント企業にとって最適な解決策を提案し、課題解決をもたらすことができます。
枠にとらわれず、技術に優れたベンダーやシステム開発会社と連携し、最新技術の活用を提案する場面もあります。
最新の技術に関する知識を幅広く身に付けることで、ビジネスパーソンとしての市場価値を高めることにつながります。
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ITコンサルタントが激務といわれる理由
ITコンサルタントはクライアント企業の経営課題を解決に導く役割を担いますが、課題は企業によって千差万別で、業種・業界によっても大きく異なります。
そのため、ITコンサルタントはクライアント企業ごとに企業・業界の情報を把握したうえで、課題解決方法を考える必要があります。
そこには相当な時間と労力が必要とされるのは想像に難くないでしょう。
知識の乏しい分野についても対応を求められ、勉強しながら業務を進めるという状況に直面することもあり得ます。
また、ITコンサルタントが関わる案件には、常に納期があります。
短期間の納期を求められることもあり、納期に間に合わせるために残業や休日出勤を行うこともあります。
ITコンサルタントに向いている人・適性がある人の特徴
ITコンサルタントが挑む課題は多種多様で、ITにまつわる状況は常に変化しています。
対応するには幅広い知識や広い視野が求められ、物事を整理して最適解を導き出す思考力が必要になります。
ここではITコンサルタントに向いている人・適性がある人の特徴を5つ紹介しましょう。
傾聴力と課題設定力がある人
クライアント企業の経営の状況や課題、要望などを捉えることが、コンサルティングの第一歩になります。
そのためには、クライアント企業に対してさまざまな角度から傾聴を重ね、潜在的な課題・ニーズまで把握することが重要になります。
そのうえで、企業・事業の成長や戦略実行に向けて何が課題なのか、ボトルネックになっているのかを整理・分析し、解決すべき課題として設定する力が求められます。
IT知識が豊富で好奇心がある人
ITコンサルタントは、ITにまつわる課題を解決するスペシャリストなので、ITに関する知識が必須です。
最新のテクノロジーやソリューション手法などの知識が豊富であればあるほど、最適な課題解決方法の選択肢が広がります。
そのため、ITに関する情報にアンテナを張り、自身の知識をアップデートしていく好奇心旺盛な人が向いています。
論理的思考力がある人
クライアント企業へ課題解決策を提示する際には、因果関係を整理して順序立てて説明できる論理的思考力が求められ、企画立案の際にも「なぜその企画なのか」という裏付けのある組み立てが必要になります。
クライアント企業が抱える課題は何なのか、その真因はどこにあるのか、どうすれば解決につながるのか、分析に労を惜しまず、論理を積み上げていける人に向いています。
柔軟な思考力がある人
IT業界の動向は常に変化し、既存の手法やテクノロジー、考え方が刷新されることは珍しくありません。
経営体制の見直し、市場環境や情勢の変化など、クライアント企業を取り巻く状況も決して一定ではありません。
予測できない問題に直面することも大いにあり得るため、固定概念にとらわれず、柔軟に対応策を導き出す思考力が大切になります。
経営者の視点で捉えられる人
ITコンサルタントは、システムの導入だけではなく、企業の経営課題を解決することがミッションです。
クライアント企業の経営陣と直に折衝することもあります。経営陣や事業責任者と共に課題をとらえ、解決を支援するため、経営者の視点を意識できる人が向いています。
ITコンサルタントのキャリアパス
ITコンサルタントとして経験と実績を積み重ねていくことで、所属するコンサルティングファーム内でプロジェクト全体を統括するマネジャー職や、ファームの経営に携わる経営層へのキャリアパスが開けます。
また、実績豊富なITコンサルタントの知見やノウハウ、課題解決力は、多くの企業が重宝しています。
ほかのコンサルティングファームへ好条件で転職することも可能ですし、事業会社のIT部門や事業部門へ転職するという選択肢も生まれます。
実績次第では経営幹部のポジションに迎えられることもあり得ます。
ITコンサルタントに関する資格
ITコンサルタントになるために取得が必須となる資格はありません。
ただ、ITやプロジェクトマネジメントに関わる資格を取得すると、知識・スキルがあることを客観的に立証でき、転職活動や実務に役立ちます。
ここでは国家資格と民間資格に分け、ITコンサルタントにおすすめの資格を紹介します。
国家資格
ITコンサルタント向け国家資格の難易度は、決して低くありません。
専門性の高い知識・スキルを試されるため、取得できれば転職活動で有利になるでしょう。
ITストラテジスト試験
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する国家試験です。
高度なIT人材として専門知識やIT戦略を策定・提案・推進するスキルを有している証になります。それだけに難易度も高い資格です。
1日の試験で4科目に合格する必要があり、事業環境の分析や戦略の策定、システム化の計画、リスク管理など、実践を想定した広範囲の知識・スキルが問われます。
基本情報技術者試験・応用情報技術者試験
IPA主催の国家試験で、合格するとITに関する知識・スキルおよび応用スキルがあることを示せます。
基本情報技術者試験は「ITエンジニアの登竜門」とされていて、取得すればITに関する基本知識を幅広くカバーできます。
一方、応用情報技術者試験はIT人材としてよりレベルアップするために設けられた資格で、ITを活用した戦略の立案、システムの企画・開発・運用を推進できる知識・スキルを立証できます。
プロジェクトマネージャ試験
IPAが主催する国家試験「情報処理技術者試験」の一つです。
プロジェクトのマネジメント業務を円滑に行うための知識・スキルが問われます。
プロジェクトマネジメントに関する高度な知識やスキルが求められ、情報処理技術者試験の中でひと際難易度が高い試験として知られています。
ITコンサルタントはプロジェクトを統括する役割も担うため、同試験で習得する知識・スキルは実践で役立ちます。
中小企業診断士試験
