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vol.168 俳優 篠山輝信 実力のない自分がフェアに評価された


底抜けに明るい笑顔が印象的。老若男女誰からも「アッキー」
の愛称で親しまれている篠山輝信さん。
これまでは比較的テレビのバラエティー番組や情報番組への出演が目立っていたが
今後は、役者の仕事にも力を入れていきたいと考えている。
そんな篠山さんに、仕事に対する思い、向き合い方などを伺った。

明るく爽やかな笑顔と誠実な人柄で、テレビ番組のパーソナリティーやリポーターとして人気を得ている篠山さん。その本業は俳優だ。時間が合わずなかなか舞台に立てなかったが、じっくりと演じたいという思いは強く、その願いは今夏かなうこととなった。2017年8月13日(日)から東京・シアタートラムで始まる公演「チック」への出演が決まったのだ。

本作は、ドイツに住む14歳の少年2人が旅に出てさまざまな体験をする冒険物語。世界中で愛されている児童文学をもとにしたロードムービー風の舞台で、日本初公演となる。

「台本を読んで一遍に好きになりました。僕が演じるマイクという少年は、うだつの上がらない自分にいら立ったり、狭い価値観の中で右往左往したりしている。そこにすごく共感できたし、何より登場人物たちがみんなとにかくユニークでチャーミング。切なくて、でもあったかいステキな舞台になると思います」

高校の演劇部で、演じる面白さに目覚め、大学も演劇を本格的に学べる芸術学部へ進学。 

「舞台は、演者もスタッフも上演2、3時間のために数カ月前から準備して稽古して、当日はお客さんが笑ってくれたり、楽しんだりしてくれる。大学でも演劇を続けたのは、こんなに濃厚な時間と空間ってほかにはないなって思ったから。舞台で感じる喜びや手応えには何ものにも代え難いものがありました」

一生、演劇を続けたい。そう思った篠山さんは卒業後そのまま芸能事務所に入り、すぐに舞台「ANGEL GATE ~春の予感~」で俳優デビューする。ここまでは順調だった。しかし人生はそんなに甘くはなかった。演技がプロの最低レベルにも達しておらず、学生演劇で積んだ経験が通用しなかったのだ。

「その後も何度か舞台に出してもらったのですが、毎回撃沈。演出家の求める芝居のレベルと自分の実力の差に愕然(がくぜん)とすることが何度も続き、デビュー後数年は自分が何一つできないことをひたすら認識する日々でした」

ただ篠山さんは、自分が通用しないと知らしめられることにどこか安堵(あんど)もしていたという。「『父が写真家の篠山紀信』という入場券で芸能界へ入ったので、バラエティー番組などは二世というだけで呼んでもらえる。でも舞台は違う。きちんと芝居ができなければ二世であろうが関係なく、こてんぱんにやられる。つまり演技という実力だけで評価されるわけです」

それに気づいた時、何て舞台はフェアで健全な場所なんだろうとますます好きになった。「離れたくない! と思いました」


PROFILE

しのやま・あきのぶ/1983年東京都生まれ。玉川大学芸術学部卒業。2006年に舞台で俳優デビュー。NHK「あさイチ」のリポーターとして人気を得る。17年8月13日(日)〜27日(日)にシアタートラム(東京・世田谷)にて上演の舞台「チック」(出演:柄本時生ほか)に出演予定。


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