仕事の連絡ツール、何使ってる?
私たちの生活に欠かせない連絡ツール。メールや電話、チャットアプリなど、多くの連絡ツールがある中、ビジネスシーンではどのような連絡ツールがよく使われているのでしょうか? 今回は皆さんが日ごろどうしているのかを調査しました! 本音と建前が見え隠れするご意見もいただきましたので、ぜひご自身の職場でも参考にしてみてください。
調査方法/マイナビ転職のサイトを訪れた人を対象にしたインターネット調査。実施期間2020年12月17日〜12月22日、回答数919名
メール・電話が8割以上! ビジネスチャットアプリの浸透はイマイチ……
Q1. 仕事で使用する連絡ツールをすべて教えてください。
すべての年代でメール・電話(固定電話・携帯・スマホ合算)の利用が8割以上という結果に。メール・電話共に年代が上がるにしたがって使用している人の割合が微増しています。電話については50代以上の電話利用の割合が突出して多く、20代とは10pt以上の差が表れているなど、世代間で差が出るようです。一方でLINEなどのメッセージアプリ、Slackなどのビジネスチャットアプリの利用率は半数以下とまだまだ少数派でした。
メールが一番人気! 20代はLINEも
Q2. 特に好んで使う連絡ツールを教えてください。
次に、特に好んで使用するツールを聞いてみたところ、すべての年代でメールが1位に。その中でも50代以上はほかの世代よりも高い割合でメールを好む人が多い傾向です。20・30代では2位にメッセージアプリがランクイン。日常的なコミュニケーションで使用しているLINEなどの手軽さを理由に挙げる人が多いようです。特に20代はほかの世代に比べて高い水準となりました。
- 楽だし使いやすい
- グループ機能もあってみんなで共有でき、便利だから
- 普段の使用頻度が高いから
学生の頃からスマホが当たり前だった20代にとっては、ビジネスシーンにおいても電話よりメッセージアプリのほうが使いやすいと感じるのかもしれません。
一方で20代・30代でもビジネスチャットアプリはそこまで好まれておらず差が出る結果となりました。
Q3. 最も使いたくない連絡ツールを教えてください。
反対に最も使いたくないツールについても聞いてみました。40代以下では「固定電話」がダントツ。コロナ禍をきっかけに急速に広がったテレワークの影響もあってか、連絡の着きづらさを不便と感じる人が多いようです。
- 急用で電話しても本人が出ないことや、不在のことが多い
- 相手の所在にかかわらずの連絡となるので、時間効率が悪い
- すぐにつながるかが分からないから
ほかにも電話が避けられる理由として、「そもそも電話が苦手」「記録が残らず、言った言わないの水掛け論になる」という回答が得られました。実際には仕事上の電話使用率は高いものの、極力電話はしたくないというのが本音なのでしょう。
ビジネスでLINEは嫌…… オンオフは区別したい
使いたくないツールとしてメッセージアプリを挙げる割合も比較的高く、20代・40代・50代では3位、30代では2位となっています。プライベートで使用しているLINEをビジネスで利用したくないという声が多数見られ、好んで使うツールとして挙げている一方で、オンとオフはきっちりと分けたいという傾向が伺えます。
- プライベートとの境目がなくなりそうだから
- 上司や先輩にアカウントを見られるのが嫌、気持ち悪い
- 仕事ではなく、プライベートで使うものだから
いかがでしたでしょうか? 連絡ツールから働く人の本音が垣間見える結果となりました。企業によっては推奨されている連絡方法があるかもしれませんが、仕事の効率化を図るために新しいツールを取り入れてみるのも良い刺激になるかもしれませんね。
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