中小企業診断士とは、中小企業の経営課題に対して診断・アドバイスを行うスペシャリストです。
中小企業診断士は、中小企業の成長戦略の策定・実行に際して経営計画の策定や支援、行政・金融機関とのパイプ役などを担い、経営に関して幅広い知識・スキルが求められます。
中小企業診断士として登録されるためには、第1次試験全7科目に合格後、第2次試験合格後に実務補習を修了するか診断実務に従事する、もしくは所定の養成課程をクリアすることが求められます。
民間資格
民間法人やシスコ、OracleなどのITベンダーが主催するIT系資格も多く、取得すればITコンサルタントに必要な知識をアピールできます。
ITコーディネータ試験
ITコーディネータとは、ITを活用してビジネスの変革や成長を推進するプロフェッショナルです。
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会が主催し、経済産業省推進資格に位置付けられています。
資格を取得するためには、ITコーディネータ試験の合格とケース研修修了を4年度以内に完結させる必要があります。
シスコ認定試験
コンピュータネットワーク機器の世界有数のベンダーであるシスコシステムズ社が主催する認定試験です。
ネットワーク関連の知識・スキルを試す資格が幅広く揃い、難易度に応じてエントリ、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパートという4カテゴリーに分類されています。
アソシエイトの一つであるCCNAを取得すれば、インフラ・ネットワークの知識を有している証になり、IT戦略の立案やシステムの検討・選定、導入・運用などに広く役立ちます。
ORACLE MASTER
ORACLE MASTERとは、日本オラクル株式会社が運営する「Oracle Database」の管理スキルを認定する資格です。
Oracle製品に関する知識はもちろん、データベース全般の仕組みや管理・運用に関する知識・スキルを有している裏付けになります。
ORACLE MASTERは、難易度の低い順に「Bronze(ブロンズ)」「Silver(シルバー)」「Gold(ゴールド)」「Platinum(プラチナ)」という4つのグレードに分かれています。
未経験からITコンサルタントに転職する際のポイント
ITコンサルタントは、高度なIT活用スキルが求められます。
そのため、ITに関連する知識や経験がまったくない状態でITコンサルタントに転職することは難しいといえます。
IT業界未経験の場合、SEやプログラマー、アナリストなどを経験後、ITコンサルタントに就くことが多いでしょう。
ITに関する経験・資格をアピールする
SEやプログラマーなど、IT関連の実務経験があれば、選考時に評価されやすい傾向にあります。
システム開発、インフラ構築、セキュリティ対策、パッケージ導入など、いずれの分野でも経験があれば有利です。
現職・前職でプロジェクト全体にかかる課題解決に取り組んだ経験があれば、コンサルタントの素養を示すために積極的にアピールすると良いでしょう。
前述した資格の取得も、知識・スキルのアピールになります。
経営に関する経験をアピールする
ITコンサルタントは、クライアント企業の経営戦略をもとに、課題を洗い出し、ITの力で解決に導きます。
そのためには経営状況を的確に把握することが必要であり、経営全般に関する理解が求められます。
そういう面で、ITコンサルタントとしての経験がなくても、企業の経営企画や管理部門、事業運営などの経験があれば、有効なアピールになります。
戦略立案や課題解決の成果をアピールできればなお良いでしょう。
ケース面接対策を行う
ITコンサルタントの採用課程では、ケース面接を行うことが多くあります。
ケース面接とは、候補者がその場で与えられた課題に対して解決策を示す面接形式です。
例えば、面接官からある企業の状況や課題が示され、どのような戦略や課題解決策が考えられるのかを制限時間内で考察・発表するといった内容です。
ITコンサルタントに必要な論理的思考力や課題解決力が試されますので、事前に例題に取り組むなどの面接対策を行っておくことをおすすめします。
汎用スキルを整理して明確にアピールする
ITコンサルタントの場合、ITに関するテクニカルな知識・スキルだけでなく、課題解決に寄与するビジネススキルが重視されます。
とりわけ未経験からの転職を目指す場合は、コミュニケーションスキルや論理的思考力、向上心、語学力など、業界や職種の違いにかかわらず生かせる汎用スキルを的確にアピールすることで、面接官に好印象を与えやすくなるでしょう。
アピールする際には、どのような業務・シーンで論理的思考力を磨いてきたかなど、根拠を示すことでより説得力が高まります。
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まとめ
さまざまな業種・業界において、IT戦略の重要度は高まるばかりです。
ITコンサルタントはまさしくその中核を担う職種であり、ITや経営に関する広範囲な知識・スキルが求められます。
未経験からの転職は簡単ではありません。
しかし、ITに関する知識・スキルを磨くことや適切な面接対策をすることによって、転職するチャンスを切り拓くことが可能です。
まずは「マイナビ転職」でITコンサルタントの求人をチェックし、本記事を参考に検討してみてください。
監修者
谷所 健一郎(ヤドケン)
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)
有限会社キャリアドメイン 代表取締役
有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)。1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職塾 、キャリアドメインマリッジを経営。主な著書「はじめての転職ガイド 必ず成功する転職」(マイナビ出版)、「転職者のための職務経歴書・履歴書・添え状の書き方」(マイナビ出版)、「転職者のための面接回答例」(マイナビ出版)、「転職者のための自己分析」(マイナビ出版) ほか多数。
マイナビ転職 編集部
